巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。

13-25 結界の正体は・・・?

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 結果的に結界に関しては、間違いなく悪魔族が張っていたのは間違いなかったが、決してアリス達を捕らえる為ではなかったようだ。



 現状・・・レパードが考えていた事が正解のようで、街の周囲にいる悪魔族の狙いは、どうやら街を襲うのが目的だったようだ。何故ならその結界が張られた場所付近で色々な種族の気配が入り乱れている状態になっていたからである。
 まあ、早い話・・・普通では考えられない程の騒動が起きている状態なのだ。

 ただ問題は、どのような結界を張っているのかと言う事だが、どうやらその街の周囲にいる悪魔族の誰かが張った結界には・・・ある一定の種族がその空間内で行動する事が不便になる仕組みのようだ。
 その対象は特に天使族、それに人族や亜人種に近い種族みたいで、悪人以外の全ての種族に効果がある結界のようだった。

 実際その結界で発生する影響とは、まず空間内での重力が2倍から3倍に増し、身体能力自体も半減してしまい弱体化してしまうというとんでもない状態に陥る様だ。しかも恐怖心が著しく増し混乱を引き起こす効果と、何らかの状態異常が発生する効果のおまけ付きの様だ。

「・・・という効果があるはずなのよ!・・・でも、何であんたには全く効いてないのユウマ?もしかしてあんた悪人それとも悪魔族の親戚なんじゃないでしょうね?・・・まっ、そんなわけないわよね。アリスがここまで懐くくらいだから・・・」
 ・・・と、俺の側で(腕に抱きついた状態で)詳しく説明してくれるリナだが、今だ気絶しているアリエルを俺が背負子にのせて背負ってる・・・そのうえに乗っかってるアリスの様子を見て、俺の事を悪人と言っては見たが・・・改めてアリスの笑顔と安心しきった様子を見て、そうでは無い事を確信して呆れていたのだ。

 そんな様子と言葉を聞いたアリスが反応するように・・・。
「リナちゃん!ユウマに失礼だよ。ユウマは色々とすごいんだよ。私の・・・ううん?私達の種族を救ってくれる人なんだよ」
 アリスはアリエルがのっかってる背負子にのった状態で、そのように答えて俺の頭に抱きついてきたのだ。

 どうでもいいが、リナにしろアリスにしろ俺にへばりついた状態なので・・・非常に歩き難い。先程の気配を消して行動する事を渋っていた人物達とは思えないほどに楽天的にな行動になっている。

 そう特にリナは、俺の腕に文句を言いながら抱きつき引っ付いているのだ。最初の頃の警戒と不信感を持っていた同一人物とは思えない程にだ。
「なあ、リナ!俺は非常に歩き難いんだが、どうにかならないのか?」

「しょうがないでしょ!あんたに引っ付いて無いと、あんな感じになっちゃうのよ・・・」
 そう言葉を漏らしレパードの方に視線を向けた。俺達の後ろを然程離れていない位置を、かなり体調が悪そうについてくるレパードだが、それでも俺の近くに居るので緩和されているらしいが・・・それでもかなりキツイ状態なのだそうなのだ。結界が張られた最初の時は時折、文句を言っていたが今は大人しい状態なのだ。

「でも、ホント不思議よね。なんであんたには、この結界の効果が効かないのよ。普通なら中心部に近付くにつれて、影響を受け易いのに・・・あんたの近くに居るだけで私達も無事でいられるのかしらね」
 ・・・そればっかりは、俺に聞かれても困る。まあ、確かにスキルや魔法の閲覧と使用は殆ど出来ないが、アリスに不思議な力を譲渡して貰ってから・・・実は【神の目】以外にも使える様になったスキルがある。ただ閲覧がまだ出来ないので、何が使えてるのかが解らない状態だ。

 ・・・っで、使える様になったスキルとは恐らく【状態異常無効】と【錬金術】が使用できる様になっているのだと思う。何故かと言うと【状態異常無効】に関しては現状の状態であり、以前アーストリアの女神であるシルク様に俺の側に居る存在(接触もしくは意思疎通者)で、俺が守るべき対象に認識した場合のみ、同じ効果もしくは、それ以上の効果をもたらす事があるとか言っていたからだ。
 まあ、実際に今起きている事が・・・そのせいなのかは解らないが、現状似たような効果がアリスとリナにも起きている。それと【錬金術】に関しては、例のダマスカス鋼製の檻をインゴットに変化させてしまったから使える様になったと思っている。

 なので結果的に、現状解っている自分のスキル?で3つ程が・・・たぶん使えるのだろうと考えている。まあ、身体能力とかも異常な状態なので、現状いくつかのスキルや魔法が使える様になってるのかは実際不明だ。



 そんな事はさておき、俺達が街に近付くにつれ・・・街で何が行なわれてるのかがはっきりと解る様になってきたのであった。


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