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第四夜 Frankenstein's Dream
Episode23 Alchemist -錬金術師-
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大きな爆音を立てて、一台の大型バイクが、ドイツの深い森の中を爆走する。
身体が分解しそうな振動を気にも留めず、フランチェスカ(雷電可動式人造人間)は、右なりのヘアピンカーブを危なげなくクリアした。
フランチェスカの背後で、サングラスにマスク、厚手のコートといった完全に日光を遮断した重装備姿で乗っていたアルカーナ(吸血鬼)は、傾く車体に思わず悲鳴を上げかけ、辛うじて飲み込んだ。
「フ、フラン!まだ着かないのかい!?」
高速で後方へと流れていく木々を横目に、アルカーナはフランチェスカにそう尋ねる。
「到着まであと10分43秒程かかります。それと、無暗に喋ると舌を噛みますよ、アルカーナ」
荒れ狂う鋼鉄の猛牛…ドイツ製最大の大型バイク「Gunbus 410」を難なく操りながら、そう忠告するフランチェスカ。
「Gunbus 410」は全長3.5メートル、重量約650キロ。
大型バイクの代名詞である「ハーレーダビッドソン」すら上回る車体に、排気量6728ccの45°Vツインエンジンを搭載。
最高出力は350馬力を誇るお化けバイクである。
それをさらにカスタマイズしたこのバイクは、何を隠そうフランチェスカ専用の愛車であり、小柄な彼女でも操縦可能な上、速度や馬力も暴力的に向上させてある。
人呼んで「Gunbus 410FC」…彼女自身によって『雷神』と名付けられたこのバイクは、性能の向上だけでなく、格納式機銃や小型爆弾などの武装、果ては対魔術防御術式まで組み込まれた、まさに規格外の怪物だ。
今回、総身点検のために、ドイツにいるある人物の元を訪れることになったフランチェスカは、この愛車を足代わりとして空輸したのであった。
このようなモンスターマシンと、小柄なフランチェスカはいかにも不釣り合いだが、ちょっとした機械なら自身でくみ上げることもしてしまうのがフランチェスカという少女である。
乗りこなすことなど手慣れたものだった。
「しかし、意外だね。君がバイクの運転免許証を取得していたとは…」
凄まじい風圧にかき消されないよう、アルカーナが声を上げる。
が、フランチェスカはこともなげに答えた。
「いいえ。そんなものは所持しておりませんが?」
アルカーナの目が点になる。
響き渡る爆音が、森の静寂を容赦なく引き裂いていく。
「…すまない。その…バイクの爆音のせいで、よく聞こえなかったんだが…」
ちなみに吸血鬼の聴力は、獣以上である。
「私は無免許です」
ドきっぱりとそう告げるフランチェスカに、アルカーナは思わず天を仰いだ。
「何ということだ!…これは交通違反だよ、フラン!」
「私は人間ではありませんので、彼らの法律からは適用外になると判断します。仮に裁判になったとしても勝てると思いますが」
「いやいや、それはもはや我々の正体を人間達に明かす前提の話で…って、どうしたんだい?」
不意に、フランチェスカが顔を上げ、両耳に収納されているアンテナを伸ばしたのを見て、アルカーナはそう尋ねた。
長い前髪の下で、目を細めるフランチェスカ。
「後方、距離2キロ付近から、サイレンの音を検知しました」
「サイレン!?それってまさか…」
「音響データ照合完了。98.8%の確率で地元警察組織のパトカーのものと思われます」
「やっぱり…」
以前、濡れ衣で警察官に追われたことのあるアルカーナは、思わず肩を落とした。
「迎撃しますか?」
迷いのないその言葉に、アルカーナがギョッとなる。
「ダメだよ!ここは何とか振り切るか、やり過ごすんだ!」
「了解しました。では、隠密形態に移行します」
「…そんな機能まであるのか、このバイクは」
呆れかえるアルカーナ。
隊員の中では、常識派に見られるフランチェスカだが、個性が強すぎるリュカ(人狼)やミュカレ(魔女)がいないためか、普段目立たない世間ズレした部分が際立っている気がする。
アルカーナは思わず胸の内で呟いた。
(やれやれ…やっぱり僕がついてきて正解だったな。君は慧眼だよ、頼都君)
「効率で言えば、迎撃・排除が一番なのですが…」
「いいから!早く撒こう!」
改めて物騒な進言をしてくるフランチェスカに、アルカーナは思わずそう叫んだ。
