小さな怪獸

枝浬菰

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ホストとデート

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「こんにちは静香さん、私の名前はセバスチャン、アメリカ人です」

「こんにちは…… あの俺英語は話せませんが……」

「ご安心くださいませ」
と案内され向かった場所はセバスチャンが務めている店だった。

奥の個室に入ると店員にメニューを渡され飲み物を選んでいるとどれもアルコールだった。

「すみません、俺未成年なのでアルコールは……」
と伝えるとセバスチャンは英語で店員に喋り出て行く。

(すごく、怪しい)

女装していないのにソファーでは腕を組まれ引き寄せられた。

(ド緊張)

ネオンの光、耳を澄ませないとよく会話が聞こえない。
ゲイバーにいた頃を思い出すがこれは怪しさぷんぷんすぎると静香は思った。

飲み物が運ばれてきた
「こちらブルーハワイでございます」
咄嗟にかき氷のシロップを連想させたがストローで飲むと甘く美味しかった。

ちらっとセバスチャンがこちらを見てにこにこしていた。
(ん? これはもしかして)

と飲むのをやめると
ふらっと急激に体が動かなくなった。

(やはりこれ媚薬の一種の…… ヤバい思考が……)

ソファーに倒れこみセバスチャンが上に乗っかり
「子猫ちゃん捕まえた」
と言われ、ベッドに連行。


静香が入った部屋からは悲鳴と喘ぎ声が数時間に聞こえ出てきたころにはなんとつるつるになった静香が……。

一般人ということで良も一緒にお店に入り廊下待機をしていた。
「大丈夫だった?」

「あ…… うん」
としか言わず詳細が分からないでいると店員さんがきて
「あなたもやりますか?」
と言われたので

「なにをですか?」
と聞くと口元に指を置き秘密ですと言われた。

唾を飲み込み部屋に入ると真っ白の部屋にぽつんと置かれた診療台

ここでなにが行われていたのか……。
「はじめましょうか」

………数時間後
良は解放され一人廊下でふらふらと歩いた。

「ヤバい、気持ちよかった」
と座り込み、そこに静香が来て
「良もやったの?」

「うん」

「まさかホストが整体やってるとはね」

「腰ボキってなった時は折れたって思ったのに、なぜか体がふわふわになって羽が生えたみたいだったよね」

「そう、俺も気持ちよすぎてさついつい あんあん言っちゃった」

セバスチャンが来て
「また来てね」
と挨拶され店を後にした。

ホストとデートend

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枝浬菰です
打ち切りです……。
続きは書くか分からないです。
昔書いたやつなので若干記憶がないのが理由。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
大感謝です、コメントお待ちしてます!!
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