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8話
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俺たちは迷宮(ダンジョン)の2階層に到着した。
1階層とは違って湖が多いエリアだ。
ここにしかいないモンスターもいるようだ。
「エマ。リトル・グランドベアーはここの近くにいるのか?」
俺は辺りを見渡した。しかし、全くいる気配がないどころか、湖ばかりだ。
「ここにはいませんよ。周りが湖だらけなので」
「じゃあ、どこにいるんだ?」
「ここよりもっと奥にあるエリアに生息していますよ」
どうやら、この奥にあるらしい。
ここから先は湖がないエリアになってくる。
水分補給が必要になってくるので近くの湖で水の調達をした。
ここの水は小回復効果がある。
その後、奥へと進んだ。
奥へと進んだところで・・・
「きゃぁぁぁぁぁぁああ!!!」
と、悲鳴が聞こえた。
俺たちは急いでその場所へと向かった。
そこには、モンスターに襲われている女の子の姿があった。
しかし、俺の能力では勝てるはずがない。
どうすればいい、と考えていると
《ユニークスキル「大天使のご加護」を獲得に成功しました》
なんだ?「大天使のご加護」って。
ええい!!そんなこと考えている時間がない!
俺は夢中でそのユニークスキルを襲われている女の子に向けて使った。
すると、女の子の周りが光り輝くオーラに囲まれた。
どうやら、「大天使のご加護」というユニークスキルは対象とした生物を魔法や物理攻撃等を無効化するらしい。
「苦痛の加護」の反対バージョン?みたいな感じか。
その後、エマがモンスターを片付けた。
「助けてくれてありがとうございます」
「どうってことないですよ」
俺はすごくいい気分になった。
「お強いんですね」
「いえ、そんなことないですよ」
頭を掻き、ニヤニヤとしながら言った・・・、
って、えぇぇぇえええ!!!!
その女の子は俺に対して「お強いんですね」と言ったのではなく、エマに言っていたのだ。
恥ずかしさのあまりの女の子の顔が見れない。
まぁ、別に、モンスターを倒したのは俺じゃないし、気にすることない、うん、気にすることない。と自分に言い聞かせた。
「そこの殿方は?」
「あぁ、この人はタケルと言って一応、このパーティーのリーダーです」
「・・・よろしく。ところで君の名前は?」
「あ、失礼しました。私の名前はアリス=ラヴェンツェです。気軽にアリスって呼んでくださいね」
「私の名前はエマ。よろしくね、アリス」
「はい」
俺たちは自己紹介を済ませ、何故、アリスがここでモンスターに襲われていたのか事情を聞いた。
「へぇー、大変だったんだね。じゃあさ、俺たちの仲間になりなよ」
「そうだよ、アリス」
「いいんですか?」
その問いに対し、俺とエマは「喜んで!」と口を揃えて答えた。
「じゃあ、お言葉に甘えて・・・。これから、よろしくお願いします」
こうして、新たなパーティーメンバーが加わったのだ。
1階層とは違って湖が多いエリアだ。
ここにしかいないモンスターもいるようだ。
「エマ。リトル・グランドベアーはここの近くにいるのか?」
俺は辺りを見渡した。しかし、全くいる気配がないどころか、湖ばかりだ。
「ここにはいませんよ。周りが湖だらけなので」
「じゃあ、どこにいるんだ?」
「ここよりもっと奥にあるエリアに生息していますよ」
どうやら、この奥にあるらしい。
ここから先は湖がないエリアになってくる。
水分補給が必要になってくるので近くの湖で水の調達をした。
ここの水は小回復効果がある。
その後、奥へと進んだ。
奥へと進んだところで・・・
「きゃぁぁぁぁぁぁああ!!!」
と、悲鳴が聞こえた。
俺たちは急いでその場所へと向かった。
そこには、モンスターに襲われている女の子の姿があった。
しかし、俺の能力では勝てるはずがない。
どうすればいい、と考えていると
《ユニークスキル「大天使のご加護」を獲得に成功しました》
なんだ?「大天使のご加護」って。
ええい!!そんなこと考えている時間がない!
俺は夢中でそのユニークスキルを襲われている女の子に向けて使った。
すると、女の子の周りが光り輝くオーラに囲まれた。
どうやら、「大天使のご加護」というユニークスキルは対象とした生物を魔法や物理攻撃等を無効化するらしい。
「苦痛の加護」の反対バージョン?みたいな感じか。
その後、エマがモンスターを片付けた。
「助けてくれてありがとうございます」
「どうってことないですよ」
俺はすごくいい気分になった。
「お強いんですね」
「いえ、そんなことないですよ」
頭を掻き、ニヤニヤとしながら言った・・・、
って、えぇぇぇえええ!!!!
その女の子は俺に対して「お強いんですね」と言ったのではなく、エマに言っていたのだ。
恥ずかしさのあまりの女の子の顔が見れない。
まぁ、別に、モンスターを倒したのは俺じゃないし、気にすることない、うん、気にすることない。と自分に言い聞かせた。
「そこの殿方は?」
「あぁ、この人はタケルと言って一応、このパーティーのリーダーです」
「・・・よろしく。ところで君の名前は?」
「あ、失礼しました。私の名前はアリス=ラヴェンツェです。気軽にアリスって呼んでくださいね」
「私の名前はエマ。よろしくね、アリス」
「はい」
俺たちは自己紹介を済ませ、何故、アリスがここでモンスターに襲われていたのか事情を聞いた。
「へぇー、大変だったんだね。じゃあさ、俺たちの仲間になりなよ」
「そうだよ、アリス」
「いいんですか?」
その問いに対し、俺とエマは「喜んで!」と口を揃えて答えた。
「じゃあ、お言葉に甘えて・・・。これから、よろしくお願いします」
こうして、新たなパーティーメンバーが加わったのだ。
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