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【記念日お礼・Thanks to everyone】
紫のカーバンクルとグレイの内緒話
しおりを挟むころポックル亭が開店し、毎日忙しくも楽しい日々過ごしています。初の定休日には、私たちは聖なるダンジョンへ調査をしに行きました。しかし無茶をしすぎだとお兄ちゃんズに叱られた私。反省のためにと、最下層でのボス戦に参加させて貰えませんでした。
***
その後お兄ちゃんズに見せられた、戦利品だという小さな六個の宝箱。それぞれが額に色違いの宝石を持つ、ボスのカーバンクルは全部で六匹。つまりお宝はきっと、一匹につき一個なのでしょう。
しかしもたもたしているとそれらが合体し、大きな一匹のレインボーバンクルに変身してしまうのです。魔方陣の中心に出現し、額の宝石が虹色に輝きます。そのレインボーバンクルからゲット出来るのは、大きな宝箱が一個のみ。
開けてみなければ、どちらがお得かはわかりませんね。もちろん合体されてしまえば、討伐難易度は上昇してしまいます。見極めは大切ですよ。
前日お兄ちゃんズが試しに合体させた時の宝箱は、色とりどりな宝石がデザインされた宝剣類でした。その中心にはカーバンクルの象徴とも言える、深紅の大きなガーネットが。そしてその周囲を円を描く様に、他のカーバンクルたちの色の宝石が囲みます。
ですがなにか府に落ちません。
『レインボーは虹よね?我が国では虹は七色のはず。ならば七匹目がいるのでは?やはり不自然よ!』
私の謎解きで、封じられていた七匹目のカーバンクルが登場しました。そのカーバンクルから伝えられた、このダンジョンの秘密や真実。封じられていた紫のカーバンクルと、王家の姫様との関係しかり。本当に驚きばかり。
しかもなんだかんだで私を含め、再度七匹のカーバンクルたちと戦ったのです。さらには倒されたはずのカーバンクルたちが、大ハッスルしながらレインボーバンクルへ変身です!
七匹で小躍りするカーバンクルたちが可愛すぎます。と悶える私の影で、食い入る様に見つめるザック。さらに大きくなったレインボーバンクルを見て、余計に顔がだらしなくなっています。ルイスは……。呆れた視線とバッチリ絡んでしまいました。やはり私の考えなどお見通しなのでしょう。また文句を言われる前に討伐です!『ザックも行きますよ!』返事がありません。やはりモフモフ好きなのですね。
聖なるダンジョンには、沢山の恵みがありました。食材の宝庫でもあります。きっと、これから何度もくることになるでしょう。
『カーバンクルさんたちまたね!』
姿はみえないけど、きっと隠れて覗いているはずです。もしかして神様もいるのかもしれません。
***
なんてお気楽なことを言っていた報いでしょうか?その一週間後私は誘拐され、雪山に放置されてしまいました。またまたダンジョンの最下層に置き去りです。しかも今回はスキルを封じられてしまいました。そして置き去りにされたのが、カーバンクルたちの聖なるダンジョンだったのです。来たばかりでラッキーとは、さすがに言えませんね。
この道中で雷白鳥の理から外れてしまい、霊獣に近づいてしまったという、鳥さんと家族になりました。私は鳥さんにグレイと名づけ、一緒にダンジョンを出ることになったのです。
カーバンクルたちとのボス戦は、怪しげな神殿騎士の二人との共闘となりました。外に出た途端に本性を露にした神殿騎士。私はスキルを封じのタイムリミットで、彼らの魔の手からギリギリ逃れたのです。洋服は切り裂かれボロボロです。スキルで食堂の自室に戻りましたが、そのあられのない姿を見たルイスの魔力暴走により、天井に大穴を開けられていました。
私は自室に戻ってから、二日もコンコンと眠り、目覚めたらライラのお屋敷に匿われていました。その間にグレイが、空色の小鳥の霊獣となり幼児化したり。人間と意志疎通が出来る様になっていたり。本当にいったいなにがあったのでしょう?
私が眠っている間に、グレイは奮闘していたのです。
グレイ。本当に有り難う。
*****
僕は死んでしまった。たぶん産まれることが出来なかったんだね。温かい羽毛に包まれて、卵の中にいたときから気づいていた。僕は普通の雷白鳥じゃない。今意識があること自体が可笑しいんだって。
だから神様はきっと、外には出してはくれない。また普通の雷白鳥として存在できるのを待つしかない。でも僕は外に出たい。死んでまた卵になるまで待つなんて嫌だ。今出たいんだ!頑張って殻をツツく。でもまだ柔らかすぎる僕のクチバシでは、キズさえつけられない。他の卵たちは次々に孵化してゆく。なのにどうして成長出来ないの……。
突然、僕を温かく包んでくれていた温もりが無くなった。寒い……冷たい……徐々に動けなくなってゆく。多分孵化しないと見きりをつけられたのだろう。コロコロと転がされていく。やがて僕の意識はなくなった……。
***
(ーーピヨ……ピーピッ!ピヨ!)
(鳥さんモコモコだねー。寒くない様にここに入っていてね)
(ピヨ!)
(クッキーを柔らかくしたから、ゆっくり食べて元気になってね)
(ピッ!ピヨ!)
(いきなり大きくなったねー)
うん!頑張って大きくなる!僕は産まれた。死んだはずなのにどうして?理由はわからないけど、今生きてるんだから構わない。多分この女性が助けてくれたんだね。
この人から漏れ出してくる、白い綺麗な魔力が心地よい。魔力が僕の体に浸透する。差し出されたクッキーを食べる。体が心が成長している。早くこの女性の顔をしっかり見たい。お喋りしたい。普通の鳥は人とお話しできない。この成長の早さは異常だ。それはもちろん知っているけれど、僕には普通のことのはずなんだ。なぜかわかるんだよ。
女性が僕を雷白鳥の住みかへ戻そうとする。仲間と一緒に暮らした方が良いと心配してくれている。でも僕は戻りたくない。あそこは僕の居場所じゃないんだ。
嫌々ふんばっていると、大きな雷白鳥が現れた。僕はもう雷白鳥ではない。だから群れには戻れないという。彼は僕を外の世界に後押ししてくれた。女性と暮らせる様に話してくれたんだ。
(頑張って霊獣になりなさい。我が同胞よ。幸せになれ。これは餞別だ。霊獣になれば必要ないが、暫しの繋ぎとなろう)
フワリと僕の体を、爽やかな風が撫でてゆく。
【雷白鳥ボスの祝福】
人間以以外の生きものと、念話により意思の疎通が出来る。成長促進。身体強化。
(ボス!有り難う!僕は絶対に霊獣になるよ!)
***
このあと胡散臭い神殿騎士二人と、ダンジョンボスであるカーバンクルたちと戦った。もちろん僕は彼女の結界に守られていた。でも視線を感じる。カーバンクルたちが僕を見ている。まるで見極めるような、探るような視線だ。でもなんの力もない僕には、なにも出来やしない。特に紫の宝石のカーバンクルが、あの女性を気にしている。彼らは倒すべきボスだけと、たぶん敵じゃない。
(ふーん。やっぱりただの鳥じゃないんだ。どこまで己で理解してる?アリーと外に行くの?なら覚悟して。彼女の歩む道はキツいよ。しかも天然だから大変だよ。キチンと導ける?伴侶予定も怖いしね……)
紫のカーバンクルから、突然念話が届いた。彼女は大変なの?助けられるなら僕は頑張るよ!
(導く?良くわからないけど、僕ができることならなんでもするよ!だから一緒に行かせて!)
(了解!君に幸あれ!)
頭に沢山の情報が流れ込んでくる。カーバンクルたちは霊獣だ。聖獣になるためにここで修業をしている。実はこれから直ぐにアリーは危険な目にあう。そのための装備を前回宝箱として渡していた。しかし身に付けていないという。このままでは命にも関わるかもしれない。僕の脳内に流れる悲しいビジョン。こんな未来は彼女には相応しくない!
彼女はアリーというんだね。アリーはこれから先も、沢山の苦労を背負っている。でもそれを跳ね返す力も持っている。そして幸せを周囲に与える力があるんだ。そんな彼女が大好きで、周囲の仲間たちも見守ってくれている。でも天然だから大変なんだって。アリーが聞いたらヘソを曲げちゃいそうなことが、次々と脳に流れこんできた。
(まったくアリーは、一番重要な魔道具を身につけていないんだ。きっと宝箱を開け忘れてる。中身は開けなきゃ確定しない。開けるまで僕たちも干渉できないんだ)
ビジョンが終わった。額に紫の宝石を纏うカーバンクルが、プンスカしながら話してくれた。これから僕がすべきこと。僕の決心が変わらないのを確認した後、魔力をわけてくれた。
(とにかくスキル封じがとけるまで踏ん張って。アリーの意識を落とさない。それだけで大丈夫。意識さえあれば、復活次第スキルが使えるし、ウサギの指輪の効果もあるからね。後は野となれ山となれだよ)
紫のカーバンクルが僕に手を振る。いつの間にかボス戦は終了していた。僕はアリーと外に出た。その後は聞いた通りに進んだ。僕は必至に敵とアリーをツツいた。痛いかもしれないけど、そんなことはいっていられない。結果スキルが復活して逃げ延びた。
***
「アリー!その姿はどうなされたのですか?まさか暴行に……」
視界が変わった。どうやらアリーの部屋らしい。転移らしきもので飛んだのだろう。部屋に飛び込んできたのが、多分アリーの伴侶候補かな?抱えて揺すってる。心配なのはわかるけど、少しは落ち着いたらどうなの?
興奮しすぎて魔力が駄々もれ。もったいないから貰っちゃおう。そろそろお腹も満タンだよ。うわっと!魔力暴走してるじゃん。一気に暴走分の魔力を吸収する。突然体の中で、なにかが弾け飛んだ。
「ちょっと?いい加減にしなよ。アリーは大丈夫だよ。僕がこれだけ魔力食ってあげてるのにまだ制御出来ないの?魔力暴走してる暇が有るなら、治療をするとか出来ない訳?それってヘタレ過ぎー」
流石にこれ以上はコイツの魔力は食べたくない。人型になったときの容姿がにちゃうからね。でも感謝するよ。お陰で霊獣になれた。これで僕は喋れるし人型にもなれる。喋りながら人型に変化する。目前のヤツは目を丸くして驚いていた。その後もグダグダ煩いヤツの尻を叩く。
「さっさと助けを呼びに行け!」
なんとか納得させ、人を呼びにいかせた。
アリーを綺麗にして着替えさせ、傷や体を癒し、己の中に残るアリーの魔力をを肌ごしに返還する。ぼくの魔力を直接あげられないのがもどかしい。
でもこればかりは僕が勝手なことは出来ない。アリーの意志を尊重すべきだ。アリーはきっと断るだろう。人間でいたいからと……
顔色がよくなったのを確認し、コンコンと眠るアリーの手を握る。
早く目を覚ましてアリー……
…………ようやく戻って来た……遅いんだよ!でも僕的には早すぎるかもね!どうやらアリーを匿う手配を済ませてきたらしい。馬車の到着まで約三十分か……ならやはりコイツに任せるしかないか……
「お疲れ様。僕は野暮用で出てくるから。後はアリーを任せるよ。これ知ってる?小指の指輪。魔力封じね。これを解放する時期が来たんだよ」
僕はアリーの魔力が漏れ出ていること。高魔力を体に馴染ませるべきだということを話した。でも二人はまだ恋人ですら無かったの?キスすらしてないの?カーバンクルたちは、確かに候補だと言ったけど、伴侶候補なら恋人だと思うじゃない。ヘタレ発覚のルイスとやらには呆れたよ。まああの暴走魔力で霊獣になれたからね。気持ちばかりのお礼だよ。他にコイツ程の魔力持ちはいないみたいだし……
何度も余計なことはするなと言い聞かせ、僕は水色の小鳥になり飛び立った。
特急で戻らなくちゃ!僕は心配でたまりません!魔力暴走中もチュッチュしてたし、イタズラしようともしてたからね。恋人だと思ってたから黙ってたのに!
*****
「へー。もう霊獣になったの?僕の代わりに少しここで修業させようと思ってたのに」
「代わりってどうして?」
「僕は聖獣にランクアップしたんだよ。君に与えた祝福と魔力などが、適切だったと認められたんだ。だから暫く僕がアリーについて、君が霊獣になるまで修業させたかったの。ここにいれば霊獣までなら直ぐだからね」
「ごめんなさい…………でも有り難う……」
「お礼は要らないよ。僕たちもアリーが大好きだからね。だから君も頑張って。僕たちの知識をわけてあげる。時々修業においでよ。このダンジョンには神様も介入してる。きっと君もいつかあえるよ」
僕はカーバンクルたちにお礼の挨拶をすませ、アリーの元へ飛び立った。
僕はアリーと共にいたい。アリーの家族を、祖先を見守りたい。いつか聖獣になりたい。頑張るぞー!!
*****
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