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第10章 女神の修行・・・。
10-17 女神の代理が到着?
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それとミアちゃんも同じくらいのタイミングで戻ってきた。ただ、何故かフィーナ様とリンカ、それとシルフィーが一緒ではなかったのであった。
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それで、とりあえず先に戻って来たミアちゃんに、フィーナ様達の事を聞く事にした。
「ミアちゃんフィーナ様達は、どうしたんだ?一緒に戻ってくるんじゃ?」
「えっと、えっと、ですね。フィーナ様とリンカさんとシルフィーさんは、健康ですよ、大丈夫ですよ、皆さん共に健康体ですよ。それに・・・あっ、これ言ったら駄目だった。とにかくおめでとう御座います」
いったいミアちゃんが、何を言っているのかが解らない状況だった。
「へっ、いったい何がめでたいの?意味が・・・」
俺がその事を聞こうと声を掛けようとしたが、それを遮るように慌てて声をミアちゃんがあげた。
「はっ、はわ、あわあわっ、いえっ、深い意味は、そっ、それでも、み、みみっ、皆さん健康で元気でしたから元気。それと後で戻って来ます。その時詳しく聞いてください。私からは、家族の事ですから詳しく説明・・・はっ、いえいえ、何でもありません」
はい、良く解らんが、何故そこまで慌てる。そこまでの事なのか?
フィーナ様の専属守護天使であるミアは、ありえない程アワアワと慌てて、訳の解らない事を口にしていたのである。
しかし、ユウマとしては何をそこまで慌てているのか解らないので、詳しく聞こうと・・・もう1度、再度同じ事を尋ねる事にした。
「なあ、さっき言っていたおめでとうの、意味解んないんだけど?・・・それになんか俺に隠し事をして無いか?ミアちゃん!」
俺が詳しく聞こうとミアちゃんに詰めよろうとした瞬間、今迄見た事無いような速さで、ミアちゃんは瞬時に俺から一歩後ろに移動して姿勢を正した。
「ユッ、ユウマさん、詳しい事はいえません。それに一緒に居たらボロが出そうなので、私は他の仕事をしてきますから構わないでください!それじゃ・・・」《シュッッ、ペコッ、テテテテッ・・・》
何故か、信じられないスピードで、ミアちゃんは慌てて俺から離れて、その場で一礼してからそそくさと、ルアちゃんとエミちゃんの元に駆けて行った。
「なっ!?・・・何だ今のスピード・・・。でも、どう言う事だ?って言うより、俺・・・ミアちゃんに避けられたの、もしかして?」
そのミアちゃんの反応に・・・少し寂しく思いながら、視線を駆けて行ったミアちゃんに向けていると、ティナが俺に近付いて来て、少し落ち込んだ俺を見て尋ねてきた。
「お兄ちゃん、ミアちゃんに何かしたの、物凄い速さで慌てて逃げちゃったけど?流石の幼女キラーのお兄ちゃんでも避けられることってあるんだね。私も初めて見たかもあんな拒絶のしかた・・・」
妹よそんなロリコン犯罪者を見る様な目で・・・お兄ちゃんを見ないで、別にロリコンでも幼女キラーでも何もしてないから・・・。まあ、幼い子達に良くなつかれるのは否定しないけど・・・流石に、さっきのは・・・心が痛い。
「あれっ、ちょっとやりすぎちゃったかな?ミアちゃんちょっと・・・」
なんか、ティナがミアちゃんを呼び寄せ話し込んでいる様だけど・・・。
まあ、その誤解はすぐに解けた、と言うよりどうやらここに戻ってくる前に、ティナとミアちゃんで俺を脅かす為に企んでいたようだった。さっきはその事を2人で話し、俺に謝ってきたのであった。
・・・この恨みはらさないで置くべきか、この報復は必ず果たす。
ここでユウマは一時の間は2人にはオヤツをやらない事を、心の中で決めたのであった。
それで先程の続きを詳しく聞くと・・・どうやらフィーナ様達は少し遅れて戻って来るそうだ。それで現在はここの神界とは違う、他の神々の世界であるフィーナ様の母親、医療(癒し)の女神フェルト様の世界で検査とか色々しているそうなのだ。
だがしかし、俺としては納得がいかないのである。なにせ彼女達は健康で元気な状態であるのに、そこまでして検査を行なう必要があるのかという事だった。
しかし、ミアちゃんとティナは3人が戻って来るまでのお楽しみ、と言う事しか結局は何も教えてくれないのであった。
いったい何がお楽しみなのかが、全く良く解らないユウマであった。
それからある程度時間が経っていた。それでシルク様とマリエル様達が戻ってくるのが遅くなる事が判明して、ティナが創造神様に頼んだ代理の女神である女神候補が数人来る時間が近付いてきた。
確か人数は6人らしい・・・それに考えたら準備した部屋のベッドも机も、確かに6人分あった。
ちなみに今回はフィーナ様の代理は、ティナはどうやら元々頼んでいないそうである。
「なあ、なんでフィーナ様のところの代理の女神はたのんでないんだ。6人もいるのに?」
俺は、その事だけ不思議に思い尋ねる事にした。
「えっ、だって、お兄ちゃん達は別にフィーナちゃんの修行で遅れる事も無かったし、既にもう戻ってきたじゃない。それにミアちゃんも、現状必要ないって言ったから・・・ただ、私も人数は多いかなって思ったけどね」
ティナの話しでは一応、最初は代理としてお願いしたのは、1人か2人の現状手のあいてる正規の女神であったらしい。しかし、元々から手の空いている女神が沢山いるはずもなく、今回はどうしようもなく女神候補の優秀な娘を代理にする事に、創造神様が強引に決めたそうだ。
ただ、あくまで女神候補なので、多めに人数を用意して出してくれたが、一応経験を積ませると言う意味合いを込めて6人の女神候補が来る事になってしまったらしい。
ホントは2人の正規の女神に対して、女神候補は6人でも能力的に全く足らないそうなのだが、優秀な娘がいるのでその心配はないと創造神様からお墨付きを貰っているそうだ。
「でも、一応候補生は困るから断ったけど、創造神様はちょうどいいから、その娘達の経験も積ませたいらしいのよ。それで、はぁっ・・・。ただね、優秀な娘ばかりだって言ってるから・・・う~ん、多分大丈夫だと思うけど」
あっ、何となく解ったような気がする。確かに今回来る娘は、優秀な娘なのだろうが、何か問題がありそうな気がするぞ。早い話し半分以上は、時の女神であるティナに押し付けたんだろうな。
半分うな垂れている我が妹にして時の女神であるメルティナを見て、俺は簡単に慰めの言葉を掛けた。まあ、半分は先程の仕返しをする意味合いを含めて・・・。
「まあ、頑張れ。俺は知らんからな、たかだか4日程度だろうし、それに・・・あっ!?来たみたいだぞ」
そんな話をしていると、どうやら代理である女神候補の娘達が、このアーストリアの神界にたどり着いたようだ。
「えっ、ホントに?・・・あっホントだ。誰か迎えに行って例の部屋に連れて行って、私達もすぐにいくから」
何故そのような事が解ったかと言うと、転移魔法陣のある部屋で、不思議な感じのする気を複数感じたのであったからだ。それと同時に数人の守護天使達が、その転移魔法陣のある部屋に迎えに行ったのである。
それで、ティナといつものメンバーの守護天使の娘達が今いる部屋から出て行った。
その数分後、広間にある応接室・・・今回来る予定の女神候補達の為に作った簡易部屋とは、別の部屋ですこし大きめの応接室になっている場所に、その女神候補の6人がつれて行かれ、その部屋に入っていったのである。
すると俺の前に、いつもの双子の守護天使と他のよく見る守護天使の子達が並んでお願いしてきた。
「「ユウマ様、すいません。お願いがありますです。どうか一緒に話を聞いてください」」
「はっ、はい?」
「「「お願いします」」」
「ああ、解った、解った。付いて行くよ・・・はぁっ」
基本的にユウマは部外者なので、話を聞く事は無いのだが、何故か他の守護天使達が一緒に話を聞いておいて欲しいお願いしてきたので、仕方なく付いて行く事にした。
・・・う~ん、何故に俺はこんな厄介事に、巻き込まれているんだか・・・。まあ、聞くだけだからいいけど・・・絶対にそれだけじゃ、終らないような気がするよな。
それで、先程の女神候補の娘達が、連れて行かれた応接室に行くと、そこでは自己紹介が行なわれようとしていた。ただし、あくまで主要人物だけであるが、何故か俺達が来るのを待っていたみたいで、俺達が来たのを確認すると自己紹介が開始された。
まず、最初に時の女神であるティナが自身の本来の真名である名のメルティナを名乗り、続けて守護天使筆頭でであるレミちゃんが、その後ルアちゃん、エミちゃん、ミアちゃんがそれぞれ自己紹介をした言った。ただ他の守護天使達は挨拶と自身の役割を説明しただけで、殆どの子が名のっていなかった。
ちなみに真名は、あくまでその本人の名であり、ホントはもう一つ真実の名があるらしいが、それは教えてはいけないそうだ。
あれ?そう言えば、俺も殆どの守護天使の子達の名を知らないや?数人は愛称があるらしいが、それも知らない・・・。
それは以前も確認した事だが、実は守護天使の子達には、殆どの子に名前が無いのである。まあ、愛称みたいなモノはあるらしいが、ちゃんとした名は授かってないそうである。
そう言えば確か以前も同じ事を、双子ちゃんの守護天使が説明をしてくれた事を思い出した。その時も『名はまだありません』って言ってたし、名を授かるのは大きな役職を貰ってからだとかも言っていた事を思い出した。
まあ、あの時は不便だしどう言う風に呼ぶのかと思ったけど、基本的に名を呼ばれる事が無い事も言っていたことを思い出した。あくまで自分達で行動して頼まれれば動くみたいな事を言っていたのであった。
なんか俺達からすれば不便だが、そんな事を俺が言ってもしょうが無いのである。本人達が納得しているのであるならまあ、問題ないと思う。
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それで、いつもの様にミアちゃん達守護天使の自己紹介が終了して、今度は女神候補の娘達がティナに言われて、1人ずつ自己紹介をしだした。
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それとミアちゃんも同じくらいのタイミングで戻ってきた。ただ、何故かフィーナ様とリンカ、それとシルフィーが一緒ではなかったのであった。
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それで、とりあえず先に戻って来たミアちゃんに、フィーナ様達の事を聞く事にした。
「ミアちゃんフィーナ様達は、どうしたんだ?一緒に戻ってくるんじゃ?」
「えっと、えっと、ですね。フィーナ様とリンカさんとシルフィーさんは、健康ですよ、大丈夫ですよ、皆さん共に健康体ですよ。それに・・・あっ、これ言ったら駄目だった。とにかくおめでとう御座います」
いったいミアちゃんが、何を言っているのかが解らない状況だった。
「へっ、いったい何がめでたいの?意味が・・・」
俺がその事を聞こうと声を掛けようとしたが、それを遮るように慌てて声をミアちゃんがあげた。
「はっ、はわ、あわあわっ、いえっ、深い意味は、そっ、それでも、み、みみっ、皆さん健康で元気でしたから元気。それと後で戻って来ます。その時詳しく聞いてください。私からは、家族の事ですから詳しく説明・・・はっ、いえいえ、何でもありません」
はい、良く解らんが、何故そこまで慌てる。そこまでの事なのか?
フィーナ様の専属守護天使であるミアは、ありえない程アワアワと慌てて、訳の解らない事を口にしていたのである。
しかし、ユウマとしては何をそこまで慌てているのか解らないので、詳しく聞こうと・・・もう1度、再度同じ事を尋ねる事にした。
「なあ、さっき言っていたおめでとうの、意味解んないんだけど?・・・それになんか俺に隠し事をして無いか?ミアちゃん!」
俺が詳しく聞こうとミアちゃんに詰めよろうとした瞬間、今迄見た事無いような速さで、ミアちゃんは瞬時に俺から一歩後ろに移動して姿勢を正した。
「ユッ、ユウマさん、詳しい事はいえません。それに一緒に居たらボロが出そうなので、私は他の仕事をしてきますから構わないでください!それじゃ・・・」《シュッッ、ペコッ、テテテテッ・・・》
何故か、信じられないスピードで、ミアちゃんは慌てて俺から離れて、その場で一礼してからそそくさと、ルアちゃんとエミちゃんの元に駆けて行った。
「なっ!?・・・何だ今のスピード・・・。でも、どう言う事だ?って言うより、俺・・・ミアちゃんに避けられたの、もしかして?」
そのミアちゃんの反応に・・・少し寂しく思いながら、視線を駆けて行ったミアちゃんに向けていると、ティナが俺に近付いて来て、少し落ち込んだ俺を見て尋ねてきた。
「お兄ちゃん、ミアちゃんに何かしたの、物凄い速さで慌てて逃げちゃったけど?流石の幼女キラーのお兄ちゃんでも避けられることってあるんだね。私も初めて見たかもあんな拒絶のしかた・・・」
妹よそんなロリコン犯罪者を見る様な目で・・・お兄ちゃんを見ないで、別にロリコンでも幼女キラーでも何もしてないから・・・。まあ、幼い子達に良くなつかれるのは否定しないけど・・・流石に、さっきのは・・・心が痛い。
「あれっ、ちょっとやりすぎちゃったかな?ミアちゃんちょっと・・・」
なんか、ティナがミアちゃんを呼び寄せ話し込んでいる様だけど・・・。
まあ、その誤解はすぐに解けた、と言うよりどうやらここに戻ってくる前に、ティナとミアちゃんで俺を脅かす為に企んでいたようだった。さっきはその事を2人で話し、俺に謝ってきたのであった。
・・・この恨みはらさないで置くべきか、この報復は必ず果たす。
ここでユウマは一時の間は2人にはオヤツをやらない事を、心の中で決めたのであった。
それで先程の続きを詳しく聞くと・・・どうやらフィーナ様達は少し遅れて戻って来るそうだ。それで現在はここの神界とは違う、他の神々の世界であるフィーナ様の母親、医療(癒し)の女神フェルト様の世界で検査とか色々しているそうなのだ。
だがしかし、俺としては納得がいかないのである。なにせ彼女達は健康で元気な状態であるのに、そこまでして検査を行なう必要があるのかという事だった。
しかし、ミアちゃんとティナは3人が戻って来るまでのお楽しみ、と言う事しか結局は何も教えてくれないのであった。
いったい何がお楽しみなのかが、全く良く解らないユウマであった。
それからある程度時間が経っていた。それでシルク様とマリエル様達が戻ってくるのが遅くなる事が判明して、ティナが創造神様に頼んだ代理の女神である女神候補が数人来る時間が近付いてきた。
確か人数は6人らしい・・・それに考えたら準備した部屋のベッドも机も、確かに6人分あった。
ちなみに今回はフィーナ様の代理は、ティナはどうやら元々頼んでいないそうである。
「なあ、なんでフィーナ様のところの代理の女神はたのんでないんだ。6人もいるのに?」
俺は、その事だけ不思議に思い尋ねる事にした。
「えっ、だって、お兄ちゃん達は別にフィーナちゃんの修行で遅れる事も無かったし、既にもう戻ってきたじゃない。それにミアちゃんも、現状必要ないって言ったから・・・ただ、私も人数は多いかなって思ったけどね」
ティナの話しでは一応、最初は代理としてお願いしたのは、1人か2人の現状手のあいてる正規の女神であったらしい。しかし、元々から手の空いている女神が沢山いるはずもなく、今回はどうしようもなく女神候補の優秀な娘を代理にする事に、創造神様が強引に決めたそうだ。
ただ、あくまで女神候補なので、多めに人数を用意して出してくれたが、一応経験を積ませると言う意味合いを込めて6人の女神候補が来る事になってしまったらしい。
ホントは2人の正規の女神に対して、女神候補は6人でも能力的に全く足らないそうなのだが、優秀な娘がいるのでその心配はないと創造神様からお墨付きを貰っているそうだ。
「でも、一応候補生は困るから断ったけど、創造神様はちょうどいいから、その娘達の経験も積ませたいらしいのよ。それで、はぁっ・・・。ただね、優秀な娘ばかりだって言ってるから・・・う~ん、多分大丈夫だと思うけど」
あっ、何となく解ったような気がする。確かに今回来る娘は、優秀な娘なのだろうが、何か問題がありそうな気がするぞ。早い話し半分以上は、時の女神であるティナに押し付けたんだろうな。
半分うな垂れている我が妹にして時の女神であるメルティナを見て、俺は簡単に慰めの言葉を掛けた。まあ、半分は先程の仕返しをする意味合いを含めて・・・。
「まあ、頑張れ。俺は知らんからな、たかだか4日程度だろうし、それに・・・あっ!?来たみたいだぞ」
そんな話をしていると、どうやら代理である女神候補の娘達が、このアーストリアの神界にたどり着いたようだ。
「えっ、ホントに?・・・あっホントだ。誰か迎えに行って例の部屋に連れて行って、私達もすぐにいくから」
何故そのような事が解ったかと言うと、転移魔法陣のある部屋で、不思議な感じのする気を複数感じたのであったからだ。それと同時に数人の守護天使達が、その転移魔法陣のある部屋に迎えに行ったのである。
それで、ティナといつものメンバーの守護天使の娘達が今いる部屋から出て行った。
その数分後、広間にある応接室・・・今回来る予定の女神候補達の為に作った簡易部屋とは、別の部屋ですこし大きめの応接室になっている場所に、その女神候補の6人がつれて行かれ、その部屋に入っていったのである。
すると俺の前に、いつもの双子の守護天使と他のよく見る守護天使の子達が並んでお願いしてきた。
「「ユウマ様、すいません。お願いがありますです。どうか一緒に話を聞いてください」」
「はっ、はい?」
「「「お願いします」」」
「ああ、解った、解った。付いて行くよ・・・はぁっ」
基本的にユウマは部外者なので、話を聞く事は無いのだが、何故か他の守護天使達が一緒に話を聞いておいて欲しいお願いしてきたので、仕方なく付いて行く事にした。
・・・う~ん、何故に俺はこんな厄介事に、巻き込まれているんだか・・・。まあ、聞くだけだからいいけど・・・絶対にそれだけじゃ、終らないような気がするよな。
それで、先程の女神候補の娘達が、連れて行かれた応接室に行くと、そこでは自己紹介が行なわれようとしていた。ただし、あくまで主要人物だけであるが、何故か俺達が来るのを待っていたみたいで、俺達が来たのを確認すると自己紹介が開始された。
まず、最初に時の女神であるティナが自身の本来の真名である名のメルティナを名乗り、続けて守護天使筆頭でであるレミちゃんが、その後ルアちゃん、エミちゃん、ミアちゃんがそれぞれ自己紹介をした言った。ただ他の守護天使達は挨拶と自身の役割を説明しただけで、殆どの子が名のっていなかった。
ちなみに真名は、あくまでその本人の名であり、ホントはもう一つ真実の名があるらしいが、それは教えてはいけないそうだ。
あれ?そう言えば、俺も殆どの守護天使の子達の名を知らないや?数人は愛称があるらしいが、それも知らない・・・。
それは以前も確認した事だが、実は守護天使の子達には、殆どの子に名前が無いのである。まあ、愛称みたいなモノはあるらしいが、ちゃんとした名は授かってないそうである。
そう言えば確か以前も同じ事を、双子ちゃんの守護天使が説明をしてくれた事を思い出した。その時も『名はまだありません』って言ってたし、名を授かるのは大きな役職を貰ってからだとかも言っていた事を思い出した。
まあ、あの時は不便だしどう言う風に呼ぶのかと思ったけど、基本的に名を呼ばれる事が無い事も言っていたことを思い出した。あくまで自分達で行動して頼まれれば動くみたいな事を言っていたのであった。
なんか俺達からすれば不便だが、そんな事を俺が言ってもしょうが無いのである。本人達が納得しているのであるならまあ、問題ないと思う。
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それで、いつもの様にミアちゃん達守護天使の自己紹介が終了して、今度は女神候補の娘達がティナに言われて、1人ずつ自己紹介をしだした。
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そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。
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