異世界は夢

ユア教 教祖ユア

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はいはい、全知全能田中雅美でーす。嘘でーす。
ちょっと分かんない事くらいはあります。人間なら。
哲学もこの位にして私は慣れないベッドから起き上がる。
やれやれ、今日もあいつが来そうな気配がする。
少ない尺の中で頑張って倒しますか。

「緊張してきた。」
「そう緊張しなくても、現れますよ。」
「後ろから話しかけてくるな、気持ち悪い!このインテリクソ魔族!」
「面白い名付けセンスですね。開戦を告げよ。さあ、教えてください。何故生きてるんですか?私の魔器では気絶していても発動されるのですが。」

チートやんけ。

「さあ、私も分からん。だけど、色々な恨みがあるんだ。応答しろ。」
「そうですか。皆そんなことを言いながら死んでいきましたよ。」

取り敢えず、一旦個人的にボコしてみたい。
なので、無計画で暴れた。
普通に負けかけました。

「この前、ここに来たばかりにしては相当強い方ですよ。」
「…」
「思ったよりも馬鹿じゃなさそうですし。まあ、無計画ですけど。一旦お座りください。」
「うわっ…」

いやあ、やっぱり弱者判定されますよねえ。
ここからが本番だ。舐めんな、人間!
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