52 / 557
第3章 街まで移動、転移しないで護衛延長かもしれない
3-14 冒険者ギルドへいこうからの少年少女達事情?
しおりを挟む
・
・
・
ユウマはこの時《どうやら、俺は子供に好かれる体質なのか?》等と思っていた。
そして、冒険者ギルドまで歩きながら色々話していると、アリアが突然
「ユウマお兄さん、お兄さんの事、ユウ兄って呼んでも良いですか?」
などとを、頬を染めながら聞いて来た、すると続けてメイリーも
「あのあの、私は、ユウ兄様と呼んでもよろしいですか?」
メイリーがアリアと同じく頬を染めユウマにのコートを摘まんでから確認してきた。
「俺は、兄貴って、よんでいい?」
「あっ!僕も、兄貴って、言って良いですか?」
そして、続けてユータ、ロンと兄貴って言っていいか聞いてきた。
「いや、別に呼び方は、気にしないから好きなように呼べば良いよ」と答えたら
「よかったー」とアリアとメイリーが手をつないで笑顔で《ぴよんぴょん》と跳ね回り、ユータは、何故かガッツポーズをして「ヨッシャー!」と言い、ロンに至っては《ぐっ》と拳を握って喜んでいた。
何故、これくらいのことで喜ぶと聞いたら、みんな家に兄と呼べるようなやさしいお兄さんがいないと答えた。
「えっ!でも良い所の家育ちだったら長男が家を継ぐから、お兄さんとかいるんじゃないの?」
ユウマが聞いたら全員、あんな家には、いたくないし家督争いに巻き込まれたくないので家を出て来た、などの衝撃な言葉を聞いた。
「えっ!てっ事は、みんな家出して来たのか?」
ユウマは、家出だったらどうにか戻るよう説得しなくては、と考えていたがその考えも杞憂に終わった。
この世界では、13歳になったら教会で神託を受け成人の儀を行うとの事だ。
それで、神託を受けて少女2人は、家の事情で好きでもない相手に嫁がせる等、こちらの言い分を聞いてくれず、家の事情で振り回されるのが嫌で家を出て冒険者になると両親に伝えたら父親に勘当同然に家を追い出されたそうだ。
ユータの家は、大富豪と言う訳では無いがそれなりの金持ちであって、その上大家族の三男坊で、事実上家を継ぐ権利は無いだがよく働くユータに両親は、家に居て良いと言ってくれていたが、今のよくいじめる兄弟達と居るのは嫌で家を出て冒険者になると決めたらしい。
ロンは、長男であり家を継げる状態だったが、ただ単に家を継ぎたく無く次男にすべてを託して冒険者になると宣言して家を出たとの事だった。
取り合えず、家出ではあるがちゃんと理由があるようだ、ちなみに4人ともこの町の出身では無く、トライアの街からかなり離れた都市だそうだ、その都市には冒険者ギルドは無く、冒険者ギルドに変わる出資支店があるだけで仮登録しかできない為、この街に来たとの事だった。
なぜ、大きな都市に出資支店で、このトライアの街にギルドがあるのかと聞いたら、この街は土地柄的に冒険者が集まりやすく、回りも素材や迷宮等がある為、冒険者ギルドが置けるということらしい、ただユータたちの住んでいたグラバルと言う名の都市に至っては、ギルド等を置くのをよく思わない人が多く住んでいた。
それなのに依頼はしたいが、関わりたくないので冒険者ギルド会館を建てるのは駄目だと理不尽な事を言って施設を置くのを拒んだということなのだとか、そこで冒険者ギルドは、出資支店を設置をしたいと話しを付けて、やっとの事で設置したが場所は最悪で防壁の外となっている。
店舗の規模も小さいので殆ど冒険者がいない状態となっていた。
そのため、ここで依頼を出されても依頼を受けてくれる冒険者がいないのが現状だとか、なので依頼をする場合は多額の成功報酬をかけ、近隣の冒険者ギルドに依頼書を送る店舗になっているのがグラバル都市のギルド出資支店だそうだ。
でも店舗が小さくても冒険者の仮登録は出来るとの事だ、で出資支店は比較的村や小さな町が多くそこで登録してもあくまで仮登録であって本登録では無いと言う事も教えてくれた。
そこでユウマは、なら自分はと考えたが冒険者ギルドに行けば解るだろうと、このことに振れず少年達と喋りながら冒険者ギルドに向かった。
・
・
・
・
・
ユウマはこの時《どうやら、俺は子供に好かれる体質なのか?》等と思っていた。
そして、冒険者ギルドまで歩きながら色々話していると、アリアが突然
「ユウマお兄さん、お兄さんの事、ユウ兄って呼んでも良いですか?」
などとを、頬を染めながら聞いて来た、すると続けてメイリーも
「あのあの、私は、ユウ兄様と呼んでもよろしいですか?」
メイリーがアリアと同じく頬を染めユウマにのコートを摘まんでから確認してきた。
「俺は、兄貴って、よんでいい?」
「あっ!僕も、兄貴って、言って良いですか?」
そして、続けてユータ、ロンと兄貴って言っていいか聞いてきた。
「いや、別に呼び方は、気にしないから好きなように呼べば良いよ」と答えたら
「よかったー」とアリアとメイリーが手をつないで笑顔で《ぴよんぴょん》と跳ね回り、ユータは、何故かガッツポーズをして「ヨッシャー!」と言い、ロンに至っては《ぐっ》と拳を握って喜んでいた。
何故、これくらいのことで喜ぶと聞いたら、みんな家に兄と呼べるようなやさしいお兄さんがいないと答えた。
「えっ!でも良い所の家育ちだったら長男が家を継ぐから、お兄さんとかいるんじゃないの?」
ユウマが聞いたら全員、あんな家には、いたくないし家督争いに巻き込まれたくないので家を出て来た、などの衝撃な言葉を聞いた。
「えっ!てっ事は、みんな家出して来たのか?」
ユウマは、家出だったらどうにか戻るよう説得しなくては、と考えていたがその考えも杞憂に終わった。
この世界では、13歳になったら教会で神託を受け成人の儀を行うとの事だ。
それで、神託を受けて少女2人は、家の事情で好きでもない相手に嫁がせる等、こちらの言い分を聞いてくれず、家の事情で振り回されるのが嫌で家を出て冒険者になると両親に伝えたら父親に勘当同然に家を追い出されたそうだ。
ユータの家は、大富豪と言う訳では無いがそれなりの金持ちであって、その上大家族の三男坊で、事実上家を継ぐ権利は無いだがよく働くユータに両親は、家に居て良いと言ってくれていたが、今のよくいじめる兄弟達と居るのは嫌で家を出て冒険者になると決めたらしい。
ロンは、長男であり家を継げる状態だったが、ただ単に家を継ぎたく無く次男にすべてを託して冒険者になると宣言して家を出たとの事だった。
取り合えず、家出ではあるがちゃんと理由があるようだ、ちなみに4人ともこの町の出身では無く、トライアの街からかなり離れた都市だそうだ、その都市には冒険者ギルドは無く、冒険者ギルドに変わる出資支店があるだけで仮登録しかできない為、この街に来たとの事だった。
なぜ、大きな都市に出資支店で、このトライアの街にギルドがあるのかと聞いたら、この街は土地柄的に冒険者が集まりやすく、回りも素材や迷宮等がある為、冒険者ギルドが置けるということらしい、ただユータたちの住んでいたグラバルと言う名の都市に至っては、ギルド等を置くのをよく思わない人が多く住んでいた。
それなのに依頼はしたいが、関わりたくないので冒険者ギルド会館を建てるのは駄目だと理不尽な事を言って施設を置くのを拒んだということなのだとか、そこで冒険者ギルドは、出資支店を設置をしたいと話しを付けて、やっとの事で設置したが場所は最悪で防壁の外となっている。
店舗の規模も小さいので殆ど冒険者がいない状態となっていた。
そのため、ここで依頼を出されても依頼を受けてくれる冒険者がいないのが現状だとか、なので依頼をする場合は多額の成功報酬をかけ、近隣の冒険者ギルドに依頼書を送る店舗になっているのがグラバル都市のギルド出資支店だそうだ。
でも店舗が小さくても冒険者の仮登録は出来るとの事だ、で出資支店は比較的村や小さな町が多くそこで登録してもあくまで仮登録であって本登録では無いと言う事も教えてくれた。
そこでユウマは、なら自分はと考えたが冒険者ギルドに行けば解るだろうと、このことに振れず少年達と喋りながら冒険者ギルドに向かった。
・
・
・
2
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ありふれた聖女のざまぁ
雨野千潤
ファンタジー
突然勇者パーティを追い出された聖女アイリス。
異世界から送られた特別な愛し子聖女の方がふさわしいとのことですが…
「…あの、もう魔王は討伐し終わったんですが」
「何を言う。王都に帰還して陛下に報告するまでが魔王討伐だ」
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
心が折れた日に神の声を聞く
木嶋うめ香
ファンタジー
ある日目を覚ましたアンカーは、自分が何度も何度も自分に生まれ変わり、父と義母と義妹に虐げられ冤罪で処刑された人生を送っていたと気が付く。
どうして何度も生まれ変わっているの、もう繰り返したくない、生まれ変わりたくなんてない。
何度生まれ変わりを繰り返しても、苦しい人生を送った末に処刑される。
絶望のあまり、アンカーは自ら命を断とうとした瞬間、神の声を聞く。
没ネタ供養、第二弾の短編です。
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる