巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

文字の大きさ
335 / 557
第9章 戦いの中で真実を?

9-95 引き続き戦闘中?

しおりを挟む



 そこにロンが加わったら、相手の魔神はひとたまりもないのでは・・・そうこう考えていると、魔法を発動し終わったロンがそのミーアとランが攻撃している中に入っていったのであった。



 ロンが行なった魔法の効力も気になったが、現状ミーアとランが戦っている中にロンが加わる事で、どこまで相手である魔神ドロスが対処できるかが少し気になった。
「とりあえずロンが行使していた魔法は少し気になるけど、現状どうなるかが少し楽しみだな」
『しかし主様、ロン君はどんな魔法を使ったんでしょうね?』
「さぁ?でも、多分あいつに掛けたんじゃない」

 ユウマと雪姫がそんな事を話してる間に、魔神がまた何か喋り出した。

『どっ、どうなっている。こやつ等は先程ここまで強くなかった筈だ。それにおかしい力が出せない、それになんだ身体が鉛の様に思いどう言うことだ?』
 魔神ドロスの周りには、いつの間にか不可視の結界のようなモノが張られていたのである。それはロンが重力魔法と相手を弱体化させる魔法を放っている様なのであった。

『主様!どうやらロン君が相手を弱らせる魔法を掛けていたみたいですね。なるほど、それで最初より弱く感じたのですね。それなら納得できますね』
「ああ、なるほどね・・・・?」
 あれ?確かに雪姫が言うようにロンが、相手の魔神に魔法を掛けているのは解るけど・・・でも、おかしくない、その前からミーアとランは、魔神に対して圧倒してたように思えるんだけど?・・・俺の気のせいか?。

 事実そうであったのである。ユウマが思っていたとおり、魔神ドロスはロンの魔法を食らう前に、既にユウマの結界魔法の効力によって回復する事無く、徐々に気が付かないウチに弱体化していたのであった。
 ただし一旦最初に魔神になった時の力を取り戻したが、すぐに融合進化している魔神?キサールに奪われている時に、ミーアの強烈な一撃で吹き飛ばされたのであった。実はその時ミーアにくしくも全ての力を奪われる前に助けられた結果になっていたのであった。

 ただ、そんな事は・・・融合進化途中の魔神?キサールしか解らない事であったのである。

 それでその後魔神ドロスは、聖魔狼ホーリーフェンリルであるランと、龍氷魔槍杖ドライグノードを持ったロンの一撃により、更にダメージを負い弱くなっていたのであった。

 しかし、その事に関しては魔神ドロス本人も、それに攻撃しているミーアとロンも解っていない状態だった。

 それでロンの放った魔法の効果により、さらに魔神ドロスは自分が弱くなっている事に、気が付いていない状態だった。

 そんな事になっているとは知らないユウマと雪姫は、ロンの魔法で魔神ドロスが弱くなったと思い込み、その光景に驚き話をしていたのであった。
『主様、この調子なら、私の手助けはミーアちゃん達には要らないみたいですね。でも、どうします。あのままじゃ、すぐに終わっちゃいそうですよ』
 確かに雪姫が言うように、ミーア達の方は別に心配する必要は無いようである。

「まあ、そっちはそれはいいんだけどさぁ、やっぱりミーアもだけど、ロンもあの魔法に威力と・・・自分で作っておきながら、あの2人の武器、威力がおかしく無いか?それに、ロンの武器には、俺あんな機能つけた覚えないぞ・・・?」

 現段階では既にミーア達が、負ける要素がなくロンも魔法を展開したと同時に、俺が渡した龍氷魔槍杖ドライグノードの槍モードで攻撃を仕掛けている。ミーアも同じ様に魔双短剣ミルドラクローレインをクローモードに変え腕に装着して、自身も獣人化して、ランと共に動き回りながらジワジワと魔神ドロスの体力を奪って行っている。
 しかもランと連携して攻撃しているので、相手はたまったモノでは無いと思えるし、ミーアとランが速過ぎて残像が複数残ったままになってる。

 その姿を魔神ドロスは目で追ってるので、遠くから見てたら首をあちこち動かして必死に、残像目掛けて攻撃を仕掛けている。
 それにロンに関しては、槍モードであるのに、その氷で出来た刃を次々と飛ばしている。しかもなんがそれを飛ばすたびに、龍の残像みたいなのが見えそれが魔神ドロスに襲い掛かっているのであった。

『なんですか、主様!あの武器は私の気のせいかもしれませんが、龍の残像が見えるのですが、それに・・・』
「いや、俺にも良く解らん。さっきも言った様に、あんな機能は付けた覚えはないが、それに何で槍の刃部分が飛ばせるのかがよく解らん」
 しかし、確かにそんな便利な機能を付けた覚えはユウマには全く無かったが・・・それをロンは何も考えず使いこなしているのであった。しかも当たり前の様に使用して、器用にもミーアとランには当たらない様にコントロールして魔神ドロスを攻撃していたのであった。

 現状見ている限りでは、既に勝負はついてる様に見える。というよりここまで来たら完全に弱いものいじめのように見えるが、こればっかりは仕方がないと思う。
 何せそれだけの事を、こいつらはやろうとしていたからである。



 それで魔神ドロスの方は、ミーア達に任せておけばいいとして、今だ融合進化の終らない魔神?キサールとアリア達のいる場所に、ユウマ達は視線を向けたのであった。


しおりを挟む
感想 798

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?

つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。 平民の我が家でいいのですか? 疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。 義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。 学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。 必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。 勉強嫌いの義妹。 この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。 両親に駄々をこねているようです。 私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。 しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。 なろう、カクヨム、にも公開中。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

なんか修羅場が始まってるんだけどwww

一樹
ファンタジー
とある学校の卒業パーティでの1幕。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !

本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。  主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。 その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。  そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。 主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。  ハーレム要素はしばらくありません。

悪役令嬢の父は売られた喧嘩は徹底的に買うことにした

まるまる⭐️
ファンタジー
【第5回ファンタジーカップにおきまして痛快大逆転賞を頂戴いたしました。応援頂き、本当にありがとうございました】「アルテミス! 其方の様な性根の腐った女はこの私に相応しくない!! よって其方との婚約は、今、この場を持って破棄する!!」 王立学園の卒業生達を祝うための祝賀パーティー。娘の晴れ姿を1目見ようと久しぶりに王都に赴いたワシは、公衆の面前で王太子に婚約破棄される愛する娘の姿を見て愕然とした。 大事な娘を守ろうと飛び出したワシは、王太子と対峙するうちに、この婚約破棄の裏に隠れた黒幕の存在に気が付く。 おのれ。ワシの可愛いアルテミスちゃんの今までの血の滲む様な努力を台無しにしおって……。 ワシの怒りに火がついた。 ところが反撃しようとその黒幕を探るうち、その奥には陰謀と更なる黒幕の存在が……。 乗り掛かった船。ここでやめては男が廃る。売られた喧嘩は徹底的に買おうではないか!! ※※ ファンタジーカップ、折角のお祭りです。遅ればせながら参加してみます。

義妹がピンク色の髪をしています

ゆーぞー
ファンタジー
彼女を見て思い出した。私には前世の記憶がある。そしてピンク色の髪の少女が妹としてやって来た。ヤバい、うちは男爵。でも貧乏だから王族も通うような学校には行けないよね。

処理中です...