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4章 港湾都市アイラ編
4章の各種情報の紹介
4章終了時の主だった情報です。
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【主要登場人物】
主人公
《シン》(本名 シンドゥラ、転生前 藤堂勇樹)
年齢 16歳→17歳
基本情報に変化無し
備考
海竜に自分の子と海の魔竜、2つの卵を押し付けられる。
子育ても頼まれるが流石に無理なので、とりあえず師匠の一人でもある水龍ヴァルナにダメ元で依頼する事に。
《ティアリーゼ》
最近スルースキルを習得した模様
《フラッド=ヒューバート》
年齢 42歳
職業 シーラッド第4都市群領主→引退
来歴
アリオス・タレイア・ミレイヌの父親、妻は死別。
都市連合の中では穏健派で通っており、子煩悩な父親と巷では噂されている。
本意ではないにせよ、シーラッドの体制をひっくり返そうとした親友である前領主を投獄・処刑したことで、当時を知る一部の役人連中からは恐れられてもいる。
備考
友達が少ないのが悩み。
長女であるタレイアに港湾都市アイラの統治を任せたことが本章の騒動の発端。
《タレイア=ヒューバート》
年齢 20歳
職業 港湾都市アイラの執政官→失職
第4都市群領主、フラッド=ヒューバートの娘。
来歴
兄のアリオスが第4都市群次期領主の座を放棄したため、急遽お鉢が回ってきたある意味不運な女性。
統治者としての初めての任が港湾都市の執政官といういきなりの大役に加え、辣腕家の父親という大きな壁を長年見てきたせいで、精神的に危険な所をクレイスに付け込まれる。
父とは違うクレイスの思想に共感する事で偉大な父という呪縛から逃れ、しかしそのせいで結果的に領民を苦しめる事となり、全てを失う事になる。
《アリオス=ヒューバート》
年齢 22歳
身体レベル Lv103
冒険者ランク 未加入
職業 シーラッド連合防衛隊所属→連合防衛隊所属第6遊撃隊・隊長→第4都市群領主
主だった所持スキル
剣術Lv4→5
来歴
ミレイヌとシンをくっつけようとする父親の意向の是非を見極めるためにシンと行動を共にすることに。また、最近の港湾都市アイラの不穏な情勢について調査を命じられている。
ミレイヌの件は早々に無理と判断されるも、次策としてシンと友誼を結ぶようにとの無理ゲーを強いられるが、そこそこイイ感じに落ち着いたのは好奇心旺盛な生来の性格と実直な性格の賜物。
領主の座を退いた父の代わりに、また自身の行動も今回の騒動に起因すると責任を感じて新領主の座に収まる。騒動時の活躍の事もあり、領民からは喜びを持って迎えられる。
備考
船酔いが酷い。
《クレイス(ロイス)》
年齢 25歳
職業 港湾都市アイラの執政官であるタレイアの補佐官→死亡
来歴
第4都市群前領主・タルシスの息子。
シーラッドに対する反逆の罪で父を処刑され、それを行った父の親友だったフラッド=ヒューバートを呪いながら母と妹共々追放処分を受ける。
家族が身を寄せていた家を12歳で飛び出し、クレイスと名前を変えて世を生き抜く。
3年後、ある程度の蓄えを手にいれた後に家族を引き取ろうとするも、母と妹は押し込み強盗によって殺されたと知り、全ての現況であるフラッドに復讐を誓う。
運よくフラッドに近づき、そのまま復讐の機会を待っていたが、期せずして港湾都市アイラの執政官を務める事になったタレイアの補佐官に任じられる。
これを好機と捉えたクレイスだったが、いざ復讐の道具にしようと篭絡したタレイアを愛してしまい、復讐の方向性に迷走する。折りしも死んだと思っていた妹が盗賊団の頭目になっており、さらにこじれた復讐劇はシンによって防がれる。
その後、大逆を犯した罪人として火刑に処される。
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【その他登場人物】
《アイラ》
最近第4都市群に住み着いた盗賊団の一つ「黒狼団」の女頭目
世が世なら第4都市群領主ルシスの一人娘としてわが世の春を謳歌してもおかしくなかった人物。
シーラッド転覆を図った大罪人の娘として追放を受ける。
身を寄せていた屋敷から盗賊団の女頭目にまで堕ちる、もしくは上り詰めたのか、詳しい来歴は不明。
再会したクレイスとなにやら画策していた様だが、清々しい朝の気分を害されイライラしたシンによって盗賊団は壊滅、本人も無残な死を遂げる。
《盗賊団「黒狼団」》
女盗賊アイラを頭目に仰ぐ数十人規模の盗賊団。
シンのイライラのあおりを受けて全滅。
《被害者の女性達》
黒狼団に攫われ、囚われていた5人の女性、シンによって色々救われる。
《隊長さん》
シーラッド6都市群の一つである第4都市群、その政都コーンウェルに設置された第2守備隊の隊長。
郊外を荒らす野盗や盗賊を相手にするため、自然と言動・行動が荒っぽくなる部下達をなんとかまとめる真面目な苦労人。
その性格の為シンからの心象は良く、しかしそのせいで色々と厄介事の最前線に追いやられる。
《アンセン》
年齢 50歳
ヒューバート家の執事。
《ミレイヌ=ヒューバート》
年齢 12歳
ヒューバート家の次女、アリオス、タレイアの妹
《アンナ》
年齢 18歳
ミレイヌの侍女兼護衛
《サイモン》
シンが訪れる漁村の村長
《ナッシュ》
サイモンの息子で若い漁師達のまとめ役、カーシャの夫
《カーシャ》
ナッシュの妻、シンの姉であるネーナ(故人)の親友
《ザック》
港湾都市アイラにあるアクセサリー店の店主、事情通
《ゼライム》
アイラの街の豪商、シーラッドに店を構えるタラスト商会とはライバル関係
《マーブル》
レストラン『海竜亭』の支配人
《アマンダ》
綺麗なお姉さんがたくさんいる、少しばかりお高いお店のお姉さん、ザックのお気に入り
《ルシス》
第4都市群前領主、クレイス(ロイス)・アイラの父
《エルメラ》
ルシスの妻、クレイス・アイラの母
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【アイテム】
ミーティア
3章でラスティに餞別として贈ったリカーブボウの上位版
リムにヴリトラ、ハンドル部は硬化処理を施した世界樹の枝を使用した、サイズも2メートルとパイルハンマーの2倍のサイズの大弓。
魔力を通してしなり易くしてなお、この弓を引くにはかなりの膂力を必要とする。
使用する矢も150センチ程の、金属杭や短槍のような物でないと射出の反動に耐えられないため数は撃てない。
そのため普段使いではなく、一撃必殺を狙うような場面でしか使う事は無い。
備考
シンは弓術のスキルを持っていないので十全に扱う事は出来ない。
歯の卵
欠けた歯や抜け落ちた歯茎に詰めれば、かつての元気な歯に成ってくれるよう調合された歯胚の塊。
海竜の肉
硬い鱗を持つ海竜の時に海面、時に深海と、周囲の圧力の変化に対応するため、骨格と鱗の間にある肉は非常に弾力に富み、プリプリとした食感と噛むごとに染み出てくる旨味はどんな食通も唸らせる──つまりエビっぽい。
カツオコンブ
海底の岩等に張り付く海草
そのふざけた名前の通り、乾燥させたものを煮出すとカツオ出汁とコンブ出汁が出る。
取れる出汁は2種類あり、まわりのヒダ部分からはコンブだし、中心の平らな部分からはカツオだしが出るの。しかしわざわざ手間をかけて分けようとする者がいないので、常に合わせだしになる。
備考
根元だけを切り落としてヘドロに刺しておけば、過剰に沈殿した栄養を吸収して堆肥に良く似た養分を含んだ土に変化させてくれる。
魔法のスコップ
先の真っ直ぐないわゆる「角スコップ」
手に持って魔力を流すと掬った物の重さが5分の1になるスグレモノ、魔力消費も少なく一般人でも容易に扱える。
魔法のネコ車
見ての通りの土木用一輪車
手に持って魔力を流すと掬った物の重さが5分の1になるスグレモノ、魔力消費も少なく一般人でも容易に扱える。
魔法の高枝切りバサミ
説明不要
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【魔法】
水属性
水流操作
呪文
「水精よ、わが意のままにその形を成さん、”水流操作”」
効果
そこに存在する液体を、粘土細工の如く自在に形を変えて操る魔法
備考
粘度の高い液体は操れない。また、液体の強度自体を変更は出来ない為、水圧により攻撃の勢いを弱めることは出来ても盾のように弾く事はできない。
大渦
呪文
「水精よ荒れ狂え、汝は全てを引き摺り全てを飲み込む奈落への入り口、我が呼びかけに応え深淵より出でよ、”大渦”」
効果
水面に大きな渦を発生させる魔法、大渦に飲み込まれたモノは中心である渦に巻き込まれ水中深くに引きずり込まれる
攻撃力そのものは激しい水流のみなのでこれ自体で敵を死に至らしめることは難しい。むしろ一緒に流される障害物に衝突したり、渦に飲まれて水中に引きずり込まれえた際に、窒息したり水圧に押し潰されたりと、副次効果によって死に至るケースが多い。
備考
大きな効果を得る為には充分な水面の広さと深い水深を必要とするため、水深の浅い所、河川など水幅の狭い所では使う意味が無い。
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【魔物】
マッド・ビー Fランクモンスター(単体)~
山肌や崖をくりぬいて作った洞窟に巣を作る、体長30~50センチのハチの魔物。
単体での戦闘能力は大した事は無いが、集団でこられると危険度はグンと跳ね上がる。
外見は大型のスズメバチだが分類的にはミツバチ、巣に蓄えられる蜜は花から採取したものと、樹液や動物の肉を働き蜂が摂取し、それを体内で蜜に生成したものの2種類ある。
外殻は頑強で、魔法やスキルによるアシストが無ければ矢は通用せず、剣よりも打撃の方が有効、硬い外殻は鎧などの素材として使われる事も多い。
攻撃方法は主に硬いアゴと毒針、毒針に刺されると激しい痛みを伴う。毒そのもので死ぬことは無いが、その痛みによってショック死する事例は数多くある。
備考
マッド・ビーの毒は、加速剤や超人剤といった身体能力を向上させる薬品の材料などに使われる。
グレートオーシャンクラブ Aランクモンスター
横幅5メートルを越える頭胸部と10~15メートルの長い4対の脚、そして雌雄で大きさの違う鋏脚を備えた巨大甲殻類の魔物。
攻撃手段は鋭い爪先と大きさ1メートルのハサミ。ハサミは鋭さは無いものの、その圧力によって圧し切る事が可能、金属鎧は言うに及ばず、シーサーペントの胴体も易々と切断して食料とする。
甲羅は軽さと頑丈さを兼ね備えているが、その厚さと形状の為、盾や追加外装の様にしか使えない。しかしその希少性と雷撃等の魔法攻撃耐性の為、高値で取引される素材。
備考
身は煮ても焼いても硬くて食べられない(一旦乾燥させたものを水やスープで戻すと絶品の味わい)
見た目の予想に反して泳ぎが達者。
陸地など、足場のしっかりした所であれば跳躍が可能。
海竜 ランク指定外モンスター
この世界で最強の種族である竜種、その中でも海を生息域とする海竜の外見は、他のドラゴンとは一線を画す。
多くのドラゴンが頭部・頚部・胴体・尻尾・四肢・翼と、各部位が判別しやすいのに対し、海竜は大海蛇に角と鎧のようなゴツゴツとした鱗、その巨体には似つかわしくない小さな四肢、海中で生きるには無用であるとして失われた翼と、東洋の竜の様な姿をしている。
全長50メートル、胴の最大径2メートルの巨体にも関わらず、海流を操作しながら移動する最高速度は70ノット(時速約130キロ)と恐ろしく速く、この速度と巨体で体当たりをされては大型軍艦ですら大破、撃沈を免れない。
性格は本来温厚で、たまに沈没船から光り物を拾い上げては自分の巣に持ち帰って蓄える習性がある。
ガイランシャーク モンスターではない為ランク指定無し
サザント大陸遠海に生息する体長3メートルほどのサメ。
肉食で獰猛な性格をしているが、縄張りとしている岩礁帯からあまり離れる事は無いので被害件数は少ない。
歯は鋭いものの、それほど強度は無いので甲殻類は食べない。その為、外敵の少ないこの場所にはアワビやウニ、エビカニといった海の幸が豊富にある。
そしてそれを目当てに一攫千金を狙った漁師が毎年被害に遭う。
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【国家・都市について】
シーラッド都市連合
サザント大陸の南西、中部海岸線沿いに広がる連合都市群。
連合は、5つの都市を1単位とした6つの都市群から構成されておりそれぞれ、
都市群中央に据えられた行政を取り仕切る「政都」
海側に作られた「港湾都市」
森林・山岳方面に作られた「採集都市」
隣接する各都市群を繋ぐ2つの「行路都市」
と区分され、それに大小様々な集落が付随することにより都市群は、それ一つで大規模な自治都市圏を形成している。
各政都のトップは一般的に領主と呼ばれ、6人の領主は持ち回りで3年間、都市連合の代表を務める事になっている。呼び方は特に決まって無く単に「代表」などと呼ばれているが、住民からは「領王」などと呼ばれることもある。
シーラッドには各都市群を守護する「辺境守備隊」とシーラッドを守る為に組織された代表直属の「連合防衛隊」が存在する。
備考
シーラッドは各都市群ごとに、生活必需品の6品目を独占流通させている。
第1都市群から順に「砂糖」「塩」「酢」「醤油」「味噌」そして「油」と、災害や外敵の侵略等、本来なら危険回避の観点から全都市群に分散させるべき生活の要に当たる品をあえて高リスクに置く事で各都市群の団結と、裏切りや抜け駆けに対して下されるであろう激しい制裁への恐怖を植えつけている。
またこれは、過度なダンピング合戦を起こさない為でもある。
港湾都市アイラ
シーラッド都市連合の一つ、第4都市群に属する海岸に面した都市。
丘の上に作られた居住区は他の都市と同様壁に囲まれており、人口は約18万人ほど。
それと隣接するように港湾区が海岸沿いに作られ、昼夜を問わず行き来する船の為に常時1万人程の様々な職業の人間が働いている。
主な産業は漁業と海洋貿易、連合間をはじめ、サザント大陸のみならず他の大陸との定期便も多数存在しており、他大陸の珍しい特産品も数多く入って来る。
特産品は、小魚と海草から作る『醤油』。
コーンウェル
フラッド=ヒューバートが治める第4都市群の政都。
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【主要登場人物】
主人公
《シン》(本名 シンドゥラ、転生前 藤堂勇樹)
年齢 16歳→17歳
基本情報に変化無し
備考
海竜に自分の子と海の魔竜、2つの卵を押し付けられる。
子育ても頼まれるが流石に無理なので、とりあえず師匠の一人でもある水龍ヴァルナにダメ元で依頼する事に。
《ティアリーゼ》
最近スルースキルを習得した模様
《フラッド=ヒューバート》
年齢 42歳
職業 シーラッド第4都市群領主→引退
来歴
アリオス・タレイア・ミレイヌの父親、妻は死別。
都市連合の中では穏健派で通っており、子煩悩な父親と巷では噂されている。
本意ではないにせよ、シーラッドの体制をひっくり返そうとした親友である前領主を投獄・処刑したことで、当時を知る一部の役人連中からは恐れられてもいる。
備考
友達が少ないのが悩み。
長女であるタレイアに港湾都市アイラの統治を任せたことが本章の騒動の発端。
《タレイア=ヒューバート》
年齢 20歳
職業 港湾都市アイラの執政官→失職
第4都市群領主、フラッド=ヒューバートの娘。
来歴
兄のアリオスが第4都市群次期領主の座を放棄したため、急遽お鉢が回ってきたある意味不運な女性。
統治者としての初めての任が港湾都市の執政官といういきなりの大役に加え、辣腕家の父親という大きな壁を長年見てきたせいで、精神的に危険な所をクレイスに付け込まれる。
父とは違うクレイスの思想に共感する事で偉大な父という呪縛から逃れ、しかしそのせいで結果的に領民を苦しめる事となり、全てを失う事になる。
《アリオス=ヒューバート》
年齢 22歳
身体レベル Lv103
冒険者ランク 未加入
職業 シーラッド連合防衛隊所属→連合防衛隊所属第6遊撃隊・隊長→第4都市群領主
主だった所持スキル
剣術Lv4→5
来歴
ミレイヌとシンをくっつけようとする父親の意向の是非を見極めるためにシンと行動を共にすることに。また、最近の港湾都市アイラの不穏な情勢について調査を命じられている。
ミレイヌの件は早々に無理と判断されるも、次策としてシンと友誼を結ぶようにとの無理ゲーを強いられるが、そこそこイイ感じに落ち着いたのは好奇心旺盛な生来の性格と実直な性格の賜物。
領主の座を退いた父の代わりに、また自身の行動も今回の騒動に起因すると責任を感じて新領主の座に収まる。騒動時の活躍の事もあり、領民からは喜びを持って迎えられる。
備考
船酔いが酷い。
《クレイス(ロイス)》
年齢 25歳
職業 港湾都市アイラの執政官であるタレイアの補佐官→死亡
来歴
第4都市群前領主・タルシスの息子。
シーラッドに対する反逆の罪で父を処刑され、それを行った父の親友だったフラッド=ヒューバートを呪いながら母と妹共々追放処分を受ける。
家族が身を寄せていた家を12歳で飛び出し、クレイスと名前を変えて世を生き抜く。
3年後、ある程度の蓄えを手にいれた後に家族を引き取ろうとするも、母と妹は押し込み強盗によって殺されたと知り、全ての現況であるフラッドに復讐を誓う。
運よくフラッドに近づき、そのまま復讐の機会を待っていたが、期せずして港湾都市アイラの執政官を務める事になったタレイアの補佐官に任じられる。
これを好機と捉えたクレイスだったが、いざ復讐の道具にしようと篭絡したタレイアを愛してしまい、復讐の方向性に迷走する。折りしも死んだと思っていた妹が盗賊団の頭目になっており、さらにこじれた復讐劇はシンによって防がれる。
その後、大逆を犯した罪人として火刑に処される。
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【その他登場人物】
《アイラ》
最近第4都市群に住み着いた盗賊団の一つ「黒狼団」の女頭目
世が世なら第4都市群領主ルシスの一人娘としてわが世の春を謳歌してもおかしくなかった人物。
シーラッド転覆を図った大罪人の娘として追放を受ける。
身を寄せていた屋敷から盗賊団の女頭目にまで堕ちる、もしくは上り詰めたのか、詳しい来歴は不明。
再会したクレイスとなにやら画策していた様だが、清々しい朝の気分を害されイライラしたシンによって盗賊団は壊滅、本人も無残な死を遂げる。
《盗賊団「黒狼団」》
女盗賊アイラを頭目に仰ぐ数十人規模の盗賊団。
シンのイライラのあおりを受けて全滅。
《被害者の女性達》
黒狼団に攫われ、囚われていた5人の女性、シンによって色々救われる。
《隊長さん》
シーラッド6都市群の一つである第4都市群、その政都コーンウェルに設置された第2守備隊の隊長。
郊外を荒らす野盗や盗賊を相手にするため、自然と言動・行動が荒っぽくなる部下達をなんとかまとめる真面目な苦労人。
その性格の為シンからの心象は良く、しかしそのせいで色々と厄介事の最前線に追いやられる。
《アンセン》
年齢 50歳
ヒューバート家の執事。
《ミレイヌ=ヒューバート》
年齢 12歳
ヒューバート家の次女、アリオス、タレイアの妹
《アンナ》
年齢 18歳
ミレイヌの侍女兼護衛
《サイモン》
シンが訪れる漁村の村長
《ナッシュ》
サイモンの息子で若い漁師達のまとめ役、カーシャの夫
《カーシャ》
ナッシュの妻、シンの姉であるネーナ(故人)の親友
《ザック》
港湾都市アイラにあるアクセサリー店の店主、事情通
《ゼライム》
アイラの街の豪商、シーラッドに店を構えるタラスト商会とはライバル関係
《マーブル》
レストラン『海竜亭』の支配人
《アマンダ》
綺麗なお姉さんがたくさんいる、少しばかりお高いお店のお姉さん、ザックのお気に入り
《ルシス》
第4都市群前領主、クレイス(ロイス)・アイラの父
《エルメラ》
ルシスの妻、クレイス・アイラの母
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【アイテム】
ミーティア
3章でラスティに餞別として贈ったリカーブボウの上位版
リムにヴリトラ、ハンドル部は硬化処理を施した世界樹の枝を使用した、サイズも2メートルとパイルハンマーの2倍のサイズの大弓。
魔力を通してしなり易くしてなお、この弓を引くにはかなりの膂力を必要とする。
使用する矢も150センチ程の、金属杭や短槍のような物でないと射出の反動に耐えられないため数は撃てない。
そのため普段使いではなく、一撃必殺を狙うような場面でしか使う事は無い。
備考
シンは弓術のスキルを持っていないので十全に扱う事は出来ない。
歯の卵
欠けた歯や抜け落ちた歯茎に詰めれば、かつての元気な歯に成ってくれるよう調合された歯胚の塊。
海竜の肉
硬い鱗を持つ海竜の時に海面、時に深海と、周囲の圧力の変化に対応するため、骨格と鱗の間にある肉は非常に弾力に富み、プリプリとした食感と噛むごとに染み出てくる旨味はどんな食通も唸らせる──つまりエビっぽい。
カツオコンブ
海底の岩等に張り付く海草
そのふざけた名前の通り、乾燥させたものを煮出すとカツオ出汁とコンブ出汁が出る。
取れる出汁は2種類あり、まわりのヒダ部分からはコンブだし、中心の平らな部分からはカツオだしが出るの。しかしわざわざ手間をかけて分けようとする者がいないので、常に合わせだしになる。
備考
根元だけを切り落としてヘドロに刺しておけば、過剰に沈殿した栄養を吸収して堆肥に良く似た養分を含んだ土に変化させてくれる。
魔法のスコップ
先の真っ直ぐないわゆる「角スコップ」
手に持って魔力を流すと掬った物の重さが5分の1になるスグレモノ、魔力消費も少なく一般人でも容易に扱える。
魔法のネコ車
見ての通りの土木用一輪車
手に持って魔力を流すと掬った物の重さが5分の1になるスグレモノ、魔力消費も少なく一般人でも容易に扱える。
魔法の高枝切りバサミ
説明不要
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【魔法】
水属性
水流操作
呪文
「水精よ、わが意のままにその形を成さん、”水流操作”」
効果
そこに存在する液体を、粘土細工の如く自在に形を変えて操る魔法
備考
粘度の高い液体は操れない。また、液体の強度自体を変更は出来ない為、水圧により攻撃の勢いを弱めることは出来ても盾のように弾く事はできない。
大渦
呪文
「水精よ荒れ狂え、汝は全てを引き摺り全てを飲み込む奈落への入り口、我が呼びかけに応え深淵より出でよ、”大渦”」
効果
水面に大きな渦を発生させる魔法、大渦に飲み込まれたモノは中心である渦に巻き込まれ水中深くに引きずり込まれる
攻撃力そのものは激しい水流のみなのでこれ自体で敵を死に至らしめることは難しい。むしろ一緒に流される障害物に衝突したり、渦に飲まれて水中に引きずり込まれえた際に、窒息したり水圧に押し潰されたりと、副次効果によって死に至るケースが多い。
備考
大きな効果を得る為には充分な水面の広さと深い水深を必要とするため、水深の浅い所、河川など水幅の狭い所では使う意味が無い。
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【魔物】
マッド・ビー Fランクモンスター(単体)~
山肌や崖をくりぬいて作った洞窟に巣を作る、体長30~50センチのハチの魔物。
単体での戦闘能力は大した事は無いが、集団でこられると危険度はグンと跳ね上がる。
外見は大型のスズメバチだが分類的にはミツバチ、巣に蓄えられる蜜は花から採取したものと、樹液や動物の肉を働き蜂が摂取し、それを体内で蜜に生成したものの2種類ある。
外殻は頑強で、魔法やスキルによるアシストが無ければ矢は通用せず、剣よりも打撃の方が有効、硬い外殻は鎧などの素材として使われる事も多い。
攻撃方法は主に硬いアゴと毒針、毒針に刺されると激しい痛みを伴う。毒そのもので死ぬことは無いが、その痛みによってショック死する事例は数多くある。
備考
マッド・ビーの毒は、加速剤や超人剤といった身体能力を向上させる薬品の材料などに使われる。
グレートオーシャンクラブ Aランクモンスター
横幅5メートルを越える頭胸部と10~15メートルの長い4対の脚、そして雌雄で大きさの違う鋏脚を備えた巨大甲殻類の魔物。
攻撃手段は鋭い爪先と大きさ1メートルのハサミ。ハサミは鋭さは無いものの、その圧力によって圧し切る事が可能、金属鎧は言うに及ばず、シーサーペントの胴体も易々と切断して食料とする。
甲羅は軽さと頑丈さを兼ね備えているが、その厚さと形状の為、盾や追加外装の様にしか使えない。しかしその希少性と雷撃等の魔法攻撃耐性の為、高値で取引される素材。
備考
身は煮ても焼いても硬くて食べられない(一旦乾燥させたものを水やスープで戻すと絶品の味わい)
見た目の予想に反して泳ぎが達者。
陸地など、足場のしっかりした所であれば跳躍が可能。
海竜 ランク指定外モンスター
この世界で最強の種族である竜種、その中でも海を生息域とする海竜の外見は、他のドラゴンとは一線を画す。
多くのドラゴンが頭部・頚部・胴体・尻尾・四肢・翼と、各部位が判別しやすいのに対し、海竜は大海蛇に角と鎧のようなゴツゴツとした鱗、その巨体には似つかわしくない小さな四肢、海中で生きるには無用であるとして失われた翼と、東洋の竜の様な姿をしている。
全長50メートル、胴の最大径2メートルの巨体にも関わらず、海流を操作しながら移動する最高速度は70ノット(時速約130キロ)と恐ろしく速く、この速度と巨体で体当たりをされては大型軍艦ですら大破、撃沈を免れない。
性格は本来温厚で、たまに沈没船から光り物を拾い上げては自分の巣に持ち帰って蓄える習性がある。
ガイランシャーク モンスターではない為ランク指定無し
サザント大陸遠海に生息する体長3メートルほどのサメ。
肉食で獰猛な性格をしているが、縄張りとしている岩礁帯からあまり離れる事は無いので被害件数は少ない。
歯は鋭いものの、それほど強度は無いので甲殻類は食べない。その為、外敵の少ないこの場所にはアワビやウニ、エビカニといった海の幸が豊富にある。
そしてそれを目当てに一攫千金を狙った漁師が毎年被害に遭う。
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【国家・都市について】
シーラッド都市連合
サザント大陸の南西、中部海岸線沿いに広がる連合都市群。
連合は、5つの都市を1単位とした6つの都市群から構成されておりそれぞれ、
都市群中央に据えられた行政を取り仕切る「政都」
海側に作られた「港湾都市」
森林・山岳方面に作られた「採集都市」
隣接する各都市群を繋ぐ2つの「行路都市」
と区分され、それに大小様々な集落が付随することにより都市群は、それ一つで大規模な自治都市圏を形成している。
各政都のトップは一般的に領主と呼ばれ、6人の領主は持ち回りで3年間、都市連合の代表を務める事になっている。呼び方は特に決まって無く単に「代表」などと呼ばれているが、住民からは「領王」などと呼ばれることもある。
シーラッドには各都市群を守護する「辺境守備隊」とシーラッドを守る為に組織された代表直属の「連合防衛隊」が存在する。
備考
シーラッドは各都市群ごとに、生活必需品の6品目を独占流通させている。
第1都市群から順に「砂糖」「塩」「酢」「醤油」「味噌」そして「油」と、災害や外敵の侵略等、本来なら危険回避の観点から全都市群に分散させるべき生活の要に当たる品をあえて高リスクに置く事で各都市群の団結と、裏切りや抜け駆けに対して下されるであろう激しい制裁への恐怖を植えつけている。
またこれは、過度なダンピング合戦を起こさない為でもある。
港湾都市アイラ
シーラッド都市連合の一つ、第4都市群に属する海岸に面した都市。
丘の上に作られた居住区は他の都市と同様壁に囲まれており、人口は約18万人ほど。
それと隣接するように港湾区が海岸沿いに作られ、昼夜を問わず行き来する船の為に常時1万人程の様々な職業の人間が働いている。
主な産業は漁業と海洋貿易、連合間をはじめ、サザント大陸のみならず他の大陸との定期便も多数存在しており、他大陸の珍しい特産品も数多く入って来る。
特産品は、小魚と海草から作る『醤油』。
コーンウェル
フラッド=ヒューバートが治める第4都市群の政都。
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「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
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