巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

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第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。

13-40 正門で・・・?

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 それで話は、ちょうど正門の屋根の上からその様子を見ていたユウマ達の方に戻り、あきれ返っていたリナの様子を横目にユウマは、先程気になっていた敵側にいる少女のいたであろう場所に視線を向けたのであった。



 その場所は普通に考えたら黒煙で殆ど見通せる筈は無いのだが、ユウマ達のいる正門の屋根の場所からは、うっすらと敵が大量にいる場所の周囲が、不思議となぜか確認出来る状態だったのだ。恐らくそれはユウマが展開した防御結界の魔法の影響によるものだろうが、ユウマにも理解出来ない事が起きていたのだ。

 しかも相手からはこの状態の正門が黒煙で見えていないのだが、実際に俺達が相手側から見た訳ではないので、その状況は理解できていない。だか間違いなく相手には黒煙が漂い見えてないようだ。
「これって・・・相手にはこちらの様子が見えてないよな?」
 不思議に思ったが、どうやらその証拠に殆どの相手が、目を凝らし正門の存在を確認しているように見えるのだった。

 それなのに何故か・・・ユウマが視線を向けている少女には、こちら側の姿と様子が見えている感じの雰囲気だったのだ。
「・・・おいおい!あの少女、こっちの様子に気付いてるポイな?でも、あの娘誰かの雰囲気に・・・ん!?」

 そして、俺がそう思っていると、次の瞬間・・・少女は俺に向けてあからさまに微笑み、その後にはとんでもないオーラを纏ったかと思うと、その場より姿を消していたのであった。

「おいおいマジかよ!・・・しかし、この感じって?」
 ただし不思議とその場所には、とても信じられない程の神気に似た気が、なぜか充満していたのであった。

 その気を感じ取って・・・先程の少女について考えようとしていると、アリスが俺側に近付いて来て話しかけてきた。 
「ねえねえ、ユウマ!こっちから向こうの様子は不思議と見えるけど、この黒煙ってどうなってるの?というよりもさっきの攻撃って・・・どうなったの?」
 アリスが正門付近に漂う黒煙と、先程の攻撃に関する事を不思議に思い俺に尋ねてきたのだ。

 それはそうだろう殺戮デスマシーンの攻撃である閃光を、アリスも確認して目を閉じていた。それなのに爆発音や衝撃を受けた覚えが無いので、目を恐る恐る開けると今の状況が視界に広がっていたのだ。
 そこで俺が居たの方に視線を向けると、ちょうど俺が難しい顔をして・・・何か別の事を考えている事に気付いたが、現状の状況が気になったので尋ねて来たようだ。

 ただし俺としては予定とは違う状況で、先程の攻撃が防げたので少し答えるのを悩んだ。

 実を言うと俺としては、魔法で創り出した防御結界に・・・相手の攻撃(魔法に関する攻撃)が触れた時点で普通ではその場で消失するモノだと思い込んでいた・・・が、現状どうも俺の考えていた状況とは思えない事が起きていた。実際こちらには何も影響がない状態で、あちら側は・・・はっきり言ってひどい状態になってる上に、どうも周囲には黒煙が広がり何も見えなくなる現象が起きているのだ。

 ただしあくまで正門の外限定だが、黒煙に関しては正門の中である街の方向からも確認だけは出来る。ただ幸いなのは、閃光と黒煙は目撃出来たとしても、街の方からは正門付近で何が起こっているかは解らない状態だった。
 まあ事情を知っている者やその状況を目にした者にとっては、別の話になるがその者達の一部は既に逃げ出していたのであった。

 それで現状は予定とは違うが、殺戮デスマシーンの機械人形の攻撃からの防衛には、とりあえず成功していると言う事になる。

 それでとりあえずアリスには、俺の予想とは違うが防衛が出来た事と、黒煙に関しての理由は・・・はっきり言って解らないが、それらしい感じで説明をした。
「ん?うん?ああ、一応は上手くいったみたいな感じ・・・かな?うん、間違いない防衛は成功だな!多分・・・で、黒煙を発生させてカモフラージュしてる?みたいな感じで、相手には攻撃が当たった感じで・・・」
 とりあえず説明はしてみたが、自分自身でも疑問が残る感じの事が起きていた。ただしその事に関しては、俺以外には殆ど解ってないので、適当な説明でもアリスは疎かリナも少し俺の態度に疑問をおぼえたようだが、最終的には納得してくれていたのだった。



 そんな事をしている間に少女が姿を消した後に、邪神デスハーケンと言われていた人物は、禍々しい邪気を放って・・・なにか満足したように大笑いをしていた感じに見えたのだった。


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