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第一章
第一話 ポジション探し(2)
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算数の授業中、突然背中に物をぶつけられる感覚に襲われた。勢いよく振り返ると、
「おーい(笑)〝韓国〟前向けってww」
「せんせー!韓国くんが後ろ向いてマース笑」
最近、毎日のようにいじめのようないじりをしてくる前田くんと山崎くん。前田くんの手からはあきからかに消しゴムが顔を出しているのに。
誤魔化すようにした大きな咳払いの後、
「雪舞くん、前を向きなさい」
そう小さく言うのだった。
このクラスではまるで当たり前のようにいじめが起きている。だけど、担任も副担も校長もこんな調子だ。
まるでいつも自分のポジションを確かめているようで、みんな自身のことで頭がいっぱいらしい。
こんな味方のみの字もいない環境で隣のクラスで有名な〝可愛くない女の子〟目をつけられるようになるとはこの時はまだ思ってもみなかった。
「おーい(笑)〝韓国〟前向けってww」
「せんせー!韓国くんが後ろ向いてマース笑」
最近、毎日のようにいじめのようないじりをしてくる前田くんと山崎くん。前田くんの手からはあきからかに消しゴムが顔を出しているのに。
誤魔化すようにした大きな咳払いの後、
「雪舞くん、前を向きなさい」
そう小さく言うのだった。
このクラスではまるで当たり前のようにいじめが起きている。だけど、担任も副担も校長もこんな調子だ。
まるでいつも自分のポジションを確かめているようで、みんな自身のことで頭がいっぱいらしい。
こんな味方のみの字もいない環境で隣のクラスで有名な〝可愛くない女の子〟目をつけられるようになるとはこの時はまだ思ってもみなかった。
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