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⑷凌辱映像を見ながら
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「ん……ここは……」
キングサイズのベッドの上で目を覚ました志郎は上体を起こし、辺りを見渡してから自分の体に視線を落とす。
志郎が今いるのは黒と赤を基調としたゴシック調の部屋だ。ソファやテーブルなども、部屋に合った色と見た目のものが置かれている。設置された大きな壁掛けテレビだけが、この部屋にあまり馴染んでいない。
精液や汗などで汚れていた志郎の体は綺麗にされており、仄かに石鹸の香りがする。衣服は少し大きめの白いワイシャツを着せられているだけだ。手足首にはそれぞれレザータイプの手枷と足枷が、首には人間用の黒い首輪が装着されている。足枷のチェーンの長さは肩幅くらいで、手枷の方は短い。
「やっと目が覚めましたか」
志郎が小さなため息をついたタイミングで扉が開き、黎が部屋に入ってくる。彼の顔を見て、志郎は露骨に嫌そうな表情をするが、黎は気にせずベッドに腰掛けた。
「シオンの事は本当に解放したんだろうな?」
志郎は黎から顔を背けながら、心配そうに相棒の安否を問う。すると黎は「えぇ、勿論です」と言って、タブレットを操作してから画面を志郎に見せる。
「我々の活動拠点や潜伏先全てに、監視カメラを何台も設置していましてね。いつでもリアルタイム視聴や、録画した映像の確認ができるんです」
黎の説明を聞きながら志郎は映像を凝視する。
「よかった……」
シオンを助けに来た捜査官の顔や会話から、その映像がフェイクではないと確信すると、志郎は胸を撫で下ろした。
「それだけですか?」
「は?」
「私が言うのもなんですが、シオンくんとの約束を破って、志郎くんを連れ帰ってしまったので……。てっきり怒られるものだと……」
「あぁ……あの事か……」
志郎は黎とシオンのあのやり取りと、その後のアレコレも同時に思い出してしまい、少し頬を染めて言葉に詰まる。
「怒っていないのですか?」
「元々はオレが自分の身を差し出す代わりに、シオンだけを解放するって話だったしな。その約束が果たされたなら、オレが怒る理由はねぇよ」
これ以上、あの時の数々の痴態を思い出したくない志郎は、ぶっきら棒にそう答える。その事に気づいているのか、いないのか……黎は「それなら良かったです」と言って、ほんの少し笑った。
「それはそうと、他にも志郎くんに見ていただきたい映像があるのですが……」
黎は素早く話題を変えて立ち上がると、身長も体格もそこそこ大きな志郎を軽々と横抱きにする。
「はぁ!? なにしてっ……」
「大人しくしてください。余計、運び辛くなるじゃないですか」
志郎は拘束されたままの手足をバタバタさせるが、黎は余裕の表情でソファまで移動する。そして、ソファに腰掛けると、志郎を自分の脚の間に座らせた。
「ちょ……なんのつもりだよ!?」
「どうかしましたか?」
慌てて立ち上がろうとした志郎を、黎はぎゅっと抱きしめてキョトンとする。その表情を見た志郎は、この程度の事で抵抗するのは無駄な労力だと思い直し、大人しく正面にあるテレビに目を向けた。
「べつに何でもねぇよ……。それより見てほしい映像ってなんだよ?」
「ふふっ……それは見てのお楽しみです」
黎は志郎から片手だけを離すと、ソファの前に置かれたテーブルの上にあるリモコンを手に取り、電源と再生ボタンを順番に押した。すると、赤色の椅子にM字開脚で拘束された状態で、男達に囲まれている志郎の姿がいきなり映った。
「は……?」
突然の事に思考が追いつかない志郎は唖然とする。
『うぁっ! あ、やめっ……!』
「ちょ……まじでなに……」
戸惑う志郎の耳に、テレビから聞こえてくる彼の喘ぎ声が届く。
『ひっ! あっ! それ、やめろぉ……!』
画面に映る志郎は、男達に複数本の筆で乳首や性器、尿道口にまで媚薬を塗りこまれて喘いでいる。そんな自分の姿と声に、志郎は顔を真っ赤にして固まってしまう。
『あぁっ! いやだ……イきたくなぃ……あぁっ……! だめだっ……! イくっ……!!』
亀頭とカリ首、裏筋を中心に入念に媚薬を塗りたくられ、筆先で乳頭や乳輪を弄ばれ続け、画面の中の志郎は射精した。
『あ"あ"あ"っ!! やめっ! もうイったからぁ!』
「なんだよ、これ……」
筆の本数を増やした男達に更に責め立てられ、激しく首を横に振って絶叫する自分の声を聞きながら、志郎は黎を睨みつける。
「ふふっ……よく撮れているでしょう? 君を散々、弄んだあの部屋にも、たくさんの監視カメラを設置していましてね。志郎くんの痴態が鮮明に映っている数台のカメラの映像を、部下に編集してもらいました。私の部下はとても仕事が速くて、優秀なんですよ」
黎は爽やかな笑顔で丁寧にそう説明し、最後に自慢げに部下を褒めた。その言葉と表情に志郎は苛立つが、それよりもずっと聞こえてくる自分の喘ぎ声に耐えられなくなり、リモコンに手を伸ばす。
「ダメですよ」
黎はテーブルに置いていたリモコンを長い脚で蹴り飛ばし、志郎の体をより強く抱きしめる。
「くそっ……離せっ……!」
「ふふっ……もう少しで、可愛らしい顔で潮を吹く志郎くんが見れますよ?」
黎はそう囁いた後、志郎の耳を甘噛みする。
「っ……だまれっ……!」
「ほら、しっかり見ててください」
『あ"あ"あ"っ!! もうむりぃ……!! でるうぅぅ……!!』
ローションガーゼで責められ続け、叫びながら潮を吹いた自分の姿に志郎はいたたまれなくなり、テレビから顔を背ける。
「目を逸らさないでしっかり見てください」
黎は両脚と左手で志郎の体を抑え込み、右手で彼の頬を掴んで、強引に映像を見せる。
『あ"あ"あ"あ"あ"っ!! もうやめっ……!!』
『気持ちいいですか?』
『いいっ……! きもちっ……い"い"からあ"ぁぁっ!!』
『だそうですので、続けてあげてください』
『や"だあ"あ"ぁ"っ……! あ"あ"あ"っ!!』
「っ……もうこんなもの、見たくない……。ぜってぇ見ないからな……」
ローションガーゼで何度も潮を吹かされ、その度に絶叫する自分の姿など直視できる訳もなく、志郎はぎゅっと目を閉じる。
「はぁ……しっかり見てくださいと言っているのに……。ほら、真っ赤に腫れ上がった志郎くんの性器と、蕩けた可愛い顔もしっかり映っていますよ?」
「もう黙れよ……」
志郎が頑なに目を開かない事を、黎は不満に思った。けれども、志郎の胸のあたりが小さく膨らんでいる事に気がつくと、ニコリと笑う。
「おや? 自分が弄ばれている映像を見て、興奮したんですか? シャツの上からでも分かるくらい、尖ってますよ?」
黎はそう言いながら、立ちかけている志郎の乳首をシャツの上から軽く摘まんだ。
「ん……やめ……」
「ふふっ……今の刺激だけで感じたんですか?」
「感じてなんか……」
「本当ですか?」
意地悪な笑みを浮かべながら、黎はシャツ越しに志郎の乳首を触り続ける。指で転がしたり、摘まんだりして志郎の乳首を弄ぶ。そうされている内に、志郎の乳首は本格的に固くなり、先程よりもはっきりとシャツを押し上げている。
「んあっ! さわんな……!」
「ふふっ……ますます固くなってきましたね。とてもコリコリしていますよ?」
「うる……さい……あぁっ……!」
強く乳首を引っ張られ、志郎は思わず大声で喘いでしまう。
「おや、下の方も少し勃っていますね?」
黎の言葉通り、志郎の性器はシャツの裾を押し上げ、存在を主張している。
「な、んで……」
志郎は自身の性器が反応している事が信じられず、目を見開く。彼の戸惑う声に黎は愉快そうに笑いながら、志郎の性器を容赦なく激しくしごいた。
「あぁっ……! やめ、ろっ……」
志郎は必死に抵抗するが、黎に親指で尿道口をグリグリと押されながら性器をしごかれ続け、力が入らない。それどころか、性器は完全に勃起し、透明な先走り汁がダラダラと溢れ出てくる。
「ああぁっ……! いい加減にっ……あぁ……! くそっ……!」
「ふふっ……相変わらず、可愛らしい反応ですね。ほら、映像の中の志郎くんは私のモノを後ろに咥え込んで……とても気持ちよさそうな顔をしていますよ」
黎はうっとりした顔でそう言いながら、勃ちかけている自身の性器をスラックス越しに志郎の臀部に擦りつける。
「ぜってぇみないって……あっ……言った、だろっ……! あと、んなもんっ……んあっ……! なすり、つけんなっ……」
「では、志郎くんのえっちな声を聞きながら、私とセックスしましょうか」
「はぁ!? ざけん――」
黎は言葉を遮るように、後ろを向かせた志郎に深く口づける。だがすぐに、志郎に舌を噛まれ、ムッとした表情で唇を離す。
「全く……アレも嫌。コレも嫌と……随分とワガママですね」
「黙れ……」
「やれやれ……今日はやけに反抗的ですね? 昨日も多少の抵抗はありましたが……あぁ、もしかして、シオンくんが解放されたからですか?」
「……」
黎に図星をつかれ、志郎は黙り込む。そんな志郎を見て、黎は「私とした事が……こんな単純な理由さえ、すぐに思いつかないとは……」と自嘲気味に笑う。
「君の考えはよく分かりました。ですが志郎くん、君が度の超えた反抗を続けるのであれば、こちらにも考えがありますよ?」
「あ……? どういう意味だよ……?」
志郎の言葉を受け、黎はソファに隠していた予備のリモコンで映像を止めた。そして志郎の耳に唇を寄せ、囁くようにある事実を伝える。
潜入捜査官の中に、黎の組織と手を組んだスパイ……つまり裏切者がいる事。そのスパイに指示を出せば、いつでもシオンを手にかける事ができると、黎は淡々と志郎に告げる。
志郎は最初、その話を信じられなかった。正確には、信じたくなかった。しかし、裏切者がいると仮定した方が、全て辻褄が合う。シオンと自分の正体が、黎達にバレていた事も。仲間の助けが遅すぎた事にも……。
だから志郎は最終的に、黎の話は嘘ではないと結論付け、重苦しいため息をついた。
「さて、今の話を聞いた上でどうしますか? 志郎くん」
「……わかった。なんだってしてやるよ……」
「ふふっ……では先程、志郎くんが噛んだ私の舌を舐めてください」
黎はそう言ってから舌を出した。志郎は苦々しい表情を浮かべると、黎の胸ぐらを掴んで顔を近づける。それから恐る恐る舌を伸ばし、嫌々ながらも赤い血が滲むそこをペロペロと舐める。
「んっ……ふぁ……んんっ……」
頬を赤く染めて舌を舐める志郎の姿に、黎はグラリとした瞬間、無意識の内に唇をくっつけていた。
「んあ!? ふ……ぁ……やぁ……んん……んっ……」
黎は志郎の耳を弄りながら、口内をねっとりと犯し、満足すると唇を離した。
目頭に涙をため、抵抗してしまわないように必死に掌を握りしめている志郎の事が、黎は何だか愛おしく思えた。その気持ちを表現するかのように、黎は志郎の額や瞼、頬に軽くキスをする。
「ふふっ……安心してください。少しの抵抗であれば、内通者にシオンくんを危険に晒すような指示は出しませんから。では、先程の続き……えっちな志郎くんの姿を鑑賞しながら、私とセックスしましょうか」
「なんだってしてやるって言っただろ……」
「ふふっ……かっこいいですね?」
黎は愉快そうに笑いながら、真っ赤な顔で睨みつけてくる志郎にまた口づけた。
『あ"あ"あ"っ! もぉや"だぁ……! あ"あ"あ"ぁっ! またイ"クっ……! イ"グう"ぅぅ!!』
画面の中の志郎はピストンマシンでナカをかき混ぜられ、電マで乳首と性器を刺激され続け、絶え間なく絶叫している。
「ふふっ……機械に嬲られて悶えている志郎くんも可愛らしいですね」
「んっ……だまれっ……あぁ……!」
志郎は目の前のテーブルに両手をつき、黎に臀部を突き出す状態で立っている。ソファに腰掛けたままの黎は、うっとりした表情で映像を見ながら、志郎の後孔に挿入しているバイブを気紛れに動かす。
ワイシャツのボタンは全て外され、志郎の乳首と亀頭にはワイヤレスローターがテープで固定されている。志郎は三ヵ所の刺激に耐えながら、あられもない自分の姿を、涙で滲む視界で見続ける。嫌な筈なのに、ハードな責めを受ける自分の痴態を見せられながら玩具で弄ばれているこの状況に、志郎は少し興奮もしていた。先走り汁で性器とローターを濡らし、時折り甘い声を漏らす程に。
『ひぁあっ! あ"あ"あ"あ"……! もうイ"っでるからあ"あ"あ"ぁ"ぁっ……!!』
乳首にシリコンタイプのクリップを挟んでの電流責め。性器全体を覆い、マックスの振動で強く押しつけられている、イボイボのアタッチメント付きの電マ。前立腺をガシガシと抉る、太いディルドがついたピストンマシン。それらの責めに、画面の中の志郎はボロボロと涙を流しながら絶叫し続けている。
そんな自分の姿を見て、志郎は無意識に生唾を飲み込む。その事に気がついた黎は立ち上がり、志郎に後ろから覆い被さる形で耳元に顔を寄せる。
「あんな風にまた、ハードに責めてあげましょうか?」
黎の問いに、志郎はゾクゾクと身体を震わせ、首を横に振る。
「あれはっ……いやだっ……」
「どうしてですか?」
「おかしくなるからあぁ!! きゅうにっ……やめろぉ……!」
黎は言葉の途中で、志郎に突っ込んだままのバイブを激しく出し入れし始めた。志郎はテーブルに上半身を預け、足をガクガクさせながらも画面を見続ける。
『あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁっ……!!』
後孔が捲れる程、イボイボ極太ディルドのピストンマシンでぐぼぐぼとナカを掻き回され、絶叫する自分の姿に志郎の全身が熱くなる。情けなさと恥ずかしさと興奮が混ざり合い、自分でも訳が分からなくなった志郎はポロポロと涙を流す。
「ふふっ……泣いてしまう程、気持ちいいんですか?」
黎は泣いている志郎を見て、ゾクゾクしながら紅潮し、バイブを動かす手を速める。
「やめっ……! そこだめっ……! やだあっ!!」
『イ"でるっ!! ずっとイってるうぅぅ!! ごわれるぅ……!! おかしくなるからあ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"!!』
「ああぁっ!! も、だめっ……あたまっ……へんになるぅ……!!」
泣き叫びながら絶頂する自分の姿と声……視聴覚的興奮に加え、玩具での責めに志郎は達し、テーブルと床に精液を撒き散らす。
「ふふっ……自分の淫らな姿に興奮して、イってしまったんですか? 可愛いですね」
「んあっ……ぁ……」
黎は耳元で囁きながら、志郎からバイブを引き抜く。そしてスラックスから自分の性器を取り出すと、志郎の後孔にあてがう。
「志郎くんのココに、私のモノを挿れてもいいですか?」
先端を埋め込みながら黎は、熱い吐息混じりの声で志郎に問いかける。
志郎は小さく頷き、力なく「すきにしろよ……」と呟く。その言葉を聞き終えるや否や、黎は性器を志郎のナカに突き入れた。そのまま間髪入れずに、激しいピストン運動を始める。
「あ"あ"ぁ!! おっきいっ……だめっ……! もっと、ゆっくりぃ……!」
「すみません……泣いている志郎くんが、あまりにも可愛らしかったので……止められそうにないです」
「や、だめだっ……! ああぁ!! そこだめぇっ……!!」
亀頭で前立腺を擦りながら奥を抉るような黎の責めに、志郎はひっきりなしに喘ぎ声を上げる。
「ふふっ……私のモノに感じてくれているのは、とても嬉しいのですが……。私の部下に全身を愛撫されているっ……志郎くんの姿も、しっかり見てくださいね」
『やあっ! すぐイっちゃうぅ!! だめぇ……!』
黎は志郎の顎を掴み、テレビの方に顔を向けさせる。そこには黎の部下達に体を弄られ、盛大に射精する志郎の姿が映っていた。その後すぐに、性器をしごいていた男が、手の平で志郎の亀頭を擦り始める。
『それやめろぉ!! やだっ……! またあれがクる……! キちゃうぅぅ!!』
「あぁっ……!」
派手に潮を吹く自分の姿を目にした瞬間、志郎はナカで黎の性器を締めつけた。
「っ……志郎くんはあぁやって、潮を吹かされるのも好きですよね? 後でやってあげましょうか?」
「やだっ……! あれっ……こわい、からっ……やだぁ……」
「怖いくらい気持ちいいんですね? だったら何度でもシてあげますよ」
「やだっていってっ……ああぁ……! また、そこばっかりぃ……!」
「ふふっ……気持ちいいですか?」
「ちがっ……やっ……も、またっ……イくっ……! あああぁぁ!!」
「くっ……」
黎に前立腺を集中的に突かれ、志郎は達すると同時に強くナカを締めつけた。その刺激に黎は呻き、志郎のナカに射精する。ビュクビュクと大量に精液を注ぎ込まれ、志郎は微かに足を震わせた。黎の精液を最奥に叩きつけられる感覚と、画面の中で男の精子を無理やり飲まされている自分の姿に興奮し、志郎はまた達してしまう。
「あぁ……精飲している自分の姿を見ただけでイってしまうなんて……本当に可愛い……」
「ゃ……ぁ……」
黎は恍惚とした表情で呟くと、志郎のナカでまた性器を大きくする。その感覚にも志郎は小さく喘ぎ、黎をますます興奮させた。
「志郎くん……あまり煽らないでください。もっと、虐めたくなるじゃないですか……」
黎はそう言うと、繋がったまま志郎を強引に立たせ、抽挿を再開する。
「やあっ……! だめっ……! むりぃ……!!」
志郎はプルプルと震える足に力を入れるが、前に倒れ込みそうになる。そんな志郎の身体を、黎は両腕でぎゅっと抱きしめて、腰を動かし続ける。
「あぁ……画面の中の志郎くんは、たくさんの男達に代わる代わる犯されて……とてもえっちですね?」
「いうなぁ……!」
低く甘い声で黎に囁かれ、志郎はゾクリとした。
黎の部下達にマワされて、彼らの白濁液で汚されていく自分の姿にも、志郎はゾクゾクが止まらない。それだけでなく、男達にイかされる自分の姿を目にする度に、志郎は生理的な涙を流しながら射精してしまう。
「ああぁぁ!! なんでっ……とまんないぃ! やだ、もうやだぁ……!」
「ふふっ……志郎くんは本当にっ……虐められるのが、大好きですね?」
「ちがっ……! あ……やだっ……おなじは……! もっとおかしくなるぅ……!!」
「あぁ……では同じようにイかせてあげますね?」
志郎の反応に夢中になっていた黎はふと、テレビの方を見て、納得したような顔でそう呟く。
画面の中の志郎は立ちバックでガンガン突かれながら、マットの上に座り込んだ別の男に性器をしごかれている。それを再現すべく、黎は左腕で志郎を支えつつ腰を動かし続け、右手で彼の性器をしごき出す。
「やだやだっ……! りょうほうはやめっ……ほんとむりぃ……! またイくからぁ……!」
「ふふっ……好きなだけ、気持ちよくなってください」
黎は志郎の亀頭にテープで貼ったローターを押さえつけ、激しく性器をしごきながら最奥をついた。
『りょうほうはっ……ああっ……! だめだっ……んあっ! またイく……!』
「あああぁぁぁ!!」
「っ……しろうくん……」
志郎は画面の中の自分がイクのと同時に、脚をガクガクと震わせ絶頂し、ヒクヒクとナカを刺激して黎の精液を搾り取る。二人してしばらく立ったまま呼吸を整えていたが、自分の喘ぎ声にビクッと肩を震わせる志郎を見て、黎はクスリと笑う。
その後、先に黎がソファに座り、志郎は後ろから抱っこされるような体勢で、二人はまた繋がった。そこから黎は志郎を抱きしめ、積極的には動かず時折り彼の頭を撫でたり、気紛れに乳首と性器に固定したローターを押さえる。志郎は変わらず自分の淫らな姿を強制的に見せられ続け、無意識に腰を揺らしては何度も射精する。
どれだけ恥ずかしい映像でも志郎は目を逸らさずテレビを見ていたが、シオンが画面に映った途端、身体を強張らせた。更に映像が進むにつれ、志郎の顔はますます熱くなり、心臓が早鐘を打つ。そして、シオンに性器を挿入された瞬間、志郎は思わず画面から目を背けて下を向く。
「目を逸らさないできちんと見てください。志郎くんがシオンくんに犯されて、乱れているところを」
黎に無理やり顔を上げさせられ、志郎はイヤイヤと首を横に振った。けれども、黎に「シオンくんがどうなってもいいんですか?」と低い声で言われれば、映像を見るしかなくなる。
シオンに激しくナカを掻き回され、愛の言葉を囁かれて喘ぐ自分の姿を見ながら、志郎は性器からとめどなく先走り汁を溢れさせる。その事に気がついた黎は志郎の性器を掴んでしごき、ゆっくりと腰を動かして下から何度も最奥を突く。
「あぁっ……! やっ……いま、んなことされたら……だめっ……イっ……」
『はっ……イけよ、志郎』
「ああぁっ……!!」
志郎はシオンの声と言葉に反応し、映像と同じタイミングで達してしまう。その際、強く性器を締めつけられた黎も思わず、志郎のナカに欲望を吐き出す。
「ふふっ……志郎くんはシオンくんにSっ気を出されると弱いですね?」
そんな風に黎にからかわれても志郎は何も言い返せずに、潤んだ瞳でぐったりと画面に視線を向けている。肩で息をしながら完全に黎に背中を預け、時折りローターの刺激に小さく喘ぐ。
「おやおや……昨日、あれだけ責めましたからね。今日は優しくしたつもりでしたが……流石の志郎くんももう限界ですか?」
黎はそう言いながら志郎の太腿を指先で撫で、耳を甘噛みする。それから耳の中に舌を入れてねっとりと舐め、緩やかに腰を揺らす。それだけの刺激でもビクビクと身体を震わせる志郎を見て、黎はニコリと笑い、徐々に抽挿を速めていく。
「あっ……も、だめっ……しおん……」
「は……?」
ぼぅとしている志郎の口からシオンの名前が出た瞬間、あれだけ上機嫌だった黎は無表情になる。心には黒い靄がかかり、黎は苛立ちを覚えた。もう映像を見るのも不愉快で、黎はテレビを消すと、ソファの上にリモコンを投げ置く。
「……志郎くんは悪い子ですね」
黎は抽挿を止めて性器を引き抜くと、志郎を横抱きにしてベッドまで移動し、乱暴に放り投げた。突然、ベッドに沈められた志郎は、キョトンとした顔で黎を見上げる。その表情にますます黎の苛立ちが募った。
黎はベッドに乗り上げ、志郎につけている足枷のチェーンのフックを外すと、強引に脚を大きく開かせる。
「ねぇ、志郎くん。今、君は誰とセックスをしているのか、分かっていますか?」
そう言いながら黎は正面から志郎の後孔に性器をあてがい、ゆっくりと挿入していく。
「んっ……ちょ……なにっ……怒ってんだよ、アンタ……」
「アンタではなく、黎です」
「は……? んあっ……!」
「黎と呼んでください。志郎くん」
黎は最奥まで性器を突っ込むと、志郎の頬を撫でながら怒りの籠った目で、じっと彼の瞳を見つめる。
「いや、ほんとなに……ああぁっ……! おくっ……やめっ……!」
「志郎くん、私はシオンくんではありません」
「んなことっ……わかって……ああっ!」
「分かっているなら私の名前を呼んでください」
黎は亀頭で何度も志郎の最奥をグリグリと刺激しながら、自分の名前を呼ぶように言う。志郎は無意識にシオンの名前を口にしたため、本気で何が黎の癇に障ったのか分かっておらず戸惑っている。
「今は誰とセックスしているのか、志郎くんがきちんと口にしてくれるまで、ずっとこのままですよ?」
黎は変わらず最奥を押し潰しながら、志郎の唇をそっとなぞる。志郎は涙目で喘ぎ、黎を見上げると、おずおずと口を動かす。
「あっ……おれはいまっ……黎と、んあっ……! せっくす、して……ああぁぁ!!」
志郎の口から自分の名前が出た瞬間、黎は嬉しそうな顔で性器を更に大きくし、全て言い終える前に動き出した。
「良い子ですね、志郎くん。もっと私の名前を呼んでください」
「ああっ……! れいっ……だめだっ……も、げんかい……ああっ……! そこやだっ! れいっ……やめっ……!」
「ふふっ……志郎くんは本当に可愛いですね」
すっかり機嫌が直った黎は、楽しそうに前立腺ばかりを狙って激しく腰を動かし、志郎を追いつめていく。乳首に固定したローターを押さえつけ、グリッと最奥を抉ると、志郎は「やああぁぁ!!」と叫びながら果てた。少し遅れて黎も達して、志郎のナカにドクドクと大量の精液を流し込む。
出し終わった後も黎は性器を引き抜かず、ぐったりとしている志郎にニコリと微笑みかける。その表情を見て、イヤな予感がした志郎の性器を黎は掴むと、ローターをつけたままの亀頭を手の平で擦り出す。
「ひっ! それやだああぁぁっ……!」
志郎は少しだけ身を捩ってそう叫ぶが、それ以降は大した抵抗もせずにされるがままになっている。
「あ"あ"あ"ぁ"ぁっ……!!」
しばらくして志郎は大きく背を反らし、盛大に潮を吹いた。
「ふふっ……やっぱり志郎くんは潮を吹かされるのも大好きですね」
シーツに身体を沈めて呼吸を整える志郎に、黎はそう囁きながら再び亀頭に手を伸ばす。
「あれはもうやだっ……本当にイヤだ……! オレは黎と普通にセックスしたいっ……!」
「はい……?」
潮を吹かされるのだけは本当にもう嫌で、志郎は思わずとんでもない事を口走ってしまう。その台詞には流石の黎もポカンと口を開け、動きを止める。
「あ……ちがっ……さっきのはその、とにかく違うから!!」
すぐに自分の失言に気がついた志郎は慌てて取り消そうとする。だが、黎はそんな志郎の頬に手を添えてニコリと笑う。
「ふふっ……志郎くんから誘ってくれるなんて嬉しいです。本音を言うと、私的には普通だと物足りないのですが……しばらくの間は志郎くんにお付き合いしますね?」
黎は解っている。先程の志郎の発言が、彼の本心ではない事を。潮吹きを回避するために、適当に発した失言であると。解った上で黎は、志郎から求めてきた事にして、行為を続けるつもりでいる。
「ちがう……ほんとにちがうから……」
「ふふっ……照れなくてもいいんですよ」
頬を赤く染めて、涙目で見上げてくる志郎の表情に、黎は興奮して性器をまた大きくする。
「んでっ……大きく、してんだよっ……!」
「志郎くんが可愛いからに決まっているじゃないですか」
「ずっと思ってたけど、デカい男に可愛いとかああぁぁ!! きゅうにっ……うごくなぁ!!」
もう我慢できないと言いたげに、黎はギラギラした瞳でピストン運動を始めた。
「ねぇ、志郎くん。普通にスる代わりに、これから毎日、私とたくさんセックスしませんか?」
「っ……んあっ……くそっ……好きにしやがれっ……この変態っ……! ああぁぁ!!」
疑問形だが、端から志郎の同意など求めていない黎は、ニコニコと笑いながら耳元で囁いた。志郎もそれを解っていて、ヤケクソ気味に罵倒も交えて言葉を返し、更に性器を大きくした黎に最奥を突かれて喘いだ。
キングサイズのベッドの上で目を覚ました志郎は上体を起こし、辺りを見渡してから自分の体に視線を落とす。
志郎が今いるのは黒と赤を基調としたゴシック調の部屋だ。ソファやテーブルなども、部屋に合った色と見た目のものが置かれている。設置された大きな壁掛けテレビだけが、この部屋にあまり馴染んでいない。
精液や汗などで汚れていた志郎の体は綺麗にされており、仄かに石鹸の香りがする。衣服は少し大きめの白いワイシャツを着せられているだけだ。手足首にはそれぞれレザータイプの手枷と足枷が、首には人間用の黒い首輪が装着されている。足枷のチェーンの長さは肩幅くらいで、手枷の方は短い。
「やっと目が覚めましたか」
志郎が小さなため息をついたタイミングで扉が開き、黎が部屋に入ってくる。彼の顔を見て、志郎は露骨に嫌そうな表情をするが、黎は気にせずベッドに腰掛けた。
「シオンの事は本当に解放したんだろうな?」
志郎は黎から顔を背けながら、心配そうに相棒の安否を問う。すると黎は「えぇ、勿論です」と言って、タブレットを操作してから画面を志郎に見せる。
「我々の活動拠点や潜伏先全てに、監視カメラを何台も設置していましてね。いつでもリアルタイム視聴や、録画した映像の確認ができるんです」
黎の説明を聞きながら志郎は映像を凝視する。
「よかった……」
シオンを助けに来た捜査官の顔や会話から、その映像がフェイクではないと確信すると、志郎は胸を撫で下ろした。
「それだけですか?」
「は?」
「私が言うのもなんですが、シオンくんとの約束を破って、志郎くんを連れ帰ってしまったので……。てっきり怒られるものだと……」
「あぁ……あの事か……」
志郎は黎とシオンのあのやり取りと、その後のアレコレも同時に思い出してしまい、少し頬を染めて言葉に詰まる。
「怒っていないのですか?」
「元々はオレが自分の身を差し出す代わりに、シオンだけを解放するって話だったしな。その約束が果たされたなら、オレが怒る理由はねぇよ」
これ以上、あの時の数々の痴態を思い出したくない志郎は、ぶっきら棒にそう答える。その事に気づいているのか、いないのか……黎は「それなら良かったです」と言って、ほんの少し笑った。
「それはそうと、他にも志郎くんに見ていただきたい映像があるのですが……」
黎は素早く話題を変えて立ち上がると、身長も体格もそこそこ大きな志郎を軽々と横抱きにする。
「はぁ!? なにしてっ……」
「大人しくしてください。余計、運び辛くなるじゃないですか」
志郎は拘束されたままの手足をバタバタさせるが、黎は余裕の表情でソファまで移動する。そして、ソファに腰掛けると、志郎を自分の脚の間に座らせた。
「ちょ……なんのつもりだよ!?」
「どうかしましたか?」
慌てて立ち上がろうとした志郎を、黎はぎゅっと抱きしめてキョトンとする。その表情を見た志郎は、この程度の事で抵抗するのは無駄な労力だと思い直し、大人しく正面にあるテレビに目を向けた。
「べつに何でもねぇよ……。それより見てほしい映像ってなんだよ?」
「ふふっ……それは見てのお楽しみです」
黎は志郎から片手だけを離すと、ソファの前に置かれたテーブルの上にあるリモコンを手に取り、電源と再生ボタンを順番に押した。すると、赤色の椅子にM字開脚で拘束された状態で、男達に囲まれている志郎の姿がいきなり映った。
「は……?」
突然の事に思考が追いつかない志郎は唖然とする。
『うぁっ! あ、やめっ……!』
「ちょ……まじでなに……」
戸惑う志郎の耳に、テレビから聞こえてくる彼の喘ぎ声が届く。
『ひっ! あっ! それ、やめろぉ……!』
画面に映る志郎は、男達に複数本の筆で乳首や性器、尿道口にまで媚薬を塗りこまれて喘いでいる。そんな自分の姿と声に、志郎は顔を真っ赤にして固まってしまう。
『あぁっ! いやだ……イきたくなぃ……あぁっ……! だめだっ……! イくっ……!!』
亀頭とカリ首、裏筋を中心に入念に媚薬を塗りたくられ、筆先で乳頭や乳輪を弄ばれ続け、画面の中の志郎は射精した。
『あ"あ"あ"っ!! やめっ! もうイったからぁ!』
「なんだよ、これ……」
筆の本数を増やした男達に更に責め立てられ、激しく首を横に振って絶叫する自分の声を聞きながら、志郎は黎を睨みつける。
「ふふっ……よく撮れているでしょう? 君を散々、弄んだあの部屋にも、たくさんの監視カメラを設置していましてね。志郎くんの痴態が鮮明に映っている数台のカメラの映像を、部下に編集してもらいました。私の部下はとても仕事が速くて、優秀なんですよ」
黎は爽やかな笑顔で丁寧にそう説明し、最後に自慢げに部下を褒めた。その言葉と表情に志郎は苛立つが、それよりもずっと聞こえてくる自分の喘ぎ声に耐えられなくなり、リモコンに手を伸ばす。
「ダメですよ」
黎はテーブルに置いていたリモコンを長い脚で蹴り飛ばし、志郎の体をより強く抱きしめる。
「くそっ……離せっ……!」
「ふふっ……もう少しで、可愛らしい顔で潮を吹く志郎くんが見れますよ?」
黎はそう囁いた後、志郎の耳を甘噛みする。
「っ……だまれっ……!」
「ほら、しっかり見ててください」
『あ"あ"あ"っ!! もうむりぃ……!! でるうぅぅ……!!』
ローションガーゼで責められ続け、叫びながら潮を吹いた自分の姿に志郎はいたたまれなくなり、テレビから顔を背ける。
「目を逸らさないでしっかり見てください」
黎は両脚と左手で志郎の体を抑え込み、右手で彼の頬を掴んで、強引に映像を見せる。
『あ"あ"あ"あ"あ"っ!! もうやめっ……!!』
『気持ちいいですか?』
『いいっ……! きもちっ……い"い"からあ"ぁぁっ!!』
『だそうですので、続けてあげてください』
『や"だあ"あ"ぁ"っ……! あ"あ"あ"っ!!』
「っ……もうこんなもの、見たくない……。ぜってぇ見ないからな……」
ローションガーゼで何度も潮を吹かされ、その度に絶叫する自分の姿など直視できる訳もなく、志郎はぎゅっと目を閉じる。
「はぁ……しっかり見てくださいと言っているのに……。ほら、真っ赤に腫れ上がった志郎くんの性器と、蕩けた可愛い顔もしっかり映っていますよ?」
「もう黙れよ……」
志郎が頑なに目を開かない事を、黎は不満に思った。けれども、志郎の胸のあたりが小さく膨らんでいる事に気がつくと、ニコリと笑う。
「おや? 自分が弄ばれている映像を見て、興奮したんですか? シャツの上からでも分かるくらい、尖ってますよ?」
黎はそう言いながら、立ちかけている志郎の乳首をシャツの上から軽く摘まんだ。
「ん……やめ……」
「ふふっ……今の刺激だけで感じたんですか?」
「感じてなんか……」
「本当ですか?」
意地悪な笑みを浮かべながら、黎はシャツ越しに志郎の乳首を触り続ける。指で転がしたり、摘まんだりして志郎の乳首を弄ぶ。そうされている内に、志郎の乳首は本格的に固くなり、先程よりもはっきりとシャツを押し上げている。
「んあっ! さわんな……!」
「ふふっ……ますます固くなってきましたね。とてもコリコリしていますよ?」
「うる……さい……あぁっ……!」
強く乳首を引っ張られ、志郎は思わず大声で喘いでしまう。
「おや、下の方も少し勃っていますね?」
黎の言葉通り、志郎の性器はシャツの裾を押し上げ、存在を主張している。
「な、んで……」
志郎は自身の性器が反応している事が信じられず、目を見開く。彼の戸惑う声に黎は愉快そうに笑いながら、志郎の性器を容赦なく激しくしごいた。
「あぁっ……! やめ、ろっ……」
志郎は必死に抵抗するが、黎に親指で尿道口をグリグリと押されながら性器をしごかれ続け、力が入らない。それどころか、性器は完全に勃起し、透明な先走り汁がダラダラと溢れ出てくる。
「ああぁっ……! いい加減にっ……あぁ……! くそっ……!」
「ふふっ……相変わらず、可愛らしい反応ですね。ほら、映像の中の志郎くんは私のモノを後ろに咥え込んで……とても気持ちよさそうな顔をしていますよ」
黎はうっとりした顔でそう言いながら、勃ちかけている自身の性器をスラックス越しに志郎の臀部に擦りつける。
「ぜってぇみないって……あっ……言った、だろっ……! あと、んなもんっ……んあっ……! なすり、つけんなっ……」
「では、志郎くんのえっちな声を聞きながら、私とセックスしましょうか」
「はぁ!? ざけん――」
黎は言葉を遮るように、後ろを向かせた志郎に深く口づける。だがすぐに、志郎に舌を噛まれ、ムッとした表情で唇を離す。
「全く……アレも嫌。コレも嫌と……随分とワガママですね」
「黙れ……」
「やれやれ……今日はやけに反抗的ですね? 昨日も多少の抵抗はありましたが……あぁ、もしかして、シオンくんが解放されたからですか?」
「……」
黎に図星をつかれ、志郎は黙り込む。そんな志郎を見て、黎は「私とした事が……こんな単純な理由さえ、すぐに思いつかないとは……」と自嘲気味に笑う。
「君の考えはよく分かりました。ですが志郎くん、君が度の超えた反抗を続けるのであれば、こちらにも考えがありますよ?」
「あ……? どういう意味だよ……?」
志郎の言葉を受け、黎はソファに隠していた予備のリモコンで映像を止めた。そして志郎の耳に唇を寄せ、囁くようにある事実を伝える。
潜入捜査官の中に、黎の組織と手を組んだスパイ……つまり裏切者がいる事。そのスパイに指示を出せば、いつでもシオンを手にかける事ができると、黎は淡々と志郎に告げる。
志郎は最初、その話を信じられなかった。正確には、信じたくなかった。しかし、裏切者がいると仮定した方が、全て辻褄が合う。シオンと自分の正体が、黎達にバレていた事も。仲間の助けが遅すぎた事にも……。
だから志郎は最終的に、黎の話は嘘ではないと結論付け、重苦しいため息をついた。
「さて、今の話を聞いた上でどうしますか? 志郎くん」
「……わかった。なんだってしてやるよ……」
「ふふっ……では先程、志郎くんが噛んだ私の舌を舐めてください」
黎はそう言ってから舌を出した。志郎は苦々しい表情を浮かべると、黎の胸ぐらを掴んで顔を近づける。それから恐る恐る舌を伸ばし、嫌々ながらも赤い血が滲むそこをペロペロと舐める。
「んっ……ふぁ……んんっ……」
頬を赤く染めて舌を舐める志郎の姿に、黎はグラリとした瞬間、無意識の内に唇をくっつけていた。
「んあ!? ふ……ぁ……やぁ……んん……んっ……」
黎は志郎の耳を弄りながら、口内をねっとりと犯し、満足すると唇を離した。
目頭に涙をため、抵抗してしまわないように必死に掌を握りしめている志郎の事が、黎は何だか愛おしく思えた。その気持ちを表現するかのように、黎は志郎の額や瞼、頬に軽くキスをする。
「ふふっ……安心してください。少しの抵抗であれば、内通者にシオンくんを危険に晒すような指示は出しませんから。では、先程の続き……えっちな志郎くんの姿を鑑賞しながら、私とセックスしましょうか」
「なんだってしてやるって言っただろ……」
「ふふっ……かっこいいですね?」
黎は愉快そうに笑いながら、真っ赤な顔で睨みつけてくる志郎にまた口づけた。
『あ"あ"あ"っ! もぉや"だぁ……! あ"あ"あ"ぁっ! またイ"クっ……! イ"グう"ぅぅ!!』
画面の中の志郎はピストンマシンでナカをかき混ぜられ、電マで乳首と性器を刺激され続け、絶え間なく絶叫している。
「ふふっ……機械に嬲られて悶えている志郎くんも可愛らしいですね」
「んっ……だまれっ……あぁ……!」
志郎は目の前のテーブルに両手をつき、黎に臀部を突き出す状態で立っている。ソファに腰掛けたままの黎は、うっとりした表情で映像を見ながら、志郎の後孔に挿入しているバイブを気紛れに動かす。
ワイシャツのボタンは全て外され、志郎の乳首と亀頭にはワイヤレスローターがテープで固定されている。志郎は三ヵ所の刺激に耐えながら、あられもない自分の姿を、涙で滲む視界で見続ける。嫌な筈なのに、ハードな責めを受ける自分の痴態を見せられながら玩具で弄ばれているこの状況に、志郎は少し興奮もしていた。先走り汁で性器とローターを濡らし、時折り甘い声を漏らす程に。
『ひぁあっ! あ"あ"あ"あ"……! もうイ"っでるからあ"あ"あ"ぁ"ぁっ……!!』
乳首にシリコンタイプのクリップを挟んでの電流責め。性器全体を覆い、マックスの振動で強く押しつけられている、イボイボのアタッチメント付きの電マ。前立腺をガシガシと抉る、太いディルドがついたピストンマシン。それらの責めに、画面の中の志郎はボロボロと涙を流しながら絶叫し続けている。
そんな自分の姿を見て、志郎は無意識に生唾を飲み込む。その事に気がついた黎は立ち上がり、志郎に後ろから覆い被さる形で耳元に顔を寄せる。
「あんな風にまた、ハードに責めてあげましょうか?」
黎の問いに、志郎はゾクゾクと身体を震わせ、首を横に振る。
「あれはっ……いやだっ……」
「どうしてですか?」
「おかしくなるからあぁ!! きゅうにっ……やめろぉ……!」
黎は言葉の途中で、志郎に突っ込んだままのバイブを激しく出し入れし始めた。志郎はテーブルに上半身を預け、足をガクガクさせながらも画面を見続ける。
『あ"あ"あ"あ"あ"ぁぁっ……!!』
後孔が捲れる程、イボイボ極太ディルドのピストンマシンでぐぼぐぼとナカを掻き回され、絶叫する自分の姿に志郎の全身が熱くなる。情けなさと恥ずかしさと興奮が混ざり合い、自分でも訳が分からなくなった志郎はポロポロと涙を流す。
「ふふっ……泣いてしまう程、気持ちいいんですか?」
黎は泣いている志郎を見て、ゾクゾクしながら紅潮し、バイブを動かす手を速める。
「やめっ……! そこだめっ……! やだあっ!!」
『イ"でるっ!! ずっとイってるうぅぅ!! ごわれるぅ……!! おかしくなるからあ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"!!』
「ああぁっ!! も、だめっ……あたまっ……へんになるぅ……!!」
泣き叫びながら絶頂する自分の姿と声……視聴覚的興奮に加え、玩具での責めに志郎は達し、テーブルと床に精液を撒き散らす。
「ふふっ……自分の淫らな姿に興奮して、イってしまったんですか? 可愛いですね」
「んあっ……ぁ……」
黎は耳元で囁きながら、志郎からバイブを引き抜く。そしてスラックスから自分の性器を取り出すと、志郎の後孔にあてがう。
「志郎くんのココに、私のモノを挿れてもいいですか?」
先端を埋め込みながら黎は、熱い吐息混じりの声で志郎に問いかける。
志郎は小さく頷き、力なく「すきにしろよ……」と呟く。その言葉を聞き終えるや否や、黎は性器を志郎のナカに突き入れた。そのまま間髪入れずに、激しいピストン運動を始める。
「あ"あ"ぁ!! おっきいっ……だめっ……! もっと、ゆっくりぃ……!」
「すみません……泣いている志郎くんが、あまりにも可愛らしかったので……止められそうにないです」
「や、だめだっ……! ああぁ!! そこだめぇっ……!!」
亀頭で前立腺を擦りながら奥を抉るような黎の責めに、志郎はひっきりなしに喘ぎ声を上げる。
「ふふっ……私のモノに感じてくれているのは、とても嬉しいのですが……。私の部下に全身を愛撫されているっ……志郎くんの姿も、しっかり見てくださいね」
『やあっ! すぐイっちゃうぅ!! だめぇ……!』
黎は志郎の顎を掴み、テレビの方に顔を向けさせる。そこには黎の部下達に体を弄られ、盛大に射精する志郎の姿が映っていた。その後すぐに、性器をしごいていた男が、手の平で志郎の亀頭を擦り始める。
『それやめろぉ!! やだっ……! またあれがクる……! キちゃうぅぅ!!』
「あぁっ……!」
派手に潮を吹く自分の姿を目にした瞬間、志郎はナカで黎の性器を締めつけた。
「っ……志郎くんはあぁやって、潮を吹かされるのも好きですよね? 後でやってあげましょうか?」
「やだっ……! あれっ……こわい、からっ……やだぁ……」
「怖いくらい気持ちいいんですね? だったら何度でもシてあげますよ」
「やだっていってっ……ああぁ……! また、そこばっかりぃ……!」
「ふふっ……気持ちいいですか?」
「ちがっ……やっ……も、またっ……イくっ……! あああぁぁ!!」
「くっ……」
黎に前立腺を集中的に突かれ、志郎は達すると同時に強くナカを締めつけた。その刺激に黎は呻き、志郎のナカに射精する。ビュクビュクと大量に精液を注ぎ込まれ、志郎は微かに足を震わせた。黎の精液を最奥に叩きつけられる感覚と、画面の中で男の精子を無理やり飲まされている自分の姿に興奮し、志郎はまた達してしまう。
「あぁ……精飲している自分の姿を見ただけでイってしまうなんて……本当に可愛い……」
「ゃ……ぁ……」
黎は恍惚とした表情で呟くと、志郎のナカでまた性器を大きくする。その感覚にも志郎は小さく喘ぎ、黎をますます興奮させた。
「志郎くん……あまり煽らないでください。もっと、虐めたくなるじゃないですか……」
黎はそう言うと、繋がったまま志郎を強引に立たせ、抽挿を再開する。
「やあっ……! だめっ……! むりぃ……!!」
志郎はプルプルと震える足に力を入れるが、前に倒れ込みそうになる。そんな志郎の身体を、黎は両腕でぎゅっと抱きしめて、腰を動かし続ける。
「あぁ……画面の中の志郎くんは、たくさんの男達に代わる代わる犯されて……とてもえっちですね?」
「いうなぁ……!」
低く甘い声で黎に囁かれ、志郎はゾクリとした。
黎の部下達にマワされて、彼らの白濁液で汚されていく自分の姿にも、志郎はゾクゾクが止まらない。それだけでなく、男達にイかされる自分の姿を目にする度に、志郎は生理的な涙を流しながら射精してしまう。
「ああぁぁ!! なんでっ……とまんないぃ! やだ、もうやだぁ……!」
「ふふっ……志郎くんは本当にっ……虐められるのが、大好きですね?」
「ちがっ……! あ……やだっ……おなじは……! もっとおかしくなるぅ……!!」
「あぁ……では同じようにイかせてあげますね?」
志郎の反応に夢中になっていた黎はふと、テレビの方を見て、納得したような顔でそう呟く。
画面の中の志郎は立ちバックでガンガン突かれながら、マットの上に座り込んだ別の男に性器をしごかれている。それを再現すべく、黎は左腕で志郎を支えつつ腰を動かし続け、右手で彼の性器をしごき出す。
「やだやだっ……! りょうほうはやめっ……ほんとむりぃ……! またイくからぁ……!」
「ふふっ……好きなだけ、気持ちよくなってください」
黎は志郎の亀頭にテープで貼ったローターを押さえつけ、激しく性器をしごきながら最奥をついた。
『りょうほうはっ……ああっ……! だめだっ……んあっ! またイく……!』
「あああぁぁぁ!!」
「っ……しろうくん……」
志郎は画面の中の自分がイクのと同時に、脚をガクガクと震わせ絶頂し、ヒクヒクとナカを刺激して黎の精液を搾り取る。二人してしばらく立ったまま呼吸を整えていたが、自分の喘ぎ声にビクッと肩を震わせる志郎を見て、黎はクスリと笑う。
その後、先に黎がソファに座り、志郎は後ろから抱っこされるような体勢で、二人はまた繋がった。そこから黎は志郎を抱きしめ、積極的には動かず時折り彼の頭を撫でたり、気紛れに乳首と性器に固定したローターを押さえる。志郎は変わらず自分の淫らな姿を強制的に見せられ続け、無意識に腰を揺らしては何度も射精する。
どれだけ恥ずかしい映像でも志郎は目を逸らさずテレビを見ていたが、シオンが画面に映った途端、身体を強張らせた。更に映像が進むにつれ、志郎の顔はますます熱くなり、心臓が早鐘を打つ。そして、シオンに性器を挿入された瞬間、志郎は思わず画面から目を背けて下を向く。
「目を逸らさないできちんと見てください。志郎くんがシオンくんに犯されて、乱れているところを」
黎に無理やり顔を上げさせられ、志郎はイヤイヤと首を横に振った。けれども、黎に「シオンくんがどうなってもいいんですか?」と低い声で言われれば、映像を見るしかなくなる。
シオンに激しくナカを掻き回され、愛の言葉を囁かれて喘ぐ自分の姿を見ながら、志郎は性器からとめどなく先走り汁を溢れさせる。その事に気がついた黎は志郎の性器を掴んでしごき、ゆっくりと腰を動かして下から何度も最奥を突く。
「あぁっ……! やっ……いま、んなことされたら……だめっ……イっ……」
『はっ……イけよ、志郎』
「ああぁっ……!!」
志郎はシオンの声と言葉に反応し、映像と同じタイミングで達してしまう。その際、強く性器を締めつけられた黎も思わず、志郎のナカに欲望を吐き出す。
「ふふっ……志郎くんはシオンくんにSっ気を出されると弱いですね?」
そんな風に黎にからかわれても志郎は何も言い返せずに、潤んだ瞳でぐったりと画面に視線を向けている。肩で息をしながら完全に黎に背中を預け、時折りローターの刺激に小さく喘ぐ。
「おやおや……昨日、あれだけ責めましたからね。今日は優しくしたつもりでしたが……流石の志郎くんももう限界ですか?」
黎はそう言いながら志郎の太腿を指先で撫で、耳を甘噛みする。それから耳の中に舌を入れてねっとりと舐め、緩やかに腰を揺らす。それだけの刺激でもビクビクと身体を震わせる志郎を見て、黎はニコリと笑い、徐々に抽挿を速めていく。
「あっ……も、だめっ……しおん……」
「は……?」
ぼぅとしている志郎の口からシオンの名前が出た瞬間、あれだけ上機嫌だった黎は無表情になる。心には黒い靄がかかり、黎は苛立ちを覚えた。もう映像を見るのも不愉快で、黎はテレビを消すと、ソファの上にリモコンを投げ置く。
「……志郎くんは悪い子ですね」
黎は抽挿を止めて性器を引き抜くと、志郎を横抱きにしてベッドまで移動し、乱暴に放り投げた。突然、ベッドに沈められた志郎は、キョトンとした顔で黎を見上げる。その表情にますます黎の苛立ちが募った。
黎はベッドに乗り上げ、志郎につけている足枷のチェーンのフックを外すと、強引に脚を大きく開かせる。
「ねぇ、志郎くん。今、君は誰とセックスをしているのか、分かっていますか?」
そう言いながら黎は正面から志郎の後孔に性器をあてがい、ゆっくりと挿入していく。
「んっ……ちょ……なにっ……怒ってんだよ、アンタ……」
「アンタではなく、黎です」
「は……? んあっ……!」
「黎と呼んでください。志郎くん」
黎は最奥まで性器を突っ込むと、志郎の頬を撫でながら怒りの籠った目で、じっと彼の瞳を見つめる。
「いや、ほんとなに……ああぁっ……! おくっ……やめっ……!」
「志郎くん、私はシオンくんではありません」
「んなことっ……わかって……ああっ!」
「分かっているなら私の名前を呼んでください」
黎は亀頭で何度も志郎の最奥をグリグリと刺激しながら、自分の名前を呼ぶように言う。志郎は無意識にシオンの名前を口にしたため、本気で何が黎の癇に障ったのか分かっておらず戸惑っている。
「今は誰とセックスしているのか、志郎くんがきちんと口にしてくれるまで、ずっとこのままですよ?」
黎は変わらず最奥を押し潰しながら、志郎の唇をそっとなぞる。志郎は涙目で喘ぎ、黎を見上げると、おずおずと口を動かす。
「あっ……おれはいまっ……黎と、んあっ……! せっくす、して……ああぁぁ!!」
志郎の口から自分の名前が出た瞬間、黎は嬉しそうな顔で性器を更に大きくし、全て言い終える前に動き出した。
「良い子ですね、志郎くん。もっと私の名前を呼んでください」
「ああっ……! れいっ……だめだっ……も、げんかい……ああっ……! そこやだっ! れいっ……やめっ……!」
「ふふっ……志郎くんは本当に可愛いですね」
すっかり機嫌が直った黎は、楽しそうに前立腺ばかりを狙って激しく腰を動かし、志郎を追いつめていく。乳首に固定したローターを押さえつけ、グリッと最奥を抉ると、志郎は「やああぁぁ!!」と叫びながら果てた。少し遅れて黎も達して、志郎のナカにドクドクと大量の精液を流し込む。
出し終わった後も黎は性器を引き抜かず、ぐったりとしている志郎にニコリと微笑みかける。その表情を見て、イヤな予感がした志郎の性器を黎は掴むと、ローターをつけたままの亀頭を手の平で擦り出す。
「ひっ! それやだああぁぁっ……!」
志郎は少しだけ身を捩ってそう叫ぶが、それ以降は大した抵抗もせずにされるがままになっている。
「あ"あ"あ"ぁ"ぁっ……!!」
しばらくして志郎は大きく背を反らし、盛大に潮を吹いた。
「ふふっ……やっぱり志郎くんは潮を吹かされるのも大好きですね」
シーツに身体を沈めて呼吸を整える志郎に、黎はそう囁きながら再び亀頭に手を伸ばす。
「あれはもうやだっ……本当にイヤだ……! オレは黎と普通にセックスしたいっ……!」
「はい……?」
潮を吹かされるのだけは本当にもう嫌で、志郎は思わずとんでもない事を口走ってしまう。その台詞には流石の黎もポカンと口を開け、動きを止める。
「あ……ちがっ……さっきのはその、とにかく違うから!!」
すぐに自分の失言に気がついた志郎は慌てて取り消そうとする。だが、黎はそんな志郎の頬に手を添えてニコリと笑う。
「ふふっ……志郎くんから誘ってくれるなんて嬉しいです。本音を言うと、私的には普通だと物足りないのですが……しばらくの間は志郎くんにお付き合いしますね?」
黎は解っている。先程の志郎の発言が、彼の本心ではない事を。潮吹きを回避するために、適当に発した失言であると。解った上で黎は、志郎から求めてきた事にして、行為を続けるつもりでいる。
「ちがう……ほんとにちがうから……」
「ふふっ……照れなくてもいいんですよ」
頬を赤く染めて、涙目で見上げてくる志郎の表情に、黎は興奮して性器をまた大きくする。
「んでっ……大きく、してんだよっ……!」
「志郎くんが可愛いからに決まっているじゃないですか」
「ずっと思ってたけど、デカい男に可愛いとかああぁぁ!! きゅうにっ……うごくなぁ!!」
もう我慢できないと言いたげに、黎はギラギラした瞳でピストン運動を始めた。
「ねぇ、志郎くん。普通にスる代わりに、これから毎日、私とたくさんセックスしませんか?」
「っ……んあっ……くそっ……好きにしやがれっ……この変態っ……! ああぁぁ!!」
疑問形だが、端から志郎の同意など求めていない黎は、ニコニコと笑いながら耳元で囁いた。志郎もそれを解っていて、ヤケクソ気味に罵倒も交えて言葉を返し、更に性器を大きくした黎に最奥を突かれて喘いだ。
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