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同棲編
琉架くんの様子が変だ。
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りんちゃんと琉架くんとシノンとシュンが巻き込まれた事件は双方の話し合いでどうにか収められたけど
琉架くんに今後危険が及ぶかもしれない。
あの世羅って男、琥珀さんに昔仕事を邪魔されたとかで琉架くんのことを知ってしまったのでなにかされるかもしれない。
りんちゃんは落ち着いて事務所に出入りをしているし、店も出ている。
でも琉架くんだけがどこかおかしかった。
俺に不安な態度を見せたくないのかいつも目があうとにこにこしていた。
俺まさかなんか変なことしちゃったかな、、、。
はぁーやっと念願叶って琉架くんと一緒に生活できているのに俺の態度で琉架くんに切ない思いさせてるんだったら嫌だな。
今事務所にいるのは未来とシノンだけ、
「お疲れ」
「あーお疲れ様です」
比嘉さんがきた。
「なんだ、お前まだ落ち込んでるのか?」
「んー落ち込んでいるっていうか悩み」
「そうか、お前は琉架とちゃんと向き合うことをおすすめするのとたまには一緒にでかけてみたらどうだ?」
「でかける、、、、それだ!!!」
2日後
俺と琉架くんはサクラタウンに来ていた。
4月はサクラ満開になりとても綺麗だが今は8月青々した葉っぱが日光浴していた。
で、来たのはいいけど琉架くんどこか不自然、、、。
怖いくらいにずっとにこにこしてる。
普通のリアクションだと嬉しいんだけど、、、。
そうさせてるのは俺のせいか。
比嘉さんに提案されてからもなにが悪かったとか頑張って考えたけど一行に答えがでなくて今日を迎えてしまった。
「琉架くん、行きたいお店あるかな?」
と聞くと案内所の看板を見ていた。
でもふるふると首を振っていた。
「僕は日暮さんが行きたいところでいいです」
と
あああーーーーーーーーーーーーーーーーー
もう無理、琉架くんが完全に心閉ざしてるじゃん!!
これ
初めの時よりも関係壊れてる気がする。
もう俺……。
ベンチで腰掛けると
「日暮さん、具合悪いですか?」
と心配してきてくれた。
琉架くんの手を握り
「充電させて」と言ってみたら
静かに
「はい」と答えていた。
今顔をあげたら琉架くんはどんな顔になっているのか少し想像がつく。
というよりもその顔になっててほしいと思ってしまった。
これじゃぁ独占欲丸出し、、、。
「パパこれ買ってぇ」
「こら、早くしなさい」
「このクレープ美味しい」
平日とはいえサクラタウンは混み合っている。
そんな中おっさんと若い高校生が手を繋いでいるなんてきっと奇妙なことだろうな。
警備員さんに咎められても正直逃げ切れなさそうだ。
琉架くんに今後危険が及ぶかもしれない。
あの世羅って男、琥珀さんに昔仕事を邪魔されたとかで琉架くんのことを知ってしまったのでなにかされるかもしれない。
りんちゃんは落ち着いて事務所に出入りをしているし、店も出ている。
でも琉架くんだけがどこかおかしかった。
俺に不安な態度を見せたくないのかいつも目があうとにこにこしていた。
俺まさかなんか変なことしちゃったかな、、、。
はぁーやっと念願叶って琉架くんと一緒に生活できているのに俺の態度で琉架くんに切ない思いさせてるんだったら嫌だな。
今事務所にいるのは未来とシノンだけ、
「お疲れ」
「あーお疲れ様です」
比嘉さんがきた。
「なんだ、お前まだ落ち込んでるのか?」
「んー落ち込んでいるっていうか悩み」
「そうか、お前は琉架とちゃんと向き合うことをおすすめするのとたまには一緒にでかけてみたらどうだ?」
「でかける、、、、それだ!!!」
2日後
俺と琉架くんはサクラタウンに来ていた。
4月はサクラ満開になりとても綺麗だが今は8月青々した葉っぱが日光浴していた。
で、来たのはいいけど琉架くんどこか不自然、、、。
怖いくらいにずっとにこにこしてる。
普通のリアクションだと嬉しいんだけど、、、。
そうさせてるのは俺のせいか。
比嘉さんに提案されてからもなにが悪かったとか頑張って考えたけど一行に答えがでなくて今日を迎えてしまった。
「琉架くん、行きたいお店あるかな?」
と聞くと案内所の看板を見ていた。
でもふるふると首を振っていた。
「僕は日暮さんが行きたいところでいいです」
と
あああーーーーーーーーーーーーーーーーー
もう無理、琉架くんが完全に心閉ざしてるじゃん!!
これ
初めの時よりも関係壊れてる気がする。
もう俺……。
ベンチで腰掛けると
「日暮さん、具合悪いですか?」
と心配してきてくれた。
琉架くんの手を握り
「充電させて」と言ってみたら
静かに
「はい」と答えていた。
今顔をあげたら琉架くんはどんな顔になっているのか少し想像がつく。
というよりもその顔になっててほしいと思ってしまった。
これじゃぁ独占欲丸出し、、、。
「パパこれ買ってぇ」
「こら、早くしなさい」
「このクレープ美味しい」
平日とはいえサクラタウンは混み合っている。
そんな中おっさんと若い高校生が手を繋いでいるなんてきっと奇妙なことだろうな。
警備員さんに咎められても正直逃げ切れなさそうだ。
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