--------------------------------------------------------------
ドイツ南部はバーデン地方に広がる「黒い森」
その奥地に、崩れた古城の跡があった。
名も無きその城の手前で、フランチェスカとアルカーナはバイクから下車した。
無残に崩壊し、蔦に覆われた古城は、中世の頃のものだろう。
周囲には人家などは無く、まさに鳥も通わぬ場所にある。
日の落ちかけた深い森の中、日除けの重装備を外しつつ、アルカーナはフランチェスカに尋ねた。
「ここが目的地かい…?」
「はい」
念のため、油断なく周囲を見回すアルカーナ。
吸血鬼の超感覚は、周囲に怪しい者がいないことを告げている。
そんなアルカーナを尻目に、フランチェスカは古びた城門へと近付く。
門はとうに朽ちて、誰でも出入りできそうだ。
その姿が門の下へ差し掛かると、不意にフランチェスカの姿が瞬時に消えた。
「フラン!?」
目を剥くアルカーナ。
慌てて後を追い掛けたアルカーナの眼前に、ひょいとフランチェスカの生首が空中に現れる。
呆気にとられるアルカーナに、フランチェスカはいつもの調子で告げた。
「伝え忘れました。ここから光学迷彩の術式が施されていますので」
「な、成程」
恐らく余人に知られないためだろう。
そう推測しながら、アルカーナは道中聞いた、ここの主のことを思い出す。
一見、荒れ果てたこの城は、実はある錬金術師の研究施設なのだという。
その錬金術師は、年若いながらその分野では名の知られた存在らしく、実際、アルカーナもその名を何度か耳にしたことがあった。
フランチェスカの話では、その錬金術師が、現在、彼女の検総身点を行うことが出来る地上で唯一の人物であるという。
それほどの腕を持つ錬金術師ならば、光学迷彩技術を自身の研究施設に施すくらい、わけないことなのだろう。
実際、城門をくぐると城内の様子は一変した。
外からはがれきの山のようにしか見えなかったが、内部は整然と石畳が並ぶ回廊になっている。
人間だけでなく、怪物である自分の超感覚にすら認識を誤認させるほどだから、正に恐るべき技量と言える。
「ようこそ、我が王の研究所へ」
回廊の先に、一人の人物が立っていた。
浅黒い肌に銀色の短髪をした、顔立ちの整った女性である。
額にある白毫から察するに、インド系なのだろう。
背が高く、執事服に身を包んでいるせいか、一見すると美男子にも見える。
「ご到着をお待ちしておりました。歓迎いたします、ドラクル卿、フランチェスカ」
「君は?」
アルカーナの誰何に、美しい執事は深々と一礼した。
「この施設の主に仕える者です。どうぞ、こちらへ。我が王もお二人のご到着をお待ちです」
そう言うと、執事は回廊の奥へといざなう。
その突き当りに、大きな扉があった。
執事が指を鳴らすと、扉が開く。
中は、古びた城には似つかわしくない、エレベーターになっていた。
「ここから、地下へおります」
執事の案内で、エレベーターに乗り込む二人。
パネルを操作する執事を横目に見つつ、アルカーナは考えた。
(いくら錬金術師とはいえども、魔術に関わるものがこんな機械化された施設に身を置いているなんて珍しいな…)
魔術とは、いわば「神秘」に属するものである。
それと相反するのが「科学」だ。
「科学」は「神秘」を暴き立て、人の意識を根底から変革してしまう。
故に基本的に両者は相容れない存在なのである。
錬金術師達は、立ち位置としては死霊魔術師や召喚士よりも「科学」に近い術式を用いる存在だが、ここまで近代化された環境に身を置く者は希少だろう。
「着きました。どうぞお降りください」
「…これは」
エレベーターの扉が開く。
初めてそこを訪れたアルカーナは絶句した。
そこには、目を疑うような光景が広がっていたからである。
立ち並ぶ巨大シリンダー。
何かの溶液を煮沸している大きな釜。
そのほか、何に使われるのか到底推測できない機器の数々。
アルカーナの知る錬金術師の工房とは、似ても似つかない光景がそこにあった。
が、不可思議なことに、室内のそこかしこから魔力の脈動を感じることが出来るのである。
「申し遅れました」
執事が深々と一礼する。
「私は高位魔動人形のイヴと申します」
そう言ってから、イヴは室内の奥を指した。
そこには、大型モニターを前に、一人の女性が椅子に座していた。
「そして、あちらにおわすのが、名高き錬金術師にして我が王です」
「はろはろ~♪なっつんの遊び場へようこそ~♡」
