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第一章:第二節
2:魔王達登場?
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そして、大魔王エリザが少年を抱いたまま退室してから、大魔王軍参謀であるセシリーと親衛隊戦乙女騎士団の団長であるマリーが玉座の前に移動してここにいるすべて者達に向け語り掛けた。
「そうね。エルザ様はあのとおりお怒りよ。解っていると思うけど素直に申し出すのが身のためよ」
今回は魔導師が来ている様なローブを纏った参謀であるセシリーの言葉に続き、軽装の鎧と念の為、背中に魔剣を背負っていた親衛隊の団長であるマリーが語り掛けた。
「解っていると思うけど、これは大魔王であるエリザ様の指示である。この場所でこのような事態を行なった愚か者を、ここにつるし上げよ」
大魔王エリザより言われた事を、実行する様に目の前にいる者達に指示を出した。
現在、各所をまとめあげる魔王達4人はしぶしぶその指示に従い、魔王候補と領主に直ちに申し出るように覇気を使い脅しかけた。
「解ったわ。セシリー、マリー!ここからは私達が調べあげるわ。あなた達が動けは私達もたまったものじゃないからね。それでいいでしょあなた達」
「解りました。出しゃばった事をお詫びします。それではお願いします。ルイザ様」
「解ったわ。ごめんなさいね。それでは今回の件、何処の領地で誰が行なったか正直答えよ。この2人が動けば我々ほど優しくは無いぞ」
現魔王の4人のリーダー的存在で、大魔王に一番近い女性魔王のルイザが最初に声をあげた。
彼女は燃えている様な紅い髪ロングヘヤーに、金色の瞳、それになんとも妖艶な姿の綺麗な女性であり、事実この4人の魔王の中では、エリザのの次に強い能力を持つ女性である。それでも参謀であるセシリーには総合的には勝てないのであった。
ただ、このセシリーと大魔王エリザとは、仲が良く親友と呼べる間柄なのであったのだ。
「我々の預かり知らぬところで、そのような失態は許されぬ。直ちにこの場で申し出よ。あの2人が動く前に我が罰を与えてくれるわ」
次に力こそ他の魔王には劣るが、膨大な知識と知恵を持つ、同じく女性魔王のメルテが続けて声を上げた。
その姿は金髪ショートヘアーで、薄い緑色の瞳が印象的は可愛らしい、パッと見10歳前後の幼女の姿をしている。
彼女は姿こそ幼女の様な姿をしているが、マリーと同じくらいの年齢の少女であり、4人の魔王の中では一番弱く若いが、それでもこの領地の中では10本の指に入る実力の持ち主である。実はエリザの親衛隊の団長であるマリーとは凄く仲が良い。
他の2人の魔王は男性であり、1人は無口であるが民達に絶大な信頼を寄せられ、魔族だけでなく他の種族からも絶大な人気がある、スキンヘッドでマッチョの魔王レドル。
それともう1人は、口数は非常に少ないが部下に慕われ弱気者には優しく、その姿の黒髪のかなりの美形、それに相当な魔力を持ち魔族の女性と子供達に人気があり、一見魔王とは思えない心優しい魔王カイザーである。
この2人は男性で有りながら辛うじて、大魔王であるエリザの覇気に耐え切る数少ない者達であった。
この4人の魔王達は、エルザの代わりに指示を出したセシリーとマリーに従ったが、実際のところこの事態は見過ごせずにはいたし、できれば穏便に済ませたかったが、ここまで来てしまったら仕方ないとしぶしぶ従う事にしたのであった。
今はその魔王候補と領主達に対して、最初に喋った2人の後は、無言で威嚇と冷たい視線を向けている状態だった。
するとその威圧に耐え切れなくなった、魔王候補の中から反論する声が上がった。
「何故我々崇高なる魔族が、そのような些細な事でこの様な目にあうのは非常におかしい」
「そうだ、そうだ、この場合おかしいのは大魔王であり、飢饉の方等どうでも良いのではないか」
「我々は支配する側だ。何故その様な些細な事で、このような場に集められる」
「そうだ、そうだ、弱い物が悪いのだ。強い者に従うのがどうりであって、死ぬ者が悪い」
と、次々と反論し、それに呼応するように周りの魔王候補が『そうだそうだ』と言いだした。
すると、現在は小さな都市の領主をしているが、以前まで魔王として、すべてをまとめあげていた一人の男が魔王候補達に向けて言い放った。
「それは違う。飢饉を発生させ民が減ってしまう。それではその分の収入が無くなり、最後は自分達の首を絞めるのと同じだ。弱い物が悪いのではない、強い者がその者達に力を貸し助けてやる事で、弱き者は強くなれるのだ」
そう言葉を掛け続けて、違う領主が魔王候補達に言葉を掛けた。
「領土とは我らの物ではなく、民がいるから領土が増え、領土が平和なら民も増える。自分が良ければと考えていると酷い目にあうぞ」
その言葉を掛けて来たのは、今のエリザが大魔王に即位する前に、自分の領土で飢饉を発生させ民を見殺しにして放置していた領主だった。この領主もその当時は魔王候補まで上り詰めいい気になっていた。
最初は、先程魔王候補達が言うように些細な事だと思い放置していたが、それが連鎖していき最後は領民が少数になりどうしようも無くなり反省して、当時大魔王候補だった魔王のエリザに相談して、今の状態まで回復した事実があったので、その事を説明して語ったのである。
