義理の兄に恋をした

香月 咲乃

文字の大きさ
17 / 58

17 友人の相談

しおりを挟む
 ファミレス。

 ひまりは久しぶりに友人4人と遊ぶことになった。

「——あのさ……私、彼氏できたんだー」

 結菜の突然の報告に3人は驚く。

「え! いつのまに!?」
「画像ないの!?」
「見せてー」

 結菜は顔を赤くしながら携帯の画面を見せた。

「イケメンじゃん!」
「いーなー。私も彼氏ほしい」
「いーなー」

 最後に言ったのはひまりだった。
 よくよく考えると、涼太と付き合ってから一緒に写真を撮ったことがないことに気づいたからだ。

 ——家族写真いっぱいあるから、気づかなかったな……。

「どこで出会ったの?」
「夏休み始まってすぐに中学のみんなと集まったんだけど、その時に告られて……」
「結菜は好きだったの?」
「まあ、ね……。ずっと片思いしてたから、すぐにOKしちゃった」

 結菜は目をぎゅっと閉じて照れまくる。

「じゃあ、付き合って3週間くらいだよね? どこまでいったの?」
「え……」

 結菜は、すでに彼氏持ちの朱莉に突っ込まれて口ごもった。

「ちょっと、いいなよ~」
「その前に、朱莉はどうなの?」
「私はだって……もう1年も付き合ってるから~。最後まで……」

 堂々と宣言した朱莉に3人は顔を真っ赤にする。

 ——私はこんなこと、絶対に恥ずかしくて言えないよ~。

 すでに涼太と大人の関係にあるひまりでもこの話にはついていけなかった。

「で? 結菜は?」
「う……。実は、そのことを相談したくて……。朱莉経験あるみたいだし……」
「ほう……お姉さんになんでも聞いてよ」

 ——朱莉かっこいい~! やっぱり私とは違うな~。

 ひまりは大人っぽい朱莉に見とれていた。

「あのね……。実は、彼氏の家に行って……そういう雰囲気になったんだけど……」

 結菜はもじもじしながら小声で話す。
 3人は顔を近づけて目をギラつかせる。

「痛すぎて入らなかったの」
「なるほど……」

 朱莉だけが納得したように頷いた。
 そんな経験がなかったひまりは難しい顔をし、彼氏をつくったことがない栞は理解していない様子だった。

「最初はそんなものよ。緊張して入りにくいし。あそこは十分に潤ってた?」

 堂々と説明する朱莉がかっこよすぎて、3人は尊敬の眼差しで見つめる。

「えっと……緊張してて覚えてない」

 結菜は恥ずかしそうに答えた。

「いろいろ触ってもらってたら、気持ちよくなってあそこは濡れてくるよ。それまでは入れない方がいいよ」
「うん。今度試してみる」
「大丈夫。好きな人に触られたらそういう感じになるから。あんまり気負わないでね」
「師匠!」

 結菜は隣に座る朱莉の両手を握って目を潤ませていた。


***


 翌日。

 結菜は彼氏の家に来ていた。
 数日前に果たせなかったことを今日は再挑戦するのだろう、と結菜はドキドキしながら部屋に入る。

「結菜……」

 部屋に入るとすぐ、幸也は結菜を抱きしめた。
 自然と唇を合わせ、舌を絡める。
 その間に結菜の股がムズムズしてきた。

 ——この感覚なんだろう……? なんか、してほしくなる……。

「結菜、ベッド行く?」
「うん」

 2人は照れながらベッドに座った。
 幸也はぎこちない感じで結菜をベッドに押し倒し、服を脱がせる。

「結菜、好きだ」
「私も……」

 舌を絡め合い、幸也は胸を揉見始めた。

「はあ、はあ……」

 ——胸揉まれるとこんなに気持ちいいんだ……。

 息が荒くなり、結菜の顔はいやらしい表情に変わっていた。
 幸也は前とは違う結菜の反応に嬉しくなり、激しく揉み始める。

「あっ! はあっ! あん!」

 幸也は慣れない手つきでブラのホックを外し、胸にしゃぶりつく。

「はあんっ! あっ……」

 ——やばい、いやらしい声とまらない……。前は出なかったのに。

「結菜、声かわいい。今日は誰もいないから、もっと声出していいよ」

 幸也はチュパチュパと音を立てながら胸を吸う。

「あっ! あん! んっ!」

 幸也は結菜の声に興奮しながら胸を揉み、胸先を舐め回す。

 ——前はすぐに中へ入れようとしてたのに……。今日は私が濡れるまで待ってくれるのかな?

 幸也はそっと左手で結菜のショーツを下ろす。

 ——もう入れるの? 濡れてる?

 幸也は指で結菜の股の間を撫で始めた。
 ヌルヌルの感覚が伝わり、そのいやらしい感覚に結菜は乱れる。

「あ゛っ! あん、あっ……あっ!」

 初めての感覚に結菜の体は徐々にしびれてきた。

 ——どうしよう! 体が勝手に動いちゃう! 中に指いれてほしいよ……。 

 すでに濡れていた結菜の中へ幸也は指をゆっくり入れ、出し入れする。

「あん! あん! あっ! あん!」

 ——やばい! 気持ちよすぎ!

 結菜は熱くなるのを感じ、もっと太いものを入れて欲しくなる。

「結菜、入れてみてもいい?」
「うん」

 ——早く! 幸也の欲しい!

 幸也はゆっくりと硬くなった自分のものを挿入した。

「あ゛あ゛!」
「痛くない?」
「気持ちいい。いっぱい動いて」
「うん」

 幸也は腰を振り始めた。

「あん! あん! あん! あっ!」
「はあ、はあ……結菜、すごい。気持ちいいよ……」
「私も……なんか、もうやばいよ……」

 ——おかしくなりそう。気持ちよすぎて……もうなんかダメ……。

 結菜が果てた後、幸也も放出した。

 初めてだった2人は、そのまま疲れて眠りに落ちた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~

cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。 同棲はかれこれもう7年目。 お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。 合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。 焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。 何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。 美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。 私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな? そしてわたしの30歳の誕生日。 「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」 「なに言ってるの?」 優しかったはずの隼人が豹変。 「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」 彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。 「絶対に逃がさないよ?」

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

【完結】女当主は義弟の手で花開く

はるみさ
恋愛
シャノンは若干25歳でありながら、プレスコット伯爵家の女当主。男勝りな彼女は、由緒ある伯爵家の当主として男性と互角に渡り合っていた。しかし、そんな彼女には結婚という大きな悩みが。伯爵家の血筋を残すためにも結婚しなくてはと思うが、全く相手が見つからない。途方に暮れていたその時……「義姉さん、それ僕でいいんじゃない?」昔拾ってあげた血の繋がりのない美しく成長した義弟からまさかの提案……!? 恋に臆病な姉と、一途に義姉を想い続けてきた義弟の大人の恋物語。 ※他サイトにも掲載しています。

辣腕同期が終業後に淫獣になって襲ってきます

鳴宮鶉子
恋愛
辣腕同期が終業後に淫獣になって襲ってきます

【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる

奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。 だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。 「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」  どう尋ねる兄の真意は……

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜

紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。 連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。

魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて

アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。 二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――

処理中です...