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幼稚園編
通常通学
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朝起きたら翠がだだをこねていた。
「いやーお母さんと一緒にいる!!」
「ああ、翠幼稚園バスが来ちゃうよ」
今日から通常時間に変わりバスで通学となった。
「蒼は朝ご飯も着替えもOKだよ、でもうとうとしてるけど」
「要、ありがとう!! 蒼偉いね」
蒼の頭を撫でると翠は
「僕にもできるもん!!」となってくれたのは助かった。
自分で着替え、見事にズボンが逆になっていたので履きかえらせて用意した朝ご飯を食べた。
「じゃぁ二人とも玄関についたらどうするんだっけ?」
「はい! 靴を履きます!」
「正解です、お母さんの真似して履いてくださいね」
「うん!」
蒼はマイペースでうとうとして、翠は良い返事をしてくれた。
「すごい、今日は二人とも上手に履けたね」
「琉架、バス来た」
先に要は外に出ていてバスの誘導をしてくれていた。
家の前に止まり翠と蒼を乗せて行ってしまった。
「さてと体調がよかったら、仕事に行くか?」
「いや、今日は家にいようかな、なんか気持ち悪いし……」
お腹を抑え口を抑えてしまった。
「え!? それって大丈夫なのか?」
「うん、ちょっと横になってるから、洗濯物とかお願いしてもいい?」
「ああ」
-----
お母さん大丈夫かな。幼稚園バスでたけのこ学園に向かう。
お母さんからどうしていい香りがするのか不思議に思う。
ずっと大好きな香り、僕がお腹の中にいた時もふわふわな気持ちになった。
だから産まれてお母さんに会いたい、そんな気持ちが強くなった。
蒼は相変わらず、嫌い。でも優しくしないとお母さんに怒られてしまう。それは嫌だ。
それに僕たちは双子だからどこかしら似ていて、違うと言ったら髪の毛かもしれない。
蒼はふわふわな毛で少しお母さんに似ている。僕はお父さんのとげとげした感じ。
正直蒼が羨ましい。
早く、幼稚園が終わってお母さんのところに帰りたいな。
でも約束がある。幼稚園に行ったらなにかひとつお母さんに楽しかったことを報告しなければいけない。
「翠、蒼。お母さんが知らないことたくさん教えてね」
あの時のお母さんの笑顔、食べたかった。独り占めっ……したい。
そうだ。こはくゆうじくん。お母さんの天敵、でもあの子からは悪い匂いはしない。
もしかしたら親がバツなのかな。僕がお母さんを守ると決めたから。
「蒼、もうすぐバス到着するって」
「うん」
「いやーお母さんと一緒にいる!!」
「ああ、翠幼稚園バスが来ちゃうよ」
今日から通常時間に変わりバスで通学となった。
「蒼は朝ご飯も着替えもOKだよ、でもうとうとしてるけど」
「要、ありがとう!! 蒼偉いね」
蒼の頭を撫でると翠は
「僕にもできるもん!!」となってくれたのは助かった。
自分で着替え、見事にズボンが逆になっていたので履きかえらせて用意した朝ご飯を食べた。
「じゃぁ二人とも玄関についたらどうするんだっけ?」
「はい! 靴を履きます!」
「正解です、お母さんの真似して履いてくださいね」
「うん!」
蒼はマイペースでうとうとして、翠は良い返事をしてくれた。
「すごい、今日は二人とも上手に履けたね」
「琉架、バス来た」
先に要は外に出ていてバスの誘導をしてくれていた。
家の前に止まり翠と蒼を乗せて行ってしまった。
「さてと体調がよかったら、仕事に行くか?」
「いや、今日は家にいようかな、なんか気持ち悪いし……」
お腹を抑え口を抑えてしまった。
「え!? それって大丈夫なのか?」
「うん、ちょっと横になってるから、洗濯物とかお願いしてもいい?」
「ああ」
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お母さん大丈夫かな。幼稚園バスでたけのこ学園に向かう。
お母さんからどうしていい香りがするのか不思議に思う。
ずっと大好きな香り、僕がお腹の中にいた時もふわふわな気持ちになった。
だから産まれてお母さんに会いたい、そんな気持ちが強くなった。
蒼は相変わらず、嫌い。でも優しくしないとお母さんに怒られてしまう。それは嫌だ。
それに僕たちは双子だからどこかしら似ていて、違うと言ったら髪の毛かもしれない。
蒼はふわふわな毛で少しお母さんに似ている。僕はお父さんのとげとげした感じ。
正直蒼が羨ましい。
早く、幼稚園が終わってお母さんのところに帰りたいな。
でも約束がある。幼稚園に行ったらなにかひとつお母さんに楽しかったことを報告しなければいけない。
「翠、蒼。お母さんが知らないことたくさん教えてね」
あの時のお母さんの笑顔、食べたかった。独り占めっ……したい。
そうだ。こはくゆうじくん。お母さんの天敵、でもあの子からは悪い匂いはしない。
もしかしたら親がバツなのかな。僕がお母さんを守ると決めたから。
「蒼、もうすぐバス到着するって」
「うん」
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