姉・凪子

しんた

文字の大きさ
3 / 6

Part3:東京で。

しおりを挟む
長谷川は33歳。
旅行会社でツアーの商品企画を担当している。今週も木金とロケバスに乗り込み、都内あちこちで新しいポスターの写真を撮影した。

モデルは凪子。
地方に住む若い女性向けの東京観光の企画の撮影だ。このシリーズは3回目になり、いずれも凪子がキャラクターを務めた。

凪子の持つ伸びやかで洗いざらしのような雰囲気が、企画意図とぴったりで、
長谷川だけではなくADもカメラマンも気にいっているようだ。

金曜日の19時。オフィス。
撮影が17時前には終了したので、長谷川はオフィスに戻って、残りの仕事を片づけていた。そして帰りがけに、凪子の携帯に電話した。

「あ、長谷川さん、今回はお世話様でした」
凪子は宿泊している新宿のホテルにいた。

「凪ちゃん、明日帰るんだよね」
「ええ」
「これから時間があれば飲み行こうか」
「え、でも、長谷川さんお家に帰らないと」
「接待は仕事だからさ」
「え、接待してくれるんですか?」
「そうそう。じゃ8時にロビーで待ってるよ」
「あ、はい」

・・・
新宿南口のバー。
「凪ちゃん、東京で仕事すれば。もっと伸びるよ凪ちゃんなら」
「うーん、興味はあるんですけどね」
「カメラマンの岩崎さんも気に入っているし、マネージメントもきちんとした事務所、紹介できるよ。岩崎さんは凪ちゃんでヌード写真集出したいって言ってたよな、今日」
「あはは、ヌードはともかく、東京でのお仕事の件はちゃんと考えます」

仕事の話や、広告界の話などであっという間に23時を回った。凪子も長谷川とは気が合う。長谷川は一見普通のビジネスマンといった風情だが、時折見せるセンスの良さにプロのしたたかさを感じる。
凪子の住む街にはいないタイプで、新鮮だった。

「けっこう飲んじゃったな。少し酔い冷ましに歩こうか」
「うん」
凪子もまだ帰りたい気分ではない。実は電話を期待していた気持ちもあったのだ。

外に出るとまだ寒い。
「寒っ」
長谷川はそう言いながら凪子の左手を握った。
凪子はその手を握り返し、そして胸の膨らみを長谷川の右腕に軽く押し付けた。
長谷川が絡めてくる指先の温かさが心地好い。凪子はセックスしたい、と思った。

長谷川は中央公園に入る。ベンチに座ると、長谷川は凪子の肩を抱き、キスをしてきた。一度はかわしたが、二度目で凪子は唇を開いた。

久しぶりの男だ。凪子は思った。
今年に入って弟の聡としかセックスしていない。
弟とのセックスは、たまらなく、それこそ死ぬほどいいのだが、弟のためにもいつか終わりにしなければと考えている。

凪子は長谷川の舌を強く吸う。
タバコとアルコールと、そして長谷川の口臭が入り交じった男の味だ。
蕩けちゃう。
閉じていた両足の力が緩む。

すかさず長谷川の手がスカートの中に進入してくる。慌てて足を閉じる。太股で挟んだ手がうごめく。

薄布ごしに指先が性器にわずかに触れる。もどかしい。凪子の性感がより高まる。
「・・くふぅ」
凪子は声を押し殺す。

進入を阻まれた長谷川の左手は、スカートを出ると、凪子の左手をつかみ、自分の股間に導く。

それは太く、ゴツゴツとしていた。
凪子は17歳の初体験以来、外国人を含めて10人以上経験したが、長谷川のペニスは日本人の誰よりもたくましく感じた。

ただ一人、黒人ウイリーのペニスは
太さも長さも長谷川を上回ったが、ゴツゴツ感は長谷川の方がある。

長谷川は凪子に握らせた手の上に自分の手の平を被せ、ゆっくりと揺すり始めた。
「凪ちゃんの部屋に行きたい」
「・・・」
「飲み直そう」
心にもないことを言う長谷川がおかしくなった。
「じゃ、ビール買わなきゃね」

・・・
部屋に入ると長谷川は凪子を抱きしめた。
「ずっとこうしたかった」
凪子は長谷川の目を黙って見つめる。

「あ、でも職権乱用のつもりはないよ」
「ふふ。長谷川さんがそういう人なら、最初から部屋で寝てたよ」

長いディープキス。
きつく抱きしめられる。
そして後ろから抱かれ、
Gジャンごとおっぱいを荒々しく揉みしだかれる。
そのままミニスカートが下ろされ、お尻の方からぺろっとパンストごとショーツをめくられる。

Gジャン、ブラウス、ブラジャーを順にはがされる。
後ろを向いたまま全裸になった凪子。
その白い肌、背骨のカーブ、きゅっと上がったヒップ...。

長谷川はごくりと唾を飲み込んだ。
生唾が止まらない。
長谷川は衝動を理性で抑え、そっと凪子のカーブを左右からなぞる。

「お風呂は?」
凪子がかすれた声で言う。
「このまましたい、凪子はいや?」
「出る前に入ったケド」

「僕も脱がせて」
凪子は振り返り、長谷川と向き合う。去年の夏、撮影で水着姿まで見られている長谷川に裸を見られるのはそれほど恥ずかしくない。

長谷川は凪子の全裸を目の当たりにして、苦難の末ようやく宝物に遭遇した、冒険者のような顔をしている。

凪子のしっとりとした白い肌。若々しく張りつめ、熱を放つ身体。興奮している状態の乳首がまぶしい。また長谷川の喉が鳴った。

凪子は胸も陰毛も隠さず、長谷川のネクタイをとる。
ワイシャツとスラックスを脱がす。
シャツも取りブリーフ1枚になる。
ブリーフははちきれんばかりにテントをはっている。

そして凪子は長谷川の胸板を撫で、脇の下に近づき、そっと匂いを嗅ぐ。
1日働いた後の男の脇の下の汗の匂いで、クラクラしてくる。

凪子の官能が乳首の先や、性器の内側でボっと燃える。
こんなとき、凪子は、子供の頃見たアニメの美女が魔女に変身していくシーンを思い浮かべる。
アタシは魔女になった。

凪子は長谷川の前にひざまづき、ブリーフを下ろす。
凪子の目の前に巨大なペニスが躍動する。
「ホント、大きい」
凪子は両手で長谷川の性器を握ると、亀頭を十分に露出させる。
クンクンと鼻を近づけると、裏筋をペロリと一舐めする。

「・・・凪ちゃん、なれてるんだね」
長谷川は少し残念そうに言う。
「アタシ、もうハタチ超えてるよ」
長谷川は理解した。これは恋愛ではないのだ。

いくら求めても、凪子の核は長谷川の届かないところにあるのだろう。でも、それで自分の気持ちは収まるのだろうか...。

ズッ。ジュルッ。
凪子が本格的なフェラチオを開始した。
おしっこの味がする。
でもイヤじゃない。
弾力を秘め、張りつめた亀頭の質感が女を酔わせる。

長谷川の大きなペニスを口一杯頬張る
苦しげでひたむきな凪子の表情がたまらない。長谷川の独占欲が頭をもたげる。
ピンクの乳輪が小刻みに揺れている。

ペニスの下側から凪子が舌をのばしチロチロと竿を往復する。
亀頭を軽く握り、親指で裏筋にも刺激を与えてくる。
そして竿を上にあげると睾丸へのキス。
一つづつジュルジュルと含まれ、長谷川の理性が溶解していく。

「凪ちゃん!」
長谷川は凪子をベッドまで抱き上げ、下ろすと、
そのまま凪子の性器にむしゃぶりついた。
その、荒々しさがイイ。
凪子は大きく足を広げ、長谷川の舌が十分に活動できるように協力する。
初めての男に自ら足を広げることで、凪子の興奮が加速する。
ジュルッ、ジュッ、チュプ。
長谷川は手で凪子の陰唇を左右に大きく広げると、
凪子の粘膜に直接舌を這わせる。
クリトリスが舌で剥かれ、強く吸われる。

長谷川の唇で固定された突起物に、舌が容赦なく責めてくる。
クリン、クリンと舌がクリトリスを刺激する。

「はぁん、いやぁ」
思わず身体がよじれる。そして凪子は甘い声を出す。
こんな時自分は女だと思う。

長谷川は執拗に凪子のおまんこを愛する。
ズッ、ジュル、プチュ。
膣口から流れる凪子の体液を吸い取る。
ごくり。
長谷川が喉を鳴らしながら、凪子の愛液を飲み込む。
ああ、いやらしい。

「もっ...」
「もっと、何?」
「もっと...めちゃめちゃにして...」
凪子は股を男に預けたまま、自分でおっぱいを揉み始めた。
人差し指と親指で、ツンと尖った乳首を刺激する凪子。

普段は清楚な凪子のこんな姿を見て、
長谷川の中で何かが切り替わった。

長谷川は凪子を裏返すと、四つん這いにさせる。
まあるい白い尻。
その中央の亀裂は、中央に赤い粘膜を露出し、ねっとりと濡れている。
凪子の隠毛は前の方に密集しているが、性器を取り囲むように短い毛が囲んでいる。
すっかり大人の余裕を取り戻した長谷川は、溶け始めたソフトクリームを舐めるように、凪子の性器全体をベロベロと舐め上げる。
長く温かい舌で性器をなぞられるたびに、そこから発生した快感が凪子の背筋をウエウネとはい上がってくる。
「はっ、あん、ぁあん」

長谷川は挿入をこらえて、凪子のお尻を、ゆっくりと左右に開く。
20歳のうら若き乙女の肛門が長谷川の目に晒される。
そこは多少の色素を含み、つぼみのように口を閉ざしているが、しっとりと濡れ、息づいているようにも見える。

長谷川が観察していると、心なしか肛門が恥じらうように思えた。
長谷川は両手の親指で左右から凪子の肛門をゆっくりと開く。
そしてそこに鼻を近づける。
クンクン。
「凪ちゃん、匂うよ」
「・・・」
「凪ちゃんのお尻の穴、パックリ開いているんだよ」
「...やっ」
「今度は舐めちゃおう」
ぺろりっ
「ちょっと苦い味がする。これは凪ちゃんの汗の匂いかな、それとも」
「はっん、いやぁ」

長谷川は丹念に凪子の肛門をなめる。
舌先がチロチロと周辺をさまよう。

「ぉぉぅぅう」
凪子は気が狂いそうになる。
ズッッ。
長谷川はさらに肛門を左右に開くと、舌を進入させた。
固く尖らした舌が肛門に入ってくる。
軽い痛みとともに熱が注入される。
なんとも言えない、狂おしい快感が突き抜ける。
凪子の肛門から性器にかけて、一帯が唾液と愛液でとろとろになってきた。

ぬーーっ。
長谷川が予告なしにペニスを膣に挿入した
「ひゃぁ、うぉ」
それはミシミシと凪子に埋没していく。
凪子は思わず息を吐き出す。
そうでもしないと収められないような圧力だ。
凪子の膣は長谷川のペニスを精一杯包み込む。
そしてそれは奥まで到達し、ゆっくりと後ずさりを始める。
「は、は、はぁああ! いい、長谷川さん、いい」
亀頭を膣に残すところまで後退すると、
先ほどよりやや速い速度で再び進入してくる。
ぬーーーっ。
長谷川のペニスが1ミリ進む度に、凪子の内側のヒダが快感のパルスを脳に送り込む。
パルスは束になり花火のように脳ではぜる。
ぬーーっ
長谷川は徐々に往復運動の速度を早める。
凪子が長谷川のペニスに順応し始める。

