25 / 69
25
しおりを挟む
「どうせ俺の怪我が治るまで待ってくださいとか言ったんだろ?」
「そうですよ!今の状態でお付き合いなんて出来ませんから!義務はちゃんと果たします!けど、彼と付き合うのでセクハラはホントに止めて下さい!」
「お前は俺のもんだろ?」
「勝手な事言わないで下さい!てか腕が痛い……」
「お前は俺の従順な下僕だ!何もわかってないみたいだな」
わかってないのはそっちだろう!
そう言おうと思ったのも刹那。明人に口を塞がれた加奈は言葉を漏らせないでいた。
加奈の背が壁に押され、身動きが取れない状態になってしまった。
「いい加減にしてよ明人!」
「たかだか同じ会社の後輩に告られたくらいで浮かれやがって。そういう奴にはお仕置きしてやらないとな」
「ちょっと!放してよ!」
キスで口を塞がれたと思うと、その唇は頬や耳朶を舐めた。そして首筋をスーッと舐めると、さすがの加奈もビクッと身体を震わせた。
「ホント……やめ、あん!」
「あぁ…跡が薄くなってるな。もう一回つけとくか」
「だから……つっ!」
首筋にきつく吸いつき、その後は執拗なまでに赤く色づいたそこを舐められる。
「あっ、あぁ……んあっ!」
ツーっと這う舌に加奈は甘い声を漏らす。その行為は徐々に熱が籠こもっていくのがわかった。舌は首筋から鎖骨に落ち、その手が首元の服をずらそうとしたのがわかった。
あぁ……ホント最悪!
このままではその先が大いに想像出来る。絶対に屈してはいけない。そう思った加奈はなけなしの理性を覚醒させ、渾身の力で明人を押しのけた。
「もう!いい加減にしてよ!こんな事続けるならここ出て行きますから!」
「ふん!俺の気も知らないで。まぁいい。ならお前がここを出て行くまでに、お前が誰の所有物か叩き込んでやらないとな」
「まったくもって意味がわかりません!」
何を勝手な事をつらつらと言っているのか?怒る加奈はそのままリビングに向かった。嫌がらせには嫌がらせを……そう思い、今日は明人の苦手とする野菜満載の料理にした。嫌な表情を見せた明人は、なんとか食べられる食材のみを食べた。
そしてまた襲われたらたまったものではない。加奈は夜通し明人襲撃に備えたが、明人はその晩加奈の所には来ず、次の日を寝不足のまま会社に行くことになった。
「そうですよ!今の状態でお付き合いなんて出来ませんから!義務はちゃんと果たします!けど、彼と付き合うのでセクハラはホントに止めて下さい!」
「お前は俺のもんだろ?」
「勝手な事言わないで下さい!てか腕が痛い……」
「お前は俺の従順な下僕だ!何もわかってないみたいだな」
わかってないのはそっちだろう!
そう言おうと思ったのも刹那。明人に口を塞がれた加奈は言葉を漏らせないでいた。
加奈の背が壁に押され、身動きが取れない状態になってしまった。
「いい加減にしてよ明人!」
「たかだか同じ会社の後輩に告られたくらいで浮かれやがって。そういう奴にはお仕置きしてやらないとな」
「ちょっと!放してよ!」
キスで口を塞がれたと思うと、その唇は頬や耳朶を舐めた。そして首筋をスーッと舐めると、さすがの加奈もビクッと身体を震わせた。
「ホント……やめ、あん!」
「あぁ…跡が薄くなってるな。もう一回つけとくか」
「だから……つっ!」
首筋にきつく吸いつき、その後は執拗なまでに赤く色づいたそこを舐められる。
「あっ、あぁ……んあっ!」
ツーっと這う舌に加奈は甘い声を漏らす。その行為は徐々に熱が籠こもっていくのがわかった。舌は首筋から鎖骨に落ち、その手が首元の服をずらそうとしたのがわかった。
あぁ……ホント最悪!
このままではその先が大いに想像出来る。絶対に屈してはいけない。そう思った加奈はなけなしの理性を覚醒させ、渾身の力で明人を押しのけた。
「もう!いい加減にしてよ!こんな事続けるならここ出て行きますから!」
「ふん!俺の気も知らないで。まぁいい。ならお前がここを出て行くまでに、お前が誰の所有物か叩き込んでやらないとな」
「まったくもって意味がわかりません!」
何を勝手な事をつらつらと言っているのか?怒る加奈はそのままリビングに向かった。嫌がらせには嫌がらせを……そう思い、今日は明人の苦手とする野菜満載の料理にした。嫌な表情を見せた明人は、なんとか食べられる食材のみを食べた。
そしてまた襲われたらたまったものではない。加奈は夜通し明人襲撃に備えたが、明人はその晩加奈の所には来ず、次の日を寝不足のまま会社に行くことになった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
エリート課長の脳内は想像の斜め上をいっていた
ピロ子
恋愛
飲み会に参加した後、酔い潰れていた私を押し倒していたのは社内の女子社員が憧れるエリート課長でした。
普段は冷静沈着な課長の脳内は、私には斜め上過ぎて理解不能です。
※課長の脳内は変態です。
なとみさん主催、「#足フェチ祭り」参加作品です。完結しました。
禁断溺愛
流月るる
恋愛
親同士の結婚により、中学三年生の時に湯浅製薬の御曹司・巧と義兄妹になった真尋。新しい家族と一緒に暮らし始めた彼女は、義兄から独占欲を滲ませた態度を取られるようになる。そんな義兄の様子に、真尋の心は揺れ続けて月日は流れ――真尋は、就職を区切りに彼への想いを断ち切るため、義父との養子縁組を解消し、ひっそりと実家を出た。しかし、ほどなくして海外赴任から戻った巧に、その事実を知られてしまう。当然のごとく義兄は大激怒で真尋のマンションに押しかけ、「赤の他人になったのなら、もう遠慮する必要はないな」と、甘く淫らに懐柔してきて……? 切なくて心が甘く疼く大人のエターナル・ラブ。
4番目の許婚候補
富樫 聖夜
恋愛
愛美は家出をした従姉妹の舞の代わりに結婚することになるかも、と突然告げられた。どうも昔からの約束で従姉妹の中から誰かが嫁に行かないといけないらしい。順番からいえば4番目の許婚候補なので、よもや自分に回ってくることはないと安堵した愛美だったが、偶然にも就職先は例の許婚がいる会社。所属部署も同じになってしまい、何だかいろいろバレないようにヒヤヒヤする日々を送るハメになる。おまけに関わらないように距離を置いて接していたのに例の許婚――佐伯彰人――がどういうわけか愛美に大接近。4番目の許婚候補だってバレた!? それとも――? ラブコメです。――――アルファポリス様より書籍化されました。本編削除済みです。
うちの幼馴染がデレすぎてて俺の理性はもう限界。でも毎日が最高に甘いからもうどうでもいいや
静内燕
恋愛
相沢悠太の日常は、規格外の美少女である幼馴染、白石葵によって完全に支配されている。
朝のモーニングコール(ベッドへのダイブ付き)から始まり、登校中の腕組み、そして「あーん」が義務付けられた手作り弁当。誰もが羨むラブラブっぷりだが、悠太はこれを「家族愛」だと頑なに誤解(無視)している。
「ゆーたは私の運命の相手なんだもん!」と、葵のデレデレは今日も過剰の一途。周囲の冷やかしや、葵を狙う男子生徒のプレッシャーが高まる中、悠太の**「幼馴染フィルター」**はついに限界を迎える。
この溺愛っぷり、いつまで「家族」で通せるのか?
甘すぎる日常が、悠太の鈍感な理性を溶かし尽くす――最初からクライマックスの、超高濃度イチャイチャ・ラブコメ、開幕!
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる