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第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。
13-78 その後と・・・それから?
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恐らくこれで、この場に現われようとしていた邪気を放つ者達は・・・この世から姿を消しこの世?から退場した事になったのだ。
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邪なる者達を一掃して、念の為に周囲の状況と不思議な空間の様子を確認してから・・・他に変化が無い事を感じ取りアリスとリナの元に戻って行ったのだ。
そして、そんな事をあっ!という間に終らせて・・・アリスとリナの元へと戻ってきたら、まずリナに声をかけられた。
「ねっ、ねえユウマその短剣ってなんなの?まあ、普通の武器じゃない事は解ったけど・・・なんなの?あの光の武器は、まるで伝承の・・・」
「あっ!リナちゃんそれは・・・」
何か重要な事を口にしそうになったリナを、何故かアリスが声をかけ止めたのだ。
「あっ、そうよね。そんな筈無いわよね。あれはあくまで物語の話だモノね・・・」
なんとなく意味深な事を言っていたようだが、ここはあえて無視した状態で聞かなかった事にした。
それでその事は聞かなかったというより・・・深く追求すると余計なことに巻き込まれそうな気がしたので、あえて話をそらして、ある事を尋ねる事にした。
「ところで、目覚めていたはずの騎士達が・・・また気絶してるのは何故だ?」
実は一番気になったのが・・・その光景なのだ。確か俺が邪なる者達の対処をする前に、数名ほど騎士達が目を覚ましていたはずなのだが、何故かその全員が、また白目をむいた状態で気絶していたのだ。
「えっと、それがね・・・」
どうやらみんなが気絶してしまったのは、俺のせいらしいのだ。どうも俺が出した光の剣の影響で・・・みんなが気絶してしまったらしいのである。
確か以前も似たような事があったような感じがしたし、かなり強い魔獣とかもガタブル状態だった事を思い出した。唯一影響があまり無い者達は、俺の関係者だったはずだ。
それでもただ先程と違う事といえば、騎士達は全員何故か恐怖によって気絶した感じではなく、何かとんでもないモノを見た感じで、昇天に近いような様子で・・・とても幸せそうな表情をしていたのだった。
・・・まぁ、気絶している事には変わらないが・・・。
一応その事について尋ねたが・・・。
「えっと、それについては、後で詳しく説明するわ。それでいいかしら・・・」
後で詳しく説明するとリナに言われたので、その時は深く追求する事はせずに大人しく従った。
何せリナもお疲れの様子だし、いつの間にアリスも大人しくなってると思ったら、俺の側で立ったまま寝ていたのであったからだ。確かに俺達は丸1日以上寝ずにこの騒動に巻き込まれた感じだったのだ。
実際今回の件に関しては、いっさいの被害がでなかったという訳には行かないが・・・とりあえずは無事に街とそこに住む人達を救う事に成功したのだった。
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その事が解決してから数日が過ぎて・・・。実は未だに俺は元の世界、というかアーストリアに帰還できていない。
実際にこの世界に来て約一週間程経過しているにも関わらず、いっさい誰からの連絡は疎か迎えすら来ない状況である。もしかしたら俺がいなくなってるのに、気付いてない状態かもしれない。
大体、普通なら何日かたてば・・・女神である我が妻フィーナからの連絡か、時の女神にして我が妹のティナが気付きどんな場所、時間帯でも現われる筈なのだが、何故か音沙汰が無い状態なのである。
「・・・どうなってんだ?もしかして俺がいなくなってるのに気付いてないとか?ちょっと嫌な予感が・・・」
その考えも脳裏によぎったが、前回の事を踏まえるとその事は考えずらい。どちらかと言うと俺のいる世界の時間というより、次元事態が違うと考えられるのであった。
ちなみに俺は、今現在騒動のあった街にあるリナの家・・・いや、豪邸の別荘にやっかいになっている。まあ以前説明にあったように、リナはこの街がある国のお姫様なので、待遇はかなりいいのだ。
ついでに言うと、アリスは隣国の皇女であるらしいのだが・・・それ以上は説明してくれていないし、実を言うと聖女であるアリエルは、まだ目覚めてないらしいのだ。どうも俺がアリス達を助け出す前に、何らかの儀式を行ない魔力と神気を使い果たしているそうなので・・・いつ、目が覚めるか解らないそうであるが、現状は何故か心配ないそうなのだ。
事実良く解らないが、どうも天使族で特に神気を扱える者は、神気や魔力を極端に使いすぎると一時の期間回復の為に深い眠りに付くそうだ。まあ、冬眠に近い習性があるらしい。
・・・という事を説明を受けたが、実際その魔力と神気を極端に使用した儀式に関しては、未だに何をしたのかを教えてくれない。
大体その話になると、何故かアリスはいつの間にか姿が見えなくなるし、リナは俺とは視線をあわせようとせず、絶対に違う話を持ちかけてくるのだった。何か怪しいのだが聞くに聞けない状態なので、アリエルが目覚めた時に聞くしかない。
まあ、なんとなくだが俺に関係している事だろうと思うが、話してくれないし・・・何度か本気で追求しようとしたが、その条件がとんでもない事だったので・・・それ以降は強く聞き出そうとはしてない状況だ。
それでとりあえずは、現段階で解っている事を調べて自分自身で、解決させるしかないと思い・・・実はリナの別荘にある書斎に入浸っている状態だったのであった。
そして・・・まだまだこの世界での冒険は続く予感がするのであった。・・・
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恐らくこれで、この場に現われようとしていた邪気を放つ者達は・・・この世から姿を消しこの世?から退場した事になったのだ。
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邪なる者達を一掃して、念の為に周囲の状況と不思議な空間の様子を確認してから・・・他に変化が無い事を感じ取りアリスとリナの元に戻って行ったのだ。
そして、そんな事をあっ!という間に終らせて・・・アリスとリナの元へと戻ってきたら、まずリナに声をかけられた。
「ねっ、ねえユウマその短剣ってなんなの?まあ、普通の武器じゃない事は解ったけど・・・なんなの?あの光の武器は、まるで伝承の・・・」
「あっ!リナちゃんそれは・・・」
何か重要な事を口にしそうになったリナを、何故かアリスが声をかけ止めたのだ。
「あっ、そうよね。そんな筈無いわよね。あれはあくまで物語の話だモノね・・・」
なんとなく意味深な事を言っていたようだが、ここはあえて無視した状態で聞かなかった事にした。
それでその事は聞かなかったというより・・・深く追求すると余計なことに巻き込まれそうな気がしたので、あえて話をそらして、ある事を尋ねる事にした。
「ところで、目覚めていたはずの騎士達が・・・また気絶してるのは何故だ?」
実は一番気になったのが・・・その光景なのだ。確か俺が邪なる者達の対処をする前に、数名ほど騎士達が目を覚ましていたはずなのだが、何故かその全員が、また白目をむいた状態で気絶していたのだ。
「えっと、それがね・・・」
どうやらみんなが気絶してしまったのは、俺のせいらしいのだ。どうも俺が出した光の剣の影響で・・・みんなが気絶してしまったらしいのである。
確か以前も似たような事があったような感じがしたし、かなり強い魔獣とかもガタブル状態だった事を思い出した。唯一影響があまり無い者達は、俺の関係者だったはずだ。
それでもただ先程と違う事といえば、騎士達は全員何故か恐怖によって気絶した感じではなく、何かとんでもないモノを見た感じで、昇天に近いような様子で・・・とても幸せそうな表情をしていたのだった。
・・・まぁ、気絶している事には変わらないが・・・。
一応その事について尋ねたが・・・。
「えっと、それについては、後で詳しく説明するわ。それでいいかしら・・・」
後で詳しく説明するとリナに言われたので、その時は深く追求する事はせずに大人しく従った。
何せリナもお疲れの様子だし、いつの間にアリスも大人しくなってると思ったら、俺の側で立ったまま寝ていたのであったからだ。確かに俺達は丸1日以上寝ずにこの騒動に巻き込まれた感じだったのだ。
実際今回の件に関しては、いっさいの被害がでなかったという訳には行かないが・・・とりあえずは無事に街とそこに住む人達を救う事に成功したのだった。
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その事が解決してから数日が過ぎて・・・。実は未だに俺は元の世界、というかアーストリアに帰還できていない。
実際にこの世界に来て約一週間程経過しているにも関わらず、いっさい誰からの連絡は疎か迎えすら来ない状況である。もしかしたら俺がいなくなってるのに、気付いてない状態かもしれない。
大体、普通なら何日かたてば・・・女神である我が妻フィーナからの連絡か、時の女神にして我が妹のティナが気付きどんな場所、時間帯でも現われる筈なのだが、何故か音沙汰が無い状態なのである。
「・・・どうなってんだ?もしかして俺がいなくなってるのに気付いてないとか?ちょっと嫌な予感が・・・」
その考えも脳裏によぎったが、前回の事を踏まえるとその事は考えずらい。どちらかと言うと俺のいる世界の時間というより、次元事態が違うと考えられるのであった。
ちなみに俺は、今現在騒動のあった街にあるリナの家・・・いや、豪邸の別荘にやっかいになっている。まあ以前説明にあったように、リナはこの街がある国のお姫様なので、待遇はかなりいいのだ。
ついでに言うと、アリスは隣国の皇女であるらしいのだが・・・それ以上は説明してくれていないし、実を言うと聖女であるアリエルは、まだ目覚めてないらしいのだ。どうも俺がアリス達を助け出す前に、何らかの儀式を行ない魔力と神気を使い果たしているそうなので・・・いつ、目が覚めるか解らないそうであるが、現状は何故か心配ないそうなのだ。
事実良く解らないが、どうも天使族で特に神気を扱える者は、神気や魔力を極端に使いすぎると一時の期間回復の為に深い眠りに付くそうだ。まあ、冬眠に近い習性があるらしい。
・・・という事を説明を受けたが、実際その魔力と神気を極端に使用した儀式に関しては、未だに何をしたのかを教えてくれない。
大体その話になると、何故かアリスはいつの間にか姿が見えなくなるし、リナは俺とは視線をあわせようとせず、絶対に違う話を持ちかけてくるのだった。何か怪しいのだが聞くに聞けない状態なので、アリエルが目覚めた時に聞くしかない。
まあ、なんとなくだが俺に関係している事だろうと思うが、話してくれないし・・・何度か本気で追求しようとしたが、その条件がとんでもない事だったので・・・それ以降は強く聞き出そうとはしてない状況だ。
それでとりあえずは、現段階で解っている事を調べて自分自身で、解決させるしかないと思い・・・実はリナの別荘にある書斎に入浸っている状態だったのであった。
そして・・・まだまだこの世界での冒険は続く予感がするのであった。・・・
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内容は面白いけど。
誤字脱字と説明におかしいところが多すぎて読むのがしんどい。
主人公が半強制的に女子たちと結婚するのは決定のなのですか?
その部分は・・・!?
続きをお読みください。
面白いけど、女子たちの横暴がすごいと思う。
主人公の理由も聞かないで瀕死にするのはだめだと思う。
感想をありがとうございます。
主人公には女難というたちの悪いものを所有しているので、時々災難に見舞われます。
今後も気にせずよろしくお願いします。