捕らわれた小夏

枝浬菰

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第1幕

恒例のノルマ達成イベント

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柳と一緒にいると怪しまれるので別行動をとった。
監視しているから安心してねと言われているがバニーボーイの視線と客の視線で俺死にそう。

疲れたのでトイレに向かい鏡で自分の姿を改めてみた。

どうしてこうなっちゃったのかなと見ていると個室から白ピンの男が出てきた。
「おや、セック○ドールかな、君かわいいね」

ちょっ!! まっその手洗ってないだろ!!

すっと避けると

「うん? 君はもしや錦さんのとこの子かな?」
と聞かれた、この場合どうやって答えればいいんだ?

「えっと」

「もしかして、恒例のノルマ達成イベントかな?」


うっ、なんでこの人知ってるんだ?


「はい、そうです」
「なら、僕は協力してあげよう!」

「へ?」
「実は今日そのために来たんだよ、うまく出会えてよかった」

な、なにを言ってるんだこの人は

「もしかして、君入りたてなのかな?」
そっと尻を撫でられる。


びくっと肩を震わせると
「おやおや」と言ってきた。

「初々しいね、もしかして男との経験人数は少ないのかな?」


なめられるわけにはいかない。

「あの! あなたのにんじんを舐めてもいいですか?」

「ぶはっははは」と笑い出した。

個室に入り、チャックを歯でおろす。
「いいね、君」

履きなれないハイヒールをはいて男の性器を舐める。

ぷんぷんな臭いをしているものを口に含み、扱く。

「ほぉー初見かと思っていたが意外と上手だな」
そりゃそうだ、柳に扱かれたからな。


ヤバイ変な気分になってくる。

すりすりと性器を扱い男の様子を見るため上目遣いすると
ごくりと唾を飲み込む様子があった。

ズクンと俺のが反応を始める、だけど衣装がキツくて苦しい。
「はぁはぁ……お客様のにんじん大きいですね」

「ああ、そっか名前、ゆうじと呼んでくれないか?」
「ゆうじ様のにんじん大きくて早く欲しい」
と煽った。

うがーーーキモイ俺!!! 恥ずか死ぬ。

早く仕事を終わらせたい。

頭をガっと捕まれ腰を早く振ってきた。

喉奥を責められドクドクと脈打つ性器が上顎を擦った。

ゆうじはイク寸前で口から離し蕾に挿入した。
そして激しく振る。

やば!! コンドームの存在忘れてた。

「うっ」

今気が付いても遅い。

「君の中トロトロで締まり具合もいいね」
便座に両手をつきながら立ちバックで腰を振られている。

「うっ……あっあっ」

時折トイレを出入りする音が聞こえるがセック○ドールもいるしきっとこの会場ではこれが当たり前のことなのだろう。

「イキそうだ」
「まっ……うっ」

待ってと言おうとしたがゆうじには届かず中に出されてしまった。
ドクドクとなかなか離してくれない。

ガクガクと足に伝う精液を見ながらガクリと力が抜け蹲る。

「はぁはぁ……」

「小夏様、じゃぁね」といいゆうじは出て行った。

1人目からこんな激しいとは思ってもいなく3人も体力持つのか心配になった。


柳の言葉を思い出す。
中出し厳禁だからと出された精液を惨めに掻き出した。
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