36 / 58
35 大晦日
しおりを挟む
大晦日。
ひまりの部屋。
ひまりは年越しそばを食べ終えるとすぐ、「もう寝る」と両親に伝えて1人で部屋に戻ってきていた。
「はあ……」
ひまりは布団の上に寝転がり、スマホを触りながらため息をついた。
涼太はそばも食べずに部屋にこもって勉強中だ。
——去年は高校受験で忙しかったし、今年の冬くらいはりょうちゃんと一緒にいちゃいちゃしたかったな……。
クリスマス以降、涼太は本格的に受験勉強を始めていた。
涼太はほとんどの時間を塾で過ごし、2人はずっとすれ違いの毎日を送っている。
今日から4日間は塾が休みなので涼太は家にいるが、ご飯の時間に少し顔を見せるだけでまともに会話をしていない。
——1年後には大学入試だもんな……。最難関だし仕方ない……。
ひまりは自分にそう言い聞かせるが……。
目に涙が溜まっていた。
——りょうちゃん……さみしいよ……。
付き合い始めて約半年間、ほぼ毎日のようにいちゃついていたので、ひまりは限界だった。
コンコンッ。
ベランダ側の窓からノック音が聞こえたので、ひまりは慌てて涙を拭き、ベッドから降りる。
カーテンを開けると……寒そうに体を丸める涼太が笑顔で立っていた。
ひまりはすぐに鍵を開け、涼太を中へ入れる。
「ひまり、もう寝る?」
「まだ寝ないよ」
「なんか……久しぶりだな」
涼太はベッドに寄りかかり、ぎこちない様子でひまりに話しかける。
「うん」
その横に座ったひまりも少し緊張しながら返事をした。
「この冬休み、ひまりのことどれだけ我慢できるか試してたけど……」
「うん」
「……寂しすぎるよ——」
涼太はひまりを横から強く抱きしめた。
ひまりも涼太に腕を回し、強く抱きかえす。
久しぶりに涼太の温かい体温や大好きな体臭を感じとり、さっきまでの寂しさが一気に吹き飛んだ気がした。
「でも、これからは私が大学合格するまでずっとこんな感じだよ。りょうちゃんが大学に行ったら離れて暮らすことになるし」
「きついな……」
「うん……」
——耐えられないよ……。でも、私より大変なりょうちゃんにそんなこと言えない。
ひまりはこの短い期間で限界を感じていたので、不安で押しつぶされそうだった。
「ひまり、こうやってイチャイチャする日を決めない? ご褒美の日があると、もっと頑張れる気がする」
「——うん!」
嬉しい申し出にひまりは食い気味に返事をした。
涼太は体を離す。
「休日は親がいるし、やっぱり平日だよな……。金曜日は? その日は俺たち塾ないし」
「それがいい」
ひまりは嬉しくて笑みを浮かべていた。
「これからさみしい日が続くけど、それは俺たちの将来のためだもんな。2人で頑張って乗り越えような」
「うん」
2人は顔を近づけ、唇を合わせる。
「明日は金曜じゃないけど、元日だから特別にイチャイチャ日にしていい? 1日中部屋で勉強するふりして、ひまりとずっと一緒にいたい」
「もちろん。明日は私がりょうちゃんを部屋に監禁するね」
「やばっ……できれば、ここか、ここで監禁して欲しいかも」
涼太はひまりの胸と少し湿った部分を指で突いた。
「あっ、んっ……」
「ふっ、相変わらず感度いいな。その感じる顔、可愛すぎるから」
涼太はひまりを愛おしそうに見つめる。
「ねえ、りょうちゃんはどこが感じやすい? この大きくなったところ以外、知らないんだよね」
「俺もよくわかってないから、調べて。試験にでるかも」
「えー、何の試験?」
「ひまりがどれだけ俺のこと好きかを確認する試験だよ」
「じゃあ、満点取れるように今日はいっぱい教えて」
「いいよ」
ひまりは涼太の額から順にキスを始めた。
「は……」
耳をキスした瞬間、涼太は吐息を漏らした。
ひまりは満足げに笑みを浮かべる。
「はあ……はっ」
耳から首筋を舌で這わせた時、涼太は目をぎゅっと閉じてビクつく。
「左より、右側の方が敏感だね」
「そこ、絶対試験に出るから覚えとけよ」
「はーい」
ひまりは涼太の服を脱がしながらどんどん下の方へキスを進め、涼太の左の乳首へ到達する。
「んっ」
「へー胸は左なんだ……」
「そこ、間違えやすいから注意な」
涼太は顔をとろんとさせながらひまりに注意を促した。
「了解」
その後、足の付け根や指先が敏感であることが判明した。
「どこが1番感じやすいの?」
「唯一キスしてくれなかったところ……」
涼太は不満顔でそう言った。
「やっぱりそうなんだ。教えてくれたお礼するね」
ひまりは涼太の硬くなった先を舌でペロペロ舐め始めた。
「はあ、はあ……ひまり、俺もひまりの食べたい」
涼太はひまりの服を脱がし、自分の上にまたがるように四つん這いにさせた。
ひまりは涼太のものをしゃぶり、涼太はひまりのビチョビョになった部分を舌で這わす。
「あっ……」
「はあ……」
久しぶりの刺激に、2人は必死に声を堪える。
「ひまり、ごめん、もう限界だから……挿れたい」
「うん」
涼太は四つん這いのひまりの後ろから挿入した。
「「はあ……」」
入った瞬間、2人はあまりの気持ち良さに吐息を同時に漏らす。
——りょうちゃん、いい……。
——ひまり、最高……。
ひまりの部屋。
ひまりは年越しそばを食べ終えるとすぐ、「もう寝る」と両親に伝えて1人で部屋に戻ってきていた。
「はあ……」
ひまりは布団の上に寝転がり、スマホを触りながらため息をついた。
涼太はそばも食べずに部屋にこもって勉強中だ。
——去年は高校受験で忙しかったし、今年の冬くらいはりょうちゃんと一緒にいちゃいちゃしたかったな……。
クリスマス以降、涼太は本格的に受験勉強を始めていた。
涼太はほとんどの時間を塾で過ごし、2人はずっとすれ違いの毎日を送っている。
今日から4日間は塾が休みなので涼太は家にいるが、ご飯の時間に少し顔を見せるだけでまともに会話をしていない。
——1年後には大学入試だもんな……。最難関だし仕方ない……。
ひまりは自分にそう言い聞かせるが……。
目に涙が溜まっていた。
——りょうちゃん……さみしいよ……。
付き合い始めて約半年間、ほぼ毎日のようにいちゃついていたので、ひまりは限界だった。
コンコンッ。
ベランダ側の窓からノック音が聞こえたので、ひまりは慌てて涙を拭き、ベッドから降りる。
カーテンを開けると……寒そうに体を丸める涼太が笑顔で立っていた。
ひまりはすぐに鍵を開け、涼太を中へ入れる。
「ひまり、もう寝る?」
「まだ寝ないよ」
「なんか……久しぶりだな」
涼太はベッドに寄りかかり、ぎこちない様子でひまりに話しかける。
「うん」
その横に座ったひまりも少し緊張しながら返事をした。
「この冬休み、ひまりのことどれだけ我慢できるか試してたけど……」
「うん」
「……寂しすぎるよ——」
涼太はひまりを横から強く抱きしめた。
ひまりも涼太に腕を回し、強く抱きかえす。
久しぶりに涼太の温かい体温や大好きな体臭を感じとり、さっきまでの寂しさが一気に吹き飛んだ気がした。
「でも、これからは私が大学合格するまでずっとこんな感じだよ。りょうちゃんが大学に行ったら離れて暮らすことになるし」
「きついな……」
「うん……」
——耐えられないよ……。でも、私より大変なりょうちゃんにそんなこと言えない。
ひまりはこの短い期間で限界を感じていたので、不安で押しつぶされそうだった。
「ひまり、こうやってイチャイチャする日を決めない? ご褒美の日があると、もっと頑張れる気がする」
「——うん!」
嬉しい申し出にひまりは食い気味に返事をした。
涼太は体を離す。
「休日は親がいるし、やっぱり平日だよな……。金曜日は? その日は俺たち塾ないし」
「それがいい」
ひまりは嬉しくて笑みを浮かべていた。
「これからさみしい日が続くけど、それは俺たちの将来のためだもんな。2人で頑張って乗り越えような」
「うん」
2人は顔を近づけ、唇を合わせる。
「明日は金曜じゃないけど、元日だから特別にイチャイチャ日にしていい? 1日中部屋で勉強するふりして、ひまりとずっと一緒にいたい」
「もちろん。明日は私がりょうちゃんを部屋に監禁するね」
「やばっ……できれば、ここか、ここで監禁して欲しいかも」
涼太はひまりの胸と少し湿った部分を指で突いた。
「あっ、んっ……」
「ふっ、相変わらず感度いいな。その感じる顔、可愛すぎるから」
涼太はひまりを愛おしそうに見つめる。
「ねえ、りょうちゃんはどこが感じやすい? この大きくなったところ以外、知らないんだよね」
「俺もよくわかってないから、調べて。試験にでるかも」
「えー、何の試験?」
「ひまりがどれだけ俺のこと好きかを確認する試験だよ」
「じゃあ、満点取れるように今日はいっぱい教えて」
「いいよ」
ひまりは涼太の額から順にキスを始めた。
「は……」
耳をキスした瞬間、涼太は吐息を漏らした。
ひまりは満足げに笑みを浮かべる。
「はあ……はっ」
耳から首筋を舌で這わせた時、涼太は目をぎゅっと閉じてビクつく。
「左より、右側の方が敏感だね」
「そこ、絶対試験に出るから覚えとけよ」
「はーい」
ひまりは涼太の服を脱がしながらどんどん下の方へキスを進め、涼太の左の乳首へ到達する。
「んっ」
「へー胸は左なんだ……」
「そこ、間違えやすいから注意な」
涼太は顔をとろんとさせながらひまりに注意を促した。
「了解」
その後、足の付け根や指先が敏感であることが判明した。
「どこが1番感じやすいの?」
「唯一キスしてくれなかったところ……」
涼太は不満顔でそう言った。
「やっぱりそうなんだ。教えてくれたお礼するね」
ひまりは涼太の硬くなった先を舌でペロペロ舐め始めた。
「はあ、はあ……ひまり、俺もひまりの食べたい」
涼太はひまりの服を脱がし、自分の上にまたがるように四つん這いにさせた。
ひまりは涼太のものをしゃぶり、涼太はひまりのビチョビョになった部分を舌で這わす。
「あっ……」
「はあ……」
久しぶりの刺激に、2人は必死に声を堪える。
「ひまり、ごめん、もう限界だから……挿れたい」
「うん」
涼太は四つん這いのひまりの後ろから挿入した。
「「はあ……」」
入った瞬間、2人はあまりの気持ち良さに吐息を同時に漏らす。
——りょうちゃん、いい……。
——ひまり、最高……。
5
あなたにおすすめの小説
ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~
cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。
同棲はかれこれもう7年目。
お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。
合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。
焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。
何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。
美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。
私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな?
そしてわたしの30歳の誕生日。
「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」
「なに言ってるの?」
優しかったはずの隼人が豹変。
「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」
彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。
「絶対に逃がさないよ?」
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
【完結】女当主は義弟の手で花開く
はるみさ
恋愛
シャノンは若干25歳でありながら、プレスコット伯爵家の女当主。男勝りな彼女は、由緒ある伯爵家の当主として男性と互角に渡り合っていた。しかし、そんな彼女には結婚という大きな悩みが。伯爵家の血筋を残すためにも結婚しなくてはと思うが、全く相手が見つからない。途方に暮れていたその時……「義姉さん、それ僕でいいんじゃない?」昔拾ってあげた血の繋がりのない美しく成長した義弟からまさかの提案……!?
恋に臆病な姉と、一途に義姉を想い続けてきた義弟の大人の恋物語。
※他サイトにも掲載しています。
【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる
奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。
だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。
「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」
どう尋ねる兄の真意は……
婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜
紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。
連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる