巻き込まれて異世界へ ~なぜだか関わった人の運命変えてます~

桜華 剛爛

文字の大きさ
54 / 557
第3章 街まで移動、転移しないで護衛延長かもしれない

3-16 冒険者登録の説明からのある部屋へ?

しおりを挟む



 ユウマの審査結果を見たリーラが口をあんぐりと開け驚いた顔になり、少し待っていて下さいと言ってもう一人の係でメルという名札を付けた女性に自分が戻って来るまでに、説明をお願いしますと言って慌てて奥の部屋に姿を消した。

 そして、その間にもう一人の係員のメルが冒険者登録に付いての説明を開始した。

 冒険者登録には、4種類あり、一つは仮登録、次に本登録、それに真登録、最後に神登録とあり、別名を仮登録:プリメール、本登録:マスタガイ、真登録:シルヴァリオン、神登録:レジェンダリーと言うそうだ、でプリメール仮登録は、出資支店又はその領地に置いてある登録水晶で出来るがあくまで、仮なので能力などをあたえる事は出来ないそうだ、ただ身分証の代わりにはなるとの事を説明した。

 そして身分証は防衛門や城門などで入門、入場する時にわずらわしい審査を緩和できるなどを詳しく教えてくれた。

 次にマスタガイ本登録はギルド会館でしか出来ずこれに登録すると一部の能力を解放できる。
 たとえばアイテムボックスなど個人によって違うが色々な能力の恩恵が受けれるし、職業スキルもこの時に、開示されるとの事だ。

 プリメール又はマスタガイの登録時に登録証の水晶をその場で貰えるので、これを色んなものに加工することが可能で、何かに付けたりすることが出来る。
 たとえば、腕輪やネックレスまたは剣の装飾等にだ、ユータたちはまだ水晶を加工していないのでそのままの状態で巾着に入れ首からさげていた状態だった。

 それから次にシルヴァリオン真登録これは、教会などで神託を受け、神より特殊な品物アイテムを授けられる。

 そして、神託を受けて特殊な品物を貰った子等を神の使徒とよばれ、その品物を冒険者ギルドで鑑定してもらい本人の物と断定できたら冒険者登録証の水晶に上書きされマスタガイ以上の能力向上を促すことが出来る。

 例えば身体能力などをマスタガイより全体的に20%ほど補正されるか、又は特別なユニーク固有スキルなどを進呈して貰えるのである。

 ただこの神より授けられた品物は、神託を受けた本人でなくても、その品物を譲り渡したと本人の了承があれば他の人でも身体能力の何かが10%ほど補正できるので、よく強引に奪われシルヴァリオンになれない冒険者がいたりする。

 神託の品物に関しては、神託を受けたが冒険者になるつもりがない者や、お金に困り譲り渡すなどがある為、ギルドでもあくまで鑑定で調べるしかできない、ただ強引に奪われても一度本人が了承してしまったら渡した人物の品物になるので取り返しなど出来ないのである。

 どうもユータたちは、この神託を受け、必要なアイテム、品物を持っているとメルに伝えたら非常に驚いて、後で品物の恩恵をマスタガイの登録証に上書きしてシルヴァリオンの登録を行う準備をしますのでと、言った後に先程の続きの説明をしてくれた。

 最後に、レジェンダリー神登録は、神のみしか出来ない登録方法で、神託を受けた者もしくは、神自身に授けられた者のみである。ただし冒険者ギルドで一旦ギルド登録を行わないと能力の解放は出来ずプリメールと同じ能力しか出せない。

 ギルド登録すると能力を解放でき身体能力はもちろんユニークスキルか、レアな職業スキルを進呈して貰う事が出来る。

 そして現在、冒険者ギルドに登録しているレジェンダリーは10名であり、特にレアな登録証である。

 などの、説明を受けユウマは、若干嫌な予感がしてきて《まさか、俺は現状レジェンダリー候補で、さっきリーラさんが慌ててどっか行ったのって間違いなく、ははは・・》などと考え冷や汗をかいていたユウマだった。

 何せユウマの装備品関係は女神フィーナより与えられたものなので、神の恩恵を受けた品物なのは、間違いなく確か最初に降り立った時にフィーナより冒険者登録をすると言っていた事を思い出していた。

 メルが、登録に関する説明をある程度終わった頃に、席を外していたリーラが戻って来てから
「すいません!ユウマ様こちらに、ギルドマスターの部屋へ、ご案内いたしますので」
息を整えないまま、慌てた口調でギルドマスターの部屋に来て下さいといわれたので「えっ!」と驚いていると

「リーラさん!あのーこの子達も連れてったほうが・・・」
 メルが、リーラに近づいてユータたちが、神の使徒でシルヴァリオンの候補であると小声で説明すると、驚きの顔をしてリーラがユータたちをみてから
「あなた達、ホントに神様に貰った神器を所持しているの?」

《リーラさんは、ユータたちに神器と言っているが、恐らく神より授けられた特殊な品物アイテムの事を言ってるのか?》
 ユウマは、リーラがユータたちに聞いている横でそんな事を考えていると、ユータ達がある品物を取り出しリーラに見せた。

「それは!たっ、確かに神器ですね。ならあなた達もユウマ様と一緒に来て下さい」
 リーラは、ユータ達の取り出した神器(ユータは短剣、アリアは鏡、メイリーは勾玉、ロンは砂時計)を見て、ユータたちに、ユウマと一緒にギルドマスターの部屋に行くように語った。

 神器は、どれも小さく手の平におさまる大きさで神々しい輝きを放っていた。


しおりを挟む
感想 798

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?

つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。 平民の我が家でいいのですか? 疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。 義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。 学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。 必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。 勉強嫌いの義妹。 この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。 両親に駄々をこねているようです。 私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。 しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。 なろう、カクヨム、にも公開中。

男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる

暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。 授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !

本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。  主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。 その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。  そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。 主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。  ハーレム要素はしばらくありません。

悪役令嬢の父は売られた喧嘩は徹底的に買うことにした

まるまる⭐️
ファンタジー
【第5回ファンタジーカップにおきまして痛快大逆転賞を頂戴いたしました。応援頂き、本当にありがとうございました】「アルテミス! 其方の様な性根の腐った女はこの私に相応しくない!! よって其方との婚約は、今、この場を持って破棄する!!」 王立学園の卒業生達を祝うための祝賀パーティー。娘の晴れ姿を1目見ようと久しぶりに王都に赴いたワシは、公衆の面前で王太子に婚約破棄される愛する娘の姿を見て愕然とした。 大事な娘を守ろうと飛び出したワシは、王太子と対峙するうちに、この婚約破棄の裏に隠れた黒幕の存在に気が付く。 おのれ。ワシの可愛いアルテミスちゃんの今までの血の滲む様な努力を台無しにしおって……。 ワシの怒りに火がついた。 ところが反撃しようとその黒幕を探るうち、その奥には陰謀と更なる黒幕の存在が……。 乗り掛かった船。ここでやめては男が廃る。売られた喧嘩は徹底的に買おうではないか!! ※※ ファンタジーカップ、折角のお祭りです。遅ればせながら参加してみます。

処理中です...