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3話:冒険者ギルド
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途中で昼食をとってからギルドに向かった。依頼なんざこなさなくても食ってはいけるが、暇つぶしには丁度いい。
「すみません」
受付に話しかけ冒険者ギルドに登録する。この世界の冒険者ギルドには四つのランクがありそれがギルドカードの種類で分けられる。入りたてはアイアンで次はブロンズ、シルバー、ゴールドとあるのだ。
「それでは名前を」
「ジン・ソウダです」
「わかりました。ここに手を」
作成中のカードに手を触れるとカードが光出す。これどうやって作ってんのか気になるな。後で解析でもしてみるか。
「これで登録は完了です~」
受付のお姉さんが営業スマイルで俺に渡す。こういういつも笑ってる人の中身とか凄い気になる。実際はどんな人なのだろうか。
「ありがとうございます。それで依頼はどちらで?」
「はい。一階のクエストボードで確認してください」
クエストボードまで行き依頼を確認する。ふむ、一番難しい依頼でも簡単だろうしせめて面白そうなやつを……
「うん?」
となりのパーティ募集ボードの張り紙が落ちたので拾って貼りなおす。
「これは?」
その張り紙の内容が目に入ったので見る。三人以上で受注できる大型魔獣依頼の為にパーティ募集してます。興味のある方はその張り紙を集会所のテーブルで広げて待っていてください。面接とテストをします。ブロンズランクのシスターズよりと書いてある。
たしか大型魔獣は高いランクでないとソロ討伐は出来なかったな。それでパーティを組むってわけか。
シスターズか……女性っぽいしわかんない事もあるから、色々ご教授してもらうのも悪くないな。
集会所でお茶を飲みながら張り紙を広げて待つこと三十分。後ろから大きな声と共にこちらに走って来る音が聞こえてきた。
「こんにちは、パーティ加入希望の方ですよね?早速話を……」
うん?どっかで見た事のある顔だな。というかついさっき絡まれていた女の子達や。
「あんたはさっきの……」
「君達だったのか~てっきり凄い強面の二人組かと」
「あの、さっきはありがとうございました!」
「いえいえ~怪我がなくてなりよりだよ。それで君たちがシスターズ?」
二人が俺の対面に座り込む。
「そうよ!私達がシスターズ。といっても本当の姉妹じゃないけどね~」
「そうなんだ。俺はジン・ソウダ。君達は?」
「私はシーラ・マイセン。それでこの子がミーナ・ウエッジウッドよ」
「よろしくお願いします!」
金髪ロングのシーラが活発な感じで青髪ショートのミーナが控えめな感じだ。
「それで面談とテストだっけ?」
「そうよ!まずは年齢と簡単な経歴を教えて」
年齢か……一応外見は十七歳ぐらいだけどもう歳とることないんだよな……実際生きた年数は二十年ちょっとってとこだけど。あと元勇者ってのも話すべきか。
「うん。年齢は十七で経歴は元勇者ってとこかな」
「えっ?」
「あ、大きい声で言えないんだけど俺勇者パーティクビになって追い出されてさ~それで何かどうでも良くなって冒険者になろうかなって」
「そうだったのね……」
悲しそうな顔でこちらを見る。同情してくれる案件ではあるだろうが、クビになったなんて聞いたら実力テストはパス出来んだろう。まぁランクもランクだし見せつければ問題ない。
「あっそうか!」
するとミーナが何か閃いたのか手を叩く。
「どうしたのミーナ?」
「こないだの魔族防衛戦で勇者が参加してたの覚えてない?」
「ええ、私達も参加したからね」
「その時勇者の顔を全員拝もうと前線まで行ったけど、一人フード被ってて顔がわからなかったの。あの時灰色のローブ被って戦ってたのってジンさんですよね?」
俺は街に入る時は、後々のことを考えローブを被り極力顔を隠していた。あいつらは有名になった時に邪魔にならないようにしていた。
「そうだよ。まさか見られているとは……恥ずかしいね~俺戦い方地味だし」
「そんなことはないです!前に出て、周りに的確に指示を与えながら自分も攻撃して……それでいてダメージを負わずに戦ってたの見てました!」
マジか。そこまで見られていたのか。
「でもあの四人の方が華があるしさ~」
「いえいえ、他の四人も見てましたが、戦い方に粗がありましたしあの戦いではジンさんが一番輝いてました!」
そんな目を光らせて言われると恥ずかしいな。まぁ確かにあいつらよりはまともな戦い方をしてるから見る人が見れば当然だが。
「でもミーナがそんだけ推す人だけに追い出されたってのが気になるわね~」
シーラはジッとこちらを見る。まぁ確かにそう思われても仕方ないんだが、単純にいらないから追い出されただけだしな。
「追い出された理由ね……たぶん俺が邪魔だったってのがあるかな。それと俺は後衛に徹して色々指示だしたりするのが気に入らないとは言われたんだよね」
「何ですかそれ!あんな戦いが出来る人の指示を嫌がるなんて!」
ミーナが机を叩く。
「あ、ああ。それでそういうことなら俺は大人しく抜けるって言ったんだ」
「なら私達に色々教えてください!」
「ミーナ?」
「シーラ、ジンさん採用しよう!」
「え、ええ。まぁ元々そのつもりだけど……」
大人しそうに見えて意外と大きい声が出るんだな。内面ってのはわからないものだ。
「採用してくるのかい?」
「ええ!ミーナがこんなに言うってことは、テストなんか必要ないでしょうし、これからよろしくね!」
「ああ、力になれるように頑張るよ!」
こうして俺はパーティを組むことになったんだ。
「すみません」
受付に話しかけ冒険者ギルドに登録する。この世界の冒険者ギルドには四つのランクがありそれがギルドカードの種類で分けられる。入りたてはアイアンで次はブロンズ、シルバー、ゴールドとあるのだ。
「それでは名前を」
「ジン・ソウダです」
「わかりました。ここに手を」
作成中のカードに手を触れるとカードが光出す。これどうやって作ってんのか気になるな。後で解析でもしてみるか。
「これで登録は完了です~」
受付のお姉さんが営業スマイルで俺に渡す。こういういつも笑ってる人の中身とか凄い気になる。実際はどんな人なのだろうか。
「ありがとうございます。それで依頼はどちらで?」
「はい。一階のクエストボードで確認してください」
クエストボードまで行き依頼を確認する。ふむ、一番難しい依頼でも簡単だろうしせめて面白そうなやつを……
「うん?」
となりのパーティ募集ボードの張り紙が落ちたので拾って貼りなおす。
「これは?」
その張り紙の内容が目に入ったので見る。三人以上で受注できる大型魔獣依頼の為にパーティ募集してます。興味のある方はその張り紙を集会所のテーブルで広げて待っていてください。面接とテストをします。ブロンズランクのシスターズよりと書いてある。
たしか大型魔獣は高いランクでないとソロ討伐は出来なかったな。それでパーティを組むってわけか。
シスターズか……女性っぽいしわかんない事もあるから、色々ご教授してもらうのも悪くないな。
集会所でお茶を飲みながら張り紙を広げて待つこと三十分。後ろから大きな声と共にこちらに走って来る音が聞こえてきた。
「こんにちは、パーティ加入希望の方ですよね?早速話を……」
うん?どっかで見た事のある顔だな。というかついさっき絡まれていた女の子達や。
「あんたはさっきの……」
「君達だったのか~てっきり凄い強面の二人組かと」
「あの、さっきはありがとうございました!」
「いえいえ~怪我がなくてなりよりだよ。それで君たちがシスターズ?」
二人が俺の対面に座り込む。
「そうよ!私達がシスターズ。といっても本当の姉妹じゃないけどね~」
「そうなんだ。俺はジン・ソウダ。君達は?」
「私はシーラ・マイセン。それでこの子がミーナ・ウエッジウッドよ」
「よろしくお願いします!」
金髪ロングのシーラが活発な感じで青髪ショートのミーナが控えめな感じだ。
「それで面談とテストだっけ?」
「そうよ!まずは年齢と簡単な経歴を教えて」
年齢か……一応外見は十七歳ぐらいだけどもう歳とることないんだよな……実際生きた年数は二十年ちょっとってとこだけど。あと元勇者ってのも話すべきか。
「うん。年齢は十七で経歴は元勇者ってとこかな」
「えっ?」
「あ、大きい声で言えないんだけど俺勇者パーティクビになって追い出されてさ~それで何かどうでも良くなって冒険者になろうかなって」
「そうだったのね……」
悲しそうな顔でこちらを見る。同情してくれる案件ではあるだろうが、クビになったなんて聞いたら実力テストはパス出来んだろう。まぁランクもランクだし見せつければ問題ない。
「あっそうか!」
するとミーナが何か閃いたのか手を叩く。
「どうしたのミーナ?」
「こないだの魔族防衛戦で勇者が参加してたの覚えてない?」
「ええ、私達も参加したからね」
「その時勇者の顔を全員拝もうと前線まで行ったけど、一人フード被ってて顔がわからなかったの。あの時灰色のローブ被って戦ってたのってジンさんですよね?」
俺は街に入る時は、後々のことを考えローブを被り極力顔を隠していた。あいつらは有名になった時に邪魔にならないようにしていた。
「そうだよ。まさか見られているとは……恥ずかしいね~俺戦い方地味だし」
「そんなことはないです!前に出て、周りに的確に指示を与えながら自分も攻撃して……それでいてダメージを負わずに戦ってたの見てました!」
マジか。そこまで見られていたのか。
「でもあの四人の方が華があるしさ~」
「いえいえ、他の四人も見てましたが、戦い方に粗がありましたしあの戦いではジンさんが一番輝いてました!」
そんな目を光らせて言われると恥ずかしいな。まぁ確かにあいつらよりはまともな戦い方をしてるから見る人が見れば当然だが。
「でもミーナがそんだけ推す人だけに追い出されたってのが気になるわね~」
シーラはジッとこちらを見る。まぁ確かにそう思われても仕方ないんだが、単純にいらないから追い出されただけだしな。
「追い出された理由ね……たぶん俺が邪魔だったってのがあるかな。それと俺は後衛に徹して色々指示だしたりするのが気に入らないとは言われたんだよね」
「何ですかそれ!あんな戦いが出来る人の指示を嫌がるなんて!」
ミーナが机を叩く。
「あ、ああ。それでそういうことなら俺は大人しく抜けるって言ったんだ」
「なら私達に色々教えてください!」
「ミーナ?」
「シーラ、ジンさん採用しよう!」
「え、ええ。まぁ元々そのつもりだけど……」
大人しそうに見えて意外と大きい声が出るんだな。内面ってのはわからないものだ。
「採用してくるのかい?」
「ええ!ミーナがこんなに言うってことは、テストなんか必要ないでしょうし、これからよろしくね!」
「ああ、力になれるように頑張るよ!」
こうして俺はパーティを組むことになったんだ。
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