魔王候補達はその話を聞き大人しくなったが、1人だけどうしても納得いっていない者がいたのである。
「そうね。エルザ様はあのとおりお怒りよ。解っていると思うけど素直に申し出すのが身のためよ」
今回は魔導師が来ている様なローブを纏った参謀であるセシリーの言葉に続き、軽装の鎧と念の為、背中に魔剣を背負っていた親衛隊の団長であるマリーが語り掛けた。
「解っていると思うけど、これは大魔王であるエリザ様の指示である。この場所でこのような事態を行なった愚か者を、ここにつるし上げよ」
大魔王エリザより言われた事を、実行する様に目の前にいる者達に指示を出した。
現在、各所をまとめあげる魔王達4人はしぶしぶその指示に従い、魔王候補と領主に直ちに申し出るように覇気を使い脅しかけた。
「解ったわ。セシリー、マリー!ここからは私達が調べあげるわ。あなた達が動けは私達もたまったものじゃないからね。それでいいでしょあなた達」
「解りました。出しゃばった事をお詫びします。それではお願いします。ルイザ様」
「解ったわ。ごめんなさいね。それでは今回の件、何処の領地で誰が行なったか正直答えよ。この2人が動けば我々ほど優しくは無いぞ」
現魔王の4人のリーダー的存在で、大魔王に一番近い女性魔王のルイザが最初に声をあげた。
彼女は燃えている様な紅い髪ロングヘヤーに、金色の瞳、それになんとも妖艶な姿の綺麗な女性であり、事実この4人の魔王の中では、エリザのの次に強い能力を持つ女性である。それでも参謀であるセシリーには総合的には勝てないのであった。
ただ、このセシリーと大魔王エリザとは、仲が良く親友と呼べる間柄なのであったのだ。
「我々の預かり知らぬところで、そのような失態は許されぬ。直ちにこの場で申し出よ。あの2人が動く前に我が罰を与えてくれるわ」
次に力こそ他の魔王には劣るが、膨大な知識と知恵を持つ、同じく女性魔王のメルテが続けて声を上げた。
その姿は金髪ショートヘアーで、薄い緑色の瞳が印象的は可愛らしい、パッと見10歳前後の幼女の姿をしている。
彼女は姿こそ幼女の様な姿をしているが、マリーと同じくらいの年齢の少女であり、4人の魔王の中では一番弱く若いが、それでもこの領地の中では10本の指に入る実力の持ち主である。実はエリザの親衛隊の団長であるマリーとは凄く仲が良い。
他の2人の魔王は男性であり、1人は無口であるが民達に絶大な信頼を寄せられ、魔族だけでなく他の種族からも絶大な人気がある、スキンヘッドでマッチョの魔王レドル。
それともう1人は、口数は非常に少ないが部下に慕われ弱気者には優しく、その姿の黒髪のかなりの美形、それに相当な魔力を持ち魔族の女性と子供達に人気があり、一見魔王とは思えない心優しい魔王カイザーである。
この2人は男性で有りながら辛うじて、大魔王であるエリザの覇気に耐え切る数少ない者達であった。
この4人の魔王達は、エルザの代わりに指示を出したセシリーとマリーに従ったが、実際のところこの事態は見過ごせずにはいたし、できれば穏便に済ませたかったが、ここまで来てしまったら仕方ないとしぶしぶ従う事にしたのであった。
今はその魔王候補と領主達に対して、最初に喋った2人の後は、無言で威嚇と冷たい視線を向けている状態だった。
するとその威圧に耐え切れなくなった、魔王候補の中から反論する声が上がった。
「何故我々崇高なる魔族が、そのような些細な事でこの様な目にあうのは非常におかしい」
「そうだ、そうだ、この場合おかしいのは大魔王であり、飢饉の方等どうでも良いのではないか」
「我々は支配する側だ。何故その様な些細な事で、このような場に集められる」
「そうだ、そうだ、弱い物が悪いのだ。強い者に従うのがどうりであって、死ぬ者が悪い」
と、次々と反論し、それに呼応するように周りの魔王候補が『そうだそうだ』と言いだした。
すると、現在は小さな都市の領主をしているが、以前まで魔王として、すべてをまとめあげていた一人の男が魔王候補達に向けて言い放った。
「それは違う。飢饉を発生させ民が減ってしまう。それではその分の収入が無くなり、最後は自分達の首を絞めるのと同じだ。弱い物が悪いのではない、強い者がその者達に力を貸し助けてやる事で、弱き者は強くなれるのだ」
そう言葉を掛け続けて、違う領主が魔王候補達に言葉を掛けた。
「領土とは我らの物ではなく、民がいるから領土が増え、領土が平和なら民も増える。自分が良ければと考えていると酷い目にあうぞ」
その言葉を掛けて来たのは、今のエリザが大魔王に即位する前に、自分の領土で飢饉を発生させ民を見殺しにして放置していた領主だった。この領主もその当時は魔王候補まで上り詰めいい気になっていた。
最初は、先程魔王候補達が言うように些細な事だと思い放置していたが、それが連鎖していき最後は領民が少数になりどうしようも無くなり反省して、当時大魔王候補だった魔王のエリザに相談して、今の状態まで回復した事実があったので、その事を説明して語ったのである。
魔王候補達はその話を聞き大人しくなったが、1人だけどうしても納得いっていない者がいたのである。
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