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第一章:第二節
7:その後の展開?
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その飢饉の件でアデルは、心底今回しでかした事を悔やみ涙を流していた。それに何故か先程まで怒りをあらわにしていたアレスの方を見て出ない声を必死にだし謝罪した。
「ずばなでぃ、ぼんどうびずばなでぃ」
涙を流し出ない声で心から謝罪を、アレスに聞こえる様に謝罪した。
すると、セリカとレイカに抱き付かれていたアレスが言葉で語らず、アデルに向けて念話で語った。
『僕に謝っても意味無いよ、お兄さん。僕に謝るより今まで失敗した事を繰り返さないようにしないと。亡くなった人達が可哀想だよ。それにあなたを慕う部下の人達に』
その念話をアデルは聞き、驚いたが首を横に振りアレスに念話を返した。
『いや、俺は酷い事をやり過ぎた。恐らく死罪になり二度と復活出来ないと思う。それにもう既に俺の部下達は・・・』
ホントに残念そうな感じで、自分達がやった事に対しての罰なので仕方が無いと思いそう語っていると、アレスが説明した。
『あっ、大丈夫だよ。他の人達は時間を止めただけだから、別に死んだ訳じゃないよ。ほいっと・・』
アレスのその言葉と同時に、今で動かなかったアデルの部下達が一斉に動き出した。ただしその者達の身体の時間が止まっていただけで、意識はずっとあったらしく、これまでの現状を解っていたので、抵抗する事無く大人しく捕まっていた。
その光景を見たアデルは、また涙を流しアレスにお礼を言った。
『あっ、ああ、良かった。ありがとう。部下達を殺さずにいてくれて、それに最後に君に会えた事に感謝する。後、俺の最後の頼みだ。もしよろしければ、名を教えて貰えないだろうか』
『あっ、うん。僕の名前はアレスだよ。それに・・・いや、後のお楽しみだよ。きっと大丈夫だよ』
『???まあ、よく解らんが、でも最後に君にアレス様に止めてもらえて、良かったありがとう』
先程までとは打って変わりアデルは、大人しくなり抵抗する事無く自分から玉座のある壇上に向け歩いて行き跪き頭を下げた。
大魔王の参謀であるセシリーと親衛隊の団長であるマリー、そして魔王達がいる方を見てからアデルは、もう一度頭を下げて今までの行ないを正直に話しだした。
「此度の件は、すべて私個人による所業で御座います。そして先程は御見苦しい姿を見せてしまい真に申し訳御座いません。此度の罰に関しては謹んで受けたく思います。故に今まで私が酷い仕打ちした民達に救いの手を差し伸べて頂きたい。お願いいたします。それと私の命はどうなっても構いませんが、どうか部下達には温情をお与え下さい何卒おねがいします」
「「「かっ、頭!」」」
その言葉を聞いた部下達も、一斉にその捕らえられた場所で一斉に頭を下げていた。
察すがにその光景を見ていた全ての者達は、今までの彼の行動と態度が一変して変わった事に驚き、どうして良いのか解らなく混乱した状態になっていた。
そして、このアデルの変わり様と、そういう変化をもたらしたアレスの方を見て、この子供はいったい何者なんだと思い見つめていたのである。
それに何故かアレスから大魔王エリザ様と似た様な気の感じに気が付き、だが恐怖とか威圧とかでなく、何故か王を見る様に自分から頭を下げていたのである。
そんな事とは知らずアレスは、セリカとレイカから抱き付かれていた状態から逃げ出し、魔導書を持って謁見の間より走って出て行ってしまったのであった。
この時参謀であるセシリーとマリー、それにチョクチョク顔を出していた魔王達だけは、アレスの素性を知っており、それを公にする事はしなかったが、この時を持ってこの場にいた者達はその凄さを知る事になっていたのであった。
ただこの時点では、まだアレスに隠された秘密とその力の源を知る者はいなかったのである。
そのうえこの時より何故か魔王、いや大魔王の力が最大限まで高まり称号も発現していたのである。しかしこの時点では誰も知らないし、気が付く事も無かったのである。
なのでこの時点でアレスは、聖なる力と魔なる力の両方を習得してそれが使える様になっていたのだ。
これは実際はありえない事なのだ、相反する力を両方持ち、それを同時に制御するという事は、出来ないはずなのに、まだ5歳であるアレスは、それを当たり前の様に制御を行ない、そして暴走する事無く沈めていたのであった。
これは恐らく、赤ん坊の時に大魔王エリザに助けられ、命を救われた事が大いに関係しているのだろう。それで出合った時より、エリザ自身の魔素を吸収したのが原因で、このような力が習得できたのであろうが、その事は誰も知る事はないのであった。
それに今回の飢饉の発生させた首謀者が、魔王候補のアデルであるのと、それを収めたのが、あの後偶然やって来たアレスである事が、セシリーの口より、大魔王エリザに直々に伝えられた。
「えっ、ええっ、アーくんがそんな事を?あの子そんな事、全然教えてくれなかったわよ。ここにも戻ってきて、いつの間にかいなくなってるし。3人で戻って来たかと思えば、セリカとレイカにもみくちゃにされてるから」
その話を聞いて驚いていたが、アレス自身はそのこと事態何もその話していなかった。それに対しては、エリザは頬を膨らまして不満そうに答えたのである。
「それは、恐らくエリザちゃんに心配させたくなかったのだと、思いますよ。あの子エリザちゃんが悲しむ姿が一番嫌い出し、それに怒っている時も絶対何かしてるから、今回だってそうでしょ」
セシリーが言うようにアレスは、エリザはもちろん身近な者に対して嫌な事が起きると何かを行ない。その時の雰囲気を変えている節があった。
それを聞き諦めた様に言葉を掛けて来た。
「うぅん、まっいっか。それで、それで今回のアーくんどうだった。ねぇセシリー」
「はぁいぃ、それはもうカッコ可愛かったですよ。ホントに見せて差し上げたかったですぅ。ただ、最近のアーくんの雰囲気が、なんだかエリザちゃんに似てきてるんですよ」
アレスの勇姿をウットリしながら答えたセシリーだった。
「いいなぁ、いいなぁ、私も見たかったなぁ。残念だなぁ」
そのような話を一時の間してから、今回の首謀者であるアデルをどうするかを、エリザの執務室に集められた魔王達と決めるため、呼びに来たマリアと共に向い話し合う事にした。
そこには魔王4人と親衛隊数人とマリー、それに共に来た参謀のセシリーとマリアの計10人で行なう事になった。
「それで魔王候補だったアデルはどうしますか?エリザ様」
「そいつ反省しているのでしょ。それにアーくんが粛清したのなら、死罪までする事ないわね。まあ領土と魔王候補の称号を取り上げて、一時の間牢獄で謹慎にさせた後にでも、軍にでも入れて1から学ばせなさい。それで今回の件は水に流しましょう。亡くなった者達と皆には、申し訳ないけど」
魔王ルイザから尋ねられたので、エリザは正直に答えた。それに先程セシリーに内情を聞き大体の事を理解していたので、死罪まではもう考えていなかった。
「はい、私もそれで良いと思います。それに恐らく皆も納得すると思いますよ。あの場で何故かその場を治めたアレスの坊やにみんな無条件で頭を下げてたしね。レドルとカイザーも問題ないでしょ」
「ああ、問題ないボンには驚かされたがな」
「ええ、私も異論ありませんよ。アレス君がやった事ですので、問題ありません。ははは・・・」
魔王メルテがルイザとエルザの会話を聞き、自分の賛成してレドルとカイザーに話をふると、いつも無口なレドルも言葉に出し賛成して、同じくカイザーもアレスがやった事なので問題ないと笑って賛成していた。
しかし、みんなの言葉を聞きエリザは、不思議に思い声をあげた。
「えっ、何故?・・・普通納得しないでしょ。人族であるアーくんなのよ。それを行なったのは、それにメリテさっきのはどういう事?」
恐らく皆から反感の講義が来ると思っていたが、その考えとは違う答えが返ってきたので不思議になり聞き返した。
「いえ、実は先程の話に戻りますが、首謀者であるアデルを静め改心させたのがアーくん、あっ、いえアレス様でありまして。最後にアデル自ら前に出てきて正直に申した後、他の皆が自分からアレス様に向けて頭を下げていたのですよ」
その話をセシリーから聞いてエリザは、ますますその光景を見たかったと心底残念がっていた。
エリザは突然会議中だというのに、立ち上がりセシリーに向けて言葉を掛けた。
「あなた達だけずるい。その話はもういいわ。後はお願いね」
「えっ、エルザ様は何処へ?」
「今日は、もう寝ます。今からアーくんのところに行って。添い寝して貰うの」
そう言って執務室より出て行き、アレスの部屋に一直線に向かっていった。
この場に残された者達は、呆気に取られて言葉が出なかったが、まあ、後はそんなにややこしい事でもないので、それ以上は語らずアデルとその部下達の処分を決め解散する事にした。
そしてこの夜、アレスは自分のベッドに入って来たエリザに、嫌がる事無く一緒に寝ていたのであった。
まあ実際、アレスは赤ん坊の時からずっと、この城の中で一番エリザの事が好きであるから別に嫌がる必要も無く、それに心地良いので素直に一緒に寝たのであったのである。
「ずばなでぃ、ぼんどうびずばなでぃ」
涙を流し出ない声で心から謝罪を、アレスに聞こえる様に謝罪した。
すると、セリカとレイカに抱き付かれていたアレスが言葉で語らず、アデルに向けて念話で語った。
『僕に謝っても意味無いよ、お兄さん。僕に謝るより今まで失敗した事を繰り返さないようにしないと。亡くなった人達が可哀想だよ。それにあなたを慕う部下の人達に』
その念話をアデルは聞き、驚いたが首を横に振りアレスに念話を返した。
『いや、俺は酷い事をやり過ぎた。恐らく死罪になり二度と復活出来ないと思う。それにもう既に俺の部下達は・・・』
ホントに残念そうな感じで、自分達がやった事に対しての罰なので仕方が無いと思いそう語っていると、アレスが説明した。
『あっ、大丈夫だよ。他の人達は時間を止めただけだから、別に死んだ訳じゃないよ。ほいっと・・』
アレスのその言葉と同時に、今で動かなかったアデルの部下達が一斉に動き出した。ただしその者達の身体の時間が止まっていただけで、意識はずっとあったらしく、これまでの現状を解っていたので、抵抗する事無く大人しく捕まっていた。
その光景を見たアデルは、また涙を流しアレスにお礼を言った。
『あっ、ああ、良かった。ありがとう。部下達を殺さずにいてくれて、それに最後に君に会えた事に感謝する。後、俺の最後の頼みだ。もしよろしければ、名を教えて貰えないだろうか』
『あっ、うん。僕の名前はアレスだよ。それに・・・いや、後のお楽しみだよ。きっと大丈夫だよ』
『???まあ、よく解らんが、でも最後に君にアレス様に止めてもらえて、良かったありがとう』
先程までとは打って変わりアデルは、大人しくなり抵抗する事無く自分から玉座のある壇上に向け歩いて行き跪き頭を下げた。
大魔王の参謀であるセシリーと親衛隊の団長であるマリー、そして魔王達がいる方を見てからアデルは、もう一度頭を下げて今までの行ないを正直に話しだした。
「此度の件は、すべて私個人による所業で御座います。そして先程は御見苦しい姿を見せてしまい真に申し訳御座いません。此度の罰に関しては謹んで受けたく思います。故に今まで私が酷い仕打ちした民達に救いの手を差し伸べて頂きたい。お願いいたします。それと私の命はどうなっても構いませんが、どうか部下達には温情をお与え下さい何卒おねがいします」
「「「かっ、頭!」」」
その言葉を聞いた部下達も、一斉にその捕らえられた場所で一斉に頭を下げていた。
察すがにその光景を見ていた全ての者達は、今までの彼の行動と態度が一変して変わった事に驚き、どうして良いのか解らなく混乱した状態になっていた。
そして、このアデルの変わり様と、そういう変化をもたらしたアレスの方を見て、この子供はいったい何者なんだと思い見つめていたのである。
それに何故かアレスから大魔王エリザ様と似た様な気の感じに気が付き、だが恐怖とか威圧とかでなく、何故か王を見る様に自分から頭を下げていたのである。
そんな事とは知らずアレスは、セリカとレイカから抱き付かれていた状態から逃げ出し、魔導書を持って謁見の間より走って出て行ってしまったのであった。
この時参謀であるセシリーとマリー、それにチョクチョク顔を出していた魔王達だけは、アレスの素性を知っており、それを公にする事はしなかったが、この時を持ってこの場にいた者達はその凄さを知る事になっていたのであった。
ただこの時点では、まだアレスに隠された秘密とその力の源を知る者はいなかったのである。
そのうえこの時より何故か魔王、いや大魔王の力が最大限まで高まり称号も発現していたのである。しかしこの時点では誰も知らないし、気が付く事も無かったのである。
なのでこの時点でアレスは、聖なる力と魔なる力の両方を習得してそれが使える様になっていたのだ。
これは実際はありえない事なのだ、相反する力を両方持ち、それを同時に制御するという事は、出来ないはずなのに、まだ5歳であるアレスは、それを当たり前の様に制御を行ない、そして暴走する事無く沈めていたのであった。
これは恐らく、赤ん坊の時に大魔王エリザに助けられ、命を救われた事が大いに関係しているのだろう。それで出合った時より、エリザ自身の魔素を吸収したのが原因で、このような力が習得できたのであろうが、その事は誰も知る事はないのであった。
それに今回の飢饉の発生させた首謀者が、魔王候補のアデルであるのと、それを収めたのが、あの後偶然やって来たアレスである事が、セシリーの口より、大魔王エリザに直々に伝えられた。
「えっ、ええっ、アーくんがそんな事を?あの子そんな事、全然教えてくれなかったわよ。ここにも戻ってきて、いつの間にかいなくなってるし。3人で戻って来たかと思えば、セリカとレイカにもみくちゃにされてるから」
その話を聞いて驚いていたが、アレス自身はそのこと事態何もその話していなかった。それに対しては、エリザは頬を膨らまして不満そうに答えたのである。
「それは、恐らくエリザちゃんに心配させたくなかったのだと、思いますよ。あの子エリザちゃんが悲しむ姿が一番嫌い出し、それに怒っている時も絶対何かしてるから、今回だってそうでしょ」
セシリーが言うようにアレスは、エリザはもちろん身近な者に対して嫌な事が起きると何かを行ない。その時の雰囲気を変えている節があった。
それを聞き諦めた様に言葉を掛けて来た。
「うぅん、まっいっか。それで、それで今回のアーくんどうだった。ねぇセシリー」
「はぁいぃ、それはもうカッコ可愛かったですよ。ホントに見せて差し上げたかったですぅ。ただ、最近のアーくんの雰囲気が、なんだかエリザちゃんに似てきてるんですよ」
アレスの勇姿をウットリしながら答えたセシリーだった。
「いいなぁ、いいなぁ、私も見たかったなぁ。残念だなぁ」
そのような話を一時の間してから、今回の首謀者であるアデルをどうするかを、エリザの執務室に集められた魔王達と決めるため、呼びに来たマリアと共に向い話し合う事にした。
そこには魔王4人と親衛隊数人とマリー、それに共に来た参謀のセシリーとマリアの計10人で行なう事になった。
「それで魔王候補だったアデルはどうしますか?エリザ様」
「そいつ反省しているのでしょ。それにアーくんが粛清したのなら、死罪までする事ないわね。まあ領土と魔王候補の称号を取り上げて、一時の間牢獄で謹慎にさせた後にでも、軍にでも入れて1から学ばせなさい。それで今回の件は水に流しましょう。亡くなった者達と皆には、申し訳ないけど」
魔王ルイザから尋ねられたので、エリザは正直に答えた。それに先程セシリーに内情を聞き大体の事を理解していたので、死罪まではもう考えていなかった。
「はい、私もそれで良いと思います。それに恐らく皆も納得すると思いますよ。あの場で何故かその場を治めたアレスの坊やにみんな無条件で頭を下げてたしね。レドルとカイザーも問題ないでしょ」
「ああ、問題ないボンには驚かされたがな」
「ええ、私も異論ありませんよ。アレス君がやった事ですので、問題ありません。ははは・・・」
魔王メルテがルイザとエルザの会話を聞き、自分の賛成してレドルとカイザーに話をふると、いつも無口なレドルも言葉に出し賛成して、同じくカイザーもアレスがやった事なので問題ないと笑って賛成していた。
しかし、みんなの言葉を聞きエリザは、不思議に思い声をあげた。
「えっ、何故?・・・普通納得しないでしょ。人族であるアーくんなのよ。それを行なったのは、それにメリテさっきのはどういう事?」
恐らく皆から反感の講義が来ると思っていたが、その考えとは違う答えが返ってきたので不思議になり聞き返した。
「いえ、実は先程の話に戻りますが、首謀者であるアデルを静め改心させたのがアーくん、あっ、いえアレス様でありまして。最後にアデル自ら前に出てきて正直に申した後、他の皆が自分からアレス様に向けて頭を下げていたのですよ」
その話をセシリーから聞いてエリザは、ますますその光景を見たかったと心底残念がっていた。
エリザは突然会議中だというのに、立ち上がりセシリーに向けて言葉を掛けた。
「あなた達だけずるい。その話はもういいわ。後はお願いね」
「えっ、エルザ様は何処へ?」
「今日は、もう寝ます。今からアーくんのところに行って。添い寝して貰うの」
そう言って執務室より出て行き、アレスの部屋に一直線に向かっていった。
この場に残された者達は、呆気に取られて言葉が出なかったが、まあ、後はそんなにややこしい事でもないので、それ以上は語らずアデルとその部下達の処分を決め解散する事にした。
そしてこの夜、アレスは自分のベッドに入って来たエリザに、嫌がる事無く一緒に寝ていたのであった。
まあ実際、アレスは赤ん坊の時からずっと、この城の中で一番エリザの事が好きであるから別に嫌がる必要も無く、それに心地良いので素直に一緒に寝たのであったのである。
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