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48.答え合わせのような
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「好きって……」
「好きだよ。佐武が好き。ずっと好きだった」
頰に優しく口付けられて、かぁっと頰が熱くなる。
「ずっと……って」
「多分、佐武気づいてないけど、この図書室で会う前に会ってたよ」
やっぱり気づいてない、と耳に囁かれる。
一々耳に囁くのやめてくれないかな、びくってなる。
「佐武、二年前にここのオープンスクール来ただろ?去年は来なかったみたいだけど」
「え?あー、去年は夏風邪で」
「そんな事だろうと思った。二年前のオープンスクールで会ってるんだけど……気づいてない、というか覚えてない?」
多分、覚えてない。
二年前のオープンスクールで会った他の中学の奴なんて、昨日思い出した奴くらいだけど年下だしな。
考え込んでいると、浩也がちょっと面倒臭そうに囁いてきた。
「一年から高校決めた奴って俺以外に初めて会った、だっけ」
「……は?」
なんでそれを知ってるんだと問い詰めようとすると、言葉を続けられる。
「やっぱり勘違いしてる。佐武、俺の事一年だと思ったんでしょ?俺は佐武が三年だと思った訳だけど」
……そういえば、ちゃんと年は聞いてなかったけど。
「背、俺より低かったし」
「……成長期が遅かっただけだし」
あ、なんか拗ねてる。
「眼鏡かけてなかった」
「子供っぽく見えるのかと思って、中三からかけ始めた。近視も若干あるし」
「僕って言ってた」
「姉さんが中学生の僕っ子萌えるとか意味の分かんない事言ってて凄い怖かったから、俺にした」
由紀先輩、弟になにやってるんですか。
「ていうか、姉さんの事は東原先輩で良いから」
「由紀先輩って呼ぶのに慣れた」
「…………」
凄い眉寄せてる。
にしても……あれが浩也、ねえ。
「あの時見た子、凄い可愛かったのに」
女の子でもいけるぐらい可愛かった。
今だって、整った顔はしてるけど可愛いよりもかっこいい、だ。
「聞き捨てならない」
ぎゅうっと抱き締められる。
苦しいのに嬉しくてされるがままになる。
「佐武の方が可愛い」
「……それの方が聞き捨てならないんだけど」
なんだよ、可愛いって。
「にしても、長かった。すぐに気づくと思ったのに全然気づかないし。ここの高校に入るかも半信半疑だったし」
……あー、中学別だから入試の時にも会わないしな。
「好きだよ。佐武が好き。ずっと好きだった」
頰に優しく口付けられて、かぁっと頰が熱くなる。
「ずっと……って」
「多分、佐武気づいてないけど、この図書室で会う前に会ってたよ」
やっぱり気づいてない、と耳に囁かれる。
一々耳に囁くのやめてくれないかな、びくってなる。
「佐武、二年前にここのオープンスクール来ただろ?去年は来なかったみたいだけど」
「え?あー、去年は夏風邪で」
「そんな事だろうと思った。二年前のオープンスクールで会ってるんだけど……気づいてない、というか覚えてない?」
多分、覚えてない。
二年前のオープンスクールで会った他の中学の奴なんて、昨日思い出した奴くらいだけど年下だしな。
考え込んでいると、浩也がちょっと面倒臭そうに囁いてきた。
「一年から高校決めた奴って俺以外に初めて会った、だっけ」
「……は?」
なんでそれを知ってるんだと問い詰めようとすると、言葉を続けられる。
「やっぱり勘違いしてる。佐武、俺の事一年だと思ったんでしょ?俺は佐武が三年だと思った訳だけど」
……そういえば、ちゃんと年は聞いてなかったけど。
「背、俺より低かったし」
「……成長期が遅かっただけだし」
あ、なんか拗ねてる。
「眼鏡かけてなかった」
「子供っぽく見えるのかと思って、中三からかけ始めた。近視も若干あるし」
「僕って言ってた」
「姉さんが中学生の僕っ子萌えるとか意味の分かんない事言ってて凄い怖かったから、俺にした」
由紀先輩、弟になにやってるんですか。
「ていうか、姉さんの事は東原先輩で良いから」
「由紀先輩って呼ぶのに慣れた」
「…………」
凄い眉寄せてる。
にしても……あれが浩也、ねえ。
「あの時見た子、凄い可愛かったのに」
女の子でもいけるぐらい可愛かった。
今だって、整った顔はしてるけど可愛いよりもかっこいい、だ。
「聞き捨てならない」
ぎゅうっと抱き締められる。
苦しいのに嬉しくてされるがままになる。
「佐武の方が可愛い」
「……それの方が聞き捨てならないんだけど」
なんだよ、可愛いって。
「にしても、長かった。すぐに気づくと思ったのに全然気づかないし。ここの高校に入るかも半信半疑だったし」
……あー、中学別だから入試の時にも会わないしな。
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