巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第7章 冒険の始まりかもしれない。

7-1 城を出てギルドへ・・・?

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 昨日、シルフォード城を朝早く出て冒険者ギルドにやって来て一泊した。

 何故、メグミ達《銀翼の翼》と直ぐに合流しなかったかと言うと、この時はまだあるクエストから戻って来ていない事を知っていたからである。

 その依頼とは、例の魔人族に関する調査とその周辺の村に運ぶ物資運搬の護衛だった。

 まあ、その依頼で2、3日いない事は、解っていたので冒険者ギルド内にある宿舎に泊まる予定だ。


 実際には、色々な手続きやら今後の準備などを行なっていたのと、ユウマに対しては以前フィリアに言われていた所持品の提出などを行なわされて、その後にはギルマスであるフィリアとの話があった。

 それらを終わらした時には、もう夕方近くなっていたので、そのまま宿舎に泊まったのであった。
 元々何日かはこの宿舎を利用させて貰う予定だったので、問題は無いのだがその日はユウマ的には、例の説明から何やらで疲れきってしまっていた。

 内容的には、所持品の提出で例の大量の魔石と数種類の鉱石を提出した。
 実はこの提出した品物は、所持していた時の4割程度しか出していない、ここに来る前にファルと相談して数種類の貴重鉱石とアイテムは別にとっており、その代わり闇ギルド関連や盗賊達から巻き上げた品物を一緒に提出したのだ。

 まあ、それだけでもギルド職員の人達は驚いていた。
「なっ、なんですか!?・・・この量はおかしいでしょう。ヨーコ様がここじゃないといけないと、言った意味がよく解りました」
「しかし、主任これはちょっと・・・・みんな固まってしまいましたよ」
「よっ、ヨーコ様。これを全て今から行なわなければいけないのですか?」
 先程主任と言われていた人がヨーコさんに質問していた。今現在その職員達は鑑定士と記録係りなどで20人近くの人がいる。だがみんな口をあんぐりとあけて固まってしまっている。

「はい、理由は昨日教えたとおり今日中にお願いしますと、言いましたが流石にこの量は・・・・。でも、間に合う間に合わないよりもサクサクとやってしまいましょう。この中には重要な品物もありますので」
 その立会いには、事情を知っているヨーコさんが立ち会ったのでそこまで大事には、ならなかったが、通常であれば完全に異常な量であり、色々言われても仕方が無い状態だった。

 しかしそれは、先程も言った通り事情を知っているヨーコさんがいるので、スムーズに事が運び、この時はそんなに提出してからこちらに関しては、時間はかからなかった。
「ユウマさん、普通だったらこんな量の魔石と鉱石類は、異常なので公的処置と理由を聞かないといけないのですが。まあ、事情は私を含めおねえちゃん、いえギルマスも存じていますのでよろしいですよ・・・・。よくここまでの量を保管していましたね。後は処理しておきますので終わりましたら後で連絡いたします」
 若干呆れ気味でヨーコが語りかけてきた。

「はい、それじゃあ、よろしくお願いします。あっ、後これは如何します」
 そう言って事前に取り出してマジックバック内に入れていた、水晶球関係の一つを出そうとしたら
「あっ、ユウマさんそれはここで出さないで下さいね。それはギルマスの部屋に行った時に出して、直接おねちゃ、あっじゃなかった。フィリア様にだしてください」
 などと言われたのでとりあえずカバンにしまった。

 今、目の前で識別と鑑定を必死にやっている、ギルド職員達を横目にギルマスのフィリアのいる部屋に向かった。

 まあ場所は以前来た時に連れて行って貰えたので、記憶に残っている通路を進みその場所へ向かった。
 ギルマスの部屋の前まで来ると、サブマス兼秘書のホノカさんが扉の前で待っていた。
 そのホノカさんと共に部屋の中へ入っていった。

 ちなみにこのシルフォードのサブギルドマスターは2人いる、1人は今一緒にいるホノカさんで、もう1人は実はヨーコさんだと言う事を前回ギルドに来た時教えて貰った。

 そして、中に入るとすでに登録を終わらせていたみんなが、集まって待っており色々話をしていた。
 ユウマが中に入るとこちらに視線を向けてきた。

 しかし良く見るとミーアとレーナさんそれとキュリカさんが、この場にいないので何故だろうと思っていると、
「あら、ユウマやっと受け渡しは、終わったのかしら随分と時間がかかったみたいだけど?」
 フィリアがこちらに向けて余りにも時間がかかっていた事を尋ねてきた。

「ほんと、ほんと、何故そこまで時間がかかったの?ユウ兄」
「あっ、ユウ兄様すごく遅かったですね」
 アリアとメイリーは、俺の事を心配して尋ねてきた。

 だが、ユータに関してはとんでもない事をいいやがった。
「意外にヨーコさんと楽しく話しでもしてたんじゃないの。兄貴っ」
 お前は俺に何か恨みでもあるのかと、言いたくなる様な事をユータは言ってきた。
 どうも最近俺の事を、兄貴としては敬っているが女の子にだらしない奴と認識されているようだ。

 そんな俺を見てロンがユータに注意していた。
 そしてユータの先程の言葉を聞きシルフィーさんが頬を膨らませてこちらに詰め寄ってきて尋ねてきた。
「えっ、ホントですの。ユウマ様・・・」
「えっ、違いますよ。ちょっと量が多すぎて、それを出す為広い場所に移動してから今まで色々と時間がかかってしまっただけだよ、それにまだ鑑定の方は行なってますよ」

「へっ、ちょっと待ちなさいよ。この間出した程度じゃ、そこまでかかるはず無いでしょう。どうしてそうなってるのよ」
 フィリアは、今のユウマの言葉に不思議に思い質問してきた。

「えっと、以前出したアイテムは一部でして、今日だしたのは倍はありますよ。それにちょっと・・・」
 そう答えたが、実際はまだそれ以上あったが三つ目を出した時点で、ギルド職員の悲鳴とヨーコさんの呆れきった顔をしたので、その次を出した時点でその外のアイテムを出すのを止めた。

 なので実際の半分も出していない事になったが、それでも想定外の量を提出した事になっていた。
「なっ、何でそんなに増えてるのよ。あの後何があったの・・・・・」
 まあ、それについては以前話した通りに闇ギルド関連や盗賊達から巻き上げた品物とその悪人達のアジトに向かう際に遭遇した魔獣モンスターや獣関係を討伐した結果どんどん増えて行った結果である。



 そして、今はフィリアの前に例の使わなかった水晶球関係を提出した。


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