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第19話 オナニーとは大量殺人★
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「今の声……弥美さん?」
「あん♡ おぼっちゃまぁ……」
玄関から聞こえた、失恋したはずの元恋人の声に驚き、体を震わせる神人。
だが、同時にハッとなる。
それは、戸惑う母に構わず、なんと弥美が家に上がる音が聞こえ、ずかずかと近づいてくる足音が響くからだ。
「ちょ、え、な、なんで!? って、まずい!」
そして神人は自身の姿に気付く。
自分は今、下半身を丸出しにして、絶賛トイレオナニー中。
この状況を見られるのはまずいと慌てて逸物をイレットの膣便器から抜こうとするが、便器に逸物がハマってしまったのか、抜くことが出来ない。
「あぁん、おぼっちゃまぁん♡ 殺生よぉん♡ この期に及んで、旦那様に続いておぼっちゃままでお預けなんて、トイレ魂が傷つきますぅぅ♡」
オナニーを中断してやめようとする神人を逃がさないと、イレットは膣に力を入れ、両足を神人の腰に回してガッチリとロックして逃がさない。
「ちょ、だ、だめだって、クラスの女の子が来ちゃって……ねぇ、イレットぉ!」
「だめぇ。出すもの出さないで我慢するなんて、トイレとして許さないぃぃん♪」
「だめだってばあああああ!」
「知らなかったの? トイレからは逃げられないん♪」
必死にジタバタして逃れようとする神人だが、イレットは意地の悪くいやらしい笑みを浮かべたまま離さない。
このままでは見つかってしまうと抵抗する神人だったが、既に時遅し。
「ここに居るのね、神人くん……あら……」
「あっ……」
トイレのドアは開きっぱなしだったため、神人はすぐに弥美に見つかってしまった。
ジト~とした目で見つめられ、気まずい雰囲気が二人に流れると、弥美が溜息を吐きながら話しかけた。
「ふ~ん、マスターベーションをするぐらい性欲はあるのに……君は、私で性欲を発散させないで、道具で済ませてしまうのね」
「ッッ!!??」
「言っておくけれど、私のモノが、勝手に人殺しは許さないわ」
「…………?」
人殺し? 言われた言葉に意味が分からず、神人が呆けていると、弥美は神人の頬を撫でながら耳元で囁く。
「ええ。子種は数百万の子供たち。受精すれば皆私の子供になるの。それなのに、精子の無駄撃ちは全てが無意味。人殺しと同じよ。マスターベーションこそ最大の大量殺人なのよ?」
神人は背筋に寒気がするほどゾクッとした。今まで弥美の時折見せる怖い言葉や睨みに恐れたことはあったが、これほど体が震えたことはなかった。
「命令よ、神人くん。今後はマスターベーションを禁止するわ。君は今後私の道具として一切の口答えも許さないから」
「や、弥美さん、あ、あの……」
「うるさいわ。道具ならしっかりと私の言うことを聞きなさい」
次の瞬間、カッと目が開いた弥美は、喘いでいるイレットの腕を掴み、合気道の要領でクルリとイレットの身体を回転させ、全身の力を抜かせて神人から引き剥がした。
「あんッ! ん、ぼ、おぼっちゃまぁ!?」
突然のことで、ようやく正気を取り戻したイレットは不機嫌な顔して立ち上がろうとするが、弥美は意に介さずにそのまま神人を床に押し倒した。
「やや、弥美さん、な、なにを……」
射殺すような冷たい目で弥美から見下ろされ、神人が恐怖に怯えて何もできないでいると、弥美は突然自身の着衣に手を掛ける。
今日の弥美の服装。黒いふんわりと編まれたベレー帽。お嬢様にしてはラフな黒いパーカー。黒と赤と白のラインが入ったチェックのプリッツスカート。
カジュアルな格好で可愛らしいと普段なら思うものの、頭から下まで全て黒一色でコーディネートされているようで、今の神人には「闇」にしか見えない。
すると、弥美はチェックのスカートの裾を突然持ち上げる。下にはこれまた黒のレースの下着。
「やや、弥美さんッ!? なな、なにを?」
初めて目の当たりにした弥美の下着。しかし、そのことに興奮するよりも、今は恐怖の方が勝っている神人は震えた唇で弥美に尋ねると、弥美は無表情のまま今度はレースの下着をも迷いなく下におろし、そのまま何も包み隠さずに自身の女性器を神人の眼前に突き付けた。
「ひっ、な、なんで、えっ、あっ……」
黒い下着の下にあるピンク色の筋。しっかりと毛並みが揃い、どこか気品があふれるようにカールした金色の陰毛。
すると、弥美はその女性器を、何の前触れもなくそのまま神人の口に押し付けた。
「ふゅぼっ!?」
「……んっ……」
突然口をふさがれる神人。一方で、流石に女性器に男の口を付けられたことで僅かに声を漏らした弥美。
目の前でいきなり行為が始まって「あらまあ」とどこかニヤニヤしているイレット。
ドキドキした表情で物陰から覗いている母。
この後何が起こるのか? そう神人たちが思い始めた時……
「ん……あっ……」
―――チョロチョロチョロ
「ぶべっ!?」
神人の口内に突然苦みのある液が大量に流し込まれた。
一瞬、何が流れ込んだのか分からなかった神人だが、その苦み、そして独特な臭気で一瞬で悟った。
「ごほっ、ぶべ、うわっ!? な、なにをっ……」
慌てて頭を動かして拘束から逃れる神人。口から吐き出し、そして床に零れ落ち、それでも構わずチョロチョロと弥美から流れ出るもの。それは、黄金水。
そう、神人は弥美の尿を口に流し込まれたのだ。
「あらあら、床に零すなんてダメじゃない。トイレが動いたら、ちゃんとおしっこできないでしょう? まだまだね、神人くんは」
「あっ……えっ、あ、の、えっ?」
「でも、好きな人の口にするおしっこって、こんなに気持ちのいいものなのね。クセになりそう。これからもよろしくね、神人くん」
「あん♡ おぼっちゃまぁ……」
玄関から聞こえた、失恋したはずの元恋人の声に驚き、体を震わせる神人。
だが、同時にハッとなる。
それは、戸惑う母に構わず、なんと弥美が家に上がる音が聞こえ、ずかずかと近づいてくる足音が響くからだ。
「ちょ、え、な、なんで!? って、まずい!」
そして神人は自身の姿に気付く。
自分は今、下半身を丸出しにして、絶賛トイレオナニー中。
この状況を見られるのはまずいと慌てて逸物をイレットの膣便器から抜こうとするが、便器に逸物がハマってしまったのか、抜くことが出来ない。
「あぁん、おぼっちゃまぁん♡ 殺生よぉん♡ この期に及んで、旦那様に続いておぼっちゃままでお預けなんて、トイレ魂が傷つきますぅぅ♡」
オナニーを中断してやめようとする神人を逃がさないと、イレットは膣に力を入れ、両足を神人の腰に回してガッチリとロックして逃がさない。
「ちょ、だ、だめだって、クラスの女の子が来ちゃって……ねぇ、イレットぉ!」
「だめぇ。出すもの出さないで我慢するなんて、トイレとして許さないぃぃん♪」
「だめだってばあああああ!」
「知らなかったの? トイレからは逃げられないん♪」
必死にジタバタして逃れようとする神人だが、イレットは意地の悪くいやらしい笑みを浮かべたまま離さない。
このままでは見つかってしまうと抵抗する神人だったが、既に時遅し。
「ここに居るのね、神人くん……あら……」
「あっ……」
トイレのドアは開きっぱなしだったため、神人はすぐに弥美に見つかってしまった。
ジト~とした目で見つめられ、気まずい雰囲気が二人に流れると、弥美が溜息を吐きながら話しかけた。
「ふ~ん、マスターベーションをするぐらい性欲はあるのに……君は、私で性欲を発散させないで、道具で済ませてしまうのね」
「ッッ!!??」
「言っておくけれど、私のモノが、勝手に人殺しは許さないわ」
「…………?」
人殺し? 言われた言葉に意味が分からず、神人が呆けていると、弥美は神人の頬を撫でながら耳元で囁く。
「ええ。子種は数百万の子供たち。受精すれば皆私の子供になるの。それなのに、精子の無駄撃ちは全てが無意味。人殺しと同じよ。マスターベーションこそ最大の大量殺人なのよ?」
神人は背筋に寒気がするほどゾクッとした。今まで弥美の時折見せる怖い言葉や睨みに恐れたことはあったが、これほど体が震えたことはなかった。
「命令よ、神人くん。今後はマスターベーションを禁止するわ。君は今後私の道具として一切の口答えも許さないから」
「や、弥美さん、あ、あの……」
「うるさいわ。道具ならしっかりと私の言うことを聞きなさい」
次の瞬間、カッと目が開いた弥美は、喘いでいるイレットの腕を掴み、合気道の要領でクルリとイレットの身体を回転させ、全身の力を抜かせて神人から引き剥がした。
「あんッ! ん、ぼ、おぼっちゃまぁ!?」
突然のことで、ようやく正気を取り戻したイレットは不機嫌な顔して立ち上がろうとするが、弥美は意に介さずにそのまま神人を床に押し倒した。
「やや、弥美さん、な、なにを……」
射殺すような冷たい目で弥美から見下ろされ、神人が恐怖に怯えて何もできないでいると、弥美は突然自身の着衣に手を掛ける。
今日の弥美の服装。黒いふんわりと編まれたベレー帽。お嬢様にしてはラフな黒いパーカー。黒と赤と白のラインが入ったチェックのプリッツスカート。
カジュアルな格好で可愛らしいと普段なら思うものの、頭から下まで全て黒一色でコーディネートされているようで、今の神人には「闇」にしか見えない。
すると、弥美はチェックのスカートの裾を突然持ち上げる。下にはこれまた黒のレースの下着。
「やや、弥美さんッ!? なな、なにを?」
初めて目の当たりにした弥美の下着。しかし、そのことに興奮するよりも、今は恐怖の方が勝っている神人は震えた唇で弥美に尋ねると、弥美は無表情のまま今度はレースの下着をも迷いなく下におろし、そのまま何も包み隠さずに自身の女性器を神人の眼前に突き付けた。
「ひっ、な、なんで、えっ、あっ……」
黒い下着の下にあるピンク色の筋。しっかりと毛並みが揃い、どこか気品があふれるようにカールした金色の陰毛。
すると、弥美はその女性器を、何の前触れもなくそのまま神人の口に押し付けた。
「ふゅぼっ!?」
「……んっ……」
突然口をふさがれる神人。一方で、流石に女性器に男の口を付けられたことで僅かに声を漏らした弥美。
目の前でいきなり行為が始まって「あらまあ」とどこかニヤニヤしているイレット。
ドキドキした表情で物陰から覗いている母。
この後何が起こるのか? そう神人たちが思い始めた時……
「ん……あっ……」
―――チョロチョロチョロ
「ぶべっ!?」
神人の口内に突然苦みのある液が大量に流し込まれた。
一瞬、何が流れ込んだのか分からなかった神人だが、その苦み、そして独特な臭気で一瞬で悟った。
「ごほっ、ぶべ、うわっ!? な、なにをっ……」
慌てて頭を動かして拘束から逃れる神人。口から吐き出し、そして床に零れ落ち、それでも構わずチョロチョロと弥美から流れ出るもの。それは、黄金水。
そう、神人は弥美の尿を口に流し込まれたのだ。
「あらあら、床に零すなんてダメじゃない。トイレが動いたら、ちゃんとおしっこできないでしょう? まだまだね、神人くんは」
「あっ……えっ、あ、の、えっ?」
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