巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第10章 女神の修行・・・。

10-25 アーストリアに帰還と・・・?

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 それで、結果的この時の騒動はこれにて全て終わり、最終的にはユウマとフィーナの婚約?・・・いや、結婚は無条件でフィーナ様の家族全員に許しを貰い、ユウマ達は去っていったのであった。



 実際はユウマ達が、この星である真ベルステリア神聖星を去る前に、少しだけ色々と聞いたのだ。

 まず今回の件で実は、武神ヘルロイ様がユウマを呼び出したのは、ただ単にフィーナ様が好きになった男を見たかっただけだそうだ。ちなみにフィーナ様が妊娠している事に関しては、武神ヘルロイ様は別に気にしていなかったようである。

 それに別に怒っていた訳でなくユウマと拳で語らいたいと話したのが、どこかで話がおかしくなりフィーナの父である武神ヘルロイ様が、怒っているとフィーナ様達に伝えられたようであった。ただ、その事を詳しく聞くと、どうやらその連絡を受けている時に、聞き分けのない部下(今回の騒動を起した首謀者達)を怒りあげていたらしく、それを武神ヘルロイ様が怒っていると勘違いして伝えられたらしいのであった。

 ・・・それで今回の件について、ユウマはやり過ぎた事について創造神様と武神ヘルロイ様に謝罪をしたところ、創造神様は俺の目を見てから答えてくれた。

「あっ、構わんよ。今回の戦闘は・・・実は元々ワシは知っとったしのう、それを・・・」
 最終的に、この後詳しく聞いたら俺が襲って来た者達をあの状態にしなかったら、創造神自身が有無を言わさず消滅させるつもりだったらしい。

 この時は俺には優しい表情で答えてくれたが、内心すごく怒っていたそうである。その事はフィーナ様の母親である医療のの女神フェルト様が後でそっと教えてくれたのである。そのとこの言葉がこうだ・・・。
『フィーナから連絡が来る前に、未来視を見てその状態を知ってね。私にもついて来る様に言われたのよ。もうその時はカンカンだったのよ。もしかしたら星ごと破壊するかもしれないし負傷者も出るかもって言ってのだから・・・』だそうだ。
 しかし、結果的には創造神様も余りにも頭にきていたので、この状態になるとは解っていなかったし、考えてもいなかったようであった。

 それにどうやら創造神様は元々来るつもりはなかったらしいのだが、自身の名と武神ヘルロイ様の名を勝手に使用して、ユウマを亡き者にしようとした愚か者を自身の手で処罰する気だったようだ。
 ただ、不思議がっていたのは、創造神様自身が見た未来視と、今回の状況がかなり違う結果になっているらしい。
 実は確かにユウマが首謀者達を、ボコる未来は見えたらしいのだが、先程の魔人族と魔神の軍勢は、創造神様と武神ヘルロイ様が辛うじて追い払う筈だったそうだ。それをユウマが瞬時に消滅させたのが驚きだったそうだ。

 まあそれについては、恐らく何故かまた復活してしまった神核と、不明だった2つの核の1つが原因だろうと言う事らしい。そのもう1つの判明した核は、信じられない事に龍核なのらしいのである。

 その龍核は神核と同等の力があり、基本的に人族であるものに発現すること事態が奇跡というほかないそうである。まあ、実際過去に神核と龍核を持った者はいたらしいし、創造神様も所持しているらしいのである。
 ちなみに創造神様は、神核と龍核の他に、あと5個ほど持っているそうだ。

 実際その話しは、今度暇がある時に話してくれると言っていたが、恐らく言葉を濁していたので、その時は来ない様なきがする。

 それで、結局のところ今回のユウマが倒してしまった武神ヘイロンの部下達は、創造神様と武神ヘルロイ様が、一旦そいつらを隔離したのちに、そのままの状態で連れて行き、審議会を開き他の神々と共にその者達を今後どう処分するか話しあうらしい。
 まあ、実際に今回の首謀者であった者達数名は、転生もさせられず現状の神核も没収され、最終的にその場で魂の状態のまま、その命の炎が燃え尽きるまで後悔させられ、みんな(俺達と俺が神核の魂状態にした他の者達)が見ているなかで消滅してしまった。

 ただ、もしかしたら今回の件で俺が倒した者達を、ある程度復活させる事になるかもしれないという事で、結局今回何故か復活した神核のエネルギーを利用するらしいので、その時に俺は召集される事も伝えられた。それでとりあえずそれまでの間は、創造神様直々に俺の神核の能力を封印するらしい。
 何故封印するかと言うと、まあ俺にある神核の成長速度と復活した事がおかしいのと、元々俺が神には現在ならないという事を創造神様が覚えていてくれて、その処置をしてくれたらしいのである。

 まあ、神核が復活したのと、その成長速度についても神の世界で十分に調べるそうだ。その結果は召集した時に説明してくれるし、先程の説明で出てきた龍核に関しても、一応創造神様の力で一部の力以外全て封印してくれたのであった。

 まあ、それらの話を聞いた後に、ある程度その場で色々な話をして、また後日今度は違う場所で落ち着いて話をする事を約束して、俺達はアーストリアの神界に帰って行ったのであった。


 それでこの星、真ベルステリア神聖星での一件とユウマとフィーナの関係に関しては、最高神である創造神様とフィーナ様の両親の神様の許しを得ることに成功したのであった。

 ☆ー☆ー☆

 ここから少しユウマ達がアーストリアに戻った後の話しである。

 そこにはまだ武神ヘルロイと創造神様が、真ベルステリア神聖星に残っていたのである。

 そこで武神ヘルロイは、恐る恐るまだこの場に残っていた創造神である自身の父親にある事を尋ねた。
「おっ、親父殿、ひとつ聞きたいのだがあのフィーナの旦那になるあいつ、ユウマはなんなんだ・・・あれは魔神竜、いや、龍神様と同等の力を持っているようだが?それに何故、時の女神であるメルティナが兄と慕う・・・意味がよく解らん。それに武神である俺がここまで恐怖する者はこれで10回目だぞ。ただ、人族での状態の奴は初めてだ・・・」
「ああ、まず、メルティナの件は、現世での実の兄だからな仕方ないことじゃ。それにあやつは以前話したとおり神への道を現状断り続けて封印しておるのじゃ」
「はっ?いやいや、それはおかしいのでは、メルティナの件もそうだが、神の道を断り封印って・・・」
「いや、間違いないぞ。まず、あやつらの系譜のどこかで神の血を持つ者が居ったのだろうな。それでメルティナが何処かの時点で、ユウマより先に神の力が発現したのだろう。まあ、ユウマに関しては、龍核等と厄介なモノまで発現しているがの。それにあやつ、ユウマは神になろうとは思ってないようじゃ。まあ、神らしい力の使い方を今回は少ししていたようじゃが・・・まあ、今回は核に1つが・・・あっ、そうそう、あやつには他にあと1つ不明な核も持っておるのじゃが、その1つもそのうち解るじゃろうて、まあ、恐らくそれらが関係してるかどうかは解らんが、ユウマは今回もワシの予想を斜め上を行く行動じゃよ。ただ、今回に関しては特にビックリじゃったわ。ほっほっほ・・・」

 創造神は笑顔の状態で、息子である武神ヘルロイにその様に説明したのである。しかし、冷静な創造神とは別で、武神ヘルロイは冷や汗を流していたのである。

 ・・・マジなのか!それならばあの異常すぎる強さも納得できる。あれが今後フィーナの旦那になり、ワシの義息子になるのか・・・?このままじゃ、ワシの力関係での立場が一番下の状態に・・・、最近フェルちゃん俺に冷たいし・・・。

「うむ、そうじゃの。今のお主の家族の中で、フェリアとフィリエ以外では、残念じゃが、お主が神格が一番下じゃ・・・全てにおいてな。それとフェルトに関してはお主が悪い、早めに仲直りをせんと・・・」
 創造神様は、自身の息子である武神ヘルロイに対して、死刑宣告に近いような新事実を口にした。しかも残念そうな呆れて表情をしてである。

 その言葉を武神ヘルロイは、驚いた表情をして言い返した。
「いや、親父殿!流石にそれは、まあ、確かにあのユウマは、すごいかもしれませんが、長年培った私の徳と比べてもらっては、それに娘のフィーナも今迄色々不祥事を・・・?えっ、ホントですか?」
 ヘルロイは喋っている途中で、創造神に視線を向けて確認を取っていたが、どうも冗談では無いようね雰囲気に気が付き再度、確認の為に尋ねた。

「うむ、ホントじゃ。まずフィーナは元々不祥事を起していたが、殆ど自身の力とマリエルとシルクの強力により乗り切っていたのじゃ。それに数々の良い行いと、今回ある事のきっかけで更なる力を手に入れておる。それにユウマと結ばれる事で、お前の能力も神の力も数段上を行っておるよ。それにユウマは・・・先程の行為を邪険にされるような事もないし、短期間で既に功績をあげておる。良い証拠に今回の騒動を止めて、魔人族の襲撃も止めたからのう」
 その事を聞いた武神ヘイロンは、さらに衝撃を受けて信じられないと愕然としていた。何故ならば1度ヘルロイ自身は失敗をして、その後心を入れ替え今の地位まで信頼を回復したのである。それで現段階で神ランクでは5本の指に入る力と徳を所持していた。
 まあ、この徳に関しては自身の信者でも良いし、ある事に対しての感謝や恩恵又は、悪意や邪気の消滅で得られるモノである。よって魔人族や魔神を倒す事でもそれは増えていくし、未来をいい方向に変える事でも得られるのであった。
 それでどうやらフィーナとユウマは、途方もないほどの徳を有していたのだ。そうフィーナ自体は、ユウマがいい事や悪意や邪気を消滅すれば、その分自身に還元されていたのであった。

「しかし、親父殿、ユウマは解りますが、フィーナの能力がうえになっているのはおかしくないですか?ワシも娘をけなす訳ではないですが、あのフィーナですよ・・・」
 ヘルロイは今迄自身の娘のヘッポコ具合を知っているので、そこの部分を突っ込んで説明した。

「どうやらお主は知らんようじゃのう。お主が神ランクで5本の指に入っていたのは、ホンの少し前までじゃたよ。今の神ランクは既に全て変化しておるぞ。実はヘルロイよ、お主は既にランク相当下っとるよ。ほっほっほっほ・・・」
 実はこの時点で神様の強さ(能力と純粋の力)と信仰心や徳で得られる神様の序列を決められる神ランクは、頂点は、もちろん創造神様であるのだが、その下の順位が物凄い変動を起し、おかしな状態になっていたのである。

 まず純粋で神様だけならば、武神ヘルロイは以前までは4位と5位の微妙な位置だったのだが、今回の変動で10以下まで下ってしまっていたのである。
 それは何故かと言うと、その間にフィーナを初めとするシルクとマリエル、それにメルティナが入って来たのである。ちなみにフィーナは神ランクで5位の位置まで上り詰め、メルティナは8位となっていたのである。

 それでおかしな事とは、何故か神でもないのにユウマの名が7位の位置にあった事が不思議であった。それに今回ヘルロイが大幅に下ったのは、部下の不祥事と拠点を魔人族の大群に襲われる結果をもたらしたのが原因らしいのである。
 まあ、結果的には拠点は護る事は出来たのだが、未来予見と可能性から考えての結果らしいのだった。

 最終的には、武神ヘルロイ様は愕然として一時の間は落ち込んでいたようであった。

 ちなみにこの後、あまりの悔しさに修行を行い、新たな部下と名誉を回復させ神ランクを上位まで復活させていた。これに関してはまた別のお話しで・・・。

 それで結果的に、現状は真ベルステリア神聖星に、新たな戦士達が到着するまでの間は、武神ヘルロイは不眠不休の状態で、現状無事だった戦士達とこの星を守り抜かなくては行かなかったのであった。

 ☆ー☆ー☆

 まあ、話は通常に戻るのだが・・・ユウマ達は転移門を使用して、無事にアーストリアの神界に戻ってきたのである。



 実際に真ベルステリア神聖星に訪れていたのは、時間にして2~3時間程度であったが、ユウマには物凄く長い時間あの場所にいた様な感覚に捕らわれていたのであった。


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