捕らわれた小夏

枝浬菰

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第1幕

24時間掛け流しの温泉

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白瀧が帰宅し後処理を終えた小夏様をベッドに寝かす。

昨日見た時より蕾の赤みは増していた。

薬を塗り、部屋の明かりを消して廊下に出て静かに笑う。


「あー最高の遊びを手に入れた」
下品に笑い自室で赤ワインを注ぎ

「これからどんなめにあって、堕ちていくのか」
一気飲みすると

「楽しみだっいひっひひひ」
奇妙な声で笑い、普段からでは想像ができないほどに不敵な笑いを繰り返した。




目を覚ますと体がだるく痛くて起き上がれなかった。

「うっ…」
腹の中ぐちゃぐちゃな感じする。

てか俺白瀧に挿入された後からあんま覚えてないんだよね。
なんかこんなこと思いたくないけど途中から気持ちよくなって、奥まで入る度に圧迫っていうのかな?

前立腺刺激されてもう…もう…気持ちいい!!ってなったからさ。

…。

あー俺人前で排泄したの恥ずかしすぎて死ぬと顔に手を当てていると


「おやおや、またですか」
ドアが開き柳が入ってきた。

「えっと、おはようございます」

「もう昼前ですけどね」
時計を探すがなかった。

「食べ物は食べられそうですか?」

「あー」
腹をさする。

「なんかめちゃお腹すいてる」

キョトンと驚いた顔をして笑いだした。

「アハハ、すごい精神力ですね、あの行為の後大抵の人は気持ち悪くて食べられないといいますが、小夏様は少し違うようだ」

「そ…そうなんだ」

お腹も正直のようで
ぐるぐるるるとなりだす。


「あら、さてリクエストはありますか? お時間いただきますがお作りしますよ」

「んーじゃオムライスがいいな!」

「かしこまりました、では少しの間お待ちください」
と出ていこうとしてたので止める。

「あの、お風呂入りたいんですけど」

「お風呂は私が入れましたが」

「いや、なんか自分で洗いたいというか」
「構いませんよ、掛け流しの温泉でごゆっくりしててください」


屋敷の中では自由が許されないのでリードで引っ張られ掛け流しの湯に入りバスタオルを受け取る。

「施錠はさせていただきますね」

「はい」
まぁ仕方ないよな。

でも
「はぁー」と24時間掛け流しの温泉に浸かり溜まっていた疲労が一気にとれた気がした。


はぁー気持ちいい、これで外の景色見れたらなんか最高なのになー。


てか入る前に
「これをお使いください」と言われてもらった浮き輪みたいなやつ
なんだか分からなかったけどなるほどと感じた。

ヒノキが木なので柔らかいが浮き輪があるかないかで全然痛みが違う。

結局尻穴まだひりひりして痛むんだよな。

あーでも極楽極楽。
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