姉・凪子

しんた

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Part4:幸せ、だけど

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何かをおきざりにした気分のまま、
姉との同棲生活は続いていた。

凪子は月に一度のペースで、定期的に東京で仕事をするようになった。
姉は最近東京暮らしを考えているようだが、僕はこの幸せをいつまでも続けたい。

暑い夏がやってきていた。僕たちは恋人同士になって半年が過ぎた。


「聡、彼女作れば」

夕食の後、凪子がポツリと言った。
長い髪を頭の上でまとめ、Tシャツと短パンの凪子。むき出しの太股が眩しい。

「え、なんで? 目の前にいるじゃん」
「アタシは姉でしょ」
「・・・どうしたのいきなり」
「いきなりじゃないよ。・・・聡、大学でクラブとか入らないの」
「・・・」
「高校のとき、けっこう渋い音楽やってたじゃん。バイトもしないとまずいでしょ。小遣いとか。みんなで飲み行けないよ」

僕の胸の中のしこりが少しづつ大きくなってくる。

「あ、バイトは学校も落ち着いたからそろそろ探そうと思って。バンドもやるけど、メンバーがバラバラになったから、
夏になったらまた始めるよ」
「そう」

姉はそれきり黙った。片付けの後、おやすみと一言残し、自分の部屋に入って行った。


・・・
「は、あぁあ」
僕の目の前で凪子の股間がしとどに濡れている。クリトリスの上に膣口がのぞき、さらにその上にアナルが見える。

凪子は逆さまの体勢で僕の上に乗り、ペニスをしゃぶっている。こうして1時間近くお互いの性器と戯れているのだ。

姉とのシックスナインには果てがない。
温かで柔らかな凪子の太股の間に、僕は顔を突っ込む。そして凪子のメスの匂いのする性器を口で丁寧に舐める。そこは赤くただれたように充血し、回りまで十分に潤っている。

ピチャピチャ
「はぁん」
チュッ、プチュッ
「うっうぅ」

僕のペニスは鉄のように最大限に硬直し、姉のヴァギナはとろとろに蕩けている。
それでもまだ挿入しない。
お互いがお互いの性器をコントロールしながら、高まる寸前の快感を持続させているのだ。

同じ母親から生まれた二人は、その辺のコミュニケーション能力が高いのだろうか。まるで一つの同じ脳を共有しているような、錯覚さえ覚える。

ズッ、プチャ、プチョ
姉の尻を広げ、陰唇を両手の指で左右に開く。むき出しにしたクリトリスとその周辺にキスをあびせる。
そして左右のビラビラに吸い付きながら舌を這わせ、中心のくすんだピンクの穴に溜まる液体をジュッと吸いこむ。

「はっ、アン、ああぁ!」
そして姉が高まってくるとスッと引く。
それをもう何度も何度も繰り返している。僕の顔はもうベトベトで、その皮膚感覚さえ快感に感じる。

ブッ、ズニュ、プッ、
姉のフェラチオが本格化し始めた。先端が姉の口にすっぽり収まった。先程まで、僕の陰毛に顔を埋め、その匂いを嗅ぎながら、ペニスの根元、股の付け根に執拗に舌を這わせていた凪子。
その頭が10センチ近く上下に動く。長い髪が大きく乱れる。口腔を性器に見立てたストロークだ。
姉は両手で僕のペニスの根元と睾丸を包むと、ピストンを早める。
姉の熱い口の中でペニスが翻弄される。
ああ、なんて気持ちいいんだろう。
全身が巨大なペニスになったようだ。

姉の口に含まれた部分から、快感の波が、全身に行き渡る。
「ぶっ、チュプッ、ジュル」
姉の頭が上下するたびに、長い髪が僕の太股や脇腹をくすぐる。
ときおりザラっとした熱い舌が亀頭の周りをくるりと回転する。
そして姉が口内をきゅっと締め、ペニスを思い切り吸いこんだ。
「う、ぁああ」
快感の大波が背筋を抜けた。
たまらず睾丸が射精の準備に入る。

姉と暮らし始めた当初、僕はいつもこのまま射精してしまった。
濃密な汁がどくっ、どくっと姉の口の中に飛び出すと、姉はそれをためらいなく飲みこんでくれる。
姉は射精中のペニスに最大の快感を与えんと、そのタイミングに合わせて口のストロークを続ける。
そして僕が吐き出した精液が口の中を満たすと、姉はそれを唾といっしょにごくりと飲みこむ。
射精が収まると、姉はペニスに再び吸い付き、舌で亀頭のカリになどに残る精液を舐めとってくれた。
姉の口から出てきたペニスは、いつも湯上がりのようにほてり、そして清潔だった。
僕は姉の口を汚すことに精神的な満足を感じた。姉の口に精子を吐き出す行為は、肉体面、精神面で僕を虜にしたのだ。

でも、いつの日かから姉の口内での射精は控えるようになった。
弟として姉に世話をされているような気分に陥ったこともあるが、女として僕の前で乱れる姉の姿に、男の征服感を見い出したのかもしれない。

・・・
僕は反撃に移る。
凪子の尻を大きく左右に広げると、膣口に舌を固くして差しこみ、思い切りストロークした。

「ヒャッ、やあぁ」
思わず凪子は口を離す。
そして白くて張りのある尻を動かし、舌がちょうどよい位置に当たるように調整する。
ひわいな動きだ。
僕はその位置で尻をがっちり固定すると、舌のピストンを加速させる。
舌が深々と凪子の穴に進入する。
そこは熱くただれ、酸味を帯びている。
凪子の中でときおり舌を暴れさせる。

ネチョッ、ズチョッ、ブッチョ
いやらしい音が凪子の飾り気のない部屋に充満する。
「はっ、や、ね、ぇ...」
姉が要求、した。
僕は姉を自分の上から降ろすと、組み敷いた。

凪子は背中のブラのあたりまで髪を伸ばしている。
茶髪にもせず、そのままの黒のロングヘアーだ。
これはモデルという職業上の理由もあるようだが、姉は昔からこうだった。
そのロングヘアーがベッド一面に乱れながら広がっている。
苦しげに目をつぶり、熱い息を吐く姉。
裸の腰がもの欲しげに細かくうごめいている。

僕は姉の両足を両手で抱え、ペニスを姉の陰毛に乗せる。
そのままザラザラした丘の感触をペニスの裏側で楽しむ。
「聡」
「姉さん」
僕は姉の口を吸う。
舌とともに姉の熱い唾液の吸い取る。

「聡、して」
「姉さん、好きだ」
「・・・めちゃめちゃにして」
「どこにも行くなよ」
「・・・来て」

僕はゆっくり姉の中に入っていく。
ペニスが進むたびに姉のヒダから快感の波が伝わってくる。最近、姉の方が挿入時の快感が深いような気がする。

最後までペニスを差しこむと、スプーンでコーヒーのクリームを混ぜるように
ゆっくり二人の粘膜を馴染ませていく。
ペニスとヴァギナが一つの生き物のように調和し、そこからヌトヌトと鼓動のように快感が脈打ち始める。

僕は姉の両足を左右に大きく開くと、
姉の顔を真下に見る。
そして、ストレートで勝負するピッチャーのように、姉の膣にペニスを思い切り打ちこむ。
ズンッ、、ズンッ、、ズンッ
「ひゃぁあ、あっ、はうぅぅ!」
姉は目をつぶり、頭を左右に振る。

ズンッ、ズンッ、ズンッ
重いストレートが姉の股間に吸いこまれる。

「あっ、はぅ、あぁ、ふかい!」
姉の眉間にしわが寄る。
そんな表情さえ魅力的だ。
僕は姉の性器を出入りするペニスを眺める。
ペニスは姉の愛液で光り、そのままスっとはまっていく。性器が深々と密着すると、二人の陰毛が一つになる。
僕は、ストレートのピッチを早める。
ズッ、ズッ、ズッ
「姉さん、素敵だ。気持ちいいよ」
ズッ、ズッ、ズッ
「あぅう、もうイっちゃう、あ、やぁ」
ズッ、ズッ、ズッ
「ハゥ!ハァ!」
姉の呼吸が荒くなり、ペニスへの締め付けもきつくなってきた。
ズッ、ズッ、ズッ
「ああ、飛んじゃう!」
凪子は固く目をつぶり、大きくのけぞった。
僕は最後のストロークを容赦なく打ちこんだ。
「あはぁぁぁ!」

・・・
姉がイった。
僕はストロークのペースをスローダウンし、射精を堪え、キュキュと痙攣する凪子の膣を味わう。
僕はゆっくりと腰を回しながら、凪子に被さり、眠るシンデレラにねっとりと唾液を絡めたキスをする。
姉の性器の中でペニスを泳がせながら、放心する姉の顔をべろべろと舐める。

目、耳、頬。顔中甘い味がするのが不思議だ。
しばらくして姉が反応した。
「姉さんイかせて」

僕は姉をまたぐと、満タンの精液で爆発寸前のペニスを姉の眼前に付き出す。
姉は夢ごこちのまま、右手でペニスを握ると、手をゆっくり動かし始めた。
親指と人差し指の輪でカリを刺激する。
ああ、もう沸騰してきた。
「姉さん、出るよ」
「うん・・・」
僕はもう堪えない。
ペニスが姉の指で与えられた快感に素直に反応する。
「ああ、いく」
腰の辺りで快感がはじけた。

ビュッ
亀頭の先端から最初の濃厚なザーメンが飛び出す。
それは、姉の右の頬と髪を汚した。

ビュッ
次に姉の閉じたまぶたを襲った。
目に入ったかもしれない。

ビュッ
姉は頭を起こしそれを舌で受け止めようとしたが、勢いよく鼻まで到達した。

ビュッ
今度こそ白い液体が姉の舌の上にはじけた。
そしてそのまま姉は口の中で僕の射精の残りを受け止めた。
姉の喉が上下する。
僕は腰の辺りがすっと軽くなり、心地よい脱力感に包まれた。

そのまま姉を抱きしめ、自分の精液のついた髪にかまわず顔を埋めた。

僕はまどろみの入り口で幸福だと思った。
そのとき、
「聡、幸せ、だけど悲しい」
僕の髪を指で梳きながら、姉がつぶやいた。

僕は失うものの大きさに立ち向かうことができないだろう。
「いやだ」
僕は赤ん坊のように、姉さんの髪の甘い匂いを胸一杯に吸い込んだ。

何故だか、目から涙が溢れてきた。


続く。
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