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第23話 異世界処女姉妹丼※♥

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「あ、あの、その……ファソラ、い、いいの?」
「う、う、こわいけど……お姉ちゃんと一緒なら……」
「かかか、言質取った。つまりもうこれで和姦ってことでいいな?」
 
 部屋の扉をしめ、ベッドに腰を下ろす英成は左右にレミとファソラを侍らせるように座らせ、二人の背中に手を回して後ろから姉妹の胸を揉みしだいた。

「ひゃっ、あ、い、いあ……」
「ちょっ、ま、まってくださ、う……」
「お~、イイねぇ。姉ちゃんは揉み応えあってそこそこデカくて柔らけぇ……妹ちゃんは発展途上でカワイイ~ぜ~♪」

 既に寝起きで二回も刹華と交わった英成だが、気持ちが高ぶって萎えなかった。

「初めて抱く異世界女子……しかも処女姉妹丼なんて流石の俺も初めてだぜ……美味しく頂かねえとな……こんなイイ姉妹が未だになんて、この世界の男どもは何やってんだ?」

 胸を揉む反応だけで英成には、二人が処女どころか、男と手を繋いだこともないであろうことを察した。

「うぅ、んく、す、すみません……く、くすぐったくて……」
「お、お兄さん、その……あまり、そこは……ん!」

 それを姉妹二人同時になど、高ぶらないという方が無理であった。

「じゃ、キスしようぜ」
「えっ!? き、キス……ですか……」
「そっ、ヤッてレベルアップして終わりなんて作業じゃイヤだろ? 初めての思い出なんだから、俺も精いっぱいに二人を愛してやるからよ」
「あっ……で、ですけど、き、キス……」

 二人はキスという言葉に反応。それは、いつか好きな男が出来たら愛を確かめ合う神聖な――――

「ん~」
「あっ、ま、待ってください、こ、心の準備……じゅん……あ―――」

 それを初めて会った男にいきなり奪われてしまう。
 レミは重なった唇と間近にある英成の顔にしばらく硬直して反応できなかったが、徐々に自分の唇が触れるものの感触を実感し……

「あ……う、ぁ……」

 自然と涙がこぼれた。

「うぅ……キス……私のファーストキス……」
「ほれ、妹ちゃんも」
「へ!? あ、で、でもぉ……」

 しかし、英成は構わず、今度は反対側のファソラの顎を指で持ち上げゆっくりと顔を近づけ……

「かわいいな、お前」
「あ……」
「んっ」
「ん……!?」

 プルプルと震えるだけで何もできないファソラもそのまま英成に唇を奪われた。
 姉妹がほぼ同時に同じ男にファーストキスを奪われる。
 自分たちから英成と交わることを提案したが、今になって色々な想いが駆け巡って二人は訳が分からなくなる。
 だが、そこで英成は二人の頭を撫でながら同時に自分の胸に抱き寄せた。

「これで俺はお前らの男で、お前らは俺の女だ」

 二人にとって、少し年下、少し年上の男の胸に抱き寄せられる。
 逞しく、熱く……

「あ……」
「お、お兄さん……」

 徐々に緊張とは別のドキドキが二人にこみ上げてくる。
 そして……

「ほれ、お姉さん。今度は舌を入れるぜ? んじゅる、ちゅぶる、じゅ、ちゅぶ」
「んぐっ!? ん、あ、じゅぶ、ちゅ、あ、んぐ」
「ぷはっ……妹ちゃんも」
「じゅぶっ!? ん、んーーー!? ん、ん、んん!?」

 英成は姉妹交互にディープキス。二人の口内を入念に、舌を絡めつける。
 何もできない二人の舌も口内もされるがままだが、同時に胸の中に熱いものがこみ上げて、徐々に二人は蕩けた表情を浮かべる。

「じゃ、もう一回お姉さんに。んちゅっじゅる」
「んむっ!?」
「ぷはっ……妹ちゃんのキスの味をおすそ分けだ……」
「ッ!? うっ、うぅむうぅ!?」
「ぷはっ……ほれ、妹ちゃんも……今度は妹ちゃんも舌を動かしてみな」
「え、し、した、……舌……ですか? で、でもぉ」
「じゃないと、俺だけやっちゃうぞ? ちゅっ」
「あっ、ん……」

 一度ではやめない。姉妹交互に繰り返して行う。何度も何度も繰り返すことで、キスの感触に二人が慣れるとともに、同時に頭がポーっとして判断力も鈍る。
 本来ならここで脱がすところなのだが、英成はまだそこまでしない。

「妹ちゃん、俺の口の中に……舌入れて。んちゅぶ、ん」
「ん、あ、ちゅぶ、ぅ、んんん」

 英成に言われて一生懸命舌を舐め返すファソラ。
 その頭を優しく撫でながら、英成も口内に入れた舌を乱暴ではなく優しく迎えて絡める。
 ゆっくり、ゆっくりとまるで愛おしむかのように。

「っ、あ、お、おにいさん……」
「上手だぜ、妹ちゃん……いや……ファソラ」
「ッ!?」
「ありがとな、懸命に応えてくれて」

 口を離し、それでも息がかかる至近距離で、英成は優しく微笑みながら初めてファソラの名前を呼んで、ファソラの頭を撫でる。

「う、ううん……」

 すると、英成のその意外な態度にファソラも戸惑いながらも、悪い気持ちがせず、素直に頷いた。
 
「こんなに可愛い子とのキス……もっとしたいな」
「お、お兄さん……あむっ、ん……あ……ん♥」
「ぷはっ……もっと、キスしていいかな?」
「……うん」

 そしてやがて、ファソラは両手を英成の首に回し、覚えたてだが英成に教えてもらったディープキスを続行する。
 いや、言われたからやったというよりは、自分も求め始めていた。
 それが、英成の狙い。
 最初は無理やり強引に。
 だが、途中からは優しくする。

(こういう控えめな性格の処女に必要なのは、気持ちよくするテクニックじゃねえ……安心感だ。女も高校生になると子供っぽいとか思われたくなくて自分からも動こうとするが、こういう年下純粋JCは年上に対して委ねてされるがまま……だけど、それじゃあダメだ。JCビッチの瑠莉奈が連れてきた後輩処女たちで試して出た俺の自論! 最初は強引に押して、だけどここからは優しく丁寧に……そして、俺に惚れてもらう!)

 自分から積極的に動き出してくれれば、次の段階、英成は勃起しているペニスをファソラの太ももやショーツ越しのマン筋に擦りつける。

「ふぁむっ!? ぷはっ……あ……」
「たはは……みっともないモノでごめんな」
「……す、すごい……間近で見るとこんなに……お兄さんの……熱い」

 本来なら体をもっと仰け反らせて、「やっぱり無理」とかそういう反応が出てもおかしくないファソラだが、既に蕩けているファソラはそこまで拒否反応を示さない。
 それを確認し、英成は少し放置していたレミを見る。

「レミ姉さん」
「え、あ、は、あ、う、うん……」
「えい」
「え、あ、え!?」

 ポーっとしながら英成とファソラのキスシーンを見せられていたレミの胸元に、英成は持たれるように体を預けた。
 それは……

「なんだか、俺も甘えたくなった……その、刹華には内緒だぞ? ……いーこ、いーこしてくれないかな……?」
「えっ!?」
 
 ちょっと恥ずかしそうにハニカミながらそう告げる英成に、レミは思わず吹き出してしまった。
 その様子にファソラも思わず笑った。

「ぷっ、ちょ、エイセイくん!?」
「お、お兄さん、も~、どうしたの~、急に~」

 二人に笑われて気恥ずかしそうにする英成は一度チラッとドアを確認し、二人に口元を寄せて内緒話をするように……

「なんか、最初はガッツいちまったけど……ファソラみたいな可愛い子をどうしても安心させたくて大人びたことしてたら、甘えてくれたけど……レミお姉さんみたいに大人っぽい素敵な人を目の当たりにして、なんか……お、俺も甘えたいっていうか……ご、ごめん。刹華にはカッコつけてばかりでこんなことできなくて、いや、わ、忘れてくれ!」

 恥ずかしがって顔を隠して照れる英成。
 その意外な仕草に、ファソラとレミは互いに顔を見合い、またおかしくて笑ってしまった。

「ふふふ、なんだかな~、あんなにエッチで凶暴的な男の子なのに……ぷぷぷ、うん、エイセイくんもかわいいよ~♪」
「お兄さんったら、も~……わ、私もお兄さんに、いーこいーこ、しちゃおうっかな~♪」

 そう言って、母性がくすぐられたかのように優しく微笑むレミに、どこか余裕が出てきたのか冗談まで口にするファソラ。
 そんな二人の様子に英成も内心では……

(年上の処女は自分主導で動けないから、母性本能くすぐらせて甘えるようにしておねだりする。そして、「こういうことはあんたの前でしかできない」みたいに特別感を出すことで、感情移入させる。また、本来こういう甘え態度は年下JCと一対一で見せたらカッコ悪い男としか思われないが、年上の姉に甘えているというシチュエーションであれば、笑いに変えられ、更なる緊張をほぐすことに繋がる)

 実際、英成は「刹華の前ではできない」と言いつつも、普通に刹華に赤ん坊のような授乳プレイをしてもらったりとバリバリ甘えるプレイをしているので、全て嘘なのだが、そんなことをレミとファソラに分かるわけがない。

「じゃあ、エイセイくんは、何をしてほしいの? 教えて?」
 
 やり方が分からないから、やって欲しいことを教えて欲しい。レミがそう微笑みながら告げた瞬間、英成は心の中でニタリ。

「で、でも、やっぱ、ファソラの前だと……」
「んも~、お兄さん! いいよ~、別に~、笑わないから言っちゃって♥」
 
 気恥ずかしそうにモジモジ演技をする英成に、ファソラもクスクスと笑みが止まらない。
 それを見て、英成も……

「じゃ、じゃあ……レミ姉さんの、お、おっぱい吸いながら、その……」
「あ……うん……そ、そっか……うん……」

 オッパイ。それはすなわち、着ている服を脱がなければならない。
 しかし、今からセックスをするわけで、本来服を脱ぐのは当たり前。
 改めて「今からスルんだ」と認識したレミだが…… 

「だ、だめ……か?」
「も、もぅ~~~」

 英成が不安そうに上目遣い。
 ガラの悪いヤンキーがやるなど気持ちの悪い行為だが、母性に満ちて優しいレミには思わずそれはギュッとしたくなるものであり、

「し、仕方ないなぁ~」

 英成が脱がすのではなく、レミ自ら脱ぐ。
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