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第8章 新たなる冒険?の始まりかもしれない。
8-2 カレーに必要なもの?女神再び降臨
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それはそうとこれから、みんなで調味料と材料を探す冒険が始まるのであった。
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まずは、カレーに必要な物を簡単にまとめてみた。
野菜類はあるかどうかは解らないが、ジャガイモと言うより芋類、人参や玉葱みたいな物等と、まあその他の野菜類と根菜類をついでに探すとして、後は肉類と果物類・・・これはどうにでもなるかな。問題は調味料関係かな、それと・・・・。
まあ、まずユウマは玉葱を探す事にした。何故ならそれが無いとユウマ特製のカレーが出来ない、と言うよりこの世界には簡単に出来るカレールーが無いからである。なので一からカレーを作らないといけない。
そう言うことで玉葱を筆頭に、他の子達と共にそれぞれで探す事になった。
しかし、問題は玉葱がこのアーストリアの世界にあるどうかさえ解らない。
他の子達にはそれぞれ必要な物のメモや図を渡し探して貰う様にしている。
そして、俺はとりあえず明日から材料を探す旅を開始するため、屋敷の敷地内の森の入口にある、神殿に行き考える事にした。何故なら神殿内には俺のそろえた簡単な書物と魔導書関係を購入して保管しているからだ。
神殿に来てから、まず最初にこの世界の資料を確認して、似た様な食材を探していると背後にいつの間にか女神フィーナ様が現れて立っていた。
「ねえ、ねえ、ユウマさん。何をしてるの?」
「えっ、あれ、また来たのですか。フィーナ様」
「うん、ユウマさん。全然連絡くれないし、直接あった方が早いからね。それにここはとても過ごし易いの♪」
そんなやり取りをしていると、何故か俺が工房予定にしている部屋から守護天使のミアちゃんが現れた。
「すいません、ユウマ様。この駄女神様は自分のいる神界の部屋より、どうもこの神殿の部屋を気に入っているみたいで、もう住み着いていますので」
はぁ、今何かとんでもない言葉を聞いた様な・・・・。とりあえず聞いてみよう。
「あの・・・何処に住み着いているって?」
「えっと、ユウマ様が作ったあなた専用のお部屋といいますか工房に、もう既にフィーナ様がお部屋を改造して住み着いています。すみません」
ありゃりゃ、もう既に俺の作業部屋をのっとられてしまってた。確かに最初に来た時すごく気にいってたからな。まあいいけど、敷地内にまた新しい小屋でも建てて工房にするから、しかし神界のほうは良いのか?
「でも、神界に帰らなくて良いのですか。以前忙しいとか言っていましたし、それに色々しなくちゃいけないのでは」
「あっ、それなら大丈夫ですよ。ここでも出来ますから・・・それに此処の方がはかどるみたいですから」
ユウマが不思議に思い尋ねると神界での作業は、ここでも出来るそうだ。それにここにある転移門は特殊で神界にも行き来が可能なそうだ。しかも特殊なアイテムを取り付けているそうなので、いつでも行き来でるし、他の神界の子もこれるみたいだ。
ただし条件付きでその条件は簡単で俺とフィーナ様、それとミアちゃんの承認が必要なだけみたいだ。
そして、話は戻りフィーナ様が俺のしていることを尋ねて資料を覗き見た。
「で、何をしていたの。何かの素材を調べてるみたいだけど? えっと、なになに、食べ物、私も食べたい。ミア!私達も協力しよ。ねっ、ねっ」
そのフィーナ様の言葉を聞きミアちゃんは、何で食べ物と決め付けたのか解らず、最初は呆れていたが確かにユウマが作るものを食べるのは賛成であった。
「うっ、ううん。しょっ、しょうがないですね、こっ、今回は特別ですよ」《ジュルル・・・・》
このときミアは、以前、頂いて食べたクッキーとバウンドケーキをのことを思い出し、今まで食べたことの無い、なんとも言えない幸福感を覚えたからであり。それにその味を忘れられず、時たまユウマの作り置きのクッキーを許可をえて食していたからである。
「それに。確かに私も興味ありますし協力させて頂きます」
ユウマは、まさかユアのカレーのお願いから、とんでもない事態になるとはこのとき考えもしていなかったのである。
そして先程調べていた材料で玉葱とその他の野菜と根菜類、そして必要な果物が無いかをフィーナ様とミアちゃんに説明して聞いてみた。
すると芋類は普通に存在していた。それだけでなく欲しいと思っていたジャガイモ関係は、イルモと言う呼び方で存在しているし市場にも出回っているそうだ。ちなみにサツマイモもイルモルと言う名前らしい。
ただし里芋と長芋などの芋類も存在しているが世間には出回っていないそうだ。もしかしたら田舎かフィーナ様の管理していない土地には出回っているかもといっていた。
この時点でいきなり芋は、イルモを使う事に決まったが、イルモルも確保する事にして、次の材料を探す事にした。
「ユウマさん、これなんか先程説明していた図によく似たものですが、どうですか?」
すると今度は玉葱に似た物があるとミアが、その画像をマジックタブレットで見せてくれた。
さてと、どれどれ。
「んん?・・・」
「こっちなんかも、そのタマネギでしたか、よく似てませんか?・・・これです」
そのタブレットに写しだされた画像を見てみると確かに似ている。しかし両方とも素材内容の文章を見てみると、片方はどっちかと言うとただの球根で、もう1つは・・・!?
「こっ、これは、確かに同じように見えるけど。どちらかと言うとこの素材内容からしてニンニクに近いような? あっ、でもこれは、これで確保するという事でよろしく」
書いていた内容は、球根部分が香辛料として使用でき、これを食べるとスタミナがつくと簡単に書かれている部分でニンニクに近い素材かなと思った。
何せ名前がガリックになっていた。ガーリックに近いからおそらく似たような物だろうと思った。しかし、姿、形は完全に玉葱なのにだが。
まあ香辛料で使えるみたいなのでOKと言う事で確保しよう。
それから一時の間フィーナとミアの3人で色々調べながら探していると、タマネギに似た素材を見つけたただしこれは・・・魔獣?・・・以前いたトレントと同じ様な植物系の魔獣でオニオンロックと言うらしい。
この魔獣の心臓部分が玉葱のような物でこの部分を抜き取るとただの素材になるらしい。そして、これの名前をネギタマ魂といい、通称はネギタマであった。しかしまさか魔獣とは思いもしなかった。
しかも、生息地が雪山等の寒い場所らしい。これに関してはミアちゃんが詳しく調べて後で教えてくれるらしい。
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それらを調べ終わって次を調べようとしたら、城の用事から帰ってきたシルフィーが神殿にやってきた。
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それはそうとこれから、みんなで調味料と材料を探す冒険が始まるのであった。
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まずは、カレーに必要な物を簡単にまとめてみた。
野菜類はあるかどうかは解らないが、ジャガイモと言うより芋類、人参や玉葱みたいな物等と、まあその他の野菜類と根菜類をついでに探すとして、後は肉類と果物類・・・これはどうにでもなるかな。問題は調味料関係かな、それと・・・・。
まあ、まずユウマは玉葱を探す事にした。何故ならそれが無いとユウマ特製のカレーが出来ない、と言うよりこの世界には簡単に出来るカレールーが無いからである。なので一からカレーを作らないといけない。
そう言うことで玉葱を筆頭に、他の子達と共にそれぞれで探す事になった。
しかし、問題は玉葱がこのアーストリアの世界にあるどうかさえ解らない。
他の子達にはそれぞれ必要な物のメモや図を渡し探して貰う様にしている。
そして、俺はとりあえず明日から材料を探す旅を開始するため、屋敷の敷地内の森の入口にある、神殿に行き考える事にした。何故なら神殿内には俺のそろえた簡単な書物と魔導書関係を購入して保管しているからだ。
神殿に来てから、まず最初にこの世界の資料を確認して、似た様な食材を探していると背後にいつの間にか女神フィーナ様が現れて立っていた。
「ねえ、ねえ、ユウマさん。何をしてるの?」
「えっ、あれ、また来たのですか。フィーナ様」
「うん、ユウマさん。全然連絡くれないし、直接あった方が早いからね。それにここはとても過ごし易いの♪」
そんなやり取りをしていると、何故か俺が工房予定にしている部屋から守護天使のミアちゃんが現れた。
「すいません、ユウマ様。この駄女神様は自分のいる神界の部屋より、どうもこの神殿の部屋を気に入っているみたいで、もう住み着いていますので」
はぁ、今何かとんでもない言葉を聞いた様な・・・・。とりあえず聞いてみよう。
「あの・・・何処に住み着いているって?」
「えっと、ユウマ様が作ったあなた専用のお部屋といいますか工房に、もう既にフィーナ様がお部屋を改造して住み着いています。すみません」
ありゃりゃ、もう既に俺の作業部屋をのっとられてしまってた。確かに最初に来た時すごく気にいってたからな。まあいいけど、敷地内にまた新しい小屋でも建てて工房にするから、しかし神界のほうは良いのか?
「でも、神界に帰らなくて良いのですか。以前忙しいとか言っていましたし、それに色々しなくちゃいけないのでは」
「あっ、それなら大丈夫ですよ。ここでも出来ますから・・・それに此処の方がはかどるみたいですから」
ユウマが不思議に思い尋ねると神界での作業は、ここでも出来るそうだ。それにここにある転移門は特殊で神界にも行き来が可能なそうだ。しかも特殊なアイテムを取り付けているそうなので、いつでも行き来でるし、他の神界の子もこれるみたいだ。
ただし条件付きでその条件は簡単で俺とフィーナ様、それとミアちゃんの承認が必要なだけみたいだ。
そして、話は戻りフィーナ様が俺のしていることを尋ねて資料を覗き見た。
「で、何をしていたの。何かの素材を調べてるみたいだけど? えっと、なになに、食べ物、私も食べたい。ミア!私達も協力しよ。ねっ、ねっ」
そのフィーナ様の言葉を聞きミアちゃんは、何で食べ物と決め付けたのか解らず、最初は呆れていたが確かにユウマが作るものを食べるのは賛成であった。
「うっ、ううん。しょっ、しょうがないですね、こっ、今回は特別ですよ」《ジュルル・・・・》
このときミアは、以前、頂いて食べたクッキーとバウンドケーキをのことを思い出し、今まで食べたことの無い、なんとも言えない幸福感を覚えたからであり。それにその味を忘れられず、時たまユウマの作り置きのクッキーを許可をえて食していたからである。
「それに。確かに私も興味ありますし協力させて頂きます」
ユウマは、まさかユアのカレーのお願いから、とんでもない事態になるとはこのとき考えもしていなかったのである。
そして先程調べていた材料で玉葱とその他の野菜と根菜類、そして必要な果物が無いかをフィーナ様とミアちゃんに説明して聞いてみた。
すると芋類は普通に存在していた。それだけでなく欲しいと思っていたジャガイモ関係は、イルモと言う呼び方で存在しているし市場にも出回っているそうだ。ちなみにサツマイモもイルモルと言う名前らしい。
ただし里芋と長芋などの芋類も存在しているが世間には出回っていないそうだ。もしかしたら田舎かフィーナ様の管理していない土地には出回っているかもといっていた。
この時点でいきなり芋は、イルモを使う事に決まったが、イルモルも確保する事にして、次の材料を探す事にした。
「ユウマさん、これなんか先程説明していた図によく似たものですが、どうですか?」
すると今度は玉葱に似た物があるとミアが、その画像をマジックタブレットで見せてくれた。
さてと、どれどれ。
「んん?・・・」
「こっちなんかも、そのタマネギでしたか、よく似てませんか?・・・これです」
そのタブレットに写しだされた画像を見てみると確かに似ている。しかし両方とも素材内容の文章を見てみると、片方はどっちかと言うとただの球根で、もう1つは・・・!?
「こっ、これは、確かに同じように見えるけど。どちらかと言うとこの素材内容からしてニンニクに近いような? あっ、でもこれは、これで確保するという事でよろしく」
書いていた内容は、球根部分が香辛料として使用でき、これを食べるとスタミナがつくと簡単に書かれている部分でニンニクに近い素材かなと思った。
何せ名前がガリックになっていた。ガーリックに近いからおそらく似たような物だろうと思った。しかし、姿、形は完全に玉葱なのにだが。
まあ香辛料で使えるみたいなのでOKと言う事で確保しよう。
それから一時の間フィーナとミアの3人で色々調べながら探していると、タマネギに似た素材を見つけたただしこれは・・・魔獣?・・・以前いたトレントと同じ様な植物系の魔獣でオニオンロックと言うらしい。
この魔獣の心臓部分が玉葱のような物でこの部分を抜き取るとただの素材になるらしい。そして、これの名前をネギタマ魂といい、通称はネギタマであった。しかしまさか魔獣とは思いもしなかった。
しかも、生息地が雪山等の寒い場所らしい。これに関してはミアちゃんが詳しく調べて後で教えてくれるらしい。
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