そう言うと、白衣のような長衣を纏った栗毛の女性…六堂 那津奈は、唖然となるアルカーナへ、にこやかに手を振ったのだった。
身体が分解しそうな振動を気にも留めず、フランチェスカ(雷電可動式人造人間)は、右なりのヘアピンカーブを危なげなくクリアした。
フランチェスカの背後で、サングラスにマスク、厚手のコートといった完全に日光を遮断した重装備姿で乗っていたアルカーナ(吸血鬼)は、傾く車体に思わず悲鳴を上げかけ、辛うじて飲み込んだ。
「フ、フラン!まだ着かないのかい!?」
高速で後方へと流れていく木々を横目に、アルカーナはフランチェスカにそう尋ねる。
「到着まであと10分43秒程かかります。それと、無暗に喋ると舌を噛みますよ、アルカーナ」
荒れ狂う鋼鉄の猛牛…ドイツ製最大の大型バイク「Gunbus 410」を難なく操りながら、そう忠告するフランチェスカ。
「Gunbus 410」は全長3.5メートル、重量約650キロ。
大型バイクの代名詞である「ハーレーダビッドソン」すら上回る車体に、排気量6728ccの45°Vツインエンジンを搭載。
最高出力は350馬力を誇るお化けバイクである。
それをさらにカスタマイズしたこのバイクは、何を隠そうフランチェスカ専用の愛車であり、小柄な彼女でも操縦可能な上、速度や馬力も暴力的に向上させてある。
人呼んで「Gunbus 410FC」…彼女自身によって『雷神』と名付けられたこのバイクは、性能の向上だけでなく、格納式機銃や小型爆弾などの武装、果ては対魔術防御術式まで組み込まれた、まさに規格外の怪物だ。
今回、総身点検のために、ドイツにいるある人物の元を訪れることになったフランチェスカは、この愛車を足代わりとして空輸したのであった。
このようなモンスターマシンと、小柄なフランチェスカはいかにも不釣り合いだが、ちょっとした機械なら自身でくみ上げることもしてしまうのがフランチェスカという少女である。
乗りこなすことなど手慣れたものだった。
「しかし、意外だね。君がバイクの運転免許証を取得していたとは…」
凄まじい風圧にかき消されないよう、アルカーナが声を上げる。
が、フランチェスカはこともなげに答えた。
「いいえ。そんなものは所持しておりませんが?」
アルカーナの目が点になる。
響き渡る爆音が、森の静寂を容赦なく引き裂いていく。
「…すまない。その…バイクの爆音のせいで、よく聞こえなかったんだが…」
ちなみに吸血鬼の聴力は、獣以上である。
「私は無免許です」
ドきっぱりとそう告げるフランチェスカに、アルカーナは思わず天を仰いだ。
「何ということだ!…これは交通違反だよ、フラン!」
「私は人間ではありませんので、彼らの法律からは適用外になると判断します。仮に裁判になったとしても勝てると思いますが」
「いやいや、それはもはや我々の正体を人間達に明かす前提の話で…って、どうしたんだい?」
不意に、フランチェスカが顔を上げ、両耳に収納されているアンテナを伸ばしたのを見て、アルカーナはそう尋ねた。
長い前髪の下で、目を細めるフランチェスカ。
「後方、距離2キロ付近から、サイレンの音を検知しました」
「サイレン!?それってまさか…」
「音響データ照合完了。98.8%の確率で地元警察組織のパトカーのものと思われます」
「やっぱり…」
以前、濡れ衣で警察官に追われたことのあるアルカーナは、思わず肩を落とした。
「迎撃しますか?」
迷いのないその言葉に、アルカーナがギョッとなる。
「ダメだよ!ここは何とか振り切るか、やり過ごすんだ!」
「了解しました。では、隠密形態に移行します」
「…そんな機能まであるのか、このバイクは」
呆れかえるアルカーナ。
隊員の中では、常識派に見られるフランチェスカだが、個性が強すぎるリュカ(人狼)やミュカレ(魔女)がいないためか、普段目立たない世間ズレした部分が際立っている気がする。
アルカーナは思わず胸の内で呟いた。
(やれやれ…やっぱり僕がついてきて正解だったな。君は慧眼だよ、頼都君)
「効率で言えば、迎撃・排除が一番なのですが…」
「いいから!早く撒こう!」
改めて物騒な進言をしてくるフランチェスカに、アルカーナは思わずそう叫んだ。
--------------------------------------------------------------
ドイツ南部はバーデン地方に広がる「黒い森」
その奥地に、崩れた古城の跡があった。
名も無きその城の手前で、フランチェスカとアルカーナはバイクから下車した。
無残に崩壊し、蔦に覆われた古城は、中世の頃のものだろう。
周囲には人家などは無く、まさに鳥も通わぬ場所にある。
日の落ちかけた深い森の中、日除けの重装備を外しつつ、アルカーナはフランチェスカに尋ねた。
「ここが目的地かい…?」
「はい」
念のため、油断なく周囲を見回すアルカーナ。
吸血鬼の超感覚は、周囲に怪しい者がいないことを告げている。
そんなアルカーナを尻目に、フランチェスカは古びた城門へと近付く。
門はとうに朽ちて、誰でも出入りできそうだ。
その姿が門の下へ差し掛かると、不意にフランチェスカの姿が瞬時に消えた。
「フラン!?」
目を剥くアルカーナ。
慌てて後を追い掛けたアルカーナの眼前に、ひょいとフランチェスカの生首が空中に現れる。
呆気にとられるアルカーナに、フランチェスカはいつもの調子で告げた。
「伝え忘れました。ここから光学迷彩の術式が施されていますので」
「な、成程」
恐らく余人に知られないためだろう。
そう推測しながら、アルカーナは道中聞いた、ここの主のことを思い出す。
一見、荒れ果てたこの城は、実はある錬金術師の研究施設なのだという。
その錬金術師は、年若いながらその分野では名の知られた存在らしく、実際、アルカーナもその名を何度か耳にしたことがあった。
フランチェスカの話では、その錬金術師が、現在、彼女の検総身点を行うことが出来る地上で唯一の人物であるという。
それほどの腕を持つ錬金術師ならば、光学迷彩技術を自身の研究施設に施すくらい、わけないことなのだろう。
実際、城門をくぐると城内の様子は一変した。
外からはがれきの山のようにしか見えなかったが、内部は整然と石畳が並ぶ回廊になっている。
人間だけでなく、怪物である自分の超感覚にすら認識を誤認させるほどだから、正に恐るべき技量と言える。
「ようこそ、我が王の研究所へ」
回廊の先に、一人の人物が立っていた。
浅黒い肌に銀色の短髪をした、顔立ちの整った女性である。
額にある白毫から察するに、インド系なのだろう。
背が高く、執事服に身を包んでいるせいか、一見すると美男子にも見える。
「ご到着をお待ちしておりました。歓迎いたします、ドラクル卿、フランチェスカ」
「君は?」
アルカーナの誰何に、美しい執事は深々と一礼した。
「この施設の主に仕える者です。どうぞ、こちらへ。我が王もお二人のご到着をお待ちです」
そう言うと、執事は回廊の奥へといざなう。
その突き当りに、大きな扉があった。
執事が指を鳴らすと、扉が開く。
中は、古びた城には似つかわしくない、エレベーターになっていた。
「ここから、地下へおります」
執事の案内で、エレベーターに乗り込む二人。
パネルを操作する執事を横目に見つつ、アルカーナは考えた。
(いくら錬金術師とはいえども、魔術に関わるものがこんな機械化された施設に身を置いているなんて珍しいな…)
魔術とは、いわば「神秘」に属するものである。
それと相反するのが「科学」だ。
「科学」は「神秘」を暴き立て、人の意識を根底から変革してしまう。
故に基本的に両者は相容れない存在なのである。
錬金術師達は、立ち位置としては死霊魔術師や召喚士よりも「科学」に近い術式を用いる存在だが、ここまで近代化された環境に身を置く者は希少だろう。
「着きました。どうぞお降りください」
「…これは」
エレベーターの扉が開く。
初めてそこを訪れたアルカーナは絶句した。
そこには、目を疑うような光景が広がっていたからである。
立ち並ぶ巨大シリンダー。
何かの溶液を煮沸している大きな釜。
そのほか、何に使われるのか到底推測できない機器の数々。
アルカーナの知る錬金術師の工房とは、似ても似つかない光景がそこにあった。
が、不可思議なことに、室内のそこかしこから魔力の脈動を感じることが出来るのである。
「申し遅れました」
執事が深々と一礼する。
「私は高位魔動人形のイヴと申します」
そう言ってから、イヴは室内の奥を指した。
そこには、大型モニターを前に、一人の女性が椅子に座していた。
「そして、あちらにおわすのが、名高き錬金術師にして我が王です」
「はろはろ~♪なっつんの遊び場へようこそ~♡」
そう言うと、白衣のような長衣を纏った栗毛の女性…六堂 那津奈は、唖然となるアルカーナへ、にこやかに手を振ったのだった。
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