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第8章 新たなる冒険?の始まりかもしれない。
8-23 アイスヘンジの破壊?
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そして、早々と俺だけはアイスヘンジについてしまっていた。
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まあ、実際俺はほとんどズルをして移動した。あの時点で、雪姫と月姫の能力で寒冷の耐性と重力軽減が使えたので、寒さはほとんど感じず、そのうえ新雪の雪の上でも足が沈まなかったので、みんなと別れて雪山を直進して駆けて行った。
最初の方はスイスイと自分の足で駆けて行ったが・・・流石に途中から面倒になり、【エリア探知】と【千里眼】を利用して辺りの様子を伺い、ズルをして【短距離跳躍】の魔法で移動する事にした。
もちろんその時には【気配察知】でお目当てのオニオンロックを探し、そして【地図閲覧】を使用して位置の確認をしていた。 で、探しものの魔獣と判明したら、即討伐しようとしていたが、今のところそれらしい魔獣もいないし、他の魔獣までいなかった。
実際、こちらにいるのは、獣の類ばかりだったのでほとんど無視して進んだ。 と言うより俺の気配を察知したら、さっさとどこかへ逃げていった。
その結果・・・あっ、という間に山頂までたどり付いた。
ちなみにフィリアさん達は、まだ半分ぐらいの所である。
もう少しで、元ここの領主の屋敷に着くくらいだ。それでも相当速いと思う。
それに、ファルとフレイも一緒に戦闘をしているようだ。何故その様な事が解るのかと言うと、物凄い勢いで俺の魔力が減っていってる。
まあ、それでも回復力が尋常で無い速さなので直ぐに満タンになるのだが、それでもお構い無しに俺の魔力を使用している。
俺が魔力枯渇で倒れるかもしれないとか考えないのか?あの2人は。まあ、無事に進んでくれて負傷などしないでくれれば、魔力はどんだけ使ってもいいけど。 少しは考えて欲しいな。
それで先に着いた俺はさっさとアイスヘンジを壊そうとしたが、ここで以前見たような水晶を発見したので落胆したのである。
「また、あいつらの関係者がいるのかよ」
『どうしたの?主様』
『お姉様。あれは、私達も見たことありますよ』
『あっ、ホントだ。あれってあれだよね。主様』
「ああ、あれはミーアの村と、あの死の森だったけ?そこの湖底遺跡にあった邪陰水晶の石柱だな。うん、間違いない」
よくよく考えればそんな気はしていたが、それでも俺の勘は外れていて欲しかったと望んでいたが無理だった。
しかし、目の前には氷で出来た遺跡のアイスヘンジと、それを囲うように以前見たことがある邪陰水晶の石柱、邪陰石柱が建てられていたのである。数にして以前ミーアの村にあった数の倍とその大きさも2倍くらいある。
ただ以前のは水晶の回りをオリハルコンで加工していたが、今度の中身は安物の水晶でなく、ミスリルとクリスタルをたっぷり使用しているようだ。
多分今まであったやつとは違い、普通では破壊させないようにの改良したんだろう。
しかぁし、俺には関係ない。何故なら俺には以前【創生魔法】で創った【超高速波動振】があるので心配はしていない。
なのでドンドン改良版の邪陰水晶の石柱を、ドンドン簡単に破壊していっている。
もちろん、破壊したミスリルとクリスタルは最終的には頂く予定だ。だって浄化すればちゃんと使用できるもん。
まあ、流石に12本はキツかった。最後の1本を破壊し終わったら若干立眩みがしたくらいだ。
おそらく魔力を極端に使い過ぎたのだろうと思う。何故なら半分以下まで消費していたからである。まだ回復量が追いついてないらしく少しづつ回復はしている。
『あれ、でも、おかしくないですか。主様?』
「あん、なんでだ雪姫」
『そうだよ、雪。なんで、流石に主様でも、ここまで乱用したら魔力は減るよ。私達だって主様から魔力を貰ってるし』
2人とも先程まで刀の状態になっていたが、また着物姿の少女に変化して話しかけてきた。
『いえ、減っているのは解りますが、何故、主様の魔力が現状から、少ししか回復しないかがおかしいと思いまして』
「あっ、そういえばそうだよな。今までは減ってもすぐに回復してたもんな。なら考えられるのはフィリアさん達と一緒にいるファルとフレイが俺の魔力を異常に使ってるってことか」
そう思いフィリア達がいる場所を確認して、その場所へ【瞬間移動】のスキルを使用して移動した。もちろん月姫と雪姫もその姿のまま移動したのだった。
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ユウマ達がそれに気が付き【瞬間移動】を使用する少し前に、そこでは異常な戦闘を行なっていたのであった。
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そして、早々と俺だけはアイスヘンジについてしまっていた。
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まあ、実際俺はほとんどズルをして移動した。あの時点で、雪姫と月姫の能力で寒冷の耐性と重力軽減が使えたので、寒さはほとんど感じず、そのうえ新雪の雪の上でも足が沈まなかったので、みんなと別れて雪山を直進して駆けて行った。
最初の方はスイスイと自分の足で駆けて行ったが・・・流石に途中から面倒になり、【エリア探知】と【千里眼】を利用して辺りの様子を伺い、ズルをして【短距離跳躍】の魔法で移動する事にした。
もちろんその時には【気配察知】でお目当てのオニオンロックを探し、そして【地図閲覧】を使用して位置の確認をしていた。 で、探しものの魔獣と判明したら、即討伐しようとしていたが、今のところそれらしい魔獣もいないし、他の魔獣までいなかった。
実際、こちらにいるのは、獣の類ばかりだったのでほとんど無視して進んだ。 と言うより俺の気配を察知したら、さっさとどこかへ逃げていった。
その結果・・・あっ、という間に山頂までたどり付いた。
ちなみにフィリアさん達は、まだ半分ぐらいの所である。
もう少しで、元ここの領主の屋敷に着くくらいだ。それでも相当速いと思う。
それに、ファルとフレイも一緒に戦闘をしているようだ。何故その様な事が解るのかと言うと、物凄い勢いで俺の魔力が減っていってる。
まあ、それでも回復力が尋常で無い速さなので直ぐに満タンになるのだが、それでもお構い無しに俺の魔力を使用している。
俺が魔力枯渇で倒れるかもしれないとか考えないのか?あの2人は。まあ、無事に進んでくれて負傷などしないでくれれば、魔力はどんだけ使ってもいいけど。 少しは考えて欲しいな。
それで先に着いた俺はさっさとアイスヘンジを壊そうとしたが、ここで以前見たような水晶を発見したので落胆したのである。
「また、あいつらの関係者がいるのかよ」
『どうしたの?主様』
『お姉様。あれは、私達も見たことありますよ』
『あっ、ホントだ。あれってあれだよね。主様』
「ああ、あれはミーアの村と、あの死の森だったけ?そこの湖底遺跡にあった邪陰水晶の石柱だな。うん、間違いない」
よくよく考えればそんな気はしていたが、それでも俺の勘は外れていて欲しかったと望んでいたが無理だった。
しかし、目の前には氷で出来た遺跡のアイスヘンジと、それを囲うように以前見たことがある邪陰水晶の石柱、邪陰石柱が建てられていたのである。数にして以前ミーアの村にあった数の倍とその大きさも2倍くらいある。
ただ以前のは水晶の回りをオリハルコンで加工していたが、今度の中身は安物の水晶でなく、ミスリルとクリスタルをたっぷり使用しているようだ。
多分今まであったやつとは違い、普通では破壊させないようにの改良したんだろう。
しかぁし、俺には関係ない。何故なら俺には以前【創生魔法】で創った【超高速波動振】があるので心配はしていない。
なのでドンドン改良版の邪陰水晶の石柱を、ドンドン簡単に破壊していっている。
もちろん、破壊したミスリルとクリスタルは最終的には頂く予定だ。だって浄化すればちゃんと使用できるもん。
まあ、流石に12本はキツかった。最後の1本を破壊し終わったら若干立眩みがしたくらいだ。
おそらく魔力を極端に使い過ぎたのだろうと思う。何故なら半分以下まで消費していたからである。まだ回復量が追いついてないらしく少しづつ回復はしている。
『あれ、でも、おかしくないですか。主様?』
「あん、なんでだ雪姫」
『そうだよ、雪。なんで、流石に主様でも、ここまで乱用したら魔力は減るよ。私達だって主様から魔力を貰ってるし』
2人とも先程まで刀の状態になっていたが、また着物姿の少女に変化して話しかけてきた。
『いえ、減っているのは解りますが、何故、主様の魔力が現状から、少ししか回復しないかがおかしいと思いまして』
「あっ、そういえばそうだよな。今までは減ってもすぐに回復してたもんな。なら考えられるのはフィリアさん達と一緒にいるファルとフレイが俺の魔力を異常に使ってるってことか」
そう思いフィリア達がいる場所を確認して、その場所へ【瞬間移動】のスキルを使用して移動した。もちろん月姫と雪姫もその姿のまま移動したのだった。
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ユウマ達がそれに気が付き【瞬間移動】を使用する少し前に、そこでは異常な戦闘を行なっていたのであった。
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そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
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