【完】専属料理人なのに、料理しかしないと追い出されました。

桜 鴬

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【余談・by the way】

書籍二巻【一巻に追加登場人物設定】

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 絵師様に登場人物のラフ画を書いて貰う際に、私が担当様に聞かれ書いた資料です。これとWeb上部の人物紹介を担当さまが綺麗にまとめて、資料として絵師様に渡してくれました。

一巻に続き二巻の追加メンバーです。

 へーこんなの書くんだーなんて、こちらも覗いてみて貰えたら嬉しいです。


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専属料理人なのに、料理しかしないと追い出されました②

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【登場人物紹介】

Web連載本編冒頭の、登場人物紹介・画像付きと被ります。

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【グレイ・霊獣→聖獣。】

雷白鳥の変異種→霊獣→聖獣となった。霊獣で人語を理解し話し、人型になれる。聖獣になると変幻自在となり、また同じ時を生きる伴侶を持てる。

霊獣(聖獣)の時は尻尾の長い空色で黄色のさし色の鳥。(成人女性の肩や頭にのるくらいの大きさ)インコより大きめな感じ。通常の人化時は幼児の姿ですが、変化後の年齢は自在に変えられます。初期はまだまだ鳥さんとしての意識が強いので、人化しててもアリーにひっつきたい。口は達者だが思考も生れたての為幼く、ルイスが大嫌いでとにかくアリーとの仲を邪魔したい。アリーたちが結婚すあたりでは聖獣になっています。どこでなったかうろ覚えですみません。

無精卵だと思われてた雷白鳥のタマゴから孵化しましたが、実はそれは孵化出来なかった有精卵でした。ヒーラーの魔法の魔力を浴びたことが切っ掛けで、霊獣に近い雷白鳥の変異種として息を吹き返し、アリーの漏れ出す魔力とクッキーに込められた魔力で成長します。さらにはルイスの魔力暴走を止めるために多大な魔力を吸収し、完全な霊獣となったのです。霊獣として魔法に似た特別な力を持ち、天使の背にあるような白い二枚翼を広げ癒しの風を送り、広範囲で傷付いた人々を癒す事が出来ます。

〈プロフィール〉

●性別 オス(男)
●年齢  誕生したばかり。
●体格  人化時の幼児姿での身長は130㎝くらい。中肉中背。ただし霊獣になりサイズの変化が可能になりました。(赤ん坊から老人まで)聖獣になると動物などの他の生物にも、自由自在な変化が可能となります。
 霊獣時は空色で黒目の鳥。サイズは成人女性の肩や頭にのるくらい。インコより大きめで尻尾が長い。基本色は空色だが、刺し色(特に長い尻尾と羽先)に雷の黄色が混じっている。
 また生れたばかりのときは雷白鳥の変異種だったため、毛並みは灰色でヒヨコのようにモコモコでぽてんとしていた。(ヒナ)そのため、モコモコぽてんな鳥さん姿にもなれる。実はその姿をアリーが気に入っていたのを感じとり、甘えたいときはもこもこな【グレーな鳥さん】になっている。
ルイスいわく……かなりあざとい……

●顔立ち 目がくりっとした可愛い感じ。 
●目の色 空色
●髪型 前髪あり。後ろはロングで下ろしっぱなし。
●髪の色 ルイスと同じ白色だが、かすかにグレーがかっている。
●服装 霊獣らしい服というのがイメージできず、雪山で誕生したからと、Webの人物紹介では安易にスノボウェアのような服を着せていますが……。特に指定はありませんので、どんな感じでも大丈夫です。

●その他、特記事項 
 雷白鳥の変異種は、まれに雷を操ることができます。雷白鳥のボスがそうですが、グレイも操れるようになります。しかし出力が天候をも左右してしまうほどの高出力で制御も下手。魔道具職人であるアリーの師匠の弟さんが、グレイにあわせてガントレット風の、打ち出し型の魔道具を作ってくれるまで封印していました。しかしアリーの師匠はかなりのガンマニア。ガントレット風の魔道具を装備した姿はもちろんですが、是非とも撃つところも見せてくれと、日々グレイを追っかけ迫っているとか……

***

〈ちょっと小話〉

『こんなの僕が使う日が来たら世紀末だよ! 僕は雷は使わないからね! 雷の使い手ならアリーもルイスもいるじゃない!』

 と……グレイは今日も師匠から逃げまくっています……

『ほう。あざといグレイでも、ご老人は敬うのでしょうか? それとも師匠が苦手なのでしょうか?』

 『ルーイースーのマヌケ! アホー! バ・カ・タ・レーー! 師匠を怪我させたらアリーが悲しむじゃない!』

 『なら私は……?』 

 『悲しまないよね? 逆に僕を怒らせたの?と、叱られるんじゃない? 自信あるなら試してみる?』

 『おっ! グレイよ。ようやく撃って見せてくれるのか? しかしルイスが的で大丈夫かの? 避けられるのか?』

 『そ……それは……え……しっ師匠……ご遠慮いたします……』

 『ルイスも相変わらずのヘタレだよね』

*****

【ライラ・お嬢様】

辺境伯爵令嬢。体の弱かった母譲りのためか、幼少時は虚弱で車イスに依存していた。しかし実はかなり負けず嫌いで、アリーの自称友人の死には自らが関与していた。幼い頃に聖女に虐められたことをバネにし、必ず立って見返してやる!と影で練習をしていた努力家でもある。腹黒さではルイスと負けず劣らずで、実はかなり仲良しである。

 〈プロフィール〉

●性別 女
●年齢 二十才(夫あり。二男の母)
●体格 170㎝/体重?中肉中背。ナイスバディで、見た目は典型的な高位貴族のお嬢様。
●顔立ち 儚げで物静かな感じ。
●目の色 抹茶色
●肌の色 肌色
●髪型 前髪有りで長目。ロングの髪型のトップの髪を少しすくい、結わいて頭上に大きめなリボンをしている。
●髪の色 金髪
●服装 通常は白いフリルブラウスにハイウエストなスカート。またはウエストを絞った、ドレスに近いワンピースなど。アリーたちと会うときはTPOを考慮し大人しめな服を選んではいるが、アリーからしたら結構フリフリに見えている。フリフリは父親と旦那さんの趣味に合わせているため。本人はシンプルなタイプが好きで、実は妖艶なドレスも着てみたいと内心では思っている。

●その他、特記事項 幼少時父親に連れられて通った大神殿では、聖母にかなりの身体的&精神的虐待を受けた。毎回参拝を終えたのち、父親は寄付のために大神官に目通りをしている。その際にルイスが話し相手をしていることが、聖女にとっては我慢ならなかった。ルイスは聖女から離れられてラッキーくらいに感じていたが、虐められるお嬢様にはたまらない。待ち伏せされ車イスから放り投げ出され、罵声を浴びせされ足蹴にされる。さらには遠くに車イスを隠されてしまう。

ある日……車イスを探し這いずるお嬢様と……聖女から逃げ壁に凭れかり髪をかきあげるルイスの瞳が絡んだとき……もちろん愛は生まれなかった。それまで互いに猫を被っていたただの話し相手同士が、互いが腹黒だったという事実に気付き同族嫌悪に陥った瞬間だったという。

 *****

【フォード】

ルイスとザイルが大神殿で修行していた時の同期にあたる。元大神官と子爵家の令嬢の間に産まれたが、両親は正式には結婚していない。母は礼拝中に大神官に見初められ、無理やり拉致監禁され内縁の妻とされた。フォードを出産後死亡。産まれた赤子の魔力が高い事に目を付けた大神官は、子爵家に妹をも差し出し母親代わりをさせる事を要求。子爵家は権力に逆らえず、全て泣き寝入りを余儀無くされていた。育ての母親が日々狂って行くのを側で見て育ち、己らを虐げる大神官と聖母を憎んでいた。その為大神官にと望まれる才能を持ちながらも、簡単に僧籍を抜け出奔したルイスに劣等感を持ち悩んでいた。大神殿に属しているため敵側の立ち位置にみえたが、実は敵ではなく大神官と聖母を粛清したい側だった。しかし己の地位を固めるためにアリーを手に入れようとして失敗。のちに和解し大神官となる。

 〈プロフィール〉

●性別 男
●年齢 18才
●体格 178㎝/体重?中肉中背。
●顔立ち 三白眼というか、目つきが悪く見える。
●目の色 群青色
●肌の色 肌色
●髪型 前髪あり。短髪。
●髪の色 紫紺色(前髪が二房ほど濃紺色)
●服装 常に神官服。神官服には地位によりランクがある。高い地位になるほど豪華になる。大神官にになると、先端に宝玉を埋め込んだ豪華な王笏(おうしゃく・短い杖)をもつ。
●その他、特記事項 
聖女は魔力を羽衣に具現する。大神官は魔力を剣の姿に具現する。最大4本。聖呪文には火、水、雷の属性が有り、これにより具現する際の剣先の色が変化する。ルイスは雷でフォードは火。フォードは剣先がほんのりと赤く、ルイスは黄色い。広範囲な結界をはるのが主な効果だが、取り込んだ魔力を剣に纏わせ、属性の攻撃をも行う事が出来る。僧侶が使用出来る魔法系統内で、唯一攻撃出来る呪文。
【聖呪文。ホーリー シールドソード】  
本来ならば聖呪文習得が大神官になる条件だった。解りきった事だろうが、先代は1本も具現出来なかった。

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