225 / 557
第8章 新たなる冒険?の始まりかもしれない。
8-37 魔人族はアホでした?
しおりを挟む
・
・
・
そう言葉のかけ、今だ氷の塊相手に粋がっている魔人族、グレルのそばに向かい指を弾いた。
《パチン・・・》
・
・
・
ユウマが指を鳴らしたと同時に、魔人族グレルが声をあげた。
「はっ・・・。なっ、なんだ。何が起こった?」
正気を取り戻したグレルは、目の前にある氷の塊を見て何が起こったのか解らずにいた。
なのでユウマは簡単に説明してやった。
「おい、脳筋。お前は今まで一生懸命、その氷の塊を俺と思って攻撃してたんだよ」
「なっ、なにい。きさま我を愚弄するきか。のっ、脳筋だと」
えっ、怒るところそこ?氷と相手させてたところは怒んないの?
「いや、だって。馬鹿でアホだろ。全然幻術解けてなかったし、解って・・・なかったよな?」
「うっ・・・。いや、我は解っていたぞ。ただ、お前の幻術にかかっては・・・そう、フリを、かかっていたフリをしていた。だからお前が・・・そう、お前を待っててやったのだ。うん、そうなのだ。がっはははは」
何故か目をそらし考え、そして思いついた事を言葉にして笑い出した。
やっ、やっぱりこいつアホだ。
話しているうちに、段々こいつが大した事無いのではと思い始めた。
それは何故かと言うと、あれからある程度時間が経っているというのに、魔人族の魔力が回復してなかったのだ。
魔力が回復するどころか、逆に力が弱まっているような・・・? でも、どうして?
「なあ、お前。なんかさっきより弱くなってない」
ユウマは思い切って相手の魔人族に聞いてみた。
「ばっ、馬鹿な。何を言うか人間、そんなはずは・・・・!?はっ、なっ、何故だ?我らの力の源である邪気を含んだ魔素が・・・大気中に無い?何故だ」
およよ、そういえば以前戦った魔人族もそんな事を言っていた様な・・・!?ああ、確か邪陰水晶の石柱だったか、あれが無いから回復できないとか、こいつら魔人族はもしかして?
「なあ、お前さぁ、もしかして、アイスヘンジに有った邪陰水晶の石柱だったか、あれを設置した犯人か」
「お前では無い。我は魔人族のグレル様である。我はマシュリ様の部下であり遊撃隊・・!?人間よ今、邪陰石柱の事を言ったのか?」
「ん?ああ、そうだ。あれを設置したのはお前かと尋ねたんだ」
「んん、ふん、きさまなどに教えるものか。まあ、教えたところでどうこうできる物でも無いがな。ふはははは・・・ん?何故きさまが何故その事を知っている」
グレルは一旦ユウマが尋ねた事の対して答える気がなかった様だが、良く考えたらあれの存在を知っている事がおかしいので尋ねる事にした。
「ああ、あれならば俺がすべて破壊したぞ」
「はっ?・・・・」
グレルはユウマが言った言葉を聞いて、凄く間抜けな顔をしていた。
このとき、グレルは何かの聞き間違いかと思っていたが、今現在魔力は一向に回復しないし、普段のような力が出せなくなっていた事に気が付き、もう一度ユウマに尋ねる事にした。
「なっ、なあ、お前。さっき邪陰石柱を破壊したと言ったが、あれは嘘だろ。なっ、なっ、あれを破壊できる者はこの世で神か勇者くらいだ。勇者で無いお前が破壊できる訳が・・・・!?まっ、まさか神か?」
「うーん、神では無いけど・・・確かにあれを破壊したのは、間違いなく俺だ。ついでに言うと今からお前を倒すのも俺だと言う事も覚えとけ」
そう言ってもうこれ以上語ることも無いと思い、今まで抑えていた覇気を解放した。
するとグレルはその言葉を聞き驚いたあとに、ユウマの放った覇気に青ざめた。
「なっ、なんだ。きっ、きさまのその覇気は、おっ、おまえは、なっ、なんな・・はっ!?おま、おま、お前か、以前マシュリ様の研究所をはっ、破壊したのはぁぁぁぁ、あわあわ」
魔人族であるグレルはユウマの覇気を感じて青ざめたあとに、以前自分の主である魔人族マシュリとフレッドに聞いていた事を思い出していた。
そうその話しでは、3人の部下のコピー魔人族をことごとく倒し研究所を覇気と聖光気だけで破壊つくし、そのうえ魔界の研究所にまで影響を受けていた事をグレルは思い出していた。
「いやいや、あそことここは大陸が違う。きっ、きさまであるはずが無い。ここはイルミナ大陸だ。そんなやつがここにはいないはずだ。おそらく人違いだ。ははは」
「もういいよ。お前の御託を聞くのはもうあきたから、今から全力で攻撃するぞ」
「まっ、まて、お前の相手は我が部隊が相手をする。出てこいオニオンロック部隊よ。はははっ、我が徹底的に鍛え上げ、もうすぐ依存進化する予定だったが、まあよい早めに出し貴様の体力を減らしてくれるは、はぁはははは・・・・・ん?」
いくら待っても出てこない自分の部下を、そして不思議そうに領主の館の方に視線を移し確認して、何度もオニオンロックを呼んでいた。
「おい、オニオンロック部隊よ。早く出て来い・・・何をしてるんだ?我の命令は聞くはずのだが?」
まあ、いくら呼んでも出てくる筈は、無いのだがグレルのその必死さが面白いので、そのまま攻撃を喰らわす事にした。
攻撃と言っても魔力を込めた指弾を当て続け出した。
「うっ、うぎゃ、うべ、やっ、やべて、おね、お願い。もう、もうすぐ、おに・・・」
先程とは打って変わって、必死にユウマの指弾を防ぎ、それに耐えていた。
おいおい、ホントにこいつはさっきまで威勢が良かったのに・・・なんか小物ほく見えて来た。
「おい、ちなみにお前が一生懸命呼んでいるオニオンロックなら、もう全部倒したぞ」
「えっ、うっ、うっ、嘘だ。そっ、そんなはず・・・・・・うわぁぁぁ、たっ、助けてくれぇぇ」
青ざめ悲鳴をあげて、必死に走って地下の方に走って行った。
「えっ、逃げの!・・・・・?」
最大の攻撃を喰らわそうと魔力を凝縮させていたら、相手であるグレルは必死に走って逃げて行き、その光景を唖然として見届けていた。
「ユウマ!何してんのさっさとあいつをやっつけないから、早く追って止めを刺してきなさいよ。また何をするか解らないから、は・や・く」
「へっ?あっ、はいはい、すぐに実行しまーす」
凄い剣幕でフィリアに怒られたので、すぐさま魔人族グレルを追いかけた。まあ、行き先はおそらくあの部屋だろうと思う。
それは先程オニオンロックを討伐している時に見つけた簡易転送装置のある部屋だと思う。
その転送装置は簡易的に一つの場所に転移する事が出来る水晶が取り付けてあった。なぜその様な事が解ったかと言うと、俺達は女神様に貰った水晶と似たような感じの物がその装置についていたからだ。
ただしその転移装置い付いていた水晶は、禍々しい感じの物であったので、後で破壊しようと思ってそのままにしていた。
多分その部屋に行ったのだろう、それですぐにその部屋に向かった。
すると予想通りその部屋に魔人族がいて、既にその装置を起動して転移の魔法陣を発動し逃げようとしていた。
「ふははは、きさまは確かに強い。だが、今度あった時はきさまを先に殺してやる。憶えとけ我の名はグレルいずれきさまを倒す者だ。はっははは・・・」
若干到着するのが、遅れたがまあ何かを喰らわす事が出来るタイミングだと判断して、そういえばアイテムボックス内に危険な物があった事を思い出し、そのアイテム【魔導凝縮・縮退炉爆弾】を転移して逃げるグレルに向けて声をかけ指弾を放ちつつ投げ付けた。
「ほれ、忘れ物とお土産だ!受け取れ。そして二度と現れるな。このアホ魔人族」
「ははははっ、馬鹿め。そんな攻撃喰らうか。はははっ、さらばだ。精々短い間楽しみに首を洗ってまておれ。はっはははは」
高々と笑い声を上げ、ユウマの放った指弾を避けたが、投げた禍々しい玉はそのままグレル身体に当たり、その玉と共に消えてしまった。
・
・
・
そして、ユウマはすぐに魔人族が二度とこちらに来られないように、その場に有った簡易転移装置と水晶を木っ端微塵に破壊した。
・
・
・
・
・
そう言葉のかけ、今だ氷の塊相手に粋がっている魔人族、グレルのそばに向かい指を弾いた。
《パチン・・・》
・
・
・
ユウマが指を鳴らしたと同時に、魔人族グレルが声をあげた。
「はっ・・・。なっ、なんだ。何が起こった?」
正気を取り戻したグレルは、目の前にある氷の塊を見て何が起こったのか解らずにいた。
なのでユウマは簡単に説明してやった。
「おい、脳筋。お前は今まで一生懸命、その氷の塊を俺と思って攻撃してたんだよ」
「なっ、なにい。きさま我を愚弄するきか。のっ、脳筋だと」
えっ、怒るところそこ?氷と相手させてたところは怒んないの?
「いや、だって。馬鹿でアホだろ。全然幻術解けてなかったし、解って・・・なかったよな?」
「うっ・・・。いや、我は解っていたぞ。ただ、お前の幻術にかかっては・・・そう、フリを、かかっていたフリをしていた。だからお前が・・・そう、お前を待っててやったのだ。うん、そうなのだ。がっはははは」
何故か目をそらし考え、そして思いついた事を言葉にして笑い出した。
やっ、やっぱりこいつアホだ。
話しているうちに、段々こいつが大した事無いのではと思い始めた。
それは何故かと言うと、あれからある程度時間が経っているというのに、魔人族の魔力が回復してなかったのだ。
魔力が回復するどころか、逆に力が弱まっているような・・・? でも、どうして?
「なあ、お前。なんかさっきより弱くなってない」
ユウマは思い切って相手の魔人族に聞いてみた。
「ばっ、馬鹿な。何を言うか人間、そんなはずは・・・・!?はっ、なっ、何故だ?我らの力の源である邪気を含んだ魔素が・・・大気中に無い?何故だ」
およよ、そういえば以前戦った魔人族もそんな事を言っていた様な・・・!?ああ、確か邪陰水晶の石柱だったか、あれが無いから回復できないとか、こいつら魔人族はもしかして?
「なあ、お前さぁ、もしかして、アイスヘンジに有った邪陰水晶の石柱だったか、あれを設置した犯人か」
「お前では無い。我は魔人族のグレル様である。我はマシュリ様の部下であり遊撃隊・・!?人間よ今、邪陰石柱の事を言ったのか?」
「ん?ああ、そうだ。あれを設置したのはお前かと尋ねたんだ」
「んん、ふん、きさまなどに教えるものか。まあ、教えたところでどうこうできる物でも無いがな。ふはははは・・・ん?何故きさまが何故その事を知っている」
グレルは一旦ユウマが尋ねた事の対して答える気がなかった様だが、良く考えたらあれの存在を知っている事がおかしいので尋ねる事にした。
「ああ、あれならば俺がすべて破壊したぞ」
「はっ?・・・・」
グレルはユウマが言った言葉を聞いて、凄く間抜けな顔をしていた。
このとき、グレルは何かの聞き間違いかと思っていたが、今現在魔力は一向に回復しないし、普段のような力が出せなくなっていた事に気が付き、もう一度ユウマに尋ねる事にした。
「なっ、なあ、お前。さっき邪陰石柱を破壊したと言ったが、あれは嘘だろ。なっ、なっ、あれを破壊できる者はこの世で神か勇者くらいだ。勇者で無いお前が破壊できる訳が・・・・!?まっ、まさか神か?」
「うーん、神では無いけど・・・確かにあれを破壊したのは、間違いなく俺だ。ついでに言うと今からお前を倒すのも俺だと言う事も覚えとけ」
そう言ってもうこれ以上語ることも無いと思い、今まで抑えていた覇気を解放した。
するとグレルはその言葉を聞き驚いたあとに、ユウマの放った覇気に青ざめた。
「なっ、なんだ。きっ、きさまのその覇気は、おっ、おまえは、なっ、なんな・・はっ!?おま、おま、お前か、以前マシュリ様の研究所をはっ、破壊したのはぁぁぁぁ、あわあわ」
魔人族であるグレルはユウマの覇気を感じて青ざめたあとに、以前自分の主である魔人族マシュリとフレッドに聞いていた事を思い出していた。
そうその話しでは、3人の部下のコピー魔人族をことごとく倒し研究所を覇気と聖光気だけで破壊つくし、そのうえ魔界の研究所にまで影響を受けていた事をグレルは思い出していた。
「いやいや、あそことここは大陸が違う。きっ、きさまであるはずが無い。ここはイルミナ大陸だ。そんなやつがここにはいないはずだ。おそらく人違いだ。ははは」
「もういいよ。お前の御託を聞くのはもうあきたから、今から全力で攻撃するぞ」
「まっ、まて、お前の相手は我が部隊が相手をする。出てこいオニオンロック部隊よ。はははっ、我が徹底的に鍛え上げ、もうすぐ依存進化する予定だったが、まあよい早めに出し貴様の体力を減らしてくれるは、はぁはははは・・・・・ん?」
いくら待っても出てこない自分の部下を、そして不思議そうに領主の館の方に視線を移し確認して、何度もオニオンロックを呼んでいた。
「おい、オニオンロック部隊よ。早く出て来い・・・何をしてるんだ?我の命令は聞くはずのだが?」
まあ、いくら呼んでも出てくる筈は、無いのだがグレルのその必死さが面白いので、そのまま攻撃を喰らわす事にした。
攻撃と言っても魔力を込めた指弾を当て続け出した。
「うっ、うぎゃ、うべ、やっ、やべて、おね、お願い。もう、もうすぐ、おに・・・」
先程とは打って変わって、必死にユウマの指弾を防ぎ、それに耐えていた。
おいおい、ホントにこいつはさっきまで威勢が良かったのに・・・なんか小物ほく見えて来た。
「おい、ちなみにお前が一生懸命呼んでいるオニオンロックなら、もう全部倒したぞ」
「えっ、うっ、うっ、嘘だ。そっ、そんなはず・・・・・・うわぁぁぁ、たっ、助けてくれぇぇ」
青ざめ悲鳴をあげて、必死に走って地下の方に走って行った。
「えっ、逃げの!・・・・・?」
最大の攻撃を喰らわそうと魔力を凝縮させていたら、相手であるグレルは必死に走って逃げて行き、その光景を唖然として見届けていた。
「ユウマ!何してんのさっさとあいつをやっつけないから、早く追って止めを刺してきなさいよ。また何をするか解らないから、は・や・く」
「へっ?あっ、はいはい、すぐに実行しまーす」
凄い剣幕でフィリアに怒られたので、すぐさま魔人族グレルを追いかけた。まあ、行き先はおそらくあの部屋だろうと思う。
それは先程オニオンロックを討伐している時に見つけた簡易転送装置のある部屋だと思う。
その転送装置は簡易的に一つの場所に転移する事が出来る水晶が取り付けてあった。なぜその様な事が解ったかと言うと、俺達は女神様に貰った水晶と似たような感じの物がその装置についていたからだ。
ただしその転移装置い付いていた水晶は、禍々しい感じの物であったので、後で破壊しようと思ってそのままにしていた。
多分その部屋に行ったのだろう、それですぐにその部屋に向かった。
すると予想通りその部屋に魔人族がいて、既にその装置を起動して転移の魔法陣を発動し逃げようとしていた。
「ふははは、きさまは確かに強い。だが、今度あった時はきさまを先に殺してやる。憶えとけ我の名はグレルいずれきさまを倒す者だ。はっははは・・・」
若干到着するのが、遅れたがまあ何かを喰らわす事が出来るタイミングだと判断して、そういえばアイテムボックス内に危険な物があった事を思い出し、そのアイテム【魔導凝縮・縮退炉爆弾】を転移して逃げるグレルに向けて声をかけ指弾を放ちつつ投げ付けた。
「ほれ、忘れ物とお土産だ!受け取れ。そして二度と現れるな。このアホ魔人族」
「ははははっ、馬鹿め。そんな攻撃喰らうか。はははっ、さらばだ。精々短い間楽しみに首を洗ってまておれ。はっはははは」
高々と笑い声を上げ、ユウマの放った指弾を避けたが、投げた禍々しい玉はそのままグレル身体に当たり、その玉と共に消えてしまった。
・
・
・
そして、ユウマはすぐに魔人族が二度とこちらに来られないように、その場に有った簡易転移装置と水晶を木っ端微塵に破壊した。
・
・
・
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
心が折れた日に神の声を聞く
木嶋うめ香
ファンタジー
ある日目を覚ましたアンカーは、自分が何度も何度も自分に生まれ変わり、父と義母と義妹に虐げられ冤罪で処刑された人生を送っていたと気が付く。
どうして何度も生まれ変わっているの、もう繰り返したくない、生まれ変わりたくなんてない。
何度生まれ変わりを繰り返しても、苦しい人生を送った末に処刑される。
絶望のあまり、アンカーは自ら命を断とうとした瞬間、神の声を聞く。
没ネタ供養、第二弾の短編です。
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる