13 / 50
「ごめんなさい。」
しおりを挟む
「お母さん、ごめんなさいっ!」
わたしは今日“何度目”になるかわからない言葉をお母さんにかける。
パァアアンッ!!
その言葉を聞いたお母さんの反応は初めから変わらず、正座したわたしを見下ろしながら、頰に平手打ちを与えてきた。
ジクジクと痛みが響く中、わたしは膝に置いた両手をギュッと握り、頰を庇わないよう、必死に耐える。
頰を庇ってしまえば“どうなるか”、わかっているからだ。
「今日帰ってきたこの98点のテスト、…2点足りないじゃない。…どうして?」
とぼとぼと帰宅してからお母さんに提出したテストが、わたしの目の前に突きつけられる。
「……ごめんなさい。」
パァアアンッ!!
「ん゛っ!?」
「私は2点足りない理由を聞いてるのよっ!?」
重なる頰の痛みに、わたしの目からは大粒の涙が溢れ出す。
…腫れて熱を持った頰とは対照的に、制服のスカートとスパッツ・パンツを取り上げられた下半身では、フローリングから直に感じる冷たさに、肌を震わせていた。
今年で15歳という年齢になり、身体も徐々に“大人”に近づいている。
そんな状態の身体を、同性とはいえ自分の母親の前に晒すことに、屈辱感が芽生えてくる。
『恥ずかしいからやめてって、何回も言ってるのに…。』
「…はぁ、もういいわ。じゃあこれから“お仕置き”をするから、“お馬さん”になりなさい。…お尻の穴とお股が見えるように、しっかりと足を開くのよ。」
「はい……。」
わたしはお腹と足の力を抜くようにして、お股を広げて座るような感じになった。
身体の成長に伴い、“黒い茂み”となったお股に直接空気が触れ、わたしの耳が赤く染まっていくのがわかる。
「こ、こうですか……?」
「そうよ。じゃあ始めるわ。」
バッヂイィン!!!
「うあああっ!?」
いきなり、今までで一番強い力で叩かれた。
「なんでお仕置きされてるかわかる?ちゃんと考えながら反省しなさい。」
「はい。ごめんなさい。…いたいよぉ。」
「お尻は女の子にとって大事なところよ。そこを叩かれて痛くないはずがないでしょう?」
「……ごめんなさい。」
バッヂィィン!!
「ひぎいっ!」
その“大事なところ”に、鋭い痛みが与えられる。
「あなたいまお尻を庇ったわねっ!?…反省していないのかしら?」
「…そ、それは、お母さんが本気で叩いてるからですっ……。」
「…お仕置きなんだから当たり前でしょ?。ほら、続きするわよ。…わかった?」
「はい……っ」
バッヂィィン!!
「いっっだぁっ!?」
「私はいままで何度も『庇っちゃダメ』って言ったわよねぇ!?それなのに、また庇ったじゃない!」
バッヂィィン!!
「ごめんなさい!いだいぃっ!」
何度も同じ場所を叩かれ、わたしの身体がビクビクと震え出す。
「今日という今日は許さないからね!覚悟しなさい!」
「ひっ、やだ、もう嫌だよぉっ……。」
「何言ってるの!まだまだ全然足りないくらいよ!」
わたしが横目にお母さんを見ると、ちょうど大きく腕を振り上げているところだった。
バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!
「いだいっ!もう無理ぃっ!もう限界だからぁ!」
「何度言えばわかるの!?いい加減にしなさーいっ!!!」
バヂンッ!!!
「ああぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!」
お仕置きが始まって30分が経過しようとしていた。
わたしは既にお尻全体が真っ赤になっていて、涙も汗も止まらない状態になっている。
「今日1日かけてあなたの生活態度を見直すためにお仕置きしてるのよ。わかっているの?」
「はいぃ……っ」
バッヂイィン!!
「ぎゃああっ!」
「返事が小さいわよ!!」
「はいぃっ!わかりましたっ!」
「…最初からやり直しよ。」
バッヂイィン!!
「ぐぅうっ!…ぞ、ぞんなぁっ!?」
・
…お仕置き開始から50分ほど経ち、わたしへの罰はさらに厳しくなっていた。
最初のうちはまだよかったが、途中からわたしの“身体の成長”についてのお説教が始まり、それを無視したせいでさらに厳しめになっているのだ。
「……聞いているの?」
「……はい。」
バッヂイィン!!!
「いっだぁっ!?」
「返事が遅いっ!!」
「だって、お尻が痛すぎて……」
「お尻が痛いのは当たり前でしょう?私に反抗した分の痛みも加えてるんだから。」
「そんな……」
「私の言うことを無視するような子に育てた覚えはないんだけど。」
「でも……」
「言い訳は聞きたくないわ。」
バッヂイィン!!
「いだいぃっ!?」
「今週はあなたにどれだけ恥をかかせたかわかっているの?このお尻は何回叩けば反省してくれるのかしら。」
「……すみません……。」
「まったく、どうしてこんなに悪い子なのかしら。」
バッヂィィン!!
「いだいぃっ!ごめんなさいっ!」
「……そういえば、今日はまだ一度も“謝って”もらってなかったわね。」
「……え?何回も謝ってるよ…。現に今もあやま」
「それはお仕置きが嫌だから謝ってるんでしょうっ!本心から謝っていないって言ってるのよっ!!」
バッヂィィン!!
「ごめんなさいっ!ごめんなさいぃっ!」
「本当に悪いと思っているなら、ちゃんと最後まで我慢できるわよね?」
バッヂィィン!!
「できますっ!だからお願いしますっ!ごめんなさいぃっ!」
「……じゃああと10回で終わるわよ。しっかり受けなさい。」
「はい……」
お腹の力を抜いて、お股をさらに広げた姿勢になる。
お尻の穴とお股は周囲から丸見えになっているだろうが、もはやそのことを意識する余裕も無くなっていた。
「じゃあいくわよ。」
バッヂィィイン!!!
「いったぁっ!」
突然の痛みに、わたしの右膝が汗で滑ってしまう。
「今、姿勢が崩れかけたわよっ!?」
「うああっ!」
バッヂィィン!
「ひぃいいっ!」
焦って姿勢を戻した瞬間に、右太ももの真ん中へ鋭い痛みが与えられた。
バッヂィィン!
「いだいっ!」
バッヂィィン!
「ごめんなさいっ!」
バッヂィィン!
「ごめっ、あぁっ!」
バッヂィィン!
「もうやめてぇっ!」
バッヂィィン!
「もう終わったぁっ!」
バッヂィィン!
「もうやだぁっ!」
バッヂィィン!
「もう無理っ!許してぇっ!」
バッヂィィイン!!!
「ぎゃあああっ!」
結局休みを入れず、10発分の平手打ちが与えられる。
最後のお仕置きが終わった頃には、わたしはお尻全体が真っ赤に染まり、足とおなかには汗がびっしょりと滴っていた。
「ほら、いつまで寝てるの?…そのまま夜ご飯ができるまで“反省”してなさい。」
「はい……。」
わたしはジクジク痛むお尻を庇いながらゆっくりと床に“正座”する。
散々ぶたれたお尻に踵が当たり、ズキッとした痛みがわたしを襲う。
…そのままゆっくりお母さんを見上げると、何故かわたしのことをきつく睨みつけていた。
「…お仕置き中に“座っていい”なんて言ってないでしょう!最初からやり直しよっ!?」
「ひっ!?…ご、ごめんなさ」
パァアアンッ!!
……リビング中にわたしの頰を打つ音が響き渡った。
「完」
わたしは今日“何度目”になるかわからない言葉をお母さんにかける。
パァアアンッ!!
その言葉を聞いたお母さんの反応は初めから変わらず、正座したわたしを見下ろしながら、頰に平手打ちを与えてきた。
ジクジクと痛みが響く中、わたしは膝に置いた両手をギュッと握り、頰を庇わないよう、必死に耐える。
頰を庇ってしまえば“どうなるか”、わかっているからだ。
「今日帰ってきたこの98点のテスト、…2点足りないじゃない。…どうして?」
とぼとぼと帰宅してからお母さんに提出したテストが、わたしの目の前に突きつけられる。
「……ごめんなさい。」
パァアアンッ!!
「ん゛っ!?」
「私は2点足りない理由を聞いてるのよっ!?」
重なる頰の痛みに、わたしの目からは大粒の涙が溢れ出す。
…腫れて熱を持った頰とは対照的に、制服のスカートとスパッツ・パンツを取り上げられた下半身では、フローリングから直に感じる冷たさに、肌を震わせていた。
今年で15歳という年齢になり、身体も徐々に“大人”に近づいている。
そんな状態の身体を、同性とはいえ自分の母親の前に晒すことに、屈辱感が芽生えてくる。
『恥ずかしいからやめてって、何回も言ってるのに…。』
「…はぁ、もういいわ。じゃあこれから“お仕置き”をするから、“お馬さん”になりなさい。…お尻の穴とお股が見えるように、しっかりと足を開くのよ。」
「はい……。」
わたしはお腹と足の力を抜くようにして、お股を広げて座るような感じになった。
身体の成長に伴い、“黒い茂み”となったお股に直接空気が触れ、わたしの耳が赤く染まっていくのがわかる。
「こ、こうですか……?」
「そうよ。じゃあ始めるわ。」
バッヂイィン!!!
「うあああっ!?」
いきなり、今までで一番強い力で叩かれた。
「なんでお仕置きされてるかわかる?ちゃんと考えながら反省しなさい。」
「はい。ごめんなさい。…いたいよぉ。」
「お尻は女の子にとって大事なところよ。そこを叩かれて痛くないはずがないでしょう?」
「……ごめんなさい。」
バッヂィィン!!
「ひぎいっ!」
その“大事なところ”に、鋭い痛みが与えられる。
「あなたいまお尻を庇ったわねっ!?…反省していないのかしら?」
「…そ、それは、お母さんが本気で叩いてるからですっ……。」
「…お仕置きなんだから当たり前でしょ?。ほら、続きするわよ。…わかった?」
「はい……っ」
バッヂィィン!!
「いっっだぁっ!?」
「私はいままで何度も『庇っちゃダメ』って言ったわよねぇ!?それなのに、また庇ったじゃない!」
バッヂィィン!!
「ごめんなさい!いだいぃっ!」
何度も同じ場所を叩かれ、わたしの身体がビクビクと震え出す。
「今日という今日は許さないからね!覚悟しなさい!」
「ひっ、やだ、もう嫌だよぉっ……。」
「何言ってるの!まだまだ全然足りないくらいよ!」
わたしが横目にお母さんを見ると、ちょうど大きく腕を振り上げているところだった。
バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!バッヂィィン!
「いだいっ!もう無理ぃっ!もう限界だからぁ!」
「何度言えばわかるの!?いい加減にしなさーいっ!!!」
バヂンッ!!!
「ああぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!」
お仕置きが始まって30分が経過しようとしていた。
わたしは既にお尻全体が真っ赤になっていて、涙も汗も止まらない状態になっている。
「今日1日かけてあなたの生活態度を見直すためにお仕置きしてるのよ。わかっているの?」
「はいぃ……っ」
バッヂイィン!!
「ぎゃああっ!」
「返事が小さいわよ!!」
「はいぃっ!わかりましたっ!」
「…最初からやり直しよ。」
バッヂイィン!!
「ぐぅうっ!…ぞ、ぞんなぁっ!?」
・
…お仕置き開始から50分ほど経ち、わたしへの罰はさらに厳しくなっていた。
最初のうちはまだよかったが、途中からわたしの“身体の成長”についてのお説教が始まり、それを無視したせいでさらに厳しめになっているのだ。
「……聞いているの?」
「……はい。」
バッヂイィン!!!
「いっだぁっ!?」
「返事が遅いっ!!」
「だって、お尻が痛すぎて……」
「お尻が痛いのは当たり前でしょう?私に反抗した分の痛みも加えてるんだから。」
「そんな……」
「私の言うことを無視するような子に育てた覚えはないんだけど。」
「でも……」
「言い訳は聞きたくないわ。」
バッヂイィン!!
「いだいぃっ!?」
「今週はあなたにどれだけ恥をかかせたかわかっているの?このお尻は何回叩けば反省してくれるのかしら。」
「……すみません……。」
「まったく、どうしてこんなに悪い子なのかしら。」
バッヂィィン!!
「いだいぃっ!ごめんなさいっ!」
「……そういえば、今日はまだ一度も“謝って”もらってなかったわね。」
「……え?何回も謝ってるよ…。現に今もあやま」
「それはお仕置きが嫌だから謝ってるんでしょうっ!本心から謝っていないって言ってるのよっ!!」
バッヂィィン!!
「ごめんなさいっ!ごめんなさいぃっ!」
「本当に悪いと思っているなら、ちゃんと最後まで我慢できるわよね?」
バッヂィィン!!
「できますっ!だからお願いしますっ!ごめんなさいぃっ!」
「……じゃああと10回で終わるわよ。しっかり受けなさい。」
「はい……」
お腹の力を抜いて、お股をさらに広げた姿勢になる。
お尻の穴とお股は周囲から丸見えになっているだろうが、もはやそのことを意識する余裕も無くなっていた。
「じゃあいくわよ。」
バッヂィィイン!!!
「いったぁっ!」
突然の痛みに、わたしの右膝が汗で滑ってしまう。
「今、姿勢が崩れかけたわよっ!?」
「うああっ!」
バッヂィィン!
「ひぃいいっ!」
焦って姿勢を戻した瞬間に、右太ももの真ん中へ鋭い痛みが与えられた。
バッヂィィン!
「いだいっ!」
バッヂィィン!
「ごめんなさいっ!」
バッヂィィン!
「ごめっ、あぁっ!」
バッヂィィン!
「もうやめてぇっ!」
バッヂィィン!
「もう終わったぁっ!」
バッヂィィン!
「もうやだぁっ!」
バッヂィィン!
「もう無理っ!許してぇっ!」
バッヂィィイン!!!
「ぎゃあああっ!」
結局休みを入れず、10発分の平手打ちが与えられる。
最後のお仕置きが終わった頃には、わたしはお尻全体が真っ赤に染まり、足とおなかには汗がびっしょりと滴っていた。
「ほら、いつまで寝てるの?…そのまま夜ご飯ができるまで“反省”してなさい。」
「はい……。」
わたしはジクジク痛むお尻を庇いながらゆっくりと床に“正座”する。
散々ぶたれたお尻に踵が当たり、ズキッとした痛みがわたしを襲う。
…そのままゆっくりお母さんを見上げると、何故かわたしのことをきつく睨みつけていた。
「…お仕置き中に“座っていい”なんて言ってないでしょう!最初からやり直しよっ!?」
「ひっ!?…ご、ごめんなさ」
パァアアンッ!!
……リビング中にわたしの頰を打つ音が響き渡った。
「完」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
61
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる