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第26話 愛人ギャルと愛人お嬢
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ヤミナルを部屋に戻した後、俺は深く息を吐いた。
あいつの視線は、ずっと俺の背中に刺さっていた。
ヒトバイヤの件、ドリィルの件、そしてシスクの件、 全部が絡み合って、俺の脳内はぐちゃぐちゃだった。
(……とりあえず、相棒に相談だな)
そう思って、俺は相棒の部屋へ向かった。
これらすべてをどうにかする助言を相棒からもらわないと、俺も頭が破裂するからな。
そう思って、扉を開けると――
「お~、レイヴァ様じゃ~ん、おかえり~?」
ベッドの上で、だらけた姿勢の女が手を振ってきた。
イロカ。
相棒と異世界でクラスメートで、今では俺の愛人要員になってる。
「……お前、仕事は?」
「掃除とか大体終わったし~、ま、黒川がほとんどやったけど。あーしは、レイヴァ様からのエッチな呼び出しなければ暇だし~、つーわけで、レイヴァ様、エッチする~?」
と、そんなことを言いながらイロカはベッドの上で足を大股開きした。
スカートの下のパンツは丸見え。
うん、ノリがいい。
だけど……
「あー、それはまた後で。さっきヤミナルとシガーっていう街の娘を食ったばかりだから」
「そーなん? てか、今気づいたけど、その後ろの女はだれ~? 新しい愛人でも拾ったの~?」
イロカは、ドリィルを見てにやりと笑った。
その目は、どこか品定めするような視線だった。
ドリィルは動じずニコニコしながら礼儀正しく一礼した。
「初めまして。ドリィルと申します。この度ご主人様にお仕えすることになりましたわ。よろしくお願いいたします」
「うわ~、お嬢様っぽ~い。なんか、育ちが良さそうな感じ~」
イロカは、ベッドの上で足を組みながら、ひらひらと手を振った。
「で、イロカ。相棒はどこにいる? クロカワもいねーし、二人でデートか?」
とりあえず今優先なのは相棒だ。
相棒が部屋にいない。クロカワも見当たらない。
俺が尋ねると、イロカは肩をすくめた。
「捕虜になってる男子たちに、食事持ってってるよ。あーしは……まあ、顔合わせづらいし、残ったって感じ?」
「……そうか」
イロカは、かつての仲間たちを裏切った。
色仕掛けで俺にすり寄り、自由の身になった。その件であのガキどもも結構罵詈雑言だったから、今も距離置いてるんだろうな。
まあ、俺には関係のないことだけどな。
「イロカ」
「ん~?」
「このドリィルに、色々教えてやってくれ。風呂だの便所だのな」
「……まあ、いいけど。お嬢様って感じだけど、あーしうまくやれるかな~?」
「やれ。んで、後でこのドリィルの処女をもらうから、準備させとけ」
「おほ、初めてなん? お嬢様にレイヴァ様のヤベーの耐えきれるかな~?」
そう言って並ぶイロカとドリィル。確かに女としては種類が違うという感じがするな。
イロカは、娼婦のような振る舞いをする女。 ドリィルは、没落したとはいえ、見た目は完全にお嬢様。 価値観も、育ちも、まるで違う。
確かにうまくやれんのかな……?
「よろしくお願いしますわ、イロカさん。ところで……イロカさんは御主人様とエッチのご経験がおありなのですか?」
「え? いきなりだねえ……ま、あるよ~。ガッツリあるよ~、昨日も容赦なくバッチバチにヤラれたし~❤」
「まあ! それは素晴らしいですわ! でしたら、ぜひ教えてくださいまし! レイヴァ様のお好みとか、接し方とか……好きなヤリ方、ヤラれ方などを!」
「うわ~、お嬢様なのに猥談にノリいいじゃ~ん」
「ええ、父のそのような商売上、知識としてはありますわ。もっともワタクシ自身は経験もありませんので、知識だけですわ」
「え、お父さんってどういう仕事してんの?」
「はい、人の職業斡旋や派遣業などを、言ってみれば人身売買などですわ♥ たくさんの奴隷やお金に困った若い娘を汚い金持ちや老人に売ったり、オークションなどもやっていましたわ♥」
「うわ、クズじゃん!」
「はい、クズですわ。それこそお金に困ったときの最終手段ではワタクシを売ったり、ワタクシの処女オークションすることも考えていたほどですわ。その流れで今回はレイヴァ様への献上品としてワタクシは差し出されましたわ♥」
「……おお、明るくエグイこと言ってっけど、やばくね?」
「そうでもありませんわ。それを生業に我が一族は発展と繁栄をしていましたし、ワタクシも従業員も恵まれた暮らしをしていましたもの。ワタクシも売られなければ、父の仕事を継いで暗黒界の頂点にとも思っていましたわ。今は方向転換し、未来の魔族の頂点に君臨する御方のナンバーワン妾を目指しますわ!」
「おほ、ナンバーワン、いーじゃん! おっし、あーしも応援する! じゃ、レイヴァ様を篭絡するプレイ伝授すっから! じゃ、このバナナを使おう!」
「あら、あなたは随分と器が大きいのですわね。ワタクシ、そういう自分を常に曝け出す豪快な方は好きですわ♪ で、そのバナナを使ってどのように?」
「ふっふっふ、コレを、あ、こーやって、こーやって、こーすんの♥」
「んまぁ! あ、こーやって、こーやって、こーすんのですわね♥」
なんか、うまくやれそうだな、あの二人。つか、サラリとドリィルは野望を打ち明けてるけど、随分と強気だな。
よし、今晩は死ぬほど抱きまくって、ちょっと分からせてやろうかな!
と、とりあえず、今は相棒だな。少し様子でも見に行ってみるか……
あいつの視線は、ずっと俺の背中に刺さっていた。
ヒトバイヤの件、ドリィルの件、そしてシスクの件、 全部が絡み合って、俺の脳内はぐちゃぐちゃだった。
(……とりあえず、相棒に相談だな)
そう思って、俺は相棒の部屋へ向かった。
これらすべてをどうにかする助言を相棒からもらわないと、俺も頭が破裂するからな。
そう思って、扉を開けると――
「お~、レイヴァ様じゃ~ん、おかえり~?」
ベッドの上で、だらけた姿勢の女が手を振ってきた。
イロカ。
相棒と異世界でクラスメートで、今では俺の愛人要員になってる。
「……お前、仕事は?」
「掃除とか大体終わったし~、ま、黒川がほとんどやったけど。あーしは、レイヴァ様からのエッチな呼び出しなければ暇だし~、つーわけで、レイヴァ様、エッチする~?」
と、そんなことを言いながらイロカはベッドの上で足を大股開きした。
スカートの下のパンツは丸見え。
うん、ノリがいい。
だけど……
「あー、それはまた後で。さっきヤミナルとシガーっていう街の娘を食ったばかりだから」
「そーなん? てか、今気づいたけど、その後ろの女はだれ~? 新しい愛人でも拾ったの~?」
イロカは、ドリィルを見てにやりと笑った。
その目は、どこか品定めするような視線だった。
ドリィルは動じずニコニコしながら礼儀正しく一礼した。
「初めまして。ドリィルと申します。この度ご主人様にお仕えすることになりましたわ。よろしくお願いいたします」
「うわ~、お嬢様っぽ~い。なんか、育ちが良さそうな感じ~」
イロカは、ベッドの上で足を組みながら、ひらひらと手を振った。
「で、イロカ。相棒はどこにいる? クロカワもいねーし、二人でデートか?」
とりあえず今優先なのは相棒だ。
相棒が部屋にいない。クロカワも見当たらない。
俺が尋ねると、イロカは肩をすくめた。
「捕虜になってる男子たちに、食事持ってってるよ。あーしは……まあ、顔合わせづらいし、残ったって感じ?」
「……そうか」
イロカは、かつての仲間たちを裏切った。
色仕掛けで俺にすり寄り、自由の身になった。その件であのガキどもも結構罵詈雑言だったから、今も距離置いてるんだろうな。
まあ、俺には関係のないことだけどな。
「イロカ」
「ん~?」
「このドリィルに、色々教えてやってくれ。風呂だの便所だのな」
「……まあ、いいけど。お嬢様って感じだけど、あーしうまくやれるかな~?」
「やれ。んで、後でこのドリィルの処女をもらうから、準備させとけ」
「おほ、初めてなん? お嬢様にレイヴァ様のヤベーの耐えきれるかな~?」
そう言って並ぶイロカとドリィル。確かに女としては種類が違うという感じがするな。
イロカは、娼婦のような振る舞いをする女。 ドリィルは、没落したとはいえ、見た目は完全にお嬢様。 価値観も、育ちも、まるで違う。
確かにうまくやれんのかな……?
「よろしくお願いしますわ、イロカさん。ところで……イロカさんは御主人様とエッチのご経験がおありなのですか?」
「え? いきなりだねえ……ま、あるよ~。ガッツリあるよ~、昨日も容赦なくバッチバチにヤラれたし~❤」
「まあ! それは素晴らしいですわ! でしたら、ぜひ教えてくださいまし! レイヴァ様のお好みとか、接し方とか……好きなヤリ方、ヤラれ方などを!」
「うわ~、お嬢様なのに猥談にノリいいじゃ~ん」
「ええ、父のそのような商売上、知識としてはありますわ。もっともワタクシ自身は経験もありませんので、知識だけですわ」
「え、お父さんってどういう仕事してんの?」
「はい、人の職業斡旋や派遣業などを、言ってみれば人身売買などですわ♥ たくさんの奴隷やお金に困った若い娘を汚い金持ちや老人に売ったり、オークションなどもやっていましたわ♥」
「うわ、クズじゃん!」
「はい、クズですわ。それこそお金に困ったときの最終手段ではワタクシを売ったり、ワタクシの処女オークションすることも考えていたほどですわ。その流れで今回はレイヴァ様への献上品としてワタクシは差し出されましたわ♥」
「……おお、明るくエグイこと言ってっけど、やばくね?」
「そうでもありませんわ。それを生業に我が一族は発展と繁栄をしていましたし、ワタクシも従業員も恵まれた暮らしをしていましたもの。ワタクシも売られなければ、父の仕事を継いで暗黒界の頂点にとも思っていましたわ。今は方向転換し、未来の魔族の頂点に君臨する御方のナンバーワン妾を目指しますわ!」
「おほ、ナンバーワン、いーじゃん! おっし、あーしも応援する! じゃ、レイヴァ様を篭絡するプレイ伝授すっから! じゃ、このバナナを使おう!」
「あら、あなたは随分と器が大きいのですわね。ワタクシ、そういう自分を常に曝け出す豪快な方は好きですわ♪ で、そのバナナを使ってどのように?」
「ふっふっふ、コレを、あ、こーやって、こーやって、こーすんの♥」
「んまぁ! あ、こーやって、こーやって、こーすんのですわね♥」
なんか、うまくやれそうだな、あの二人。つか、サラリとドリィルは野望を打ち明けてるけど、随分と強気だな。
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