313 / 557
第9章 戦いの中で真実を?
9-73 魔王から魔神へ・・・?
しおりを挟む
・
・
・
ちなみに俺も平気であるが、恐らくここにいるみんなは耐性さえ身に付けば、その後はなんともないと思うので、きついだろうがもう少し我慢して貰おうと思っていた。
・
・
・
するとユウマがそんな事を考えている間に変化が終了したのか、辺り一面怪しい黒い閃光に照らされていた。あきらかにありえない光景であり、しかも魔王がいた辺りから水蒸気のような霧が立ち込めて回りが一瞬で見えなくなってしまった。
周囲が見えなくなった次の瞬間・・・なんとも言えない、衝撃波と暗黒の矢がユウマ達のいる方に放たれていたのである。
「しっ、しまった!後先考えてなかった。これちょっと洒落になんないかも・・・・ぐっはっ!」
「「「あっ!!」」」
その衝撃波と暗黒の矢は余りにも威力のあるモノだったので、ちょっと油断していたユウマ自身を襲う事になってしまった。普段なら簡単に避けるか相殺する事が出来たのだが、ユウマは何の抵抗も避けずに全てを喰らってしまっていたのだ。
何故そのような事になったかと言うと、実は恐怖で萎縮してしまっていたアリア達3人を庇う為に、その場から動けなくなってしまっていた。霧の中にいる魔王が放った衝撃波は、ただの衝撃波であったが、問題はその後に放たれた暗黒の矢の方だった。
その暗黒の矢はとてつもない邪気を含んでいて、殆どの状態異常が発生する事が解った。しかも防ぐ方法が無い事までが解りユウマはその全てを自分の身体で受ける事にしていたのである。
何せユウマにはどんな状態異常も受け付けないという特異体質であったから、自分なら問題ないと考えていたのであった。
ユウマとしては、ホントはアリア達を驚かせ、活を入れる目的で衝撃波を避けずに、わざと吹き飛ばされる行なったのだが、意外な攻撃があったので避けることが出来ず。その放たれた暗黒の矢を8本全てをユウマは全て受け止め、公園の端にある森の方まで吹き飛ばされてしまった。
それにその瞬間を見たアリア達3人とファル達聖霊の3人は、驚きそのユウマが吹き飛んでいく姿を見ている事しか出来なかったのである。
「そっ、そんな・・・ユウ兄!」
「あっ、兄貴・・・嘘でしょう」
「おっ、お兄ちゃん!」
『マッ、マスター!』
『『主様!・・・』』
その場で動けなくなっていたアリア達3人と、ファル達聖霊の3人は、すぐにその吹き飛ばされたユウマの後を追いかけていった。聖魔狼であるランは、いち早くユウマの後を追っていたのである。
そんな中その肝心の魔王は、水蒸気のような霧の中から少しずつ姿を見る事が出来てきたのである。その姿は見るからに先程の厳ついガタイのいい容姿とは違い、著しく縮んで逆にひ弱な感じになっていたけれども、その分信じられない程の邪気と魔力を感じる青年が、その場所に姿を現したのであった。
その姿を跪き祈りを奉げる様に、頭を下げていた人族の冒険者に擬態していた者と、いつのまにか集まって来ていた操られていた人達、それに数々の魔獣達が転移門より現れていたのである。
「魔王様・・・いえ、魔神ドロス様!我らの王にして神よ」
「「「「おお、魔神様!」」」」
その集まった魔獣と寄生された生贄になる予定の数人の人々が、その魔王が変貌した青年に向けて言い放っていた『魔神様!』と、そして次々と土下座をした状態で頭を下げている光景がその場所に広がっていた。
『ふっふっふっ、吹き飛んだ愚か者は死にましたか?いえ、死んでるはずですね。私としては自分に対して愚問でしたね。しかし、すごいですね。以前より力がみなぎってきますよ。これならばそんじょそこらにいる上位ランクの冒険者パーティでも、あの憎むべき敵である女神でも勝てそうな気がしますね。まあ、この後の融合進化では更なる力が手に入るのですがね。さぁ、早く戻って来なさい・・・キサールよ!あっはっはっはっは』
何故か姿だけでなく、声色も正確も変わり高らかに大笑いして、現状を喜んでいるのである。
それは吹き飛んだユウマだけでなく、アリア達全員にも、そしてこの中央都市リフィーラに残っている正常な人々の耳にも届いていたのである。
もちろん、神界でもその魔神が現れた情報は届いており、ちょっとした混乱が起きていたのであった。
その少し前、吹き飛ばされたユウマは、実はちょっと・・・まともに先程暗黒の矢を受けたのに後悔していた。
何故ならば、今迄のユウマは然程の事では負傷しなかったのであるが、この広場にあった森の奥に、どんでもないある物があり、それで封印の腕輪と神器の腕輪が付いてる腕を、そのとんでもない物で切断してしまい、ついでに頭を打って、腕の激痛と頭を打った事で気絶してしまったであった。幸運だったのは腕を切断して頭を打って気絶したので、その激痛は一瞬だった事である。
それでその森の奥にあったモノは、壊れかけたオリハルコン製の聖碑で、その中に隠されてあった神の武器と防具であり、それによりユウマは負傷してしまっていたのであった。さしずめその中にあったモノは、神剣、神槍、神の杖、それに神の盾等の数点であった。
基本的にそんな神話級の高価なモノはそんなところにある訳は無いのであるが、大昔の神の誰かの悪戯でそのにその武器や防具をこの場所に隠されていたのであろう。恐らくここには何か特別な力があったかもしれないが、そこに運悪くユウマは突っ込んだという事である。
・
・
・
そして、一番最初にこの世界に来て、フィーナ様に貰った神器の腕輪・・・初めの時はガントレットだった腕輪と神の力を封印していた腕輪を装備していた右腕を、見事に切断してしまいその場で気絶していたのであった。
・
・
・
・
・
ちなみに俺も平気であるが、恐らくここにいるみんなは耐性さえ身に付けば、その後はなんともないと思うので、きついだろうがもう少し我慢して貰おうと思っていた。
・
・
・
するとユウマがそんな事を考えている間に変化が終了したのか、辺り一面怪しい黒い閃光に照らされていた。あきらかにありえない光景であり、しかも魔王がいた辺りから水蒸気のような霧が立ち込めて回りが一瞬で見えなくなってしまった。
周囲が見えなくなった次の瞬間・・・なんとも言えない、衝撃波と暗黒の矢がユウマ達のいる方に放たれていたのである。
「しっ、しまった!後先考えてなかった。これちょっと洒落になんないかも・・・・ぐっはっ!」
「「「あっ!!」」」
その衝撃波と暗黒の矢は余りにも威力のあるモノだったので、ちょっと油断していたユウマ自身を襲う事になってしまった。普段なら簡単に避けるか相殺する事が出来たのだが、ユウマは何の抵抗も避けずに全てを喰らってしまっていたのだ。
何故そのような事になったかと言うと、実は恐怖で萎縮してしまっていたアリア達3人を庇う為に、その場から動けなくなってしまっていた。霧の中にいる魔王が放った衝撃波は、ただの衝撃波であったが、問題はその後に放たれた暗黒の矢の方だった。
その暗黒の矢はとてつもない邪気を含んでいて、殆どの状態異常が発生する事が解った。しかも防ぐ方法が無い事までが解りユウマはその全てを自分の身体で受ける事にしていたのである。
何せユウマにはどんな状態異常も受け付けないという特異体質であったから、自分なら問題ないと考えていたのであった。
ユウマとしては、ホントはアリア達を驚かせ、活を入れる目的で衝撃波を避けずに、わざと吹き飛ばされる行なったのだが、意外な攻撃があったので避けることが出来ず。その放たれた暗黒の矢を8本全てをユウマは全て受け止め、公園の端にある森の方まで吹き飛ばされてしまった。
それにその瞬間を見たアリア達3人とファル達聖霊の3人は、驚きそのユウマが吹き飛んでいく姿を見ている事しか出来なかったのである。
「そっ、そんな・・・ユウ兄!」
「あっ、兄貴・・・嘘でしょう」
「おっ、お兄ちゃん!」
『マッ、マスター!』
『『主様!・・・』』
その場で動けなくなっていたアリア達3人と、ファル達聖霊の3人は、すぐにその吹き飛ばされたユウマの後を追いかけていった。聖魔狼であるランは、いち早くユウマの後を追っていたのである。
そんな中その肝心の魔王は、水蒸気のような霧の中から少しずつ姿を見る事が出来てきたのである。その姿は見るからに先程の厳ついガタイのいい容姿とは違い、著しく縮んで逆にひ弱な感じになっていたけれども、その分信じられない程の邪気と魔力を感じる青年が、その場所に姿を現したのであった。
その姿を跪き祈りを奉げる様に、頭を下げていた人族の冒険者に擬態していた者と、いつのまにか集まって来ていた操られていた人達、それに数々の魔獣達が転移門より現れていたのである。
「魔王様・・・いえ、魔神ドロス様!我らの王にして神よ」
「「「「おお、魔神様!」」」」
その集まった魔獣と寄生された生贄になる予定の数人の人々が、その魔王が変貌した青年に向けて言い放っていた『魔神様!』と、そして次々と土下座をした状態で頭を下げている光景がその場所に広がっていた。
『ふっふっふっ、吹き飛んだ愚か者は死にましたか?いえ、死んでるはずですね。私としては自分に対して愚問でしたね。しかし、すごいですね。以前より力がみなぎってきますよ。これならばそんじょそこらにいる上位ランクの冒険者パーティでも、あの憎むべき敵である女神でも勝てそうな気がしますね。まあ、この後の融合進化では更なる力が手に入るのですがね。さぁ、早く戻って来なさい・・・キサールよ!あっはっはっはっは』
何故か姿だけでなく、声色も正確も変わり高らかに大笑いして、現状を喜んでいるのである。
それは吹き飛んだユウマだけでなく、アリア達全員にも、そしてこの中央都市リフィーラに残っている正常な人々の耳にも届いていたのである。
もちろん、神界でもその魔神が現れた情報は届いており、ちょっとした混乱が起きていたのであった。
その少し前、吹き飛ばされたユウマは、実はちょっと・・・まともに先程暗黒の矢を受けたのに後悔していた。
何故ならば、今迄のユウマは然程の事では負傷しなかったのであるが、この広場にあった森の奥に、どんでもないある物があり、それで封印の腕輪と神器の腕輪が付いてる腕を、そのとんでもない物で切断してしまい、ついでに頭を打って、腕の激痛と頭を打った事で気絶してしまったであった。幸運だったのは腕を切断して頭を打って気絶したので、その激痛は一瞬だった事である。
それでその森の奥にあったモノは、壊れかけたオリハルコン製の聖碑で、その中に隠されてあった神の武器と防具であり、それによりユウマは負傷してしまっていたのであった。さしずめその中にあったモノは、神剣、神槍、神の杖、それに神の盾等の数点であった。
基本的にそんな神話級の高価なモノはそんなところにある訳は無いのであるが、大昔の神の誰かの悪戯でそのにその武器や防具をこの場所に隠されていたのであろう。恐らくここには何か特別な力があったかもしれないが、そこに運悪くユウマは突っ込んだという事である。
・
・
・
そして、一番最初にこの世界に来て、フィーナ様に貰った神器の腕輪・・・初めの時はガントレットだった腕輪と神の力を封印していた腕輪を装備していた右腕を、見事に切断してしまいその場で気絶していたのであった。
・
・
・
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
悪役令嬢の父は売られた喧嘩は徹底的に買うことにした
まるまる⭐️
ファンタジー
【第5回ファンタジーカップにおきまして痛快大逆転賞を頂戴いたしました。応援頂き、本当にありがとうございました】「アルテミス! 其方の様な性根の腐った女はこの私に相応しくない!! よって其方との婚約は、今、この場を持って破棄する!!」
王立学園の卒業生達を祝うための祝賀パーティー。娘の晴れ姿を1目見ようと久しぶりに王都に赴いたワシは、公衆の面前で王太子に婚約破棄される愛する娘の姿を見て愕然とした。
大事な娘を守ろうと飛び出したワシは、王太子と対峙するうちに、この婚約破棄の裏に隠れた黒幕の存在に気が付く。
おのれ。ワシの可愛いアルテミスちゃんの今までの血の滲む様な努力を台無しにしおって……。
ワシの怒りに火がついた。
ところが反撃しようとその黒幕を探るうち、その奥には陰謀と更なる黒幕の存在が……。
乗り掛かった船。ここでやめては男が廃る。売られた喧嘩は徹底的に買おうではないか!!
※※ ファンタジーカップ、折角のお祭りです。遅ればせながら参加してみます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる