2 / 10
甘い夜と甘い朝
しおりを挟む「あっんぁちょっとヤダ」
腰を引かれ再度奥まで熱く固いものが届く
ベッドがギシギシとなり静寂な雰囲気から甘い誘惑的な雰囲気にかわる
「ダメ」
奥まで届くと体をビクつかせ精液がお腹あたりに飛び散った。
「うっ」
「すごい、いっぱい出たじゃん、唯斗好き」
と耳元で合図のように激しく腰を振り、奥をつつく。
「あっはぁはああぁ」
奥に熱いドロっとしたものが届き、呼吸を整えるのが必死になる。
「はぁはぁ、ちょっとまだ抜かないの?」
「ヤダ、今日はこうして寝る」
腰に腕をまわし蕾には性器が挿入されたまま寝落ちしている恋人。
振り向きたいのに振り向けず仕方ないかと寝てしまう。
チュンチュン 鳥の囀りが聞こえた…………。
気が付けば朝、ゆっくりと恋人の拘束をとき、蕾から性器を抜くとドロっと液体が足を伝うのを感じた。
急いでシャワー室に向かい体を洗う。
朝食の準備をし恋人が起きてくるのを待つ。
一人暮らしよりも誰かと暮らしていることが多く、朝食を準備するのは苦に思ったことがない。
「おはよう…」
目をこすりながら大きなワンコが目を覚ましたようだ。
ぼりぼりと頭をかいている。
「おはよう、お風呂入ってくる?」
と声をかけるが近づき首元に顔を埋め。
「ここで寝る」
と言ってきた。
さすがの俺も会社に行くので
「ダメ」
といい、洗面所に向かわせた。
シャワーが終わりリビングに戻ってきた恋人の直哉はシャキっと整え、さきほどのワンコではなくギラギラとしたオオカミに変わっていた。
朝の挨拶に額にキスをし、食卓についた。
ほかほかのコーヒーとパンを持ち、なんとも様になっているなと思いながら俺も食事を済ませた。
「じゃ俺先に出るね」
「うん、帰りは遅くなる?」
「んーいつもな感じかな」
「じゃ夕飯楽しみにしておくね」
「わかった、いってき…」
行ってきますと言おうとしたら直哉は俺の首元に痕をつけた。
「これで安心だね」
「ちょっと!!」
昨日散々抱かれ体中に痕をつけられたのに分かりやすいところにキスマークをつけられてしまった。
職場は電車で40分ほどの場所で大手不動産会社だ。
新入社員で大手に入れたことはとてもいいことで社内の雰囲気もよく、アットホームな感じで気に入っている。
会社に着くなり、先輩に声をかけられる。
「伊都屋くん、おはよう」
「おはようございます」
「出勤したてで悪いんだけど、社長室までお願いしてもいいかな?」
「え? 社長室ですか?」
「うん、25階だから、急いで」
「わかりました」
慌てた様子の先輩、でも俺もなにがなんだか分からずにエレベーターのボタンを押した。
エレベーターには数人の人が乗っていて25階のボタンを押すなんて度胸がいる。
社長か秘書しかそのボタンを押さないからだ。
ボタンを押すと え? という風にみんなが見て来た。
もしかして俺なにかやらかしたのかとちょっと不安になる。
他の人たちが降りていくのを見送った。
一人になり、ため息と共に緊張が
ポンと音がなり
25階に着くと
ドアをノックすると秘書が出てきた。
社長の顔は面接のときに知っていたが秘書とは初めて会うので自己紹介を軽く行った。
「こちらです」
と案内があり向かう、ソファに二人の男性が腰かけていた。
あれ?
見覚えのある髪型に堂々とした座り方
1
あなたにおすすめの小説
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました
あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」
穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン
攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?
攻め:深海霧矢
受け:清水奏
前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。
ハピエンです。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
自己判断で消しますので、悪しからず。
異世界にやってきたら氷の宰相様が毎日お手製の弁当を持たせてくれる
七瀬京
BL
異世界に召喚された大学生ルイは、この世界を救う「巫覡」として、力を失った宝珠を癒やす役目を与えられる。
だが、異界の食べ物を受けつけない身体に苦しみ、倒れてしまう。
そんな彼を救ったのは、“氷の宰相”と呼ばれる美貌の男・ルースア。
唯一ルイが食べられるのは、彼の手で作られた料理だけ――。
優しさに触れるたび、ルイの胸に芽生える感情は“感謝”か、それとも“恋”か。
穏やかな日々の中で、ふたりの距離は静かに溶け合っていく。
――心と身体を癒やす、年の差主従ファンタジーBL。
僕の恋人は、超イケメン!!
刃
BL
僕は、普通の高校2年生。そんな僕にある日恋人ができた!それは超イケメンのモテモテ男子、あまりにもモテるため女の子に嫌気をさして、偽者の恋人同士になってほしいとお願いされる。最初は、嘘から始まった恋人ごっこがだんだん本気になっていく。お互いに本気になっていくが・・・二人とも、どうすれば良いのかわからない。この後、僕たちはどうなって行くのかな?
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる