247 / 557
第9章 戦いの中で真実を?
9-7 工房が奪われました?
しおりを挟む
・
・
・
その話の内容は、ちょうど1月前に遡るのであった。
・
・
・
この日はちょうどカフェレストランや色々な店舗を開店させ数日がたったある日、凄い賑わいからある程度落ち着き店の運営も機動に乗り上手く行きだし、元々ウチの屋敷に居た選りすぐりの使用人達だけで運用できる様になった。
そんな訳でカフェでは、既にもうユウマ自身が手伝う事が少なくなり、たまにはのほほんと錬金術の研究でもしながら一日を過ごそうと考えた。
それから程なくして神殿にある工房に向かい、中に入ると・・・・そこはもう俺の知る自分専用の工房と言える状態で無く、メグミさんと数人の使用人の娘達が、鬼気迫る勢いで何かを一生懸命製作していた。
「何、このカオスみたいな状態は?それに俺の工房と荷物類は?・・・・・ねぇ、きみ・・・」
「すみませんユウマ様。今非常に忙しいので」
事実何が起きたかが解らず、近くにいた娘に訪ねたら、忙しいという事で相手をしてくれなかった。
うん、わかった!ここは・・・とりあえずそっとしておこう・・・。
そう思い修羅場となっているその場所を離れ、フィーナ様に事情を聞くために部屋を訪ねた。
「フィーナ様。いますか?」
「・・・・・!?」
部屋の扉をノックしてみたが、返事が無い?・・・確かに中に誰かいるとは思う。何故かと言うと気配がするからである。
ちなみに何故フィーナ様を訪ねたかと言うと、基本的この神殿内の管理は、俺とフィーナ様でしているからなので、俺が知らない事ならおそらくフィーナ様が知っているからである。
しかし、部屋を訪ねたがどうも居留守を決め込むみたいだ。
それでどうしようかとフィーナ様の部屋の前で、考え事をしていると神界に行っていたのか神殿の転移門を使いミアちゃんがこの場に戻ってきた。
「あれ?ユウマさん・・・フィーナ様の部屋の前でどうかしたんですか?」
ミアちゃんにその様に尋ねられたので事情を説明すると・・・突然何を思ったのかフィーナ様の部屋の扉を開け放った。
えっ?鍵が掛かってた筈だけど・・・どうやって開けたのやら?
「フィーナ様居るの解ってますよ!ユウマさんが困ってますよ、ちゃんと事情を説明したんじゃなかったんですか」
ミアちゃんがお構い無しに、フィーナ様の部屋へ声を掛けながら入って行った。
しかし、パッと見た感じどこにも姿が見えなかったが・・・ミアちゃんがある場所の前に立ち勢い良くその扉を開け放った。
するとその中から大量の服や何かのぬいぐるみと共に、フィーナ様が転がり出てきた。しかもあられもない姿であった。
俺はその姿に釘付けになっていると、少し目を回していたフィーナ様がミナちゃんと俺の存在に気が付き。それで俺達に笑顔を向けてきた。
だが、どうやら俺がある一点を見つめていたのに気が付き、自分の状態を確認して一瞬思考が停止して、呆けた顔をしていたが次の瞬間、可愛らしい顔を真っ赤にして、なんとも言えない悲鳴をあげた。
「うっ、うにゃぁぁぁ~~~・・・・!!!」
それであの可愛らしい姿を目に焼き付けた状態で、俺は慌てて部屋から出て行った。
「ふっ、にゃぁぁぁ、見られちゃったよ。どうしようーーー。ミヤも何でユウマさんと一緒に部屋に入ってくるかなぁぁぁ」
「そんなのフィーナ様が悪いんじゃないですかぁ!・・・」
なんとも言えない悲鳴と共に部屋の中では、凄い騒動と文句の言い争いが始まり暴れ回っているようだった。
ちなみにその騒動が始まり出したので、そっと部屋の中を覗き込んだら、まだちゃんと服を着ていないフィーナ様と目が合い、また凄い事になってしまったのだった。
そして、今はフィーナ様の部屋の中で話をしようと思うのだが、フィーナ様が顔を真っ赤にして耳を塞ぎこちらと視線を合わせてくれない。しかし、俺としては工房の事を確認をしたいので顔を赤らめて耳を塞いでいた手を強引に手を握り外し語りかけた。
すると今度は赤くさせていた顔を青ざめさせて、答えてくれた。
それで結果的には・・・・、俺の工房の部屋はフィーナ様の権限で作業場に変えられて、奪われてしまったという事であったのである。
「でっ、何でまた俺は自分の工房部屋を奪われないと、いけないんでしょうか?・・まったく」
「ごめんね。ごめんねユウマさん。どうしてもあの部屋がちょうどよかったのよ。それに肝心な時にいないのがいけないと思うの」
「いや、それは仕方が無いでしょう忙しかったんだから、それにこんな事だったら連絡してくれればそれだけでも済んだでしょう。ホントにもう」
ユウマが文句を言うのは当たり前だった。
工房を奪われる前にも、フィーナ様にどうしてもと頼まれて、ドデカイクローゼットとその服を作るための作業場を神殿内に以前作った。それに部屋も数箇所製作した。
それなのに、今度は資料かなんかを作る作業場を、ユウマに作って貰おうと工房に訪ねていたらしい。
まあ、そこに俺は居らず、その工房が今回の作業を行なうのに丁度いいと思い メグミさん達にそこを確認させたらしい。
それから最初の頃は俺にばれない様、その場所を利用していたようだが、次第に錬金術の道具や調薬等に使う道具が邪魔になりだし、仕舞いには必要のない荷物を退かして、その工房を奪っていたのである。
しかもご丁寧に神殿内の空き部屋になっていた部屋に、それらの退かした道具類と必要ない荷物を運んでいたのだ。その部屋は既に物置状態になっていた。
何故、ユウマがその事に気が付かなかったかと言うと、以前ユータとロンに約束させられていた討伐依頼と迷宮探索に約一週間ほど出かけていた。
それにカフェレストランの忙しい時期は、色々と手伝っていたのでここのところ工房には来ていなかったのある。
それでユウマが居ないのをいい事に、いつの間にか部屋が乗っ取られていたのであった。
・
・
・
その事をフィーナ様の部屋で愚痴っていると、何故かまた泣きながらマリエル様がやってきたのである。
・
・
・
・
・
その話の内容は、ちょうど1月前に遡るのであった。
・
・
・
この日はちょうどカフェレストランや色々な店舗を開店させ数日がたったある日、凄い賑わいからある程度落ち着き店の運営も機動に乗り上手く行きだし、元々ウチの屋敷に居た選りすぐりの使用人達だけで運用できる様になった。
そんな訳でカフェでは、既にもうユウマ自身が手伝う事が少なくなり、たまにはのほほんと錬金術の研究でもしながら一日を過ごそうと考えた。
それから程なくして神殿にある工房に向かい、中に入ると・・・・そこはもう俺の知る自分専用の工房と言える状態で無く、メグミさんと数人の使用人の娘達が、鬼気迫る勢いで何かを一生懸命製作していた。
「何、このカオスみたいな状態は?それに俺の工房と荷物類は?・・・・・ねぇ、きみ・・・」
「すみませんユウマ様。今非常に忙しいので」
事実何が起きたかが解らず、近くにいた娘に訪ねたら、忙しいという事で相手をしてくれなかった。
うん、わかった!ここは・・・とりあえずそっとしておこう・・・。
そう思い修羅場となっているその場所を離れ、フィーナ様に事情を聞くために部屋を訪ねた。
「フィーナ様。いますか?」
「・・・・・!?」
部屋の扉をノックしてみたが、返事が無い?・・・確かに中に誰かいるとは思う。何故かと言うと気配がするからである。
ちなみに何故フィーナ様を訪ねたかと言うと、基本的この神殿内の管理は、俺とフィーナ様でしているからなので、俺が知らない事ならおそらくフィーナ様が知っているからである。
しかし、部屋を訪ねたがどうも居留守を決め込むみたいだ。
それでどうしようかとフィーナ様の部屋の前で、考え事をしていると神界に行っていたのか神殿の転移門を使いミアちゃんがこの場に戻ってきた。
「あれ?ユウマさん・・・フィーナ様の部屋の前でどうかしたんですか?」
ミアちゃんにその様に尋ねられたので事情を説明すると・・・突然何を思ったのかフィーナ様の部屋の扉を開け放った。
えっ?鍵が掛かってた筈だけど・・・どうやって開けたのやら?
「フィーナ様居るの解ってますよ!ユウマさんが困ってますよ、ちゃんと事情を説明したんじゃなかったんですか」
ミアちゃんがお構い無しに、フィーナ様の部屋へ声を掛けながら入って行った。
しかし、パッと見た感じどこにも姿が見えなかったが・・・ミアちゃんがある場所の前に立ち勢い良くその扉を開け放った。
するとその中から大量の服や何かのぬいぐるみと共に、フィーナ様が転がり出てきた。しかもあられもない姿であった。
俺はその姿に釘付けになっていると、少し目を回していたフィーナ様がミナちゃんと俺の存在に気が付き。それで俺達に笑顔を向けてきた。
だが、どうやら俺がある一点を見つめていたのに気が付き、自分の状態を確認して一瞬思考が停止して、呆けた顔をしていたが次の瞬間、可愛らしい顔を真っ赤にして、なんとも言えない悲鳴をあげた。
「うっ、うにゃぁぁぁ~~~・・・・!!!」
それであの可愛らしい姿を目に焼き付けた状態で、俺は慌てて部屋から出て行った。
「ふっ、にゃぁぁぁ、見られちゃったよ。どうしようーーー。ミヤも何でユウマさんと一緒に部屋に入ってくるかなぁぁぁ」
「そんなのフィーナ様が悪いんじゃないですかぁ!・・・」
なんとも言えない悲鳴と共に部屋の中では、凄い騒動と文句の言い争いが始まり暴れ回っているようだった。
ちなみにその騒動が始まり出したので、そっと部屋の中を覗き込んだら、まだちゃんと服を着ていないフィーナ様と目が合い、また凄い事になってしまったのだった。
そして、今はフィーナ様の部屋の中で話をしようと思うのだが、フィーナ様が顔を真っ赤にして耳を塞ぎこちらと視線を合わせてくれない。しかし、俺としては工房の事を確認をしたいので顔を赤らめて耳を塞いでいた手を強引に手を握り外し語りかけた。
すると今度は赤くさせていた顔を青ざめさせて、答えてくれた。
それで結果的には・・・・、俺の工房の部屋はフィーナ様の権限で作業場に変えられて、奪われてしまったという事であったのである。
「でっ、何でまた俺は自分の工房部屋を奪われないと、いけないんでしょうか?・・まったく」
「ごめんね。ごめんねユウマさん。どうしてもあの部屋がちょうどよかったのよ。それに肝心な時にいないのがいけないと思うの」
「いや、それは仕方が無いでしょう忙しかったんだから、それにこんな事だったら連絡してくれればそれだけでも済んだでしょう。ホントにもう」
ユウマが文句を言うのは当たり前だった。
工房を奪われる前にも、フィーナ様にどうしてもと頼まれて、ドデカイクローゼットとその服を作るための作業場を神殿内に以前作った。それに部屋も数箇所製作した。
それなのに、今度は資料かなんかを作る作業場を、ユウマに作って貰おうと工房に訪ねていたらしい。
まあ、そこに俺は居らず、その工房が今回の作業を行なうのに丁度いいと思い メグミさん達にそこを確認させたらしい。
それから最初の頃は俺にばれない様、その場所を利用していたようだが、次第に錬金術の道具や調薬等に使う道具が邪魔になりだし、仕舞いには必要のない荷物を退かして、その工房を奪っていたのである。
しかもご丁寧に神殿内の空き部屋になっていた部屋に、それらの退かした道具類と必要ない荷物を運んでいたのだ。その部屋は既に物置状態になっていた。
何故、ユウマがその事に気が付かなかったかと言うと、以前ユータとロンに約束させられていた討伐依頼と迷宮探索に約一週間ほど出かけていた。
それにカフェレストランの忙しい時期は、色々と手伝っていたのでここのところ工房には来ていなかったのある。
それでユウマが居ないのをいい事に、いつの間にか部屋が乗っ取られていたのであった。
・
・
・
その事をフィーナ様の部屋で愚痴っていると、何故かまた泣きながらマリエル様がやってきたのである。
・
・
・
0
あなたにおすすめの小説
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
悪役令嬢の父は売られた喧嘩は徹底的に買うことにした
まるまる⭐️
ファンタジー
【第5回ファンタジーカップにおきまして痛快大逆転賞を頂戴いたしました。応援頂き、本当にありがとうございました】「アルテミス! 其方の様な性根の腐った女はこの私に相応しくない!! よって其方との婚約は、今、この場を持って破棄する!!」
王立学園の卒業生達を祝うための祝賀パーティー。娘の晴れ姿を1目見ようと久しぶりに王都に赴いたワシは、公衆の面前で王太子に婚約破棄される愛する娘の姿を見て愕然とした。
大事な娘を守ろうと飛び出したワシは、王太子と対峙するうちに、この婚約破棄の裏に隠れた黒幕の存在に気が付く。
おのれ。ワシの可愛いアルテミスちゃんの今までの血の滲む様な努力を台無しにしおって……。
ワシの怒りに火がついた。
ところが反撃しようとその黒幕を探るうち、その奥には陰謀と更なる黒幕の存在が……。
乗り掛かった船。ここでやめては男が廃る。売られた喧嘩は徹底的に買おうではないか!!
※※ ファンタジーカップ、折角のお祭りです。遅ればせながら参加してみます。
義妹がピンク色の髪をしています
ゆーぞー
ファンタジー
彼女を見て思い出した。私には前世の記憶がある。そしてピンク色の髪の少女が妹としてやって来た。ヤバい、うちは男爵。でも貧乏だから王族も通うような学校には行けないよね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる