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媚薬
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体が火照ってきて静香は身を捩る。
「はぁ…痒い…あぁっ熱い、お願い助けて…」
男達に救いを求めるが男達は動かない。
「でどうする?放っておくか?」
「んんぁっん…や…ぁ」
静香は自分でしごき始める
(体がむずがゆい、どうにかなりそう……気持ち悪いのに早くこの熱から冷めたい)
「あららこの子もう壊れちゃってるね~」
静香の顔はもう汗と涎、精液でベタベタになっていた。
顔は赤らみ、腕や足はガクガクしていた。
「はぁーなんかムカつく」
と言い放った男は静香の腹をおもいっきり蹴った
「おい、バカなにしてる!?」
腹を抑えながら胃液を出していた。
「ゴホゴホ…ガハッ」
男は止めに入るが振り払われる。
「お前、俺達のことなんだと思ってる?」
と問いかけると静香は媚薬に溺れながらも強気な目で
「ただの変態様だろ」と答えてしまった。
男達は勘に触ったのか数人の男で静香を殴り始めた。
「おら、死ね、お前なんかいなくなったって誰も悲しまないんだよ」
身を腕で守りながら男達の暴力から逃げる。
「くっ…(もう無理だな…確かに誰も悲しまないだろうな、僕が死んだって…)」
その時重たいドアが開き警察が入ってきた。
警察を呼んだのは良だった。
男達は警察に捕まり静香は救急車で運ばれた。
体には無数の痣と切り傷も多少あった。
救急車には良がいて、大嫌いな沢田先生の姿もあった。
病院 手術室 PM17:00
手術は2時間も及ぶ大手術で沢田先生と良は部屋の前で無事でいろよと願っていた。そこに良の両親が飛んできて良を抱き寄せる。
良には知り合いの警察官がたくさんいる、それに父親は警察の幹部なので部下にお願いしている。なにかあれば良の言うことを聞くようにと。
「大和君大丈夫かな?」
涙を流している。
「大丈夫だよ」
どうにか良を慰める。
その時ランプが消え先生が出てくる。
「先生大和君は大丈夫なの?」
「保護者の方はそちらですか?」
「いえ、私はこの子の母親です。大和さん家は本日どこかに引越しました」
「引越し先は分かりますか?」
「それが、大和さん家の奥様から静香を助けてとしか別れ際に言われなかったのでわからないのです」
「それで今回の監禁事件が解けたと言うことで…」
(そう、あのレイ○していた男達から聞いてもう一人の犯人がここに堂々としている。
だが、真相も突き止めなければ…)
「容態は私が聞きますのでこの子を静香君の元に連れって行ってあげてください」
良は相変わらず涙をぬぐんでいる。
「まず、そちらはどういったご関係かお話してください」
「私達は大和静香君と同じ小学校に通う、油目です。また家は隣同士で言葉の関係はあまりありませんでしたが息子と静香君が知り合いで運動会の時などでよく一緒にお昼を食べていた
仲なんです」
(そこまで知り合いだったとは…)
容態を聞いた油目家はこれからの静香のことについて家で話し合っていた。
静香は、1年間ゆっくり時間をかけて治そうと医者と話をしていたがもう静香の心には人を信用するという感情は抜けていた。
また迷惑をかけられないという思いも強くなっていた。
静香の両親が置いていったお金は入院費半年分しかなかった。もうすでに静香は親に捨てられたことは分かっていた。
そんなある日静香を孤児院に預けようと医者は言った。そしたら沢田先生は反対し、私が預かると言ってきた。
良の父親は確信はないが沢田は犯人の一人であると疑っていたので沢田の言葉を咎めた。
だが、医者は選ぶのは大和君です。
静香の病室にはお見舞いの人が限られている。
良 良の両親 迫田将生 沢田先生 そしてたまに来る孤児の先生。
孤児院は良の父親の知り合いの先生にお願いした。
静香は部屋の中では一言も喋らないし、顔はまるで死人の様に動かなかった。
どこか遠くを見ているようだ
「はぁ…痒い…あぁっ熱い、お願い助けて…」
男達に救いを求めるが男達は動かない。
「でどうする?放っておくか?」
「んんぁっん…や…ぁ」
静香は自分でしごき始める
(体がむずがゆい、どうにかなりそう……気持ち悪いのに早くこの熱から冷めたい)
「あららこの子もう壊れちゃってるね~」
静香の顔はもう汗と涎、精液でベタベタになっていた。
顔は赤らみ、腕や足はガクガクしていた。
「はぁーなんかムカつく」
と言い放った男は静香の腹をおもいっきり蹴った
「おい、バカなにしてる!?」
腹を抑えながら胃液を出していた。
「ゴホゴホ…ガハッ」
男は止めに入るが振り払われる。
「お前、俺達のことなんだと思ってる?」
と問いかけると静香は媚薬に溺れながらも強気な目で
「ただの変態様だろ」と答えてしまった。
男達は勘に触ったのか数人の男で静香を殴り始めた。
「おら、死ね、お前なんかいなくなったって誰も悲しまないんだよ」
身を腕で守りながら男達の暴力から逃げる。
「くっ…(もう無理だな…確かに誰も悲しまないだろうな、僕が死んだって…)」
その時重たいドアが開き警察が入ってきた。
警察を呼んだのは良だった。
男達は警察に捕まり静香は救急車で運ばれた。
体には無数の痣と切り傷も多少あった。
救急車には良がいて、大嫌いな沢田先生の姿もあった。
病院 手術室 PM17:00
手術は2時間も及ぶ大手術で沢田先生と良は部屋の前で無事でいろよと願っていた。そこに良の両親が飛んできて良を抱き寄せる。
良には知り合いの警察官がたくさんいる、それに父親は警察の幹部なので部下にお願いしている。なにかあれば良の言うことを聞くようにと。
「大和君大丈夫かな?」
涙を流している。
「大丈夫だよ」
どうにか良を慰める。
その時ランプが消え先生が出てくる。
「先生大和君は大丈夫なの?」
「保護者の方はそちらですか?」
「いえ、私はこの子の母親です。大和さん家は本日どこかに引越しました」
「引越し先は分かりますか?」
「それが、大和さん家の奥様から静香を助けてとしか別れ際に言われなかったのでわからないのです」
「それで今回の監禁事件が解けたと言うことで…」
(そう、あのレイ○していた男達から聞いてもう一人の犯人がここに堂々としている。
だが、真相も突き止めなければ…)
「容態は私が聞きますのでこの子を静香君の元に連れって行ってあげてください」
良は相変わらず涙をぬぐんでいる。
「まず、そちらはどういったご関係かお話してください」
「私達は大和静香君と同じ小学校に通う、油目です。また家は隣同士で言葉の関係はあまりありませんでしたが息子と静香君が知り合いで運動会の時などでよく一緒にお昼を食べていた
仲なんです」
(そこまで知り合いだったとは…)
容態を聞いた油目家はこれからの静香のことについて家で話し合っていた。
静香は、1年間ゆっくり時間をかけて治そうと医者と話をしていたがもう静香の心には人を信用するという感情は抜けていた。
また迷惑をかけられないという思いも強くなっていた。
静香の両親が置いていったお金は入院費半年分しかなかった。もうすでに静香は親に捨てられたことは分かっていた。
そんなある日静香を孤児院に預けようと医者は言った。そしたら沢田先生は反対し、私が預かると言ってきた。
良の父親は確信はないが沢田は犯人の一人であると疑っていたので沢田の言葉を咎めた。
だが、医者は選ぶのは大和君です。
静香の病室にはお見舞いの人が限られている。
良 良の両親 迫田将生 沢田先生 そしてたまに来る孤児の先生。
孤児院は良の父親の知り合いの先生にお願いした。
静香は部屋の中では一言も喋らないし、顔はまるで死人の様に動かなかった。
どこか遠くを見ているようだ
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