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鬼の世界へ
3 鬼の邸宅で
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私は震える手で制服を脱ぎ始めます。
上衣とシャツを脱ぎ、スカートも下ろし、ソックスも脱いで下着姿。
これで許してもらえないかな…と、怯えながらも懇願の表情をムリヤリつくり、一旦お姉さん鬼の方を見ます。
ですが、非情にも、顎で早く脱ぐようにとの催促の仕草……。
仕方ありません。幸い、ここに居るのは女性ばかり。(…鬼さんですけどね)
ブラジャーを外し、ショーツも抜いて、完全な裸体に…。
「手で隠さない! 両手は横。真っすぐ立つ!」
「は、はいっ!」
即座に全裸での直立姿勢。
お姉さんは、そんな私の身体を、上から下までネーットリと舐め回すように見てきます。
ここへ来てから、何度も感じてきた視線です。
「へ~。うん。良いね、良いね。痩せすぎず、太すぎず、丁度良い。
成熟しきる手前の、清純で溌剌とした肢体。最高級の肉体じゃない。
ふんふん、生殖機能の方は、どんな具合になっているのかな……」
お姉さん、すっくと立ちあがり、私の隣に移動します。そして、私の眼鏡をスッと取り上げ、ふかふかソファーに押し倒してきます…。
体が柔らかなソファーに沈みます。
「ふふふ、やっぱり…。眼鏡が無い方が断然可愛いわよ。とっても美人さん」
上に乗られて胸の膨らみを揉まれ、その左右それぞれ中央の出っ張りをクニュクニュ弄られます…。
う…、あ…、いやだ、ちょっと、いや、こ、これ…、気持ち、良いかも……。
「へへっ。敏感ね。さすが、天然モノ。感度抜群ね」
右の膨らみを、パクッと咥えられます。
お姉さんの弾力ある舌で、クチュクチュ先っぽが転がされ……。
い、いやだ…。こ、こんなの…、初めての体験…。
ううっ。 ううううう~!!
「あなた、男性経験は?」
「へえ? そ…、そんなの…、全く…、無いです……」
「あら、そうなんだ。まだ汚れてないのね。これは、まさに好都合。最高じゃない。
毛は生えてるし、もう、初潮は迎えてるわよね?」
「は…、はい、それは……」
両脚を持たれ、凄い力で股をガバッと広げさせられました。
そして、クンクンと恥ずかしい部分の臭いを嗅がれ、ペロ~、ペロ~ッと、その部分を舐められます……。
「はああああ~! だ、ダメです…。汚いですよ……」
「汚くなんてないわよ。子を生み出す聖なる部分よ。それに、あなた、とっても良い臭いで、とっても美味よ。どれどれ~、中身の具合は~?」
股間の中央の割れ目。それを守る肉襞が指でグイッと大きく広げらます。お姉さんの視線の先は、私の秘密の割れ目の中央。女の大切な生殖器官の入口部分。それを、ジックリと、シッカリと、観察されてしまいます。
ううう~! と、とっても、恥ずかしいよ~!!
「なるほど、確かに処女ね」
ああ、私はこのまま、お姉さんに犯されるの?
食べ頃ってそういうことなのね。私の「女」を食べるってこと……。
学校で女子だけ集められて受けた性教育。あれで教えてもらっていますから、大体は分かりますよ。どういうことをされるのか。
女の生殖器内に、勃起した男性の生殖器が挿し込まれ、中へ精液が勢いよく放出される。
その精液内の精子が自ら泳いで、膣から子宮、子宮から卵管内に入ってきて、女の卵巣から排出される卵子と結びついて受精。その受精卵が子宮に移動して着床し、妊娠するってことでしたよね…。
で、その、男性と性器を合わせあって精液を体内に入れられる行為が、性交。いわゆるセックス……。
夢見てた、好きになった男性との甘い甘~いセックス初体験なんてのは、もう私には許されないのね。
私の初めては、この鬼さんに奪われてしまう……。
うん??
あ、いや…、ちょっと待ってくださいよ!
この鬼さん、どう見ても女性よね。美人だし、胸大きいし!
女同士って、こ、これっ、レズとか百合とかってやつですか??
そんなの、学校では習ってないよ!
この場合、どういうことされちゃうの~??
……な~んて思っていたら、お姉さん、私の股をパタッと閉じさせます。
「検査完了よ。合格。超A級の、花丸合格よ」
へ? 合格?? 超A級の、花丸?? どういうこと???
お姉さんは私の体に大きな白い布をかけ、ソファーに坐らせました。
自身も対面に坐りなおします。そして口を開きました。
「この世界ではね。ニンゲンは、最高級の食材なのよ」
「えっ!! しょ、食材!」
ということは、ですよ。
やっぱり私は、食べられてしまうってことなのですか?!
それも比喩的なことではなくって、そのまんまの意味で!!
そうだ。さっきの二人の鬼さんたちの表情も、メイドの小鬼ちゃんたちも、珍し気というよりも、「美味しそう」って感じの視線……でしたよね!
それに、襲ってきた河童も私を食べようとしていたんですよね。お尻から何かを抜き出して!
私はこれから、この鬼さんたちに食べられてしまうんだ!!
血の気が一気に引きます。
真っ暗な穴へ突き落とされて、ひたすら底へ向かって沈んでゆく気分。そう、絶望です。
どんなふうに食べられるの?
手脚ちぎられてボリボリ? 頭からガリガリ?
あ、肉食動物って、まず得物の内臓から食べるって言いますよね。お腹を裂かれて内臓を引き出されるの?
い、イヤよそんなの。
きっと痛いよね。苦しいよね……。
「そんな顔しないでよ~。何~? 今、自分が食べられるところを想像してる~?
へへへ~っ。ふふふ~ん。ど~んな風に想像してるのかな~。興味深いな~。
お腹の中の臓物をグチョグチョッと掴み出されるところかな~。手脚をブチンブチンと千切られるところかな~」
ううう~っ。そ、そうですよ。それ、想像ましたよ。何で分かるんですか?!
私の考えてること、完全に見透かされてる…。心が読める?
「大丈夫よ~。痛くしないよ~。やさし~く逝かせてあげるよ~。
そうね~、首をグリグリッと一回転に捻って、一息で息の根止めてから解体してあげましょうね~。
痛いと思う暇もないからね~。楽なモノだわよ~」
お姉さんの手が伸び、私の顎をクイッとあげさせます。
「ひいいい~!!」
私はその手を振りほどきました。
逃げなきゃ!
殺されちゃう!!
食べられちゃう!!!
でもここは、鬼の家の中。従者も複数居る。
その召使いの女鬼二人が入り口で刀を抜いて立っている。逃げられない!
ダメだ。私、終わった……。
上衣とシャツを脱ぎ、スカートも下ろし、ソックスも脱いで下着姿。
これで許してもらえないかな…と、怯えながらも懇願の表情をムリヤリつくり、一旦お姉さん鬼の方を見ます。
ですが、非情にも、顎で早く脱ぐようにとの催促の仕草……。
仕方ありません。幸い、ここに居るのは女性ばかり。(…鬼さんですけどね)
ブラジャーを外し、ショーツも抜いて、完全な裸体に…。
「手で隠さない! 両手は横。真っすぐ立つ!」
「は、はいっ!」
即座に全裸での直立姿勢。
お姉さんは、そんな私の身体を、上から下までネーットリと舐め回すように見てきます。
ここへ来てから、何度も感じてきた視線です。
「へ~。うん。良いね、良いね。痩せすぎず、太すぎず、丁度良い。
成熟しきる手前の、清純で溌剌とした肢体。最高級の肉体じゃない。
ふんふん、生殖機能の方は、どんな具合になっているのかな……」
お姉さん、すっくと立ちあがり、私の隣に移動します。そして、私の眼鏡をスッと取り上げ、ふかふかソファーに押し倒してきます…。
体が柔らかなソファーに沈みます。
「ふふふ、やっぱり…。眼鏡が無い方が断然可愛いわよ。とっても美人さん」
上に乗られて胸の膨らみを揉まれ、その左右それぞれ中央の出っ張りをクニュクニュ弄られます…。
う…、あ…、いやだ、ちょっと、いや、こ、これ…、気持ち、良いかも……。
「へへっ。敏感ね。さすが、天然モノ。感度抜群ね」
右の膨らみを、パクッと咥えられます。
お姉さんの弾力ある舌で、クチュクチュ先っぽが転がされ……。
い、いやだ…。こ、こんなの…、初めての体験…。
ううっ。 ううううう~!!
「あなた、男性経験は?」
「へえ? そ…、そんなの…、全く…、無いです……」
「あら、そうなんだ。まだ汚れてないのね。これは、まさに好都合。最高じゃない。
毛は生えてるし、もう、初潮は迎えてるわよね?」
「は…、はい、それは……」
両脚を持たれ、凄い力で股をガバッと広げさせられました。
そして、クンクンと恥ずかしい部分の臭いを嗅がれ、ペロ~、ペロ~ッと、その部分を舐められます……。
「はああああ~! だ、ダメです…。汚いですよ……」
「汚くなんてないわよ。子を生み出す聖なる部分よ。それに、あなた、とっても良い臭いで、とっても美味よ。どれどれ~、中身の具合は~?」
股間の中央の割れ目。それを守る肉襞が指でグイッと大きく広げらます。お姉さんの視線の先は、私の秘密の割れ目の中央。女の大切な生殖器官の入口部分。それを、ジックリと、シッカリと、観察されてしまいます。
ううう~! と、とっても、恥ずかしいよ~!!
「なるほど、確かに処女ね」
ああ、私はこのまま、お姉さんに犯されるの?
食べ頃ってそういうことなのね。私の「女」を食べるってこと……。
学校で女子だけ集められて受けた性教育。あれで教えてもらっていますから、大体は分かりますよ。どういうことをされるのか。
女の生殖器内に、勃起した男性の生殖器が挿し込まれ、中へ精液が勢いよく放出される。
その精液内の精子が自ら泳いで、膣から子宮、子宮から卵管内に入ってきて、女の卵巣から排出される卵子と結びついて受精。その受精卵が子宮に移動して着床し、妊娠するってことでしたよね…。
で、その、男性と性器を合わせあって精液を体内に入れられる行為が、性交。いわゆるセックス……。
夢見てた、好きになった男性との甘い甘~いセックス初体験なんてのは、もう私には許されないのね。
私の初めては、この鬼さんに奪われてしまう……。
うん??
あ、いや…、ちょっと待ってくださいよ!
この鬼さん、どう見ても女性よね。美人だし、胸大きいし!
女同士って、こ、これっ、レズとか百合とかってやつですか??
そんなの、学校では習ってないよ!
この場合、どういうことされちゃうの~??
……な~んて思っていたら、お姉さん、私の股をパタッと閉じさせます。
「検査完了よ。合格。超A級の、花丸合格よ」
へ? 合格?? 超A級の、花丸?? どういうこと???
お姉さんは私の体に大きな白い布をかけ、ソファーに坐らせました。
自身も対面に坐りなおします。そして口を開きました。
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「えっ!! しょ、食材!」
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それも比喩的なことではなくって、そのまんまの意味で!!
そうだ。さっきの二人の鬼さんたちの表情も、メイドの小鬼ちゃんたちも、珍し気というよりも、「美味しそう」って感じの視線……でしたよね!
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私はこれから、この鬼さんたちに食べられてしまうんだ!!
血の気が一気に引きます。
真っ暗な穴へ突き落とされて、ひたすら底へ向かって沈んでゆく気分。そう、絶望です。
どんなふうに食べられるの?
手脚ちぎられてボリボリ? 頭からガリガリ?
あ、肉食動物って、まず得物の内臓から食べるって言いますよね。お腹を裂かれて内臓を引き出されるの?
い、イヤよそんなの。
きっと痛いよね。苦しいよね……。
「そんな顔しないでよ~。何~? 今、自分が食べられるところを想像してる~?
へへへ~っ。ふふふ~ん。ど~んな風に想像してるのかな~。興味深いな~。
お腹の中の臓物をグチョグチョッと掴み出されるところかな~。手脚をブチンブチンと千切られるところかな~」
ううう~っ。そ、そうですよ。それ、想像ましたよ。何で分かるんですか?!
私の考えてること、完全に見透かされてる…。心が読める?
「大丈夫よ~。痛くしないよ~。やさし~く逝かせてあげるよ~。
そうね~、首をグリグリッと一回転に捻って、一息で息の根止めてから解体してあげましょうね~。
痛いと思う暇もないからね~。楽なモノだわよ~」
お姉さんの手が伸び、私の顎をクイッとあげさせます。
「ひいいい~!!」
私はその手を振りほどきました。
逃げなきゃ!
殺されちゃう!!
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