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『超能力者』ちゃん‼ゲットだぜ‼
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…『セーラーキャプチャー』の面々はいわゆる『無限収納』の特殊能力を持っている。これは漏れなく全員で、祝福を授ける男神から勝ち取った能力だ。そう、勝ち取ったのだ‼何の特殊能力もなしに異世界に降り立たせるのは忍びないとの女神様の計らいで、男神が出て来たのだが、その姿…いや、性質がマズかった。
それがディフォルトなのかは不明だが、黒髪七三分けで黒縁メガネ、全身を覆う程のトレンチコートを着た四十代中盤…ただ、足元はすね毛を隠さず裸足に革靴である事から、全員がその存在を同一のモノと認識した。いわゆるストロングスタイルの変質者である。
「我に力を見せよ‼」
その言葉と共に、男神がトレンチコートのボタンを開けようとする。すかさず、その場に居た全員(女神様も含む)が一斉にライ〇ーキック…一部イナ〇マキックと叫んで、男神に跳び蹴りを食らわし、その後は、打撃系・ミッション系・投げ技系を駆使…何か、途中で「止めてくれ」と泣いていた様な気がするけど、気にせず、全員が必殺の一撃を男神に喰らわせ続け、最後の一人がフェイント混じりの高速往復ビンタを喰らわせた所で終了…全員に『無限収納』の能力がもたらされる事となった…こっちの世界に送られる時、ボロ雑巾状態の男神が、放送禁止用語的な罵声を浴びせていた気がするけど、女神様に蹴りを一発入れられて黙らせた…ちなみに、トレンチコートの下は想像通りだった…今更、思い出したくもない思い出だ…
こんな事を思い出したのには、勿論、理由がある。この『無限収納』の件で、問題が起きたのだ。
ここで、『無限収納』について説明しよう。
この『無限収納』、実は個人差がある。どんな個人差かと言うと、大別するなら容量制限の条件が『容積制限』か『重量制限』かって所だろうか…その前に、『無限』と言うのだから容量制限がないのでは?と思われるが、実は『容積』系では前の世界の太陽程の容積で、『重量』系は前の世界の地球程の重さを収納可能なので、まぁ、あたし達的に、使い切れない容量だな…その他、時間停止もしくは時間経過の遅延があるかないか?生物は収納可能か?マナや効果発動前や発動中の魔法は収納可能か?…と細分化されている。
「…と言う訳で、持ち物検査をします‼」
その問題と言うのが、今回の持ち物検査の実行にある。別段、売りモノを、パクってないか?の容疑ではなく、それ以外の人道的に所持しちゃいけない何かを所持しているかの確認である。人によっては生物だって収納可能なので、違法でないにせよ人道的にマズいモノを押し込んでいるのでは…?との嫌疑が掛けられている…はっきり言おう。行方不明の政府高官を匿っていないか?と王都の第二王子からお達しがあった。
「何だって、こっちに向かっている高官さんが行方不明になるかな…?」
時間停止機能のある『無限収納』能力者は調査対象外にしようと思ったが、在庫整理の意味も込めて、一斉調査を行う事となった…ちなみに、時間停止機能のある『無限収納』は生物が収納不可能で、大抵の場合は『鍛冶師』を中心とした生産職が所持している。
「…え?…見せるの?」
…『鍛冶師』のH1とH2コンビが難色を示している…何?ヤバいモノでも入ってる?
「…いや、特にヤバいモノは…」
「…ねぇ…?」
…その示し合わせた感はあやしい…
「お姉ちゃん達~‼これで良い?」
あ、J1ちゃん。その手に持っているのは何?銅像っぽいけど…
「この前のライブの決めポーズフィギュアだよ」
何、作らせてんだよ‼
「下着はストライプ系のアレが元でいいんだよね‼?」
確かに、ライブ初日、穿いてたけど‼
「ああ、それは四日目の無地白が良いと思うんだ」
良くねぇよ‼あれ、ちょっと、メッシュ気味なんだから‼
「え?どの辺がメッシュ化してるんですか?」
教えねぇよ‼ってか、再現しようとしない‼
「銅像の再現率あげたくて、聞いているんじゃないんですよ?」
じゃあ、何が知りたいの?
「…新しく作る下着の補強案です…」
あ…それは…まぁ…データとして必要か…
「だから、捨てるんだったら、貰いたいんだけど?」
…H1、データ取ったら、ちゃんと廃棄しろよ…
「安心して‼ちゃんと裁断するから‼」
…H3さん。消し炭にするまで、燃やしてください‼銅像のオマケとしてに売り出そうとしないで下さい‼いかがわしい事に使用させないで下さい‼
…結果、彼女らの『無限収納』にはあたしの銅像が百体程、収納されていた…販売が三百体近く決まっているので、その分は仕方なく、製造を許可した…
「全身可動式の像の企画もあるんですが、どうします?」
却下‼
…次に、向かったのは『テイマー』…この職能は、こっちの世界の魔に属する者を従属させる能力を持っている事…彼女の『無限収納』は能力の性質上、『生物』を収納可能で、『セーラーキャプチャー』内での一番の容疑者である…もっとも、従属した魔の者はその場限りの契約が多く、常時、従属しているモノは、『無限収納』内の『ファーム』から呼び出すカタチを取っている。
「これで全部だぜ‼」
…その熱血口調、どうにか出来ない?
「そりゃ、『ポケ〇ン、ゲットだぜ‼』って言いたいからな‼」
言わせねぇぞ‼
…しばらくすると、『ファーム』から出て来たカワイイ系の魔獣が空間の穴から出て来る…幼生体かな?成獣もいるらしいけど、どれも子猫から抱えられる中型犬サイズ…
…正直言います…癒されるぅ…
…モフモフを抱っこさせてもらう…ヌクヌク…やわらあったかぁ~い…
…もう、この子、抱っこしてるだけの仕事したい…
「ちょ…現実に戻って来てくれ‼惑わさせてる‼」
…は‼魔獣の『魅了』に掛かってた‼
「またかよ?いい加減、勉強しろよ」
…いや、これはクセになる…
「…で?オレの嫌疑は晴れたのか?」
…ちょっと待って…他に居る気配があるんだけど…?
「ああ、悪ぃ‼この前、テイムしたんだ」
何、テイムした?
「レッドドラゴンだぜ‼」
…これも幼生体かな…?確かに赤いドラゴンだ…
…これ、国には報告したか?
「え~?だって怪我してたんだぜ~?」
この手の魔獣…いや、幻獣は国に届けないといけないんだよ…飼い切れなくなった時の受け入れ先にもなってくれるし、戦争時の戦力にもなるし…
「こいつらを戦争の道具になんてさせない‼」
…まぁ、あたしも鬼じゃないから…ん?…こいつら?
「ブルードラゴンもいるぜ‼」
…青いドラゴンも出て来た…こっちも幼生体だ…
「い~だろぉ‼ちゃんと面倒見るからさぁ~‼」
…瞳をウルウルさせてこっちを見るな…‼ドラゴン達にも同じ事させるとは…‼
…ちゃんと、国には届けろよ…悪いが、あたしは面倒見切れん…
…こんなやり取りをしていると、高官さんが発見されたとの報告を受けた‼
発見したのは『超能力者』ちゃん‼よくやった‼
「こっち向かう馬車が盗賊団に襲われて、あちこち逃げ回っていたらしいです」
…まぁ、無事でよかった…
…一応、聞くけど、この高官さん、匿ってないよな?
「…襲撃して来た盗賊団の壊滅させてからの方が安全だと思ったので…」
…『超能力者』ちゃ~ん…こういう事は、相談してよぉ~…
「すみません。以後、気を付けます」
…彼女はスタンドアローンタイプだな…下手に誰かと組ませれば、お互いが脚を引っ張り合うか…お試しで何度か、あのコと組んだけど、疲れるんだよなぁ…
『超能力者』ちゃんは、前の世界でも超能力者だったらしい。あたし達『セーラーキャプチャー』の中で、唯一、普通じゃない過去を持っている。まぁ、聞きたいわけじゃないけど、纏っている雰囲気が、あたし達とは違う…正直、元の世界に『超能力者』が存在してたなんて、知らなかったよ…ネタだと思ってた…
実際、彼女の『超能力』は『魔法』じゃない。『超能力』からは、マナ的なエネルギーの流れが感じ取れないからだ…
彼女の能力的な問題は置いておいて、人付き合いに関しては広く浅くな傾向にある。はっきり言えば必要最低限の人間関係しか構築していない。警戒心が強過ぎるな…
「この世界は元の世界とは違うんだけどな…」
そう言えば、最近『テイマー』と仲が良かったけど、何か意味があるんだろうか?
「魔獣との意思疎通に関して、聞いて来たな‼」
…この世界におけるテレパシー系の能力がどんな感じか知りたかったのかな?
「この世界の人…と言うか生き物とより友好的な関係を築くためには、どの程度、精神に干渉すれば良いか…」
話をする以上の好印象を与えたいって言うのは分からんでないけど…『超能力者』ちゃんは、もうちょっと皆と、仲良くなって欲しいんだけど…
「少なくとも、皆とは仲良くやってますよ?」
まぁ、悪くは思われてないよね?
「それで充分ですよ」
…その充分ってのは、『超能力者』ちゃんの精神干渉があたし達に効いてるから?
「不快なら、外しますよ?」
いや、外したら、『セーラーキャプチャー』の空気が悪くなると思うから、そのままで。
「分かってるな‼さすが『マネージャー』だぜ‼」
…三人で笑い合う…
…ふと、思ったんだけど、何で『エスパー』じゃないの?
「いや、それだと、あたしのあだ名が『魔〇』か、『〇東』になりそうだから」
ちゃんと『エスパー』ちゃんって呼ぶよ?
「それだと、芸人風味が強くなりませんか?」
だ…大丈夫‼ならないから‼
「そうですよね‼」
一際明るい笑みを見せる『超能力者』ちゃん。
…しばらくの間、全員の仲が、ちょっとだけ、ギスギスした気がした…
それがディフォルトなのかは不明だが、黒髪七三分けで黒縁メガネ、全身を覆う程のトレンチコートを着た四十代中盤…ただ、足元はすね毛を隠さず裸足に革靴である事から、全員がその存在を同一のモノと認識した。いわゆるストロングスタイルの変質者である。
「我に力を見せよ‼」
その言葉と共に、男神がトレンチコートのボタンを開けようとする。すかさず、その場に居た全員(女神様も含む)が一斉にライ〇ーキック…一部イナ〇マキックと叫んで、男神に跳び蹴りを食らわし、その後は、打撃系・ミッション系・投げ技系を駆使…何か、途中で「止めてくれ」と泣いていた様な気がするけど、気にせず、全員が必殺の一撃を男神に喰らわせ続け、最後の一人がフェイント混じりの高速往復ビンタを喰らわせた所で終了…全員に『無限収納』の能力がもたらされる事となった…こっちの世界に送られる時、ボロ雑巾状態の男神が、放送禁止用語的な罵声を浴びせていた気がするけど、女神様に蹴りを一発入れられて黙らせた…ちなみに、トレンチコートの下は想像通りだった…今更、思い出したくもない思い出だ…
こんな事を思い出したのには、勿論、理由がある。この『無限収納』の件で、問題が起きたのだ。
ここで、『無限収納』について説明しよう。
この『無限収納』、実は個人差がある。どんな個人差かと言うと、大別するなら容量制限の条件が『容積制限』か『重量制限』かって所だろうか…その前に、『無限』と言うのだから容量制限がないのでは?と思われるが、実は『容積』系では前の世界の太陽程の容積で、『重量』系は前の世界の地球程の重さを収納可能なので、まぁ、あたし達的に、使い切れない容量だな…その他、時間停止もしくは時間経過の遅延があるかないか?生物は収納可能か?マナや効果発動前や発動中の魔法は収納可能か?…と細分化されている。
「…と言う訳で、持ち物検査をします‼」
その問題と言うのが、今回の持ち物検査の実行にある。別段、売りモノを、パクってないか?の容疑ではなく、それ以外の人道的に所持しちゃいけない何かを所持しているかの確認である。人によっては生物だって収納可能なので、違法でないにせよ人道的にマズいモノを押し込んでいるのでは…?との嫌疑が掛けられている…はっきり言おう。行方不明の政府高官を匿っていないか?と王都の第二王子からお達しがあった。
「何だって、こっちに向かっている高官さんが行方不明になるかな…?」
時間停止機能のある『無限収納』能力者は調査対象外にしようと思ったが、在庫整理の意味も込めて、一斉調査を行う事となった…ちなみに、時間停止機能のある『無限収納』は生物が収納不可能で、大抵の場合は『鍛冶師』を中心とした生産職が所持している。
「…え?…見せるの?」
…『鍛冶師』のH1とH2コンビが難色を示している…何?ヤバいモノでも入ってる?
「…いや、特にヤバいモノは…」
「…ねぇ…?」
…その示し合わせた感はあやしい…
「お姉ちゃん達~‼これで良い?」
あ、J1ちゃん。その手に持っているのは何?銅像っぽいけど…
「この前のライブの決めポーズフィギュアだよ」
何、作らせてんだよ‼
「下着はストライプ系のアレが元でいいんだよね‼?」
確かに、ライブ初日、穿いてたけど‼
「ああ、それは四日目の無地白が良いと思うんだ」
良くねぇよ‼あれ、ちょっと、メッシュ気味なんだから‼
「え?どの辺がメッシュ化してるんですか?」
教えねぇよ‼ってか、再現しようとしない‼
「銅像の再現率あげたくて、聞いているんじゃないんですよ?」
じゃあ、何が知りたいの?
「…新しく作る下着の補強案です…」
あ…それは…まぁ…データとして必要か…
「だから、捨てるんだったら、貰いたいんだけど?」
…H1、データ取ったら、ちゃんと廃棄しろよ…
「安心して‼ちゃんと裁断するから‼」
…H3さん。消し炭にするまで、燃やしてください‼銅像のオマケとしてに売り出そうとしないで下さい‼いかがわしい事に使用させないで下さい‼
…結果、彼女らの『無限収納』にはあたしの銅像が百体程、収納されていた…販売が三百体近く決まっているので、その分は仕方なく、製造を許可した…
「全身可動式の像の企画もあるんですが、どうします?」
却下‼
…次に、向かったのは『テイマー』…この職能は、こっちの世界の魔に属する者を従属させる能力を持っている事…彼女の『無限収納』は能力の性質上、『生物』を収納可能で、『セーラーキャプチャー』内での一番の容疑者である…もっとも、従属した魔の者はその場限りの契約が多く、常時、従属しているモノは、『無限収納』内の『ファーム』から呼び出すカタチを取っている。
「これで全部だぜ‼」
…その熱血口調、どうにか出来ない?
「そりゃ、『ポケ〇ン、ゲットだぜ‼』って言いたいからな‼」
言わせねぇぞ‼
…しばらくすると、『ファーム』から出て来たカワイイ系の魔獣が空間の穴から出て来る…幼生体かな?成獣もいるらしいけど、どれも子猫から抱えられる中型犬サイズ…
…正直言います…癒されるぅ…
…モフモフを抱っこさせてもらう…ヌクヌク…やわらあったかぁ~い…
…もう、この子、抱っこしてるだけの仕事したい…
「ちょ…現実に戻って来てくれ‼惑わさせてる‼」
…は‼魔獣の『魅了』に掛かってた‼
「またかよ?いい加減、勉強しろよ」
…いや、これはクセになる…
「…で?オレの嫌疑は晴れたのか?」
…ちょっと待って…他に居る気配があるんだけど…?
「ああ、悪ぃ‼この前、テイムしたんだ」
何、テイムした?
「レッドドラゴンだぜ‼」
…これも幼生体かな…?確かに赤いドラゴンだ…
…これ、国には報告したか?
「え~?だって怪我してたんだぜ~?」
この手の魔獣…いや、幻獣は国に届けないといけないんだよ…飼い切れなくなった時の受け入れ先にもなってくれるし、戦争時の戦力にもなるし…
「こいつらを戦争の道具になんてさせない‼」
…まぁ、あたしも鬼じゃないから…ん?…こいつら?
「ブルードラゴンもいるぜ‼」
…青いドラゴンも出て来た…こっちも幼生体だ…
「い~だろぉ‼ちゃんと面倒見るからさぁ~‼」
…瞳をウルウルさせてこっちを見るな…‼ドラゴン達にも同じ事させるとは…‼
…ちゃんと、国には届けろよ…悪いが、あたしは面倒見切れん…
…こんなやり取りをしていると、高官さんが発見されたとの報告を受けた‼
発見したのは『超能力者』ちゃん‼よくやった‼
「こっち向かう馬車が盗賊団に襲われて、あちこち逃げ回っていたらしいです」
…まぁ、無事でよかった…
…一応、聞くけど、この高官さん、匿ってないよな?
「…襲撃して来た盗賊団の壊滅させてからの方が安全だと思ったので…」
…『超能力者』ちゃ~ん…こういう事は、相談してよぉ~…
「すみません。以後、気を付けます」
…彼女はスタンドアローンタイプだな…下手に誰かと組ませれば、お互いが脚を引っ張り合うか…お試しで何度か、あのコと組んだけど、疲れるんだよなぁ…
『超能力者』ちゃんは、前の世界でも超能力者だったらしい。あたし達『セーラーキャプチャー』の中で、唯一、普通じゃない過去を持っている。まぁ、聞きたいわけじゃないけど、纏っている雰囲気が、あたし達とは違う…正直、元の世界に『超能力者』が存在してたなんて、知らなかったよ…ネタだと思ってた…
実際、彼女の『超能力』は『魔法』じゃない。『超能力』からは、マナ的なエネルギーの流れが感じ取れないからだ…
彼女の能力的な問題は置いておいて、人付き合いに関しては広く浅くな傾向にある。はっきり言えば必要最低限の人間関係しか構築していない。警戒心が強過ぎるな…
「この世界は元の世界とは違うんだけどな…」
そう言えば、最近『テイマー』と仲が良かったけど、何か意味があるんだろうか?
「魔獣との意思疎通に関して、聞いて来たな‼」
…この世界におけるテレパシー系の能力がどんな感じか知りたかったのかな?
「この世界の人…と言うか生き物とより友好的な関係を築くためには、どの程度、精神に干渉すれば良いか…」
話をする以上の好印象を与えたいって言うのは分からんでないけど…『超能力者』ちゃんは、もうちょっと皆と、仲良くなって欲しいんだけど…
「少なくとも、皆とは仲良くやってますよ?」
まぁ、悪くは思われてないよね?
「それで充分ですよ」
…その充分ってのは、『超能力者』ちゃんの精神干渉があたし達に効いてるから?
「不快なら、外しますよ?」
いや、外したら、『セーラーキャプチャー』の空気が悪くなると思うから、そのままで。
「分かってるな‼さすが『マネージャー』だぜ‼」
…三人で笑い合う…
…ふと、思ったんだけど、何で『エスパー』じゃないの?
「いや、それだと、あたしのあだ名が『魔〇』か、『〇東』になりそうだから」
ちゃんと『エスパー』ちゃんって呼ぶよ?
「それだと、芸人風味が強くなりませんか?」
だ…大丈夫‼ならないから‼
「そうですよね‼」
一際明るい笑みを見せる『超能力者』ちゃん。
…しばらくの間、全員の仲が、ちょっとだけ、ギスギスした気がした…
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