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2章 かぶき者
9 死と快楽は糾える縄の如し
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着物が脱がされた。
後ろ手に縛られたままなので、脱げはしないが、かえって下に敷かれて畳に直に肌が当たるのを防いでくれている。
言われた通りに、声は出さなかった。
寝ている二人を起こしたら、大変なことになりそうで怖い。
従うしかなかった。
身を捩ることしかできない。
「鶴には抱かれたんだろう?」
耳に息を吹きかけるように囁く。
「・・・っ」
胸を弄られて腰が反った。
「反応がいいんだな」
歯を食いしばる。
「勘違いするんじゃねえぞ。鶴に抱かれもしねえやつを抱いたりはしねえ。命をかける価値もないやつを抱こうとは思わねえ。男同士ってのは、色欲じゃねえんだ。命懸けでするもんだ」
「!」
息を呑んだ。
体が震える。
「いいか? 覚悟しな」
相良の手が首を掴み、締めあげてくる。
「命をかける価値があるかどうか、確かめてやる」
意識が朦朧としてくる。
「なければ死ぬ。それだけのことだ」
苦しくて、足で相良を押し除けようとした。
首から手が離れ、その代わりに足をとらえられて、顔の横まで持ち上げられる。
思わず声が漏れかけ、必死にこらえた。
指と舌で刺激される。
価値があるとか、ないとか、何を言っているのか理解できない。
そんなことは、どうやって決めるんだ。
手が使えないことが、こんなに不自由なものなのかと痛感させられた。
上半身が動かせず、支えることもできずに、押さえつけられるのみだ。
そのせいか、式部に抱かれるよりも激しく、苦痛に感じた。
にもかかわらず、身悶えし息も絶え絶えになるほどの快楽も同時に襲ってきた。
喘げないからなのか、吐き出せないせいで、快感が体の中で増幅されていくような気がした。
相良が体位を様々に変えて、責め立ててくる。
いつの間にか朝になっていた。
「抜け駆けはずるいぜ、相良」
他の二人が待ちかねたように寄ってきた。
「おめえらの後で抱けるか」
寝かせてはくれない。
叫ばないように、猿轡がかまされた。
だが、それは最初だけで、抵抗が激しくないとわかると外された。
朦朧とした意識で、抵抗することができず、されるがままだ。
果てた合間に、水を飲ませてくれたり、握り飯を口に入れてくれたりした。
厠にも、担いで運んでくれる。
疲れて、抱かれながら意識が飛び、眠ってしまう。
何もかも、どうでも良くなってくる。
自分を手放すな。
伊織が言ってくれた言葉を頭の中で繰り返す。
命乞いも、拒みもせず、ただ受けた。
おれは、もう狂ってるんだろうか。
それとも、自分を手放すと狂うのだろうか。
どんなことをされても、生きようとするおれは、狂っているのか。
狂わなければ、生きていられない。
でも、このまま死んでもいいと思っている自分がいる。
命乞いをしてまで生きていようとは思わない。
どうせ、死ぬ運命なら、このまま殺されてもいい。
死んだ方がマシだ。
次第に追い込まれていく。
久松の狙いは、おそらくこれなんだろう。
死んだ方がマシな状況に、追い込まれて、どうするのか、確かめようとしている。
だめだ・・・。
手放すな・・・。
苦痛と快楽とが、縄のように、体と心に食い込んで、放してくれない。
景司はとうとう意識を手放した。
どのくらい眠っていたのか、再び、目が覚めた。
死んでない・・・。
目にうつる景色は何も変わっていなかった。
「水!」
命令するような口調で求める。
夏目が、土瓶で、水を飲ませてくれた。
いくらか頭がはっきりしてきた。
起こされたわけではなく、目が覚めるまで寝かせてくれたようだった。
縛が解かれたわけではなかった。
着物は羽織らされていたが、下半身は剥き出しのままだ。
もう、恥ずかしいと思う気持ちはどこかへ吹っ飛んでしまっている。
「いったいどういうつもりなんだ。式部の動向を知って、どうするつもりか」
この、江戸から来たかぶき者の意図がわからない。
「何か企んでいるなら、おれたちも仲間に加えろ」
「このまま野垂れ死するくらいなら、戦って死にたい」
「それが望みだ。それだけだ。他に何もいらん」
「さあ、言え。鶴は何をしようとしている?」
「そんなに死にたいのか」
「鶴も言ってやしなかったか。こんな世の中、生きていても仕方ねえってな」
確かに言っていた。
かぶき者が、かぶき者らしく生きることはもうできない。
だが、それがなんだって言うんだ。
時代は変わるのだ。
変われないものは、滅びるしかないが、自分から滅びを選ぶのはどうかしている。
ふつふつと、湧き上がる感情に、飲み込まれそうになる。
飲み込まれると碌なことにならない。
口をついて出そうになる言葉を必死にこらえた。
そんなに死にたければ、ついて来い! 地獄へ連れて行ってやる!
「狂ってる! 貴様らみんな、狂ってるとしか思えない! 何もないと言ってるだろう。帰れ! ここから出ていけ! 戦なんぞ起こらないし、させやしない!」
「おい、語るに落ちたな」
相良がニヤニヤして言った。
「戦だと誰が言ったんだ。誰も言ってねえぞ」
「そうか、鶴は戦を仕掛けるつもりか」
「! 違う!」
嵌められた。
慌てて否定しても後の祭りだ。
「可愛いやつ」
呆然とした景司を見る三人の目が優しくなる。
「今さら否定しても遅いわ」
笑いが起こった。
「ならば、おれたちを鶴の屋敷に連れていけ」
「だめだ。そんなことをすれば・・・」
「どうなるんだ」
それこそ、宣戦布告になってしまう。
三人が楽しげにニヤニヤする。
「なんでそんなに嬉しそうなんだ」
「死ぬのが怖いのか」
「違う!」
そうじゃなくて、争いたくないだけなのに。
「景三郎、おめえは、かぶけ。かぶき者になれ。おめえには、素質がある。度胸もある」
「・・・」
景司は首を振った。
見抜かれている?
景三郎の体には、かぶき者の血が流れている。
「よく耐えた」
「命乞いもせず、堂々と抱かれよった」
「しかも、おれたちをこき使いやがって。不逞やろうだ」
「この、淫乱が」
「は?」
剥き出しの下半身を指差して笑っている。
「誰がやったんだよ! しょうがねえだろうが! 手が使えないんだぞ」
「それで、おめえはいったい何もんだ」
相良が鋭い目を向けてくる。
「ただの浪人だ。もう、藩に帰る場所はない。それだけだ」
「本当に?」
これだけは、口が裂けても言えない。
景司の決意を察したのか、深く追求してこなかった。
「まあいい。鶴にきく。連れて行ってもらうぞ」
「だめだ!」
「まだ言うか」
「まあ、担いでいけばいいだろう。場所はわかってる」
高木が肩に景司を担ごうとした。
「わっ、やめろ!」
そのとき、天井から人が降ってきた。
柿色の忍び装束を着た男が、刃を景司に振り下ろした。
高木が体を捻って景司を転がし、相良が刀を抜いて、刃を受け止めた。
攻撃はそれまでで、忍びは窓を蹴破って外へ出ていった。
一瞬の出来事に、呆然とする。
「ほう、忍びか」
「なるほど。本気らしいな」
「忍びに喧嘩を売られるとは、面白い」
「服部・・・半蔵・・・」
景司は思い出していた。
桑名藩には、服部半蔵がいた。
家老の一人にその名を連ねている。
「まさか・・・」
「なんだ、怖気づいたのか。ゾクゾクするではないか」
縛が解かれて、両手が自由になった。
自由になった手で、自分の腕を抱くようにして掴む。
もう、引き返せないところまで来てしまったのか。
震えが止まらなかった。
後ろ手に縛られたままなので、脱げはしないが、かえって下に敷かれて畳に直に肌が当たるのを防いでくれている。
言われた通りに、声は出さなかった。
寝ている二人を起こしたら、大変なことになりそうで怖い。
従うしかなかった。
身を捩ることしかできない。
「鶴には抱かれたんだろう?」
耳に息を吹きかけるように囁く。
「・・・っ」
胸を弄られて腰が反った。
「反応がいいんだな」
歯を食いしばる。
「勘違いするんじゃねえぞ。鶴に抱かれもしねえやつを抱いたりはしねえ。命をかける価値もないやつを抱こうとは思わねえ。男同士ってのは、色欲じゃねえんだ。命懸けでするもんだ」
「!」
息を呑んだ。
体が震える。
「いいか? 覚悟しな」
相良の手が首を掴み、締めあげてくる。
「命をかける価値があるかどうか、確かめてやる」
意識が朦朧としてくる。
「なければ死ぬ。それだけのことだ」
苦しくて、足で相良を押し除けようとした。
首から手が離れ、その代わりに足をとらえられて、顔の横まで持ち上げられる。
思わず声が漏れかけ、必死にこらえた。
指と舌で刺激される。
価値があるとか、ないとか、何を言っているのか理解できない。
そんなことは、どうやって決めるんだ。
手が使えないことが、こんなに不自由なものなのかと痛感させられた。
上半身が動かせず、支えることもできずに、押さえつけられるのみだ。
そのせいか、式部に抱かれるよりも激しく、苦痛に感じた。
にもかかわらず、身悶えし息も絶え絶えになるほどの快楽も同時に襲ってきた。
喘げないからなのか、吐き出せないせいで、快感が体の中で増幅されていくような気がした。
相良が体位を様々に変えて、責め立ててくる。
いつの間にか朝になっていた。
「抜け駆けはずるいぜ、相良」
他の二人が待ちかねたように寄ってきた。
「おめえらの後で抱けるか」
寝かせてはくれない。
叫ばないように、猿轡がかまされた。
だが、それは最初だけで、抵抗が激しくないとわかると外された。
朦朧とした意識で、抵抗することができず、されるがままだ。
果てた合間に、水を飲ませてくれたり、握り飯を口に入れてくれたりした。
厠にも、担いで運んでくれる。
疲れて、抱かれながら意識が飛び、眠ってしまう。
何もかも、どうでも良くなってくる。
自分を手放すな。
伊織が言ってくれた言葉を頭の中で繰り返す。
命乞いも、拒みもせず、ただ受けた。
おれは、もう狂ってるんだろうか。
それとも、自分を手放すと狂うのだろうか。
どんなことをされても、生きようとするおれは、狂っているのか。
狂わなければ、生きていられない。
でも、このまま死んでもいいと思っている自分がいる。
命乞いをしてまで生きていようとは思わない。
どうせ、死ぬ運命なら、このまま殺されてもいい。
死んだ方がマシだ。
次第に追い込まれていく。
久松の狙いは、おそらくこれなんだろう。
死んだ方がマシな状況に、追い込まれて、どうするのか、確かめようとしている。
だめだ・・・。
手放すな・・・。
苦痛と快楽とが、縄のように、体と心に食い込んで、放してくれない。
景司はとうとう意識を手放した。
どのくらい眠っていたのか、再び、目が覚めた。
死んでない・・・。
目にうつる景色は何も変わっていなかった。
「水!」
命令するような口調で求める。
夏目が、土瓶で、水を飲ませてくれた。
いくらか頭がはっきりしてきた。
起こされたわけではなく、目が覚めるまで寝かせてくれたようだった。
縛が解かれたわけではなかった。
着物は羽織らされていたが、下半身は剥き出しのままだ。
もう、恥ずかしいと思う気持ちはどこかへ吹っ飛んでしまっている。
「いったいどういうつもりなんだ。式部の動向を知って、どうするつもりか」
この、江戸から来たかぶき者の意図がわからない。
「何か企んでいるなら、おれたちも仲間に加えろ」
「このまま野垂れ死するくらいなら、戦って死にたい」
「それが望みだ。それだけだ。他に何もいらん」
「さあ、言え。鶴は何をしようとしている?」
「そんなに死にたいのか」
「鶴も言ってやしなかったか。こんな世の中、生きていても仕方ねえってな」
確かに言っていた。
かぶき者が、かぶき者らしく生きることはもうできない。
だが、それがなんだって言うんだ。
時代は変わるのだ。
変われないものは、滅びるしかないが、自分から滅びを選ぶのはどうかしている。
ふつふつと、湧き上がる感情に、飲み込まれそうになる。
飲み込まれると碌なことにならない。
口をついて出そうになる言葉を必死にこらえた。
そんなに死にたければ、ついて来い! 地獄へ連れて行ってやる!
「狂ってる! 貴様らみんな、狂ってるとしか思えない! 何もないと言ってるだろう。帰れ! ここから出ていけ! 戦なんぞ起こらないし、させやしない!」
「おい、語るに落ちたな」
相良がニヤニヤして言った。
「戦だと誰が言ったんだ。誰も言ってねえぞ」
「そうか、鶴は戦を仕掛けるつもりか」
「! 違う!」
嵌められた。
慌てて否定しても後の祭りだ。
「可愛いやつ」
呆然とした景司を見る三人の目が優しくなる。
「今さら否定しても遅いわ」
笑いが起こった。
「ならば、おれたちを鶴の屋敷に連れていけ」
「だめだ。そんなことをすれば・・・」
「どうなるんだ」
それこそ、宣戦布告になってしまう。
三人が楽しげにニヤニヤする。
「なんでそんなに嬉しそうなんだ」
「死ぬのが怖いのか」
「違う!」
そうじゃなくて、争いたくないだけなのに。
「景三郎、おめえは、かぶけ。かぶき者になれ。おめえには、素質がある。度胸もある」
「・・・」
景司は首を振った。
見抜かれている?
景三郎の体には、かぶき者の血が流れている。
「よく耐えた」
「命乞いもせず、堂々と抱かれよった」
「しかも、おれたちをこき使いやがって。不逞やろうだ」
「この、淫乱が」
「は?」
剥き出しの下半身を指差して笑っている。
「誰がやったんだよ! しょうがねえだろうが! 手が使えないんだぞ」
「それで、おめえはいったい何もんだ」
相良が鋭い目を向けてくる。
「ただの浪人だ。もう、藩に帰る場所はない。それだけだ」
「本当に?」
これだけは、口が裂けても言えない。
景司の決意を察したのか、深く追求してこなかった。
「まあいい。鶴にきく。連れて行ってもらうぞ」
「だめだ!」
「まだ言うか」
「まあ、担いでいけばいいだろう。場所はわかってる」
高木が肩に景司を担ごうとした。
「わっ、やめろ!」
そのとき、天井から人が降ってきた。
柿色の忍び装束を着た男が、刃を景司に振り下ろした。
高木が体を捻って景司を転がし、相良が刀を抜いて、刃を受け止めた。
攻撃はそれまでで、忍びは窓を蹴破って外へ出ていった。
一瞬の出来事に、呆然とする。
「ほう、忍びか」
「なるほど。本気らしいな」
「忍びに喧嘩を売られるとは、面白い」
「服部・・・半蔵・・・」
景司は思い出していた。
桑名藩には、服部半蔵がいた。
家老の一人にその名を連ねている。
「まさか・・・」
「なんだ、怖気づいたのか。ゾクゾクするではないか」
縛が解かれて、両手が自由になった。
自由になった手で、自分の腕を抱くようにして掴む。
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