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第5章 王都シルフォードに向けて出発かもしれない。
5-25 アイテム渡してみた・・・そして!
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聖光玉をアイテムボックスより取り出し、そっとフィリアに手渡した。
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するとワナワナと身体を震わし、それをユウマに返してきて。
「ユウマ、それはみんなの前で出しては駄目よ。はぁあ」
変人を見る様な目を向けられて、また盛大な溜息を吐いたあと、みんなの元に戻っていった。
「なんか俺、フィリアさんになんとも言えない視線を向けられたけど・・・。嫌われたかな?」
そしてこの時ユウマは、聖光玉を見せてこの反応なら、もう一個のとんでもアイテムの神光玉は出さない方がいいだろうと思い、このアイテムはお蔵入りにしようと心に決めた。
「これを出したら、怒られるどころか・・・!いや、考えるまい。そして俺のアイテムボックス内から絶対に出さない様にしよう」
フィリアの後に続いて、みんなの元に戻ったら、先程出した聖光水晶と聖銀鈴光水晶をヨーコが鑑定していて。
ヨーコが驚いた顔をして、なにやら戻ってきたフィリアに説明していた。
「おっ、おねえちゃん。あのね、これ・・・」
「ヨーコ、何も言わなくていいわよ。大体察しはつくから、これ以上ゴタゴタはごめんだわ」
フィリアが、頭をかかえて、みんなにどう説明しようかと考えて。
「ここにいる全員に命令よ!この事、ユウマのしでかした事を口外する事を禁じます。これはシルフォード冒険者ギルドのギルドマスター、フィリア・フィーリスの名において命令します。もし口外したらその時は・・・・」
その言葉を聞き全員が無言で首を縦に振った。
そしてフィリアは、シルフィーの方を向き言葉をかけた。
「姫様、この馬鹿を、絶対公国に留めさせないと大変な事になるわ」
「うげっ、馬鹿って言われた」シュンとユウマが落ち込んでいると。
「ええ、解っていますわフィリア様。決してユウマ様の事は、手放しませんわ。それにシルフォード公国の私個人の客人として。ずっと滞在して貰います。そして将来は・・・《ポォ》」
シルフィーが頬を染めてユウマに視線を向けこう言っている時、ユウマは落ち込んでいて、今の話を聞いていなかった。
そして、ユウマが落ち込んでいるまま、話は進み。
今からミーアの村に行き、聖碑を修理に行く人を決める事になって。
誰が行くのかを話している。
ユウマは、落ち込んでいるのを、見かねてアリアとメイリーが慰めていた。
「ユウ兄様、元気だして」
「そうだよ。気にする事無いよ」
「「たかだか、馬鹿って言われたくらいで」」
「うがっ!また・・・馬鹿って言われた・・・・シュン」
立ち直りかけていたのに、アリアとメイリーに駄目だしを喰らって再び落ち込んでしまった。
「あわわっ、ごめん。ユウ兄っ」
「ごめんなさいです。ユウ兄様」
このあと、一時の間落ち込んだ状態でユウマは、話を聞いていた。
それで話は進んでいき、消去方でまず冒険者は除外する事になった。
冒険者は、元々乗り合い馬車と商会の護衛がメインであるので、この件には関係ない。
次にシルフィー達と騎士団も除外になる。
騎士団の方は、シルフィーの護衛と貴族の老夫婦の護衛も兼ねているので危険を侵す訳にはいかない。
それにシルフィー達にも危険な事は、させられない。
残るは、少年達とユウマだったが、この時いつの間にかユウマは強制的にミーアの村に行く事になっていた。
そして少年達もユウマがいくなら付いてくると言ったが、それはユウマが却下した。
何故かと言うと、戦闘には問題無いのだが、少年達には頼みたい事があったからだ。
そして、少年達に向けてお願いした。
「君達四人には、俺の代わりにシルフィーの護衛を頼みたいんだ」
すると少年達が「えっ!」と答えた。
そう、ユウマがいない間、シルフィーの護衛依頼をユウマの変わりにお願いする事だった。
これにはもちろん依頼人である。
シルフィーと、騎士隊長のレオンに了承を貰っているから問題は無い。
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それで、少年達にお願いして答えは、もちろん一緒にいけないのは残念がっていたが、ユウマのお願いなので、快く請けてくれた。
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聖光玉をアイテムボックスより取り出し、そっとフィリアに手渡した。
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するとワナワナと身体を震わし、それをユウマに返してきて。
「ユウマ、それはみんなの前で出しては駄目よ。はぁあ」
変人を見る様な目を向けられて、また盛大な溜息を吐いたあと、みんなの元に戻っていった。
「なんか俺、フィリアさんになんとも言えない視線を向けられたけど・・・。嫌われたかな?」
そしてこの時ユウマは、聖光玉を見せてこの反応なら、もう一個のとんでもアイテムの神光玉は出さない方がいいだろうと思い、このアイテムはお蔵入りにしようと心に決めた。
「これを出したら、怒られるどころか・・・!いや、考えるまい。そして俺のアイテムボックス内から絶対に出さない様にしよう」
フィリアの後に続いて、みんなの元に戻ったら、先程出した聖光水晶と聖銀鈴光水晶をヨーコが鑑定していて。
ヨーコが驚いた顔をして、なにやら戻ってきたフィリアに説明していた。
「おっ、おねえちゃん。あのね、これ・・・」
「ヨーコ、何も言わなくていいわよ。大体察しはつくから、これ以上ゴタゴタはごめんだわ」
フィリアが、頭をかかえて、みんなにどう説明しようかと考えて。
「ここにいる全員に命令よ!この事、ユウマのしでかした事を口外する事を禁じます。これはシルフォード冒険者ギルドのギルドマスター、フィリア・フィーリスの名において命令します。もし口外したらその時は・・・・」
その言葉を聞き全員が無言で首を縦に振った。
そしてフィリアは、シルフィーの方を向き言葉をかけた。
「姫様、この馬鹿を、絶対公国に留めさせないと大変な事になるわ」
「うげっ、馬鹿って言われた」シュンとユウマが落ち込んでいると。
「ええ、解っていますわフィリア様。決してユウマ様の事は、手放しませんわ。それにシルフォード公国の私個人の客人として。ずっと滞在して貰います。そして将来は・・・《ポォ》」
シルフィーが頬を染めてユウマに視線を向けこう言っている時、ユウマは落ち込んでいて、今の話を聞いていなかった。
そして、ユウマが落ち込んでいるまま、話は進み。
今からミーアの村に行き、聖碑を修理に行く人を決める事になって。
誰が行くのかを話している。
ユウマは、落ち込んでいるのを、見かねてアリアとメイリーが慰めていた。
「ユウ兄様、元気だして」
「そうだよ。気にする事無いよ」
「「たかだか、馬鹿って言われたくらいで」」
「うがっ!また・・・馬鹿って言われた・・・・シュン」
立ち直りかけていたのに、アリアとメイリーに駄目だしを喰らって再び落ち込んでしまった。
「あわわっ、ごめん。ユウ兄っ」
「ごめんなさいです。ユウ兄様」
このあと、一時の間落ち込んだ状態でユウマは、話を聞いていた。
それで話は進んでいき、消去方でまず冒険者は除外する事になった。
冒険者は、元々乗り合い馬車と商会の護衛がメインであるので、この件には関係ない。
次にシルフィー達と騎士団も除外になる。
騎士団の方は、シルフィーの護衛と貴族の老夫婦の護衛も兼ねているので危険を侵す訳にはいかない。
それにシルフィー達にも危険な事は、させられない。
残るは、少年達とユウマだったが、この時いつの間にかユウマは強制的にミーアの村に行く事になっていた。
そして少年達もユウマがいくなら付いてくると言ったが、それはユウマが却下した。
何故かと言うと、戦闘には問題無いのだが、少年達には頼みたい事があったからだ。
そして、少年達に向けてお願いした。
「君達四人には、俺の代わりにシルフィーの護衛を頼みたいんだ」
すると少年達が「えっ!」と答えた。
そう、ユウマがいない間、シルフィーの護衛依頼をユウマの変わりにお願いする事だった。
これにはもちろん依頼人である。
シルフィーと、騎士隊長のレオンに了承を貰っているから問題は無い。
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それで、少年達にお願いして答えは、もちろん一緒にいけないのは残念がっていたが、ユウマのお願いなので、快く請けてくれた。
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