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鬼の仲間として
57 美玖による屠殺1
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さて、私が主体となってする初めての屠殺、開始です。牧場の方へ出向き、女の子二人をキヅミさん(…呼ぶときは呼び捨てですけどね。やっぱり、私よりずっと年上ですしね…)から引き取ります。
「カスデンナブウジョイダ、ニトンホ?
…(本当に大丈夫なんですか?)」
ニンゲンたちに分からないように、妖語で私を気遣ってくれるキズミさんです。
「ショデウチャレラガンシフ、トルイテシニウソンアフガタナア。ブウジョイダ!
…(大丈夫! あなたがそんな顔してると、ニンゲンたちが不審に思うよ)」
ホントは全然大丈夫じゃないんですけどね。ニンゲンたちを不安がらせてはいけないのです。
「元気でね~!」「幸せになってね~!」
仲間たちに祝われて見送られた二人の少女。どちらも、見た目は私と同じくらいの年齢にみえる、可愛らしい子です。お嫁に行くということで連れ出すのです。相手はどんな人だろうかとドキドキワクワクといったところでしょうね。
ごめんなさい。あなたたちに待っているのは、惨たらしい死なんです。許してね。
住居区域へ入ると、二人はキョロキョロ。来たこと無い場所ですから…。
屠殺場へと案内し、婚礼前の検査をするという名目で裸になってベッドに寝るように指示します。
二人は何の疑いもなく着物を脱ぎ、全裸でベッドへ仰向けに。私はカギで二人の首輪を外します。
この場に居るのは、屠殺される二人と、私とカリさん。それから、カリさんの部下の、出荷担当女鬼さんが二人。
屠殺は、私が引き受け無ければカリさんがすることになっていたかもしれません。出荷の準備作業として…。ということで、部下を手伝わせても問題ないとカリさんは言ってくれています。
カリさんの部下さんにはカメラマンをお願いしました。三脚固定ではなく、手で持ってのカメラです。二人の女の子ですから、カメラも二台です。既に撮影は始まっています。
完全な裸。産まれたままの姿で何の拘束もされずにベッドに仰臥している女の子二人。そのそれぞれの姿がシッカリと撮影されています。
しかし、カメラというものを見たことのない二人ですから、撮影されているというのが分からないのです。これが検査?とでも思っているのでしょうか、不審顔でカメラを見ています。
事前打ち合わせの通り、二台のカメラが私の方を向きます。
私はカメラに向かってお辞儀して…
「イサダクンラゴ、イタイカノイタクニノトヒルレラゲササニマサナミノシカヤア。スマイナコオヲイタイカノトヒ、ラカレコ
…(これから、ニンゲンの解体を行います。鬼の皆さまに捧げられるニンゲンの肉体の解体の様子、ご覧ください)」
この二人を食べる皆様への挨拶、解体開始宣言です。当然、妖語ですから、屠殺される本人たちには意味が分かりません。
大人しく仰臥している二人。そのそれぞれの、顔から胸・腹…、脚の先まで、ゆっくりとアップで撮影し、全身姿にズームバック。
若くて肌も綺麗なピチピチの肢体です。張りがあって柔らかそうで、とっても美味しそう。あ、いや、私も毒されて来ている……。
「さあ、お二人さん。手を少し横へ広げてね。脚も少し開いて」
まさか殺されるなんてことは思ってもいない二人ですので、私の指示通りに動いてくれます。
丁度二人が手足を置いた位地。そこには拘束の為のバンドが取り付けられています。私とカリさんで、それぞれ二人の手足をシッカリ拘束。
検査されるだけだと思っている二人は、戸惑いながらもされるがままです。
さて、では少女二人のお勉強タイムですね。
牧場のニンゲンは、ニンゲンの体の中がどうなっているかなんてことは知りません。全く知識が無いのです。
そんな子たちに、「これからお腹を切って内臓を引き出すよ」なんて言っても、「????」ですね。
だから、百聞は一見に如かず。モニターを用意し、前回の屠殺の動画を見せるのです。
まず、画面の動く絵に驚く二人。
そして、超グロい最低動画を見た結果は……。
当然のことです。二人とも泣き叫び、逃げ出そうと大暴れです。ですが、手足はシッカリ拘束されていてダイノジ状態から動くことは出来ません。
一人の子は嘔吐し、おしっこも漏らしちゃいました。その悲惨な様子をシッカリ撮影しました。
いよいよ、これから実行。吐いて漏らした子からです。臭いですから…。
「さあ。今見たので、これから自分がどうなるか、分かってるわよね」
「い、いや~!! やめて!! 何でこんな酷いコトするの! みんなのところに帰して!!」
いやいや、ダメです。そんなことしたら、ニンゲンたちに自分たちの運命がに知れちゃいます。出来るはずないですよ。
「さ~て、この白くて張りのある綺麗なお腹。ザックリ裂くと、どんなものが入っているんだったかな?」
刃物を手にしながら、女の子のお腹を摩ります。
「ひいっ……」
あ、ダメだ。気を失っちゃった…。
そうですよね。私もイマさんカリさんの切腹見て、気絶しましたよね。ごく普通の反応です。
…だけど、河童に自分の内臓抜かれた時は、私、気絶しなかったんですよね。あれって、あまりに強烈すぎる痛みで気絶も出来なかったんですかね?
いや、兎に角、このままじゃ残酷な動画になりませんよ。起こさなきゃ!
頬をビシビシ叩いて気を取り戻させます。これも鬼畜だわ……。
「気が付きました? さあ、そろそろお腹切ろうね。中にあんなキモチワルイモノが入ってるって、イヤでしょう? 全部残らず取り出して、綺麗にしてあげるからね」
「いや~!! 助けて! 切らないで!」
「そう? じゃあ、先に首をスパッと落とそうかな?」
「いや~!! そんなことしたら、死んじゃうよ!! 首切らないで!!」
そりゃそうですよ。首切ったら死んじゃいますよ。
でもお腹切って内臓出しても死んじゃうから、同じだよ。先に首切った方が、楽なんだよ。
「どっちが良いのよ。選ばせてあげるわよ。私は優しいから」
「ひ~!!嫌だ、どっちもいや~!!助けて!殺さないで~!!」
そういう訳にはいかないのよね。可哀想だけどね。
気持ちは、すっごく分かるのよ。だって、私も河童に内臓抜かれたんですからね。怖いよね。
でも、どっちみち死ぬんだから、先に首を切って楽になろうね。
「選べないようだから、首を落とすよ」
「い、嫌だ!首は嫌!!絶対イヤ!死にたくない! イヤイヤ! 首は絶対イヤ~!」
え、ええっと…。その方が楽なのに……。
「カスデンナブウジョイダ、ニトンホ?
…(本当に大丈夫なんですか?)」
ニンゲンたちに分からないように、妖語で私を気遣ってくれるキズミさんです。
「ショデウチャレラガンシフ、トルイテシニウソンアフガタナア。ブウジョイダ!
…(大丈夫! あなたがそんな顔してると、ニンゲンたちが不審に思うよ)」
ホントは全然大丈夫じゃないんですけどね。ニンゲンたちを不安がらせてはいけないのです。
「元気でね~!」「幸せになってね~!」
仲間たちに祝われて見送られた二人の少女。どちらも、見た目は私と同じくらいの年齢にみえる、可愛らしい子です。お嫁に行くということで連れ出すのです。相手はどんな人だろうかとドキドキワクワクといったところでしょうね。
ごめんなさい。あなたたちに待っているのは、惨たらしい死なんです。許してね。
住居区域へ入ると、二人はキョロキョロ。来たこと無い場所ですから…。
屠殺場へと案内し、婚礼前の検査をするという名目で裸になってベッドに寝るように指示します。
二人は何の疑いもなく着物を脱ぎ、全裸でベッドへ仰向けに。私はカギで二人の首輪を外します。
この場に居るのは、屠殺される二人と、私とカリさん。それから、カリさんの部下の、出荷担当女鬼さんが二人。
屠殺は、私が引き受け無ければカリさんがすることになっていたかもしれません。出荷の準備作業として…。ということで、部下を手伝わせても問題ないとカリさんは言ってくれています。
カリさんの部下さんにはカメラマンをお願いしました。三脚固定ではなく、手で持ってのカメラです。二人の女の子ですから、カメラも二台です。既に撮影は始まっています。
完全な裸。産まれたままの姿で何の拘束もされずにベッドに仰臥している女の子二人。そのそれぞれの姿がシッカリと撮影されています。
しかし、カメラというものを見たことのない二人ですから、撮影されているというのが分からないのです。これが検査?とでも思っているのでしょうか、不審顔でカメラを見ています。
事前打ち合わせの通り、二台のカメラが私の方を向きます。
私はカメラに向かってお辞儀して…
「イサダクンラゴ、イタイカノイタクニノトヒルレラゲササニマサナミノシカヤア。スマイナコオヲイタイカノトヒ、ラカレコ
…(これから、ニンゲンの解体を行います。鬼の皆さまに捧げられるニンゲンの肉体の解体の様子、ご覧ください)」
この二人を食べる皆様への挨拶、解体開始宣言です。当然、妖語ですから、屠殺される本人たちには意味が分かりません。
大人しく仰臥している二人。そのそれぞれの、顔から胸・腹…、脚の先まで、ゆっくりとアップで撮影し、全身姿にズームバック。
若くて肌も綺麗なピチピチの肢体です。張りがあって柔らかそうで、とっても美味しそう。あ、いや、私も毒されて来ている……。
「さあ、お二人さん。手を少し横へ広げてね。脚も少し開いて」
まさか殺されるなんてことは思ってもいない二人ですので、私の指示通りに動いてくれます。
丁度二人が手足を置いた位地。そこには拘束の為のバンドが取り付けられています。私とカリさんで、それぞれ二人の手足をシッカリ拘束。
検査されるだけだと思っている二人は、戸惑いながらもされるがままです。
さて、では少女二人のお勉強タイムですね。
牧場のニンゲンは、ニンゲンの体の中がどうなっているかなんてことは知りません。全く知識が無いのです。
そんな子たちに、「これからお腹を切って内臓を引き出すよ」なんて言っても、「????」ですね。
だから、百聞は一見に如かず。モニターを用意し、前回の屠殺の動画を見せるのです。
まず、画面の動く絵に驚く二人。
そして、超グロい最低動画を見た結果は……。
当然のことです。二人とも泣き叫び、逃げ出そうと大暴れです。ですが、手足はシッカリ拘束されていてダイノジ状態から動くことは出来ません。
一人の子は嘔吐し、おしっこも漏らしちゃいました。その悲惨な様子をシッカリ撮影しました。
いよいよ、これから実行。吐いて漏らした子からです。臭いですから…。
「さあ。今見たので、これから自分がどうなるか、分かってるわよね」
「い、いや~!! やめて!! 何でこんな酷いコトするの! みんなのところに帰して!!」
いやいや、ダメです。そんなことしたら、ニンゲンたちに自分たちの運命がに知れちゃいます。出来るはずないですよ。
「さ~て、この白くて張りのある綺麗なお腹。ザックリ裂くと、どんなものが入っているんだったかな?」
刃物を手にしながら、女の子のお腹を摩ります。
「ひいっ……」
あ、ダメだ。気を失っちゃった…。
そうですよね。私もイマさんカリさんの切腹見て、気絶しましたよね。ごく普通の反応です。
…だけど、河童に自分の内臓抜かれた時は、私、気絶しなかったんですよね。あれって、あまりに強烈すぎる痛みで気絶も出来なかったんですかね?
いや、兎に角、このままじゃ残酷な動画になりませんよ。起こさなきゃ!
頬をビシビシ叩いて気を取り戻させます。これも鬼畜だわ……。
「気が付きました? さあ、そろそろお腹切ろうね。中にあんなキモチワルイモノが入ってるって、イヤでしょう? 全部残らず取り出して、綺麗にしてあげるからね」
「いや~!! 助けて! 切らないで!」
「そう? じゃあ、先に首をスパッと落とそうかな?」
「いや~!! そんなことしたら、死んじゃうよ!! 首切らないで!!」
そりゃそうですよ。首切ったら死んじゃいますよ。
でもお腹切って内臓出しても死んじゃうから、同じだよ。先に首切った方が、楽なんだよ。
「どっちが良いのよ。選ばせてあげるわよ。私は優しいから」
「ひ~!!嫌だ、どっちもいや~!!助けて!殺さないで~!!」
そういう訳にはいかないのよね。可哀想だけどね。
気持ちは、すっごく分かるのよ。だって、私も河童に内臓抜かれたんですからね。怖いよね。
でも、どっちみち死ぬんだから、先に首を切って楽になろうね。
「選べないようだから、首を落とすよ」
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え、ええっと…。その方が楽なのに……。
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