261 / 557
第9章 戦いの中で真実を?
9-21 調理と料理と食事?
しおりを挟む
・
・
・
今現在、その場所にたどり着き、食事の準備をしている。
・
・
・
この場所は、ここに来て初めて見つけた小川のほとりで、少し開けた場所だった。
ちょうど小川のほとりでキャンプするような感覚で言いと思いここで休憩及び、今日の野営場所にする事にも決めた。
どの道あれから敵と言うか、生き物自体見てないから動き回って調査するより、今後どうするか考えた方が良いからである。それにミーアの話によれば、殆どの気配は遠くに行き何故か俺達から逃げているからであった。
まずは、位置決めをしてここへ来るまでに見つけ薪を並べて、火を起こし調理にはいる事にした。
それから最初に、イイマイこの世界での米をたく事にした。これは今回は簡易的な釜戸を作ったので、土鍋で炊く事にする。
「土鍋で炊いたら御飯は一段と美味しくなるからな。それに今回はうな丼モドキを作ろうと思う」
「えっ、何?ユウ兄、なに作るの?」
「出来ての、お楽しみ・・・・アリア、ここを見ておいてグツグツ言い出したら教えてね」
「はーい」
アリアに土鍋の火の番をアリアに任せて、スープを作っているロンとミーアの様子をみた。
「ロン兄、野菜はこれくらいで言いの?」
「うん、そうだね。そろそろスープの出汁が取れた頃だから、その具材を入れて煮込もう。ミーアそれを入れて」
「了解なの」
こちらはこちらでいい具合に、スープが出来そうだ。ロンとユータは以前一緒に迷宮に行った時にかなり料理が上達していたのでこちらの方は任せていて問題ないと思う。
それでは早速、うなぎの蒲焼・・・じゃない双頭の蛇の身の蒲焼を作るとしよう。
とりあえず蒸し焼きして焼く分と、直接タレをつけ焼いていく分の二つを作りたいと思う。
まず、蒸し焼きの方は、香草を敷いた上に身を載せ蒸す事にする。もちろん俺特製の調味料とお酒で下味をつけてだ。
こうする事で、ほっこりふわふわの状態に蒸しあがり、その後焼くことで香ばしさが増すのである。
もちろんこちらは蒸した状態と、焼いた状態の二種類を出す予定だ。
それにメインのタレに漬けて焼く付け焼き・・・はっきり言おう先程の蒸して焼く時もそうだったのだが、匂いが溜まらん。ロンではないがお腹が先程からグウグウ鳴りっ放しである。アリアなど先程出来上がったから揚げをチョクチョク味見と言いながらミーアと共につまみ食いしている。
「うまうま、何このから揚げ。美味しすぎだよね」
「うまうま、パクパク。うぐっ・・・。ぐびっぐびっ、プハァ。うまうまなの」
「イヤ、2人ともそればっかり食べたら後が、食べられなくなるよ」
「「うん、解ってる」」
アリアとミーアは元気良く返事したが、つまみ食いは止められないようだった。
「あっ、ユウ兄?グツグツって・・・あれ?プチプチ言ってるよ」
うん、知ってる。アリアつまみ食いに夢中で、飯炊きの火の番忘れてたから・・・もう既に次の段階に入ってるので心配ないよ。もうちょっとで出来る、速い話さっき俺が気が付かなかったら・・・真っ黒御飯だったけどね。
そして、ついにすべての御飯が炊き上がり、オカズも出来上がった。
簡易的なテーブルを出して、そのうえに御飯とオカズを並べて食べれる準備をした。
まず、から揚げ・・・もう既に半分はなくなっている。
双頭の蛇の身を使用して、酒蒸し風の一皿、白焼き、酒蒸しした身の蒲焼、素焼きとタレをつけて焼いた蒲焼、そして蒲焼丼を並べた。それとロンとミーアの作ったスープと野菜サラダである。
「それでは・・・いただきます」
「「「いただきまーす」」」
俺のいただきますの合図で3人も一斉に食べ出した。実は既にこの言葉を出す前に、ファルとランは待ちきれず黙々と食べ始めていた。
「何?これ・・・デススネークの蒲焼なんかと比べモノにならないじゃん」
「から揚げも美味しいけど、この御飯も美味しいの。このタレも甘辛香ばしくて美味しいの。すごく」
「兄貴、美味しいですよこれ!僕はこの蒸した方が、凄く美味しいです」
まあ、アリアとミーアは、先程からつまみ食いしてたから殆どその時感想を聞いたから、新鮮味がもう無い。それに比べてロンの方は、きちんと味わい自分の一番気に入った物を答え、今は黙々と食べている。
『マスター、お代わり頂戴。私の分とランの分。私は丼をランは素焼きのが言いんだって』
『くうぅ・・・』
はいはい、ファルとランもお気に入りらしくお代わりをねだってきた。
それからは黙々とみんな食べて行き、既に相当な料理を食べてしまっていた。
まあ、俺もうな丼モドキは、かなりいい出来だと思い、実はアイテムボックス内に作り置きしている。まあ、米であるイイマイは食べる時に、炊くつもりなのであくまで蒲焼関係だけど、それでも作った分の半分以上は無くなってしまったのであった。
食事が終った後、今日はこの場所で野営をする考えは、間違ったは無かった。何せみんな食いすぎで動けない状態に陥っていた。
今回はこの場所でキャンプ気分で、天幕を張り明日に備え速めに休んで、夜間の見張りは俺がする事にした。
そして不思議と辺りが暗くなったやはりあれは、太陽だったようである、まあそれは間違いないだろうがちょっとは迷宮内で無いかと期待を寄せていたが、ここはやはり何処かの大地なのだろう。
その日の夜中は、結局何もないまま、朝を迎えた。まあ、昨日沈んだ太陽は、やっぱり登ってきた。
それから簡単な朝食を済ませ、また森の中を歩き回る事にした。
・
・
・
あれからかなり時間がたち、それに周りにはホントに木ばっかりなのである。
・
・
・
・
・
今現在、その場所にたどり着き、食事の準備をしている。
・
・
・
この場所は、ここに来て初めて見つけた小川のほとりで、少し開けた場所だった。
ちょうど小川のほとりでキャンプするような感覚で言いと思いここで休憩及び、今日の野営場所にする事にも決めた。
どの道あれから敵と言うか、生き物自体見てないから動き回って調査するより、今後どうするか考えた方が良いからである。それにミーアの話によれば、殆どの気配は遠くに行き何故か俺達から逃げているからであった。
まずは、位置決めをしてここへ来るまでに見つけ薪を並べて、火を起こし調理にはいる事にした。
それから最初に、イイマイこの世界での米をたく事にした。これは今回は簡易的な釜戸を作ったので、土鍋で炊く事にする。
「土鍋で炊いたら御飯は一段と美味しくなるからな。それに今回はうな丼モドキを作ろうと思う」
「えっ、何?ユウ兄、なに作るの?」
「出来ての、お楽しみ・・・・アリア、ここを見ておいてグツグツ言い出したら教えてね」
「はーい」
アリアに土鍋の火の番をアリアに任せて、スープを作っているロンとミーアの様子をみた。
「ロン兄、野菜はこれくらいで言いの?」
「うん、そうだね。そろそろスープの出汁が取れた頃だから、その具材を入れて煮込もう。ミーアそれを入れて」
「了解なの」
こちらはこちらでいい具合に、スープが出来そうだ。ロンとユータは以前一緒に迷宮に行った時にかなり料理が上達していたのでこちらの方は任せていて問題ないと思う。
それでは早速、うなぎの蒲焼・・・じゃない双頭の蛇の身の蒲焼を作るとしよう。
とりあえず蒸し焼きして焼く分と、直接タレをつけ焼いていく分の二つを作りたいと思う。
まず、蒸し焼きの方は、香草を敷いた上に身を載せ蒸す事にする。もちろん俺特製の調味料とお酒で下味をつけてだ。
こうする事で、ほっこりふわふわの状態に蒸しあがり、その後焼くことで香ばしさが増すのである。
もちろんこちらは蒸した状態と、焼いた状態の二種類を出す予定だ。
それにメインのタレに漬けて焼く付け焼き・・・はっきり言おう先程の蒸して焼く時もそうだったのだが、匂いが溜まらん。ロンではないがお腹が先程からグウグウ鳴りっ放しである。アリアなど先程出来上がったから揚げをチョクチョク味見と言いながらミーアと共につまみ食いしている。
「うまうま、何このから揚げ。美味しすぎだよね」
「うまうま、パクパク。うぐっ・・・。ぐびっぐびっ、プハァ。うまうまなの」
「イヤ、2人ともそればっかり食べたら後が、食べられなくなるよ」
「「うん、解ってる」」
アリアとミーアは元気良く返事したが、つまみ食いは止められないようだった。
「あっ、ユウ兄?グツグツって・・・あれ?プチプチ言ってるよ」
うん、知ってる。アリアつまみ食いに夢中で、飯炊きの火の番忘れてたから・・・もう既に次の段階に入ってるので心配ないよ。もうちょっとで出来る、速い話さっき俺が気が付かなかったら・・・真っ黒御飯だったけどね。
そして、ついにすべての御飯が炊き上がり、オカズも出来上がった。
簡易的なテーブルを出して、そのうえに御飯とオカズを並べて食べれる準備をした。
まず、から揚げ・・・もう既に半分はなくなっている。
双頭の蛇の身を使用して、酒蒸し風の一皿、白焼き、酒蒸しした身の蒲焼、素焼きとタレをつけて焼いた蒲焼、そして蒲焼丼を並べた。それとロンとミーアの作ったスープと野菜サラダである。
「それでは・・・いただきます」
「「「いただきまーす」」」
俺のいただきますの合図で3人も一斉に食べ出した。実は既にこの言葉を出す前に、ファルとランは待ちきれず黙々と食べ始めていた。
「何?これ・・・デススネークの蒲焼なんかと比べモノにならないじゃん」
「から揚げも美味しいけど、この御飯も美味しいの。このタレも甘辛香ばしくて美味しいの。すごく」
「兄貴、美味しいですよこれ!僕はこの蒸した方が、凄く美味しいです」
まあ、アリアとミーアは、先程からつまみ食いしてたから殆どその時感想を聞いたから、新鮮味がもう無い。それに比べてロンの方は、きちんと味わい自分の一番気に入った物を答え、今は黙々と食べている。
『マスター、お代わり頂戴。私の分とランの分。私は丼をランは素焼きのが言いんだって』
『くうぅ・・・』
はいはい、ファルとランもお気に入りらしくお代わりをねだってきた。
それからは黙々とみんな食べて行き、既に相当な料理を食べてしまっていた。
まあ、俺もうな丼モドキは、かなりいい出来だと思い、実はアイテムボックス内に作り置きしている。まあ、米であるイイマイは食べる時に、炊くつもりなのであくまで蒲焼関係だけど、それでも作った分の半分以上は無くなってしまったのであった。
食事が終った後、今日はこの場所で野営をする考えは、間違ったは無かった。何せみんな食いすぎで動けない状態に陥っていた。
今回はこの場所でキャンプ気分で、天幕を張り明日に備え速めに休んで、夜間の見張りは俺がする事にした。
そして不思議と辺りが暗くなったやはりあれは、太陽だったようである、まあそれは間違いないだろうがちょっとは迷宮内で無いかと期待を寄せていたが、ここはやはり何処かの大地なのだろう。
その日の夜中は、結局何もないまま、朝を迎えた。まあ、昨日沈んだ太陽は、やっぱり登ってきた。
それから簡単な朝食を済ませ、また森の中を歩き回る事にした。
・
・
・
あれからかなり時間がたち、それに周りにはホントに木ばっかりなのである。
・
・
・
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
心が折れた日に神の声を聞く
木嶋うめ香
ファンタジー
ある日目を覚ましたアンカーは、自分が何度も何度も自分に生まれ変わり、父と義母と義妹に虐げられ冤罪で処刑された人生を送っていたと気が付く。
どうして何度も生まれ変わっているの、もう繰り返したくない、生まれ変わりたくなんてない。
何度生まれ変わりを繰り返しても、苦しい人生を送った末に処刑される。
絶望のあまり、アンカーは自ら命を断とうとした瞬間、神の声を聞く。
没ネタ供養、第二弾の短編です。
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる