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解明編
アビリティ保持者・続
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「うおおおお!!」
「はああああ!!」
樹と吉田の戦いは増々激化していく。その凄まじい闘気による余波が、離れた場所で静観している凜のもとにまで届く。
(ふむ。そろそろかな。)
凜は二人の戦いを見ながら何かを悟る。すると。
「はぁ、はぁ。ちっ、これじゃあらちが明かねえ」
「はっ。ならどうするよ。おとなしくお縄につくか?」
樹が挑発気味に吉田に言う。
「ハッ。冗談だろ。・・・らちが明かねえなら、こうすんだよ!!」
吉田が叫ぶと同時に彼からもの凄い闘気が溢れ出したかと思えば、その闘気が吉田の両腕に集束し、鋭利な刃を作り出した。
「てめえには初めて見せるな。これがおれのアビリティだ!」
「ほう。ずいぶん切れ味良さそうじゃねえの」
「おうよ。こいつならどんなもんでも簡単に切っちまう。気をつけろよ。いくら頑丈なてめえでもこいつを凌ぐのは至難の業だぜ?」
「そうかよ」
吉田の言葉に短く応えた樹は再度構える。
「ちっ。いつまでも余裕こいてんじゃ・・・ねぇ!!」
強く踏み込んで肉迫し横向きに刃を一閃する吉田。その速度はアビリティを発動する前の比ではなかった。
「ッ・・・!!」
そのことに多少驚いた樹だが、構えを崩すことなく躱してみせた・・・はずだったが、右腕に少し切り傷が入っていた。だが驚く間もなく吉田がさらに刃を振るう。
何とか致命傷を避けつつ躱すも、このままではまずいと思い大きく後方にバックステップして距離を取る。
「クハハ! ずいぶんボロボロになったじゃねえか秀道よぉ!」
煽るように言い放つ吉田に対し、樹は冷静に現状を分析し、「(しゃあねえか。)・・・ふぅ」と呼吸を整え目を瞑り、集中する。
(ん?なんだ?)
その様子を見た吉田は奇妙に思いながらも警戒しつつゆっくりと樹との距離を詰めていく。そして一気に踏み込もうとした瞬間・・・今度は樹から凄まじい闘気が溢れ出し、周囲の空気を震わせる。
「うおっ!! な、なんだ!? これぁ・・・闘気か!?」
腕で顔を塞ぎながら驚いた声を上げる。
しばらくしてようやく落ち着いたとき、樹の全身が青色の闘気で覆われていた。
「わりぃ。待たせたな」
「・・・そいつがてめえのアビリティか?」
「ああ。こいつで得られる効果は二つある」
指を二本立てて言葉を続ける。
「一つは身体能力の強化だ。通常のぉ・・・まあざっと3倍ってところだ。んで、もう一つはこの全身を覆っている闘気。こいつぁいわば鎧だな。それも相当硬い。お前のアビリティの刃でも通さねえと思うぜ」
「言うじゃねえか。なら本当に通らねえかどうか・・・試してやるよ!!」
樹との距離を一気に詰め、刃を突き立てた。しかし――ガキンッ! という音だけが響き渡る。吉田の刃を樹の鎧は通さなかったのだ。
「なっ!! バカな!!」
その事実にたまらず驚く吉田に対し、樹は笑って「ほらな」と得意げに言った。
「くそっ!!」と悔し気に言いながら立て続けに攻撃を続けるも、結果は変わらずただ吉田は疲弊していった。
「はぁ、はぁ、くそっ。こんなことがあってたまるか。おれは・・・まだ!!」
「どんだけやっても結果は変わんねぇよ。・・・もうあきらめろ。お前の負けだ」
「ッ・・・! 勝負はまだ、ついてねぇ!!!」
再度切り掛かろうとする吉田に、樹はため息をつきながら右の拳を握った。
「お前じゃ俺には勝てねぇ。それが事実だ・・・ッ!」
左足を踏み出し、大きく振りかぶった拳はうねりを上げて吉田の顔にクリーンヒットした。
「ガッ・・・!?」
吉田の体は大きく吹っ飛び、後方のビルの外壁にぶつかった。そして地面に倒れた吉田は気絶したのかそれ以上動くことはなかった。
気を失った不良集団がいるとアライブに通報し、そそくさと現場を離れた凜たちは一息つこうとカフェに立ち寄った。
「んっ・・・ふぅ。 やっぱりここの紅茶はおいしいなぁ」
一つ息を吐き、ティータイムを楽しむ凜に、樹が「あぁ・・・大将」と少し恥ずかしそうにしながら話しかける。
「ん?」
「その、今回は世話になっちまったな。礼を言うぜ」
「ああ、別にいいって。さっきも言ったけど、他でもない樹の頼みだしね」
「・・・そうか」
樹は少しだけ嬉しそうな顔をした。・・・しばらくティータイムを楽しんでると、凜がふと思ったことを口にした。
「そういや・・・なんで吉田は突然アビリティを使えるようになったんだろ?」
「? というと?」
「ほら、アビリティって本来なら10歳前後で発症するでしょ? でも樹の話を聞いた限りじゃ20歳前後で使えるようになったんだよね?」
「発症っていうと病気みたいだけど・・・」なんて言いながらも考えをやめない凜。
そう。アビリティは世界の人口の約6割が持ち、その全てが10歳前後で発症する。しかし吉田は樹が知る限りその歳で発症はしていない。そして現在は20歳近く。おかしいと思うのは当然であった。
「あっ、確かにそうだな。・・・なんでだ? そりゃ何事にも例外はあるだろうが」
「うーん。なんにしてももっと早くに疑問を抱くべきだった。吉田に直接聞けないのは痛いかも」
「ま、今頃はもうアライブに身柄を確保されてる頃だろうな。諦めるしかねぇだろ」
悔しそうにする凜に樹がフォローする。
「いずれにせよ、このことを放置しておくのは少しまずい気がするし、調べておきますか。・・・紅羽が」
「自分じゃねぇのかよ。・・・あいつのことはいけ好かねぇが、今回ばかりは同情するぜ」
凜にジト目を向けつつ、今も凜の帰りを待っているであろう紅羽に同情する樹だった。
「はああああ!!」
樹と吉田の戦いは増々激化していく。その凄まじい闘気による余波が、離れた場所で静観している凜のもとにまで届く。
(ふむ。そろそろかな。)
凜は二人の戦いを見ながら何かを悟る。すると。
「はぁ、はぁ。ちっ、これじゃあらちが明かねえ」
「はっ。ならどうするよ。おとなしくお縄につくか?」
樹が挑発気味に吉田に言う。
「ハッ。冗談だろ。・・・らちが明かねえなら、こうすんだよ!!」
吉田が叫ぶと同時に彼からもの凄い闘気が溢れ出したかと思えば、その闘気が吉田の両腕に集束し、鋭利な刃を作り出した。
「てめえには初めて見せるな。これがおれのアビリティだ!」
「ほう。ずいぶん切れ味良さそうじゃねえの」
「おうよ。こいつならどんなもんでも簡単に切っちまう。気をつけろよ。いくら頑丈なてめえでもこいつを凌ぐのは至難の業だぜ?」
「そうかよ」
吉田の言葉に短く応えた樹は再度構える。
「ちっ。いつまでも余裕こいてんじゃ・・・ねぇ!!」
強く踏み込んで肉迫し横向きに刃を一閃する吉田。その速度はアビリティを発動する前の比ではなかった。
「ッ・・・!!」
そのことに多少驚いた樹だが、構えを崩すことなく躱してみせた・・・はずだったが、右腕に少し切り傷が入っていた。だが驚く間もなく吉田がさらに刃を振るう。
何とか致命傷を避けつつ躱すも、このままではまずいと思い大きく後方にバックステップして距離を取る。
「クハハ! ずいぶんボロボロになったじゃねえか秀道よぉ!」
煽るように言い放つ吉田に対し、樹は冷静に現状を分析し、「(しゃあねえか。)・・・ふぅ」と呼吸を整え目を瞑り、集中する。
(ん?なんだ?)
その様子を見た吉田は奇妙に思いながらも警戒しつつゆっくりと樹との距離を詰めていく。そして一気に踏み込もうとした瞬間・・・今度は樹から凄まじい闘気が溢れ出し、周囲の空気を震わせる。
「うおっ!! な、なんだ!? これぁ・・・闘気か!?」
腕で顔を塞ぎながら驚いた声を上げる。
しばらくしてようやく落ち着いたとき、樹の全身が青色の闘気で覆われていた。
「わりぃ。待たせたな」
「・・・そいつがてめえのアビリティか?」
「ああ。こいつで得られる効果は二つある」
指を二本立てて言葉を続ける。
「一つは身体能力の強化だ。通常のぉ・・・まあざっと3倍ってところだ。んで、もう一つはこの全身を覆っている闘気。こいつぁいわば鎧だな。それも相当硬い。お前のアビリティの刃でも通さねえと思うぜ」
「言うじゃねえか。なら本当に通らねえかどうか・・・試してやるよ!!」
樹との距離を一気に詰め、刃を突き立てた。しかし――ガキンッ! という音だけが響き渡る。吉田の刃を樹の鎧は通さなかったのだ。
「なっ!! バカな!!」
その事実にたまらず驚く吉田に対し、樹は笑って「ほらな」と得意げに言った。
「くそっ!!」と悔し気に言いながら立て続けに攻撃を続けるも、結果は変わらずただ吉田は疲弊していった。
「はぁ、はぁ、くそっ。こんなことがあってたまるか。おれは・・・まだ!!」
「どんだけやっても結果は変わんねぇよ。・・・もうあきらめろ。お前の負けだ」
「ッ・・・! 勝負はまだ、ついてねぇ!!!」
再度切り掛かろうとする吉田に、樹はため息をつきながら右の拳を握った。
「お前じゃ俺には勝てねぇ。それが事実だ・・・ッ!」
左足を踏み出し、大きく振りかぶった拳はうねりを上げて吉田の顔にクリーンヒットした。
「ガッ・・・!?」
吉田の体は大きく吹っ飛び、後方のビルの外壁にぶつかった。そして地面に倒れた吉田は気絶したのかそれ以上動くことはなかった。
気を失った不良集団がいるとアライブに通報し、そそくさと現場を離れた凜たちは一息つこうとカフェに立ち寄った。
「んっ・・・ふぅ。 やっぱりここの紅茶はおいしいなぁ」
一つ息を吐き、ティータイムを楽しむ凜に、樹が「あぁ・・・大将」と少し恥ずかしそうにしながら話しかける。
「ん?」
「その、今回は世話になっちまったな。礼を言うぜ」
「ああ、別にいいって。さっきも言ったけど、他でもない樹の頼みだしね」
「・・・そうか」
樹は少しだけ嬉しそうな顔をした。・・・しばらくティータイムを楽しんでると、凜がふと思ったことを口にした。
「そういや・・・なんで吉田は突然アビリティを使えるようになったんだろ?」
「? というと?」
「ほら、アビリティって本来なら10歳前後で発症するでしょ? でも樹の話を聞いた限りじゃ20歳前後で使えるようになったんだよね?」
「発症っていうと病気みたいだけど・・・」なんて言いながらも考えをやめない凜。
そう。アビリティは世界の人口の約6割が持ち、その全てが10歳前後で発症する。しかし吉田は樹が知る限りその歳で発症はしていない。そして現在は20歳近く。おかしいと思うのは当然であった。
「あっ、確かにそうだな。・・・なんでだ? そりゃ何事にも例外はあるだろうが」
「うーん。なんにしてももっと早くに疑問を抱くべきだった。吉田に直接聞けないのは痛いかも」
「ま、今頃はもうアライブに身柄を確保されてる頃だろうな。諦めるしかねぇだろ」
悔しそうにする凜に樹がフォローする。
「いずれにせよ、このことを放置しておくのは少しまずい気がするし、調べておきますか。・・・紅羽が」
「自分じゃねぇのかよ。・・・あいつのことはいけ好かねぇが、今回ばかりは同情するぜ」
凜にジト目を向けつつ、今も凜の帰りを待っているであろう紅羽に同情する樹だった。
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