長谷川のリズムが安定してくる。
「凪ちゃん、いいよぅ」
「凪ちゃん、好きだ」
「凪ちゃん、素敵だ」
「おぉ、凪ちゃんが締めてくる」
一突きごとに長谷川は言葉を発する。
「あん、あん、あん」
ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ。

呪文のような長谷川の声を浴びながら、
凪子はだんだん宙に浮いてくる。
おまんこを固い棒で串刺しにされ、もうなんだか分からない。

「あぅ、やっ、はぅん」
凪子は身体がベッドの遙か上まで浮いた気がした。
浮遊感のなかで、長谷川のペニスだけが身体を支えるよりどころに思えた。
そして、最後の深々としたストロークで子宮を突かれると、
凪子は宇宙に飛び出した。
「あぁぁーー! やぁあああ」

・・・凪子は四つん這いのまま、両手を広げ、シーツをつかみ、
ここがベッドであることを思い出した。
ズンッ、ズンッ、ズンッ
快感の溶液に身を浸したまま、
長谷川のストロークがまだ続いていることを感じた。
カチカチのペニスが容赦なく凪子の粘膜をえぐっている。
「凪ちゃん、出すよ」
長谷川はペニスを引き抜くと、凪子の柔らかなお尻にペニスをはさみ、ストロークを続行した。
「イク!」
長谷川のザーメンが極太のペニスからビュ、ビュっと発射された。
凪子の背中にボトッ、ボトッと降りかかる。
「は、あん」
熱い精液を肩胛骨の間に感じ、凪子はまた軽くいった。
大量の精液が凪子の背中を汚した。

長谷川はすべてを吐き出すまで、凪子のヒップにペニスをこすりつけた。そして脱力すると、そのままうつ伏せの凪子の左側に横たわった。

「凪ちゃん、素敵だった」
長谷川は自分の放出したザーメンをすくい、陶器を愛でるように凪子の背中や脇腹に塗り付けていく。

お尻のほうにもザーメンの付いた指先を這わせる。
長谷川は人差し指で凪子の肛門にも精液を塗り付けている。
「は、ん」
指先が肛門に進入する。

身体を仰向けにされると、乳首にもザーメンを塗られ、そして長谷川は自分の体液ごと凪子の乳首を吸い始める。

ザーメンがなくなると長谷川は凪子の愛液を指ですくい、同じように乳首に塗ると、美味しそうに吸っている。

左右交互に長谷川はその行為を繰り返している。熱い唾液に満ちた長谷川の口の中で、乳首が喜びに震えてしまう。

ザーメンで身体中を汚されているのに、どうしようもなく感じてしまう。そんな自分が何故だか凪子は悲しかった。

「凪ちゃん、好きだ」
長谷川は芯に力がよみがえってきたペニスを凪子の下腹にこすり付けながら
再び情熱的なキスを求めてきた。

凪子は長谷川に唇を与えながら、
再び快感におぼれていく意識の中で
何故か聡を想い、胸がきゅんとなった。

続く。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

あなたの片想いを聞いてしまった夜

柴田はつみ
恋愛
「『好きな人がいる』——その一言で、私の世界は音を失った。」 公爵令嬢リリアーヌの初恋は、隣家の若き公爵アレクシスだった。 政務や領地行事で顔を合わせるたび、言葉少なな彼の沈黙さえ、彼女には優しさに聞こえた。——毎日会える。それだけで十分幸せだと信じていた。 しかしある日、回廊の陰で聞いてしまう。 「好きな人がいる。……片想いなんだ」 名前は出ない。だから、リリアーヌの胸は残酷に結論を作る。自分ではないのだ、と。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

離婚した妻の旅先

tartan321
恋愛
タイトル通りです。

不倫の味

麻実
恋愛
夫に裏切られた妻。彼女は家族を大事にしていて見失っていたものに気付く・・・。

降っても晴れても

凛子
恋愛
もう、限界なんです……

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

処理中です...