501 / 557
第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。
13-22 それぞれの見解・・・?
しおりを挟む
・
・
・
そう思いながらアリスとレパードの方に視線を向けると、どうやらアリスも嫌な感じには気付いたらしいが、全員が違う事を感じているようだった。
・
・
・
まず最初にレパードが感じた事の見解では・・・。
「・・・リナ!これは違うぞ。これは街が襲われる兆候だ!街の周囲に悪魔族がいるようだが、このままでは俺達が巻き込まれてしまう。出来る事なら迂回した方が、それに我々では・・・」
確かにレパードの言うような感じであるが、何故その場所に向かわず、即座に逃げ出そうとするのかが良く解らん。それに、まだそうとは決まってないと思うのに、自分達を戦力外と感じてるんだ?まあ、確かにレパードを含めアリスとリナも、あまり強くは無いが・・・。
それに迂回したからと言っても、何も解決にはならないのでは?大体何故?戦いを避けようとするのかがさっぱりだ。弱い事を解ってるからなのか?でも、あれだけの事も言ってたのに・・・。
実は今迄の殆どの戦闘は俺がやっていた。レパードとリナの2人は手を出してないが、口は常に出していた状態だった。アリスは元々から戦闘要員でなく、回復職がメインなので口は殆ど出していない状態だった。
そして、アリスの見解では、恐らく俺が求めていた考えに・・・かなり近い感じのする内容だった。それは・・・。
「う~ん?これって・・・私達を悪魔族が待ち伏せみたいな感じじゃないかな?・・・それにあいつらの考えなら私達を無傷で捕まえたいと思ってるみたいだし?確かあの時もそんな事言ってたもの・・・多分そうだと思うよ。それにこのまま気にして行動してたら、私達が目的の場所に付く前に気付かれしちゃうよ・・・」
アリスの考えでは、どうやら俺達・・・いや、アリス達4人を再度捕らえる為に動いているのでは、という考えみたいでいるようだ。
実は念の為に俺が助け出した後に、何故捕まっていたのか内容を聞いたが、アリスはもちろん他の2人も説明したくないという事らしく、全く捕らわれた理由を話してくれていない。
俺が聞いた時にアリスが漏らした言葉では、どうもあまりにも情けない理由らしいのだが、殆どゴニョゴニョと言っていて肝心なところは聞えなかった。何せリナが肝心なところで邪魔したからである。
まあ俺としても、込み入った内容を詮索するつもりは無いが、ちょっと聞えた話ではなんとも言えなかったので、黙っておく事にした。何せ3人がドジをしてとか何とか微かに聞えたからだ。
その事はいいとして、アリスの考えでは悪魔族はアリス達をもう一度無傷で捕らえる為に探していて、どうしてもアリス達を発見出来ないようなので、先回りしているのでは無いかという見解らしい。
それに実際発見出来ないとしても・・・悪魔族らはアリス達の向かう目的地を知っているらしいので、今回のこの結界は、警戒させる為の罠ではないだろうか、と言う事がアリスの考えだった。
まあ・・・恐らくではあるが、半分はアリスの考えが正解だとは思うが、警戒させる為か俺達の足止めして、その間に悪魔族が戦力を蓄え、後方からジワジワと追いかけてきている可能性があるとは思う。それで疲れさせてアリス達4人を無傷で捕まえるのが目的だとは思うが、相手もどうやって逃げ出したか解らないだろうから、警戒して捕らえに来ると俺は考えてる。
それとは別で俺的にはレパードの考えも、全くと言って否定出来るモノではないと思っている。何せ準備が良すぎるのと、アリス達を逃がしたとかの連絡をどうやったかとか?色々と考えれる事があるからだ。
ただそう言う事は別として、やはり最初にリナが気付いた様に、感知能力に関してはリナが他の2人よりずば抜けているのが良く解ったし、どうやらこの嫌な感じがするのは結界である事は間違いないようだ。
・
・
・
しかし、俺が薄々気付いたのは・・・リナの感知能力には色々と欠陥があり、人物や特定の場所や位置に関する気配りが、全く駄目な様であった。折角の能力も宝の持ち腐れポイのは・・・正直思うところなのだが、本人には決して言える事じゃない。
・
・
・
・
・
そう思いながらアリスとレパードの方に視線を向けると、どうやらアリスも嫌な感じには気付いたらしいが、全員が違う事を感じているようだった。
・
・
・
まず最初にレパードが感じた事の見解では・・・。
「・・・リナ!これは違うぞ。これは街が襲われる兆候だ!街の周囲に悪魔族がいるようだが、このままでは俺達が巻き込まれてしまう。出来る事なら迂回した方が、それに我々では・・・」
確かにレパードの言うような感じであるが、何故その場所に向かわず、即座に逃げ出そうとするのかが良く解らん。それに、まだそうとは決まってないと思うのに、自分達を戦力外と感じてるんだ?まあ、確かにレパードを含めアリスとリナも、あまり強くは無いが・・・。
それに迂回したからと言っても、何も解決にはならないのでは?大体何故?戦いを避けようとするのかがさっぱりだ。弱い事を解ってるからなのか?でも、あれだけの事も言ってたのに・・・。
実は今迄の殆どの戦闘は俺がやっていた。レパードとリナの2人は手を出してないが、口は常に出していた状態だった。アリスは元々から戦闘要員でなく、回復職がメインなので口は殆ど出していない状態だった。
そして、アリスの見解では、恐らく俺が求めていた考えに・・・かなり近い感じのする内容だった。それは・・・。
「う~ん?これって・・・私達を悪魔族が待ち伏せみたいな感じじゃないかな?・・・それにあいつらの考えなら私達を無傷で捕まえたいと思ってるみたいだし?確かあの時もそんな事言ってたもの・・・多分そうだと思うよ。それにこのまま気にして行動してたら、私達が目的の場所に付く前に気付かれしちゃうよ・・・」
アリスの考えでは、どうやら俺達・・・いや、アリス達4人を再度捕らえる為に動いているのでは、という考えみたいでいるようだ。
実は念の為に俺が助け出した後に、何故捕まっていたのか内容を聞いたが、アリスはもちろん他の2人も説明したくないという事らしく、全く捕らわれた理由を話してくれていない。
俺が聞いた時にアリスが漏らした言葉では、どうもあまりにも情けない理由らしいのだが、殆どゴニョゴニョと言っていて肝心なところは聞えなかった。何せリナが肝心なところで邪魔したからである。
まあ俺としても、込み入った内容を詮索するつもりは無いが、ちょっと聞えた話ではなんとも言えなかったので、黙っておく事にした。何せ3人がドジをしてとか何とか微かに聞えたからだ。
その事はいいとして、アリスの考えでは悪魔族はアリス達をもう一度無傷で捕らえる為に探していて、どうしてもアリス達を発見出来ないようなので、先回りしているのでは無いかという見解らしい。
それに実際発見出来ないとしても・・・悪魔族らはアリス達の向かう目的地を知っているらしいので、今回のこの結界は、警戒させる為の罠ではないだろうか、と言う事がアリスの考えだった。
まあ・・・恐らくではあるが、半分はアリスの考えが正解だとは思うが、警戒させる為か俺達の足止めして、その間に悪魔族が戦力を蓄え、後方からジワジワと追いかけてきている可能性があるとは思う。それで疲れさせてアリス達4人を無傷で捕まえるのが目的だとは思うが、相手もどうやって逃げ出したか解らないだろうから、警戒して捕らえに来ると俺は考えてる。
それとは別で俺的にはレパードの考えも、全くと言って否定出来るモノではないと思っている。何せ準備が良すぎるのと、アリス達を逃がしたとかの連絡をどうやったかとか?色々と考えれる事があるからだ。
ただそう言う事は別として、やはり最初にリナが気付いた様に、感知能力に関してはリナが他の2人よりずば抜けているのが良く解ったし、どうやらこの嫌な感じがするのは結界である事は間違いないようだ。
・
・
・
しかし、俺が薄々気付いたのは・・・リナの感知能力には色々と欠陥があり、人物や特定の場所や位置に関する気配りが、全く駄目な様であった。折角の能力も宝の持ち腐れポイのは・・・正直思うところなのだが、本人には決して言える事じゃない。
・
・
・
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
心が折れた日に神の声を聞く
木嶋うめ香
ファンタジー
ある日目を覚ましたアンカーは、自分が何度も何度も自分に生まれ変わり、父と義母と義妹に虐げられ冤罪で処刑された人生を送っていたと気が付く。
どうして何度も生まれ変わっているの、もう繰り返したくない、生まれ変わりたくなんてない。
何度生まれ変わりを繰り返しても、苦しい人生を送った末に処刑される。
絶望のあまり、アンカーは自ら命を断とうとした瞬間、神の声を聞く。
没ネタ供養、第二弾の短編です。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
姉妹差別の末路
京佳
ファンタジー
粗末に扱われる姉と蝶よ花よと大切に愛される妹。同じ親から産まれたのにまるで真逆の姉妹。見捨てられた姉はひとり静かに家を出た。妹が不治の病?私がドナーに適応?喜んでお断り致します!
妹嫌悪。ゆるゆる設定
※初期に書いた物を手直し再投稿&その後も追記